「銀行員として働いているけど、別の仕事へ転職したい」
と考えている人に向けて、今回はお話したいと思います。
メガバンクで働いていたとしても、大幅な人員削減、店舗の統廃合、ATI技術の台頭など、銀行員として自分の今後のキャリアを考えさせる要因が増えてくる中、自身の銀行員のキャリアを考える人も多いのでは。
こんな時、銀行員のみなさんが「転職」を考えたとしても無理ない話です。
他の職業に増して「向き不向き」がはっきりしている銀行員という仕事。
そんな銀行員が転職を考えた時、その転職活動を成功させるための秘訣をご紹介します。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
銀行員によくある転職理由
まずは銀行員の転職理由について解説します。
具体的には以下の通りです。
- ワークライフバランスがとれていない
- ノルマが高い
- 資格の勉強が多い
- 上下関係がしっかりとしている
- 将来性があまりない
これらについてそれぞれ解説します。
ワークライフバランスがとれていない
銀行員はプライベートと仕事のバランスがとりにくいとされてい舞うs。
特に大手銀行の場合、全国転勤になる可能性もあります。
また仮に全国転勤にならなかったとしても、平日の飲み会や土日のゴルフ接待などがあり、プライベートの時間を確保しにくいという方が多いですね。
日本の古くからある雰囲気や文化が浸透しているので、それらが嫌になり転職を検討することが多いです。
ノルマが高い
実は銀行員にはノルマがあります。
しかもちょっとしたノルマではなく、ハードルの高いノルマが用意されているため、仕事が厳しかったり残業が多くなってしまったり、負担も大きいです。
融資や金融商品のノルマが課されるので、自分の昇進のために必死に働かなければなりません。
マイペースに仕事を進めたいと考えている方には向いていませんね。
資格の勉強が多い
銀行員は金融商品を取り扱っている以上、さまざまな資格取得を目指さなければいけません。
具体的には以下のような資格を段階的に取得する必要があります。
- 証券外務員
- 生命保険募集人
- 損害保険募集人(一般)
- 生命保険募集人(専門)
- 内部管理責任者
入社後一年以内に取得しなければいけないことが多く、一年目に関してはほとんどプライベートの時間は無くなります。
資格の勉強以外にも、銀行員としての知識や財務、法律についても学ぶ必要があるので、それらが嫌になる方も多いです。
上下関係がしっかりとしている
銀行の仕事は従来の日本の雰囲気や制度が蔓延しているため、上下関係についてもしっかりとしています。
上下関係が厳しく、上が言っていることは絶対という社会です。
従わなければ出世することが難しくなるような世界なので、フランクな雰囲気で働きたいと考えている人にも向いていません。
将来性があまりない
銀行員は将来的にAIに代わってしまうといわれていますよね。
現に全国的に銀行支店は年々減りつつあります。
今後もAIに変わっていくことが想定されるため、職を失ってしまう可能性を考えて転職する方も多いです。
金融知識を持っていれば、働き手はいくらでもあるので銀行から転職するのもおすすめですね。
年齢別銀行員の転職先
銀行員が選ぶべき転職先は、その人の年齢によって違ってきます。
単純に年齢を重ねるほど、選択肢は狭くなり、できることも少なくなっていく印象です。
また、年齢を重ねると、感情としても「安定」を求めるので突飛な選択をしにくくなることもあります。
20代の銀行員は転職先が広い
20代の銀行員なら、転職先で動ける幅が広いです。
20代の銀行員は、そもそも金融というジャンルで仕事することに満足していない人が多いので、同じく金融系に転職する人は全体の2割程度におさまっています。
転職する20代銀行員の多くは、まだまだリストラを食らうリスクは少ないものの、将来への不安、先行きの未確定さに嫌気が差している人が多いです。
銀行員としての経験があり、なおかつまだ若いとあれば、あらゆる業界で採用されるはずです。
20代向けの転職エージェントを使えば、かなりハイクラスな求人での転職をできるでしょう。
