「めでたく同僚夫婦に子どもが産まれた!でも出産祝いって何を贈ればいいんだろう?」
「予算は?」
「そもそも出産祝いを贈るべき?」
など、いざ出産祝いを贈るタイミングが来ると、どうすればいいのか悩みますよね。
この記事では、職場で使えるおすすめの出産祝いやプレゼントの具体例、出産祝いを渡すときのマナーについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
同僚に出産祝いは渡す?渡さない?
同僚に新しい家族が増えるのは、とてもおめでたいことです。
しかし、相手との関係性によっては、「出産祝いを渡すべきか渡さないべきか」、正直迷うこともありますよね。
最初に覚えておきたいのが、「出産祝いを渡さない」=『必ずしもマナー違反になる』とはならないということ!
出産祝いは、必ず渡さなければならないものではないのです。
まずは、出産祝いを渡すか渡さないを考える基準を見ていきます。
出産祝いを渡した方がよいケース
まず大前提として、あなた自身が「お祝いしたい」と思える相手なら、上司・先輩・同期・後輩、どんな関係性であっても迷わずに出産祝いを贈りましょう。
出産祝いは気持ちを包むものなので、贈りたいと思えば贈ったほうがいいのは間違いありません。
「出産祝いを渡した方がいいのかな?」と迷った時は、次のシチュエーションに当てはまるなら出産祝いを渡した方がいいでしょう。
例えば、
- 自分に子どもが生まれた時に、出産祝いをくれた同僚に子どもが生まれた場合
- 日頃の業務で顔を合わせる機会が多く、円滑な人間関係を築きたいと思う相手の場合
などです。
出産祝いを渡さなくてもよいケース
「お祝いしたい」と思える相手なら、出産祝いを渡すかどうか悩む必要はありませんが、「渡した方がいいのかな?」と考えてしまう相手の場合は、冷静に判断しましょう。
例えば、社員数が多い職場で、普段ほとんど業務で関わらない同僚に、子どもが生まれたとします。
たくさんの人からお祝いしてもらえるのは嬉しい反面、その分お返しもたくさん準備しなければならなくなり、同僚の負担はどんどん大きくなってしまいますよね。
ある程度距離がある同僚の場合は、渡さないという選択肢もアリです。
出産祝いを贈ることで、かえって同僚に負担をかけてしまうケースもあるということを知っていれば、「あげるかあげないか」は少し楽に判断できますよね。
お祝いの仕方は物を贈りあうだけでなく、職場で見かけたときに「おめでとう」と一言伝えるだけでも、十分気持ちは伝わります。
「出産祝いを渡さないと、後々角が立つかもしれない…」と、変に深く考えすぎる必要はありませんよ!
出産祝いを選ぶときの3つのポイント
出産祝いのプレゼントを選ぶときに、知っておきたい3つのポイントを見ていきます。
同僚への出産祝いの相場
同僚への出産祝いの相場は、3,000円から5,000円です。
個人で出産祝いを贈る場合、あまり高額なプレゼントを贈ると、同僚に気を遣わせてしまいます。
出産祝いのお返しは半分返しや1/3返しが一般的。
そのため、同僚の負担が大きくならないように、プレゼントを選ぶ時は、5,000円以下に留めておくといいでしょう。
既に持っていそうな商品は避ける
せっかく贈るプレゼントだから、せっかくなら、まだ持っていないものを贈りたいですよね。
これはとても難しいですが、贈られる側が既に持っている可能性がある商品は、なるべく避けましょう。
ベビーキャリアやベビーカーなど、赤ちゃんが生まれて必ず使うもの・すぐ使うベビーグッズで少し大掛かりなものは、すでに購入済みの可能性が高いので、避けた方が無難です。
かなり距離が近い相手なら、事前に本人に確認したり、「いい商品を知ってるから◯◯をプレゼントしたい」と先に伝えるのもアリです。
どうしても良いプレゼントが思い浮かばない場合は、いくつあっても困らないおむつやタオルなどの消耗品が、定番ですがおすすめです。
いくつあっても困らない実用的なもの
悩んで悩んで、それでも良いアイデアが浮かばない時は、いくつあっても困らない実用的なものを選びましょう。
タオルやベビーウェアは、いくつあっても困らない定番のプレゼントです。
おそらく他の人とかぶる可能性大ですが、オムツやタオルは、何枚あっても足りなくなるので、もらった相手を困らせる心配はありません。
おむつケーキや名前入りタオルなど、ギフト用にかわいくアレンジされている商品を選んで、プレゼント感を演出するのもおすすめです!
