第二新卒によくある転職の失敗パターンは?
同じ失敗を繰り返さないためには?
大手転職サイト「マイナビ転職」では、すべての求人のうち、約80%が第二新卒を歓迎しています※。
業種・職種を問わず転職のチャンスが広がっている第二新卒ですが、「また会社選びを失敗するわけにはいかない」「今度こそ自分に合っている会社を選ばなくては」とプレッシャーを感じている人が多いでしょう。
第二新卒が転職で失敗しないためには、よくある失敗の事例を知っておき、対策する必要があります。
今回は第二新卒によくある転職失敗のパターンと、第二新卒の転職はどうしたら成功するのかを解説します。
- 第二新卒に多い転職失敗例は、「会社を辞めることが目的になってしまう」「目先の良い条件につられてしまい、キャリアプランが明確ではない」
- 第二新卒が転職を成功させるには、「ネガティブな内容はポジティブに変換して伝える」「希望条件を明確にする」「新卒との違いを意識してアップデートする」
※マイナビ転職|「第二新卒歓迎」ピクトを付ける求人割合/2023年2月13日調べ
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
第二新卒の転職が失敗に陥りやすい原因
第二新卒が転職において失敗に陥りやすい原因には同じようなケースが多いです。
そのためこれから成功を目指すためにも、よくある失敗に陥りやすい原因を把握し、できるだけ回避する策を考えることが大切です。
POINT
- 転職理由がまわりの人や環境のせい
- やめる理由が明確にできない
- 退職が目的になり理想が明確になっていない
- 転職対策が新卒の就活のまま
- 自己分析がアップデートされていない
- 大手や人気企業ばかりうけてしまう
- 目先のいい条件につられてしまう
- すでに退職してしまった
- 職場の人間に相談してしまう
一つ一つの原因をもう少し細かく解説していきます。
転職理由がまわりの人や環境のせい
「上司が気に食わない」「会社が融通が利かなくてうまくいかない」など、まわりのせいにばかりしていては、結局転職ができても、また同じような悩みに直面します。
どんな理由であれ、結局その会社への入社を決めたのは自分です。
自らがその選択を行ったのにもかかわらず環境が人がと責任転嫁をし、根本から解決をしようと努力をしなければ、転職先でもまた同じような理由で退職してしまいがちです。
やめる理由が明確にできない
転職活動において、退職をした理由を明確に説明できますか?
何か目的をもって転職活動に臨んでいるわけでないのであれば、採用担当者としても「入社してもまたすぐ辞めてしまうのではないか」「忍耐力が無いのでは」と、ネガティブな評価になりかねません。
第二新卒の市場は需要が高まってきているものの、このようにすぐにやめてしまうような人材ではスムーズに転職活動を進めていくのは難しいでしょう。
退職が目的になり自分の理想が明確になっていない
やめる理由が明確でないのと同様に、辞めることが目的となっている場合も注意です。
自分のキャリアプランが明確になっていないと、軸がしっかりと定まらず、とにかく目についた求人に飛びつきがちです。
無計画に転職活動を進めても、結局入社してから「しっくりこない…」と感じ、また再転職活動に…なんてことになりかねません。
転職対策が新卒の就活のまま
第二新卒の市場と新卒の就職活動では、そもそも市場から求められることが異なります。
新卒の時のように、とにかくポテンシャル重視であったり、学生時代に力を入れたことを得意げに話していても、「じゃあ新卒で入社した会社で何やってたの?」なんて言われてしまいます。
第二新卒の転職市場で求められることを理解して、現状に合わせた対策を行わないと、いつまでたっても転職成功にもっていくのは難しいでしょう。