30代以降の銀行員転職は「金融系」が人気
銀行員も30代になって転職するのは、やはり多少リスクが出てきます。
30代は結婚しており、家族がある人が多いので、「安定」をとって同業種へと転職する人が多いです。
30代銀行員は当然、銀行員としての仕事が一番慣れており、まったく未経験のジャンルへ転職するのはかなり難しいのです。
銀行員から銀行員への転職でなくても、「クレジットカード会社」「外資系金融機関」「証券会社」「保険会社」など、金融系の企業へ転職する人が多いです。
そして実際、それまでに経験をしっかり積んでいれば、中途採用もそれほど難しくないでしょう。
もし、小売や飲食業界への転職を行う場合は「経理企画」として、間接部門での転職を行う人がほとんどです。
30代銀行員は管理職へハイキャリア転職が可能
どんな規模の企業でも、数字周りの管理ができる人材はかなり貴重です。
そのため、銀行員など金融機関で実績を積んだ人は、転職先ですぐに取締役など重役に抜擢されることも多いのです。
給与うんぬんというより、企業のハイクラスで責任ある仕事がしたい方なら、30代で転職を考えてみるのも良いでしょう。
銀行員の転職先の例3選
では、銀行員の方は実際にどのような職場へ転職しているのでしょうか?
ここでは、実際の転職先として多いものを3つ挙げ、詳しく解説していきます。
以下に挙げる3つの転職先を見てください。
銀行員の転職先の例3選
- ベンチャー企業
- 公務員
- 大手企業
①ベンチャー企業
ベンチャー企業は、新興の成長著しい企業を指します。
銀行という職場では、年功序列が重んじられていたり、昔ながらの方法やしきたりが重視されていたりと、人によっては時代遅れと感じられる点があります。
一方ベンチャー企業の特徴は、革新的なアイデアや新たなイノベーションに基づくビジネスモデルの採用や急速な成長性です。
銀行業務からベンチャー企業への転職は、新たなチャレンジの機会となり、スキルや経験を活かし、より自由度の高い業務に携われます。
ベンチャー企業の魅力は、柔軟な組織文化やスピーディーな意思決定、チームでの協力と責任の共有です。
また、成果に応じた報酬や株式オプションなどのインセンティブ制度も魅力的です。
②公務員
公務員の魅力は、安定した雇用と待遇、社会的信頼性の高さです。
公務員として働くことで、長期的な雇用や給与体系の安定、福利厚生の充実などが期待できます。
公務員の業務は、地方自治体や国の行政機関での職務や、警察官、消防士などの公的なお仕事です。
なかでも市役所や区役所といった事務仕事が多いお仕事は、銀行員時代に培った事務処理能力が活かしやすいのでおすすめです。
公務員としての働き方には、公平性、中立性、公正性の原則が重視されます。
また、仕事の内容や役割に応じてキャリアアップや昇進の機会も与えられます。
ただし、公務員への転職を叶えるには、公務員試験に突破しなければなりません。
公務員になるための勉強や準備を行い、自身の能力や志向に合った職種や地域を選びましょう。
➂大手企業
銀行員は、幅広い金融知識と経験を持っており、転職先としては多くの業界から注目を浴びています。
その中でも、特におすすめの転職先が大手企業です。
大手企業は、安定した経営基盤と高いブランド価値を持っており、銀行員のスキルや経験を活かせる機会が豊富です。
また、大手企業では、銀行業務では経験できない大規模プロジェクトや新たな業務領域にも挑戦できます。
一方で、銀行員から大手企業への転職には注意点があります。
まず、大手企業ではより高度な専門知識やスキルが求められるため、事前に必要な能力を習得しなければなりません。
さらに大手企業は競争が激しいため、転職後も常にスキルの向上に努め、自己成長を続ける姿勢が求められます。
意外と多い銀行員の転職
銀行員といえば、高給与で安定した仕事の代表です。
銀行の規模にもよりますが、都市銀行の銀行員ともなればかなりの高給与が約束されます。
どうして銀行員が転職したいと思うのか
どうして苦労して就職したであろう銀行員が、別の業界の別の別職種へ転職する必要があるのか?