連名で出産祝いを渡す場合の注意点
連名で出産祝いを渡す場合、人数が多いほどプレゼントも高額になります。
高額なプレゼントとしては、ベビーカーやチャイルドシートなどが定番ですが、そういった商品はすでに持っている可能性があります。
プレゼント選びで失敗しないためにも、事前に候補をいくつか絞り込んだ上で、贈る候補のものを「すでに持っているか、まだ準備していないか」を親しい人から聞いてもらうのが確実です。
また、お返しで同僚に負担をかけないためにも、1人当たりの金額は高くても5,000円までに留めましょう。
出産祝いにおすすめのプレゼント
ここからは、出産祝いにおすすめのプレゼントをご紹介します。
人気ブランドのベビーウェア
ベビーウェアは汚れやすいため、いくつあっても困らない実用的なプレゼント。
赤ちゃんのママが好きなブランドが分かっている場合は、そのブランドのベビーウェアを選ぶと、喜んでもらえること間違いなし!です。
赤ちゃんの成長が早いことを考えて、ベビーウェアを贈るときは、長く着られるよう少し大きめのサイズを選ぶといいですよ。
80cmサイズのウェアなら、生後半年から1歳ぐらいまで使えます。
大きめのサイズを選ぶ時は、季節感を考えることもお忘れなく。
例えば、7月生まれの赤ちゃんに、80サイズのノースリーブのベビーウェアを選んでも、半年後は極寒の冬になるので、残念ながら使えません。
生まれた月と季節を逆算して、洋服を選びましょう。
スタイ(よだれかけ)
スタイも汚れやすく、1日に何枚も取り替えるので、いくつあっても困らないプレゼントです。
スタイもベビーウェアと同様で、赤ちゃんの成長に合わせて使えるように、首周りのサイズを調整できるものを選ぶといいでしょう。
知育玩具
知育玩具も出産祝いの定番のプレゼントです。
知育玩具を選ぶ際は、木材やオーガニックコットンなど、赤ちゃんが口に入れても危なくない材質や形状を選びましょう。
音が出るもの、色が鮮やかなものなど、赤ちゃんの五感を刺激するような商品がおすすめです。
カタログギフト
何を贈ればよいのか決められないときの最終手段には、出産祝い用のカタログギフトがおすすめです。
家庭によって本当に必要なものはさまざまなので、本人に必要なものを選んでもらるカタログギフトは、贈る側も贈られる側も助かる便利なギフトといえます。
出産祝いの書き方
最後に、同僚に出産祝いを贈るときの、のし袋やのし紙の書き方をご紹介します。
個人で贈るときと連名で贈るとき、それぞれのケース別に見ていきましょう。
個人で贈る場合の書き方
個人で贈るときは、「蝶結び」の水引きを選びます。
のし上部の表書きには「御出産祝」、下部には自分(贈る人)の名前を記入します。
のしに記入する際は、ボールペンやサインペンではなく筆ペンを使いましょう。
連名で贈る場合の書き方
連名で贈るときも、水引は「蝶結び」を選びます。
のし上部の表書きは「御出産祝」で、個人で贈る場合と同じです。
3名以下で連名の場合は、下部に3人の名前を横並びで記入します。
4名以上の場合は、代表者の名前をのしの中央に、その左側に「外一同」と記入します。
代表者以外の名前は別紙に書いて、プレゼントの中や中包みに入れます。
同僚への出産祝い
今回は、同僚へ贈る出産祝いについてご紹介しました。
マナーももちろん大切ですが、1番大切なのは、あなた(贈る人)の気持ちです。
同僚にも自分にも負担にならない範囲でお祝いできるのが理想ですね!
プレゼント選びに困ったときは、今回ご紹介した内容を、ぜひ参考にしてみてください!
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