自己分析がアップデートされていない
同様に、自分の自己分析がアップデートされていないケースも多いです。
第二新卒は新卒の就職活動と異なり、よりビジネスマンとしての視点を求められます。
学生時代に取り組んだことではなく、前職では問題解決のためにどのように思考し、行動をしてきたのかをアピールすることができなければなりません。
大手や人気企業ばかりうけてしまう
第二新卒枠を狙って大手や人気企業ばかり受けていては、なかなか内定をゲットすることはできません。
とくに大手企業などの第二新卒枠は、新卒の就職活動よりも採用人数も少なく狭き門です。
また第二新卒は新卒の就職活動と違い、短期間であっても社会人としての経験やスキルなどを求められます。
その上で、他社の優秀な人材を引き抜くくらい、厳しい基準で採用活動が行われるのです。
そのため並大抵の対策では、狭き門を潜り抜けることができません。
何とか第二新卒枠で潜り込めないかな…というようなノリで転職活動を進めてしまうと、「なかなか内定をゲットできずに時間だけが過ぎていく…」なんてことになりかねません。
目先のいい条件につられてしまう
転職活動の軸や、転職先に求めることがはっきりとしていない場合も注意が必要です。
自分が優先したいことが明確でないと、福利厚生がいい・なんか良さそうと言ったように、目についた求人に飛びつきがちです。
いざ内定が決まって入社できたとしても、「実はブラック企業だった」「働いてみるとなんか自分に合わなかった…」など、ミスマッチとなり「失敗してしまった…」と感じてしまう人も多いのです。
すでに退職してしまった
早く次の就職先をみつけるためにも、今のところを早めにやめて就職活動に集中したいと考える人も多いです。しかしこれは非常に危険な判断です。
正直、転職活動は運やタイミングで決まることも多いです。
今働いているところをやめたからと、すぐに次の就職先が決まる保証はありません。その間に無収入となってしまうと、金銭的にもつらい状況が続いてしまうでしょう。
また就職活動がうまくいかず時間がかかってしまった際に、経歴のブランクの期間がとても多くなってしまいます。
採用担当者としても、ブランクの期間が長いと「今まで何をしていたの?」「こんなに長期間就職活動を行っていても決まらなかったのであれば、この人に何か問題があるのではないか?」と懸念されてしまいかねません。
職場の人間に相談してしまう
転職は非常に大きな決断です。
一人であれこれと考え出すと不安になってしまい、誰かに相談したくなりますよね。
しかし、転職について職場の同僚や上司に相談してしまうのは考えものです!
一人でも社員が減ってしまう事は、職場にとって思っている以上に負担がかかるもの。
同僚や上司に相談した場合、何としてでも引き留めようとしてくることが多いでしょう。
特に、ブラックな環境が原因で転職を考えた場合はなおさらです。
そうして辞めないように説得をされているうちに、せっかく固めた転職の決意が揺らいでしまい、転職の機会を逃してしまうことも…。
また、説得に応じて転職を思いとどまった場合、万が一また転職をしたくなった時に、転職の意向を切り出しづらくなってしまいます。
転職活動について誰かに相談をしたいときは職場の人間ではなく、転職エージェントや信頼できる友人などに相談しましょう。
企業が歓迎する第二新卒者の強み
第二新卒者が転職をする上では、企業が第二新卒者に求めている強みについて理解しておくことが大切です。
「企業が第二新卒者に求めている強み」とは、言い換えれば「第二新卒者が転職をする上で、最低限身につけておきたいもの」とも言えます。
では、具体的に企業が歓迎する第二新卒者の強みにはどのようなものがあるのでしょうか?