いくら「安定している」「高給与」など、働く上で様々な好条件に恵まれた銀行員でも、特有の不満があって「転職したい」と思うものです。
銀行員が転職するその理由から、まずは調べていきましょう。
忙しすぎる
銀行員の仕事は激務です。
朝早く出社して帰りは夜遅く、休日出勤もあり。
休みの日は資格取得の勉強に追われる…。
新人はずっとこんな生活です。
また、時に休日は地域のボランティア活動や上司との付き合いもある場合も。
いくら給与が高いとはいえ、自分の時間がとれないとあれば、転職を考える銀行員が多くなるのも当然です。
営業ノルマがきつい
営業職の銀行員は、厳しいノルマに追われながら仕事することになります。
顧客の元を周り、支店の意向通りの商品を勧めます。
そうしないとノルマは達成できないからです。
このノルマと、「勧めたい商品を勧められない」ストレスで転職する銀行員も多いです。
出世競争、派閥争いが激しい
銀行は体質の古い職場です。
昔ながらの年功序列や上司への服従を強いられるなど、人によっては「働きにくい」と感じる要素が多数存在するはず。
また、銀行で働く人々の間で派閥争いがあり、同列社員のなかでも出世競争が激しく繰り広げられています。
この熾烈なレースから降りたいと思ったとしても、それは無理ない話です。
地方転職がある
銀行員は地方への転職が多いです。
結婚している人が地方転職を言い渡された場合は、「単身赴任」という選択肢を選ばざるをえません。
家族で生きることを考える人にとって、この「転職が多い」銀行員という仕事は、転職するのに十分な理由になり得るのです。
どうして銀行員は転職が多いかというと、銀行員が同じ地域で働いていると特定企業や特定人物と関係が深まり、横領などのリスクが大きくなるからだと言われています。
特に若者は「安定」より別の要素で仕事を選ぶ
とはいえ、せっかく銀行員になったのにどうして転職して、高給与やあらゆる機会を棒にふる人が多いのか。
それは、現代人の価値観で、仕事に対して「安定」を求める要素が小さくなったからでしょう。
仕事は確かに生きるためのお金を稼ぐ手段です。
しかし、お金を稼ぐという目的のみで働くわけではないのも確か。
現代の、特に若者は「安定」だけでなく、「やりがい」「自分らしさ」などを求めて仕事を選びます。
「新卒で入った会社で定年まで働きぬく」
という昔ながらの価値観は、もはや古いものになっているのです。
銀行員は転職で有利なのか?
