転職活動、就職活動いずれも大切になるのが「自分にあった仕事探し」です。
自分の強みを活かして働ける仕事の探し方は、別の記事などでさんざん触れています。
今回は、自分のやりたい仕事にある程度目星をつけられたら、「どのように仕事を探せばいいか」についてお話します。
仕事を探すにはどんな方法があるのか?
自分にあった方法で仕事を見つけていきましょう。
仕事探しの手順
まずはどのように仕事を探すか。
仕事探しの手順を確認していきましょう。
自分のスキルの棚卸し
まずは仕事を探すにあたって、自分にあった仕事、自分のできる仕事から考えていく必要があります。
そのためには、まず自分のスキルの棚卸しから行いましょう。
自分の過去を思い出して、自分にはどんなスキルがあるのか。
どんな資格を持っているのか。
それらから、自分のできる仕事、自分にあっている仕事を考えてみるところから、まず仕事探しはスタートします。
仕事に求める条件の洗い出し
仕事探しを行うにあたってあなたは当然「なんでもいい」と思って仕事は探さないはず。
自分のなかで確固たる基準を持って仕事を探すはず。
「年収」「仕事内容」「企業規模」など、自分の求める仕事の基準で優先順位を洗い出してください。
仕事に求めるのは、どんな条件ですか?
自分の価値観というのは、自分では意外と気づいてないものです。
ノートに書き出すなどして、自分を今一度見つめ直してみてください。
仕事探し
自分のなかで仕事探しの方向性が決まったなら、ようやくここから仕事探しが始まるのです。
仕事を探すための詳しい方法は、このあと説明していきます。
仕事探しの方法
具体的にどんな方法で仕事を探せばいいのでしょうか?
ハローワークで仕事を探す
仕事探しの定番といえばやはりハローワークです。
公共職業安定所であるハローワークに登録すれば、多くの企業求人を紹介してもらうことができます。
しかしハローワークに求人を出すのはお金がかからないこともあり、多くのブラック企業求人が混じっていることもあり、応募する企業をしっかり見極める必要があります。
ハローワーク側も、仕事を紹介することで報酬が発生しないので、転職エージェントなどと比べると真剣に求人を紹介してくれません。
友人・知人の紹介を受ける
意外と友人、知人を頼れば、仕事を紹介してくれることも。
友人や知人が働いている会社で今人手を募集してないか、一度聞いてみてください。
リクルートの調査によると、友人の紹介によって採用選考に進んだ確率は5割を超えているとか。
企業と個人のマッチングという面から考えても、友人から仕事の紹介を受けるのはかなり効率的なのです。
求人サイト・転職サイトに登録して探す
求人サイトや転職サイトに登録して、仕事探しを行うのもおすすめです。
自分のやりたい仕事がわかっている人なら、求人サイトで自分の興味ある仕事を検索して、自分で応募することができます。
希望する条件を絞って仕事を探せるので、仕事探しなら求人サイトに登録するところからまず始めても良いですね、
リクナビNEXT
おすすめの求人サイトは数多く思いつきますが、中でもおすすめなのは「リクナビNEXT」です。
リクルートグループが運営するリクナビNEXTは、数ある求人サイトのなかで求人掲載数ナンバーワン。
求人数が多いということは、それだけ仕事探しの範囲が広くなるということ。
たくさんの候補から、自分の転職先を考えることができるのです。
エージェントに登録する
仕事探しの手順を記事のはじめのほうで説明したと思います。
「スキルの棚卸し」
「希望条件の見直し」
などを、仕事探しの序盤でやるべきだとお伝えしました。
しかし、自分の力だけでそれらをやるのは難しい人もいるでしょう。
それなら、キャリアコンサルタントと相談しながら転職できる「転職エージェント」に登録するのもおすすめです。
キャリアコンサルタントに相談しながら仕事探しを行えば、転職のプロに相談しながら自分にぴったりの仕事探しをすることができます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、リクナビNEXTと同じリクルートグループ運営のエージェントです。
ですから、求人数は全エージェント中1位。
利用者の数も段違いなので、利用者のデータをたくさん持っているので、ノウハウを活かして仕事探しをサポートしてくれます。
DODAエージェント
DODAエージェントは、リクルートエージェントに次ぐ業界第二位のエージェント。
求人数も多く、リクルートエージェントに比べるとキャリアコンサルタントの対応も評判が良いです。
エージェントは複数併用しても良いので、リクルートエージェントとDODAエージェントを同時に使いながら仕事探しができるのです。
未経験で仕事探しは難しい?
もしあなたが今後未経験の仕事をしたいと思ったなら、経験やスキルのある仕事を探すより難しいです。
中途採用で企業が求められるのは、「即戦力」だからです。
経験のない仕事は、企業が教育するコストがかかるので、経験ありより仕事探しが難航するのです。
年齢で変わる未経験の仕事探し難易度
未経験の仕事探し難易度は、年齢で変わります。
若ければ若いほど、企業の採用コストが下がるので採用されやすくなります。
企業としては、中途採用後なるべく長く働いてくれる人材を採用したいからです。
歳を重ねるごとに、中途採用される可能性は下がってきます。
資格を習得して仕事探し
未経験の状態で仕事探しするなら、「経験はなくてもスキルがある」ことを表明しなくてはいけません、
スキル、知識があることを表明する一番の方法は「資格をとる」ことです。
資格で専門知識を有していることを表明できれば、未経験でも採用される可能性が上がります。
どうすれば未経験の弱みを打ち消すことができるかを考えてみましょう。
何がしたいか?より何ができるか?で仕事を探しましょう
仕事探しで大切なのは、「何がしたいか」より「何ができるか」で仕事を探すことです。
自分の好きを仕事にすると、後々それまで抱いていた希望とのミスマッチで苦しむことになります。
特技を仕事にすることで、成果を上げるための努力も苦でなくなります。
それに成果にすぐ結び付けられるので、給与アップやモチベーションアップにも繋げやすいです。
自分の仕事探しの方向性は、くれぐれも「好き」に寄りすぎることのないようにしてください。
仕事探しの方法 まとめ
今回は「仕事探しの方法」についてお話しました。
仕事探しには、様々な方法があります。
しかしあなたにピッタリの仕事を見つけるための方法は、自分でしっかり考えねばなりません。
仕事探しで手を抜いて、「なんでもいいや」と決めてしまった仕事は、後でミスマッチを痛感して後悔に繋がります。
自分の考えているキャリアにあった仕事探しの方法で、自分の未来を考えてください。