順番に解説していきます。
社会人としての基礎的な能力
一つ目にあげられるものは、「社会人としての基礎的な能力」です。
新卒者の場合、入社してからしばらくは正しい名刺交換のやり方や、失礼のない電話対応の方法など、社会人として非常に初歩的な部分から教育をしていかなければなりません。
一方第二新卒者の場合は、以前に実際の職場で経験を積んでいるため、こういった初歩的な研修を行う必要がありません。
採用後にすぐに実務の教育に移ることができるのは、新卒者の大きな強みでしょう。
企業側が育成しやすい
第二新卒者が転職する上での強みとしてもう一つ挙げられるのが「企業側が育成しやすい」という点です。
10年、20年と長期間努めた人間が転職する場合、前職での考え方やクセがなかなか抜けずに、新しい職場の研修や指導が進まないといった事があります。
こういった状況は教育する側の企業はもちろん、仕事を覚える側の転職者にとってもつらいですよね。
しかし仕事のクセがついてしまったり、前職の社風に染まりきったりする前に短期間で退職した第二新卒者であれば、新しい職場の研修がスムーズにいきます。
仕事に対する考え方や作業のクセを矯正するのは、研修を担当する先輩社員にとっても新しい職場に採用された転職者にとっても容易ではありません。
教育がしやすいという点は、第二新卒者の大きな強みの一つでしょう。
第二新卒の転職を逆転成功させるためには戦略的にすすめる
第二新卒の転職活動を成功させるためには、失敗しやすい原因をできるだけ回避しつつ、戦略的に進めることが大切。
新卒のときと同じ感覚で進めず、第二新卒用の転職用にアップデートさせて活動を進めていきましょう。
POINT
- 改めて自己分析をアップデート
- ネガティブな理由はポジティブな理由に変換する
- 今後のキャリアプランを明確にする
- 転職先に求める条件を明確にする
- 次が決まるまでは退職しない
- ポテンシャルをしっかりアピール
- 理由にすべて根拠を話せるようにする
- エージェントなどプロの力を借りる
- 企業リサーチに力を入れる
- 数年後の自分を熱く語る!
- 志望動機は必ず企業ごとに用意する
- 完成度の高い応募書類を作成する
- 面接のシミュレーションも忘れずに
改めて自己分析をアップデート
転職活動においても、自己分析が大切です。転職失敗の原因にもある通り、新卒の時と同じような自己分析の使いまわしでは、転職成功させるのは難しいでしょう。
第二新卒として転職活動を進める今の自分にフォーカスした、新たな内容にアップデートしていくことが大切です。
POINT
- なぜ第二新卒として転職活動を行うのか
- どのようにありたいのか・その考えに至った理由は
転職活動を行う理由や自分の強み・弱み、問題に直面した際にどのように思考し対処をしたのかなどを整理しておくことが大切です。
ネガティブな理由はポジティブな理由に変換する
退職に至った理由の中には、「上司と馬が合わなかった」「ブラック企業であった」など、ネガティブな理由であるケースも多いでしょう。
たとえ事実であったとしても、ネガティブな理由をそのまま伝えるのはあまりいい印象を持たれません。
そのため理由を聞かれても、いかにポジティブな表現に変換ができるかがカギとなります。
一例
- 成長できる機会が限られており、限界を感じていた。
- 個人戦での業務が多かったが、チームで切磋琢磨し、お互いを高められる環境に移りたかった
- 新規営業ももちろん大切だが、既存の顧客を大切にする仕事に移りたかった
よりポジティブな内容に変換して、かつ自己分析で見つけた強みや志望動機に絡めていけるとより一貫性のある内容になり、転職する理由に説得力を付けることができるでしょう。
今後のキャリアプランを明確にする
今後自分がどのようなキャリアを積んでいきたいのかを明確にすることも大切です。
ここがしっかりと決まっていることで、次に自分が目指すべき場所が明確になります。
求人探しにも指標ができるため、企業研究もしっかり行うことができ、より入社してからのミスマッチを防ぐことができるでしょう。
転職先に求める条件を明確にする
転職先に求める条件も明確にし、優先順位を付けておきましょう。