それでは、いざ銀行員が「転職する」という決断を下した時、銀行員という肩書は転職で有利に働くのか。
銀行員が転職する場合の転職活動について考えていきましょう。
銀行員は「優秀」な人材という期待がある
銀行員はえてして、他業種の人から「優秀な人材」という印象をもたれやすいです。
つまり、銀行員というだけで、転職先の企業から期待されるということ。
この期待があると、転職活動ではいい面と悪い面があります。
まず、いい面でいうと、優秀だと思われていると書類選考に通りやすいです。
元銀行員というだけで、「きっとすごい人だろう、一度会ってみるか」となるわけです
しかし悪い面で言えば、この期待があったからこそ面接の場面で「期待はずれ」という烙印を押されかねないということでしょう。
銀行員が期待されて、それが有利に働くかそうでないかは、その人次第といったところでしょうか。
銀行員はお金の流れに強い
銀行は当然人々のお金を扱うところです。
お金を預かって、お金を融資して…。
を繰り返します。
そんな銀行で働いていたとあれば、転職では当然「お金の扱いに強い人だ」と思われる要因になるのです。
どの企業でもお金の流れを扱うポジションは多いです。
経理にとどまらず、様々な管理部門において「お金の扱い」を制御するスキルを持っていることが必要とされるのです。
以前銀行で働いていた銀行員は、そうした企業の「お金を扱うポジション」の転職において有利です。
面接でいかに自分をアピールできるかが勝負
先程いったように、銀行員は転職の際に期待されます。
そのため、書類選考において銀行員の肩書はとても強く作用します。
ほとんど問題なく、転職において書類選考が通らないということはあまりないでしょう。
問題はその後。
面接に置いて、期待された以上のスキルを示すことができるか。
面接で、「銀行員は長く働けばキャリアが約束されるのに」といった言葉をはねのけるほどの、強く説得力がある言葉を言えるのか。
これが、銀行員の転職活動を決める要因です。
銀行員の仕事で身につくスキル4選
銀行員から転職する上では、銀行員時代に身につけたスキルを転職先にアピールしなければなりません。
しかし、いざ自分が身につけたスキルを振り返ろうとしても、なかなか上手くいかない場合も多いです。
ここでは、銀行員の仕事で身につくスキルとして、以下の4つのスキルを解説します。
銀行員の仕事で身につくスキル4選
- コミュニケーションスキル
- 金融の知識
- 語学力
- 責任感
自分がどのようなスキルを身につけたのか考えつつ、確認してください。
①コミュニケーションスキル
銀行員は、日常的に多くの人々とコミュニケーションを取る仕事です。
相手の話にしっかりと耳を傾け、適切な応答を行うコミュニケーション能力が重要とされます。
コミュニケーションスキルは「ポータブルスキル」の1つにも数えられるほど、社会人にとって必要不可欠なスキルです。
特に銀行を訪れる顧客は、さまざまな理由で相談に訪れます。
融資の希望や事業資金の必要性など、彼らが抱える悩みや要望に対して適切な提案をおこなう必要があります。
こうした環境で養われたコミュニケーションスキルは、転職先でも大いに活用できるのです。
②金融の知識
銀行員は金融業界の専門家であり、金融に関する知識は欠かせません。
特に財務諸表や経理の分野では、日商簿記2級程度の知識が必要です。
もし入行時に日商簿記2級を取得していない場合は、入行後に取得を勧められるケースが一般的です。
また、銀行の総合職として活躍する場合は、広範な金融知識が求められます。
金融商品の種類や数は非常に多く、また金融関連の法律も頻繁に改正されることがあるため、銀行員としては常に学習を続け、銀行業務検定やファイナンシャルプランナー、中小企業診断士などの資格試験に積極的に挑戦しなければなりません。
身につけた金融知識や事務処理能力は、異業界・異業種への転職シーンでも、大きな武器になりますよ。
➂語学力
メガバンクはもちろん。地方銀行業務においても、グローバル化の波が押し寄せています。
特定の業務では、海外展開を予定しているクライアントや既に海外で事業展開しているクライアントを担当するケースもあるのです。
語学力を持つ人は、海外事業に関わるチャンスを得やすいだけでなく、昇進の評価も高まります。
グローバル化が進む現代では、語学力は異なる国や文化とのコミュニケーションを円滑におこなうために不可欠な資質です。
グローバルな環境では、クライアントとの関係構築やビジネス展開に異なる背景や視点を持つことが求められます。
語学力に加えて、異文化コミュニケーションのスキルや国際ビジネスの知識も重要です。
④責任感
銀行業務はお金に関わる仕事であり、正確性と責任感を持って業務を進めなければなりません。
銀行員には厳密な手順を守り、細部までの確認を怠らない丁寧さが必要です。
銀行窓口業務が終了してから終業時刻までの数時間は、1円単位までの帳尻合わせ作業がおこなわれます。
ここで1円でもずれが生じると、原因が解明されるまで業務を終えることができません。
小さな油断がミスを引き起こす可能性があるため、常に緊張感を持って勤務することが重要です。
こうした仕事に対する強い責任感は、あらゆる業界で歓迎されます。
昇進やプロジェクトリーダーへの選任には、責任感が欠かせません。
責任感を上手にアピールできれば、面接担当官に良い印象を与えられます。
転職する銀行員が考えておくべきこと
銀行員の転職は一見簡単そうに見えて、実はそれなりに考えることも多く、厳しい道のりです。
そんな銀行員の転職において、どんなことを考えながら転職を行うべきなのか。
転職する銀行員に向けて、転職の心構えをご教授したいと思います。
銀行を転職する理由をしっかり考えておく
銀行を転職するというのは、それなりに人生を左右する一大決心です。
そのため、実際の転職以前に「どういう目的で、なんのために転職するのか」をしっかり考えておくことが大切です。
一時的な感情の高ぶりのみで転職してるのか。
しっかり考えた上で転職するのかで、その後の人生が大きく変わってきてしまいます。
「年収を上げたい」のか、「もっとやりがいのある仕事がしたい」のか、「人間関係がつらい」という理由での転職なのか。
その転職の理由が、転職において次の職場に求める条件となるのです。
転職において「なぜ?」を考えるのは、実はとても大切なことなのです。
将来どうなっていたいかをしっかり考えておく
転職前に、自分の将来像をしっかりイメージしておくのも大切です。
数年後の将来、自分を取り巻く状況がどうなっていることが望ましいのか。
それを考えておかないと、転職先をしっかりと選ぶこともできませんし、面接の受け答えもあやふやになってしまいます。
周囲の理解を得る
「銀行を転職する」という判断を下すと、家族や友人など、周囲の人から理解を得られないどころか、時には反対を受けてしまうことがあるかもしれません。
特に結婚している銀行員なら、自分の配偶者にその転職が反対される可能性が十分あるのです。
スムーズに転職するには、転職活動を始める段階で、家族や配偶者など周囲の人に十分理解してもらうための努力が必須です。
家族ができてからの転職は、自分のキャリアややりたいことの他にも、「家族の安定」を考えながら転職することを強いられてしまいます。
銀行員の転職におすすめの資格
銀行員から、同業種で転職したいのであれば資格を取得するのがおすすめです。
具体的におすすめの資格は以下の通りです。
- 税理士
- 弁護士
- 公務員
- 日商簿記
- 宅建士
- 中小企業診断士
これらを取得していれば、さらに市場価値が高まるので年収アップを目指している方におすすめです。
今以上に年収を上げたいのであれば、取得をしてみましょう。
銀行でこのまま衰えていくのか?他業界で働くか?
銀行員は部署などによっては単調な仕事、やりたくない仕事を任される人も。
そんな人が考えるのは、「このままここで働いていていいのか?」ということ。
中には自分には銀行という場所で、銀行員としての仕事が性に合っているという人もいるでしょうが、「このままじゃダメだ」と思う人も一定層いるはずなのです。
自分の理想の将来像次第
未来の自分がどうなっていたいのか。
どうなっているのが自分にとってベストなのか。
そうした「理想の自分の将来像」がどんな姿をしているかによって、自分の選択肢は変わってきます。
銀行に残るべき人と転職するべき人
銀行員が「転職」を考えたとしても、転職を考えたすべての人が転職を行うべきではありません。
銀行員のまま、その職業人生を全うするべき人と、確かに転職するべき人がいます。
転職するべき人と転職するべきでない銀行員、どこに違いがあるのか。
その明確な違いを調べてみましょう。
転職するべきでない銀行員
具体的に、どんな銀行員が転職するべきなのか?