前職をやめるきっかけになった理由や、実際に働いていく中で譲れないポイントなどをできるだけ洗い出し、リスト化をしておくことがポイントです。
ここがはっきりしていないと、いざ求人をチェックした際に「福利厚生もいいし、なんとなくいいかも」と決めてしまい、実際に働くと「通勤時間が大変、アクセスが不便」「残業手当がなかった」など不満が出てきてしまったりするものです。
前職での反省点も踏まえて、次の職場では譲れないポイントを洗い出しておきましょう。
チェックリストを作るとより求人比較がしやすい
自分が転職先に求める条件を洗い出したら、表にしておくことをおすすめします。
表にしておくことで、いい求人が複数あった際に表に書き込んでいき、比較をしていくことができます。
サンプルとして下記に一例を作成しました。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
職種 | 営業事務 | 総務・人事 | 営業事務(コールセンター) |
給料 | 18万 | 18万(研修中は17万) | 17万 |
勤務時間 | 9:00~18:00(8h) | 9:30~18:00(7.5h) | 10:00~19:00(8h) |
通勤時間 | 電車30分+徒歩5分 | 電車40分、駅直結 | バス15分+徒歩5分 |
休日 | 125日:土日祝、年末年始と夏季休暇アリ | 120日:月1土曜出勤アリ、年末年始休み | 120日:休みはシフト制、年末年始は交代で休暇 |
残業時間 | 月30程度 | 月20h程度 | 繁忙期は20hほど、閑散期はほぼ残業なし |
残業代 | 月20hまでは見込み残業代込み | 月45h見込み残業代込、別途支給なし | あり |
手当 | 家賃手当2万、他資格手当あり | とくになし | とくになし |
社保 | 社保完備 | 社保完備 | 社保完備 |
「やりたいことはA社だけど、家からの近さや残業が無いC社も良いな…」といったように、自分が求める条件に対し、根拠をもって比較をすることができます。
気になる企業をすぐに比較することができるため、選ぶ際の基準にも使えるでしょう。
他にもいくつか内定が決まったあとに入社する会社を決めるために比較をするのにも使えます。重視しておきたいポイントはできるだけ書き出して置き、入社後のミスマッチを少しでも少なくしましょう。
次が決まるまでは退職しない
できれば、次に入社する会社が決まるまでは、今働いている会社で働きながら転職活動を進めましょう。
転職先がすぐに決まる保証はありませんし、もし転職活動に時間がかかってしまった場合、その間の収入が絶たれてしまうのは非常に痛いです。
そうなると、とにかく仕事を決めなければと内定が優先となってしまい、結果ミスマッチの会社に入社してしまいかねなくなります。
早く辞めたい…とは思うかもしれませんが、より自分にあった企業に入社を目指すためにもすぐにはやめず働きながら就職活動を進めていきましょう。
仕事も忙しくて働きながら活動はきつい…という人は、第二新卒向けの転職エージェントを利用するのも良いでしょう。
求人紹介だけでなく、企業とのやりとりもすべてエージェントが行うため、自分は面接などに出向くだけで済みます。働きながらの転職活動でも妥協することなく次に進む準備に取り掛かれるでしょう。
おすすめのエージェントは、この記事の下部でもご紹介しています。
ポテンシャルをしっかりアピール
スキルよりも本人のポテンシャルを重視する新卒と就職活動とは違うと紹介はしていますが、だからといって第二新卒ではチェックされないわけではありません。
第二新卒の転職でも、ポテンシャル面でのアピールは非常に大切ですし、採用担当者も重視してチェックしている項目と言えるでしょう。
転職市場における第二新卒は、新卒よりは最低限のビジネスマナーを持った即戦力として働ける人材であるという点が注目されています。
それと同じくらい第二新卒の転職活動では「新卒のように向上心や学ぶ姿勢がある」と言ったようなところも求められています。
そういったニーズであることを理解しつつ、ポテンシャル面もアピールしていくことが大切であることを念頭に入れておきましょう。
とにかく「この子なら向上心をもって取り組んでくれる」「一緒に働く人たちともうまくやっていけそう」と思わせられるようにすることが大切です。