まずは転職するべき銀行員から調べていきましょう。
安定を求める人は転職するべきでない
銀行員ほど安定した職業も珍しいです。
これ以上安定した職業というと、もう公務員などになってしまうでしょうか。
「安定した仕事で働いていたい」と思う人は、銀行員のまま働いて居たほうが良いでしょう。
銀行員はやはり、高給与かつ、業界が新規参入の難しい業界のため安定しています。
大きな組織で働いていたいなら転職するべきでない
大きな組織に属していたい人が一定数います。
大きな組織の一員として、その中で自分の力をはっきすることを喜びとするなら、銀行員として働くほうが幸せかもしれません。
または、組織の規模が小さい銀行で働いている銀行員なら、もっと規模の大きな銀行への転職という選択肢もあるでしょうか。
転職するべき銀行員
では逆に、転職するべき銀行員は、どんな人か?
転職をするべき銀行員についても、ここで調べておきましょう。
無駄なルーチンワークが嫌なら転職するべき
配属先によっては、銀行員の仕事は単調になってしまいます。
仕事に「クリエイティビティ」を求めるなら、いっそ銀行員から別業界の別職種へと転職してしまったほうがいいでしょう。
この場合もし、未経験の仕事へ転職する場合は、少しでも早い段階で転職を決めてしまったほうが良いです。
30代をこえてから銀行員から未経験の分野へ転職するのは、難易度がかなり上がってしまうのです。
「自分の時間」が惜しいなら転職するべき
記事上部でも伝えた通り、銀行員の仕事は忙しく、自分の時間が多く取られてしまいます。
銀行員として働いている以上、自分の自由な時間を多く犠牲にしなくてはならないため、ここに苦痛を感じるようならいっそ転職してしまうほうが良いかもしれません。
人生において「自分の自由な時間」が重要なファクターを占めている銀行員は、早めに転職してしまったほうが良いでしょう。
銀行員の転職で利用するべき転職エージェント
銀行員の転職であっても、転職を助けてくれる転職エージェントを利用して転職活動を進めるべきです。
ここからは、転職を考えた銀行員におすすめの転職エージェントを紹介します。
具体的におすすめの転職エージェントは以下の通りです。
- マイナビエージェント
- dodaエージェント
- ビズリーチ
これらについてそれぞれ解説します。
dodaエージェント
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaエージェントの特徴
- 取り扱い求人数が桁違い
- エンジニア・技術職・営業の求人が多い
- 面接対策などのエージェントサービスも手厚い
- 年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実
- 転職フェアなども豊富
dodaも、リクルートエージェントに負けない規模の大きさをほこる転職エージェント。
多くの求人を持ち、過去の転職成功実績も豊富。
銀行員からの転職にも強いです。
キャリアコンサルタントのサポートが手厚いことにも定評があります。
ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト型の転職エージェント
- 登録に審査がある
- 有料プランが用意されている
ビズリーチはハイクラス転職エージェントです。
銀行員のように市場価値が高い方向けの転職エージェントで、年収600万円以上の求人を主に紹介してもらえます。
扱う求人の種類も豊富で、未経験の業界へ転職を考えている銀行員の転職もサポートしてくれます。
マイナビエージェントやdodaのような総合的な転職エージェントと併用して、ビズリーチに登録しておくことで効率的に転職活動を進められますよ!
ハイクラス求人に転職したいと考えている方は、ビズリーチの利用も検討してみてくださいね。
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
- 20代など若者の転職に強い
銀行員の転職で、まず利用するべきなのは転職エージェント業界最大手「マイナビエージェント」です。
マイナビエージェントは、銀行員から別職業への転職にも最適な求人を多く扱っています。
なにせ、マイナビエージェントは全転職エージェント中もっとも多くの求人を扱っているからです。
どの転職エージェントに登録するか決めかねている方も、まず様子見の意味も兼ねてマイナビエージェントへの登録をおすすめします。
まとめ~銀行員の転職先はたくさんある!~
いかがだったでしょうか。
高給与で安定している銀行員から別の業種へ転職する時、知っておくべき、考えておくべきことを今回説明しました。
銀行員の転職は、周囲から理解を得られないなど、注意しておくべき点が多いです。
転職エージェントをしっかり活用して、銀行員からの転職を成功させましょう。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い