理由にすべて根拠を話せるようにする
志望動機・退職理由、ほかにも、とにかくすべて明確な根拠を話せるようにしておくことが大切です。
「なんとなく」「理由は無いけど」と言うような、根拠がない理由であると「うちに入社してもすぐ辞めるのではないか」と思われてしまう懸念があります。
ネガティブな理由をポジティブなものに変換することでも同じですが、なぜその選択をしたのか、なぜ御社を志望したのか、など、とにかく理由を尋ねられた際にしっかりと答えることができると良いでしょう。
エージェントなどプロの力を借りる
転職エージェントなどを利用するのも、有効な方法です。
特に働きながら第二新卒枠で転職活動を進めていくのは、何かと厳しい場面もあります。
特に1社目の新卒の間は何かと忙しくなかなか転職活動と両立させるのは至難の業です。
そこで転職エージェントをりようがおススメです。第二新卒こそ、転職エージェントを利用すべきと言えます。
POINT
- 自分に合った求人を紹介してもらえる
- 企業とのやりとりはすべてコンサルタントが行う
- 書類の添削や面接練習なども対応してくれる
- ビジネスマナー研修などの就活講座も開かれている
- 内定後の条件交渉や、現職の退職のコツも教えてもらえる
上記のようにメリットも多く、働きながらでも無理をせず転職活動を進めていくことができます。
第二新卒の転職失敗を回避して、成功に導いていくためにもエージェントを利用しない手はないでしょう。
企業リサーチに力を入れる
ここまで何度も自己分析についての大切さについて解説をしてきました。
しかし、自分を見つめなおすだけでは転職の対策としては不十分です。
そこで取り組むべきものとして、「企業リサーチ」があります。
自分の強みやアピールできるポイントなどが固まり、応募したい求人が見つかった場合、その企業についてできる限りリサーチしましょう。
特にホームページがある場合は必ず目を通し、企業理念について理解しておくことは必須です!
「彼を知り己を知れば百選危うからず」という言葉があるように、応募先の企業についての深い理解は、面接対策を練るうえでも非常に役に立ちますよ!
数年後の自分を熱く語る!
企業にとって、第二新卒者の採用を考える上での最も大きな不安材料はやはり「ウチの会社もすぐにやめてしまうのではないか」と言うことです。
短期間で以前の職場を退職した第二新卒者がこうした懸念を受けることは、避けられない事として覚悟しましょう。
しかし面接の際に、その会社での将来のプランを詳しく提示すれば、こうした懸念も払しょくできます。
「研修期間にみっちりと基礎を習得した後は、レベルに応じて業務の質をあげてゆき、最終的には部署のリーダーとして部下をまとめたいと考えています」といったように、できるだけ詳細なプランを提示することで、面接官は「この人なら長くはたらいてくれそうだ」と意欲を評価してくれるでしょう。
志望動機は必ず企業ごとに用意する
「複数の企業に応募したものの、履歴書の志望動機を使いまわしている」というひとはいませんか?
志望動機の使いまわしはご法度です!
違う企業に、他に受けた企業と同じ志望動機を使いまわしてしまうと、面接の際に一貫性のない受け答えになってしまいます。
面接の受け答えでは一貫性が大変大事です。
志望動機を考える作業は大変ですが、企業にそった志望動機をつくりましょう!
完成度の高い応募書類を作成する
書類選考を設けている企業の場合、応募者の第一印象は応募書類でほぼ決まるといってよいでしょう。
可能な限りきれいな字を心がけるのはもちろんのこと、誤字や脱字がないか十分にチェックしてください。
応募書類を作成する上では、採用担当者が「この人と話をしてみたい!」と思うような完成度をめざしましょう!
面接のシミュレーションも忘れずに
自己分析や企業リサーチも終えて、完成度の高い応募書類ができあがっても気を抜いてはいけません。
実際の面接の場面をしっかりとシミュレーションまでして、ようやく面接対策が一段落するのです。
せっかく緻密な自己分析ができていたり、完成度の高い応募書類が出来上がっても、面接でよい受け答えができなければ、積み上げた苦労が水の泡になってしまいます!
第二新卒の転職を失敗を回避するためにもプロの力を借りる
第二新卒の転職でエージェントを利用する際は、第二新卒の支援の特化したエージェントを利用がおススメです。
通常の転職エージェントを利用してしまうと、いい求人があったとしても第二新卒は対象外であったり、3年以上の社会人経験必須の求人ばかり…となかなか自分にあったサービスや求人を受けることができないこともあります。
そこで第二新卒に特化したサービスがおススメです。
POINT
- ハタラクティブ
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- マイナビエージェント
- リクナビネクスト
- 第二新卒エージェントneo
- マイナビジョブズ
- UZUZ
ハタラクティブ
求人数 | 約10万件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
地方求人 |
ハタラクティブの特徴
- 経歴に自信がなくても転職成功できる
- アドバイザーのサポートが手厚い
- LINEでのカウンセリングが可能
ハタラクティブは、第二新卒や既卒になど若年層の就職支援に特化した就職エージェントです。内定率は80.4%と非常に高い数値を誇っています。
取り扱う求人は第二新卒や既卒など若年層を求めている企業ばかりのため、自分の条件に合った求人を効率よく探していくことができます。
特にハタラクティブはコンサルタントのサポートの手厚さも評判が高く人気のエージェントです。
第二新卒枠で転職活動を進めていきたいけど、いろいろ不安が大きい…という人でも自信をもって活動を進めていくことができるでしょう。
登録後は、担当のコンサルタントとの面談後に求人紹介が行われます。
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数が多いことに定評のある転職エージェントとして「doda」がおすすめです。
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マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
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また、キャリアアドバイザーが自分でも気が付かなかった長所や強みなどを引き出してくれますよ!
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- 求人数が多い
- 若年層向けの求人に強い
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業界屈指の求人数を誇るだけではなく、スカウトサービスもあるため、見落としていた優良企業から直接声がかかることもありますよ!
第二新卒エージェントneo
求人数 | 約15000件 |
---|---|
対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
地方求人 |
第二新卒エージェントneoも、第二新卒の就職サービスに特化したエージェントです。
コンサルタントへの相談のしやすさや、利用者満足度はナンバーワンを誇っており、第二新卒の転職時には利用しておきたいサービスの一つです。
第二新卒エージェントneoでは担当のコンサルタントが利用者一人あたりに対し平均8時間もの時間を割きます。手厚いサポートを受けたい人にはおススメです。
マイナビジョブ
求人数 | – |
---|---|
対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
地方求人 |
マイナビジョブは、20代の就職支援に特化した転職エージェントです。
人材大手のマイナビのグループ会社で、新卒の就職活動時にも利用した人も多いのではないでしょうか。
マイナビは特に若年層への支援を強みとしています。また新卒就職支援領域での企業とのつながりもあり、取り扱い求人も大手や優良企業の求人が多いことも魅力の一つです。
またプロのコンサルタントからの求人紹介だけでなく、企業からのスカウトが行われることも。
よりキャリアアップを目指していきたい、憧れの企業に挑戦してみたいという人にはマイナビジョブ20の利用もオススメです。
UZUZ
求人数 | – |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
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地方求人 |
UZUZも、第二新卒や既卒に特化した就職エージェントです。
UZUZのコンサルタントはほとんどが第二新卒や既卒で入社した人ばかり。そのためコンサルタントは自分の境遇に理解がある人が多いため、自身の経験に基づいた根拠のあるサポートを受けることができます。
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とにかくじっくり手厚いサポートを受けたいという人にはおすすめでしょう。
またしゅづ案で受けることができるビジネスマナー研修や、エンジニア職に就くための講座のUZUZカレッジといったスクールなども開かれており、より手に職を付けて対策をしたい人にもピッタリのサービスです。
第二新卒の転職失敗まとめ
第二新卒が転職に失敗したと感じるケースは、物事に対する考え方や思考がアップデートされていないことによるものと言えます。
これは第二新卒に限らず、転職を考えている全ての人に当てはまることでもあります。
そのときによる自分の立場や、時代に合わせて考え方をアップデートしたり、必要な対策を行うことが大切です。
また『第二新卒だから就活を成功することはできない』ということはありません。しっかりと対策を行うことで、第二新卒から逆転するチャンスも十分あります。
まずは自分のこれまでを、見つめなおしキャリア計画を立てたうえで、第二新卒の就職活動を進めていきましょう。
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