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転職の成功率を上げる!職務経歴書の書き方マニュアル

転職コラム

はじめて転職をしようと考えている時に、職務経歴書をどうやって書こうか頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。

職務経歴書は自分が今まで働いてきた経験をアピールできる絶好の機会です。

どのように職務経歴書を書いたらいいのかについて紹介します。

職務経歴書ってなぜ書くの?

そもそも、職務経歴書は何のために書くのか。

何を目的に書くのか。

それから考えていきましょう。

職務経歴書はプレゼン資料のようなもの

転職時に履歴書と一緒に送付しなければならない職務経歴書は、なぜ書かなくてはならないのか知っているでしょうか。

職務経歴書はこれまで働いてきた経歴をわかりやすくまとめることによって、実務能力をアピールすることができる書類です。

採用する企業はこの職務経歴書を参考に、募集しているポジションに合っているかどうかを判断します。

つまり職務経歴書とは採用する企業に募集内容にぴったり合う人材であるとアピールするプレゼン資料なので、採用担当者にも転職者にもなくてはならない書類と言えるでしょう。

履歴書とは何がちがう?

履歴書にも職歴を書く欄があるので、職務経歴書と何がちがうのかわからない方が多いのではないでしょうか。

履歴書と職務経歴書では、採用担当者がチェックしているところに違いがあります。

履歴書は住所や学歴、生年月日などが書かれているので、通勤可能な地域に住んでいるかや学歴が応募内容と関連性があるかなどをチェックしています。

一方、職務経歴書は求める実務能力を満たしているかや発揮できる強みがあるかなどをチェックします。

したがって履歴書より職務経歴書の方がじっくり読まれることになるでしょう。

作成前に準備することとは?

職務経歴書を作成する前に、職務経歴書を書くための材料を集めましょう。

材料集めには次の3つの分野に分けて集めるのがポイントになります。

過去から順に職務経歴を洗い出す

まず、今までの自分のキャリアを時期ごとに分けて棚卸をしてみましょう。

棚卸しをする際には、勤務先の事業内容や従業員数、年商などを細かく調べることがポイントになります。

所属していた部署や役職を書く際には部下の人数などを把握しておきます。

職務内容をまとめる場合にはどのような仕事内容であったのかを具体的にまとめ、マネジメント経験があればそれも詳しくまとめておきましょう。

特殊な経験や受賞歴をまとめる

前職において何か特殊な経験や受賞歴があれば、それもまとめておきましょう。

社内の賞など外部の者にはわかりにくい賞を受賞した場合は、概要や難易度も付記しておく必要があります。

特殊な経験とは、大きなイベントの開催や新規事業の立ち上げなどです。

また失敗経験であってもそれを教訓に改善に取り組んだ場合などはプラスに評価されることもあるので、まとめておきましょう。

自分の強みを整理する

過去から順に職務経歴を洗い出し、特殊な経験や受賞歴をまとめることができたら、それらをもとに自分の強みを整理してみましょう。

職務経歴を洗い出すことによって、自分の得意な面や持っている知識、身についているスキルなどを客観的に確認することができます。

それらを箇条書きにしておくと職務経歴書を書く際の資料になります。

職務経歴書の形式を選ぼう

作成前の準備が完了したら、職務経歴書の形式を選びましょう。

職務経歴書の形式には編年体形式とキャリア形式、自由形式の3つがあります。

編年体形式

編年体形式とは古い順に職務経歴を記載していく方法で、最も一般的な職務経歴書の書き方といえます。

初めて転職をする方や1社目の勤務歴が長い方に向いている形式です。

編年体形式の逆のバージョンで新しい経歴から記載していく逆編年体形式もありますが、こちらは前職での経験を目立たせたい方に向いています。

キャリア形式

キャリア形式は、経験した業務ごとに項目をまとめ経験年数も通算で書くことができる形式です。

転職回数が多い人や職歴のブランクを目立たせたくない人に向いている形式だといえます。

自由形式

自由形式は、編年体形式とキャリア形式を組み合わせた形式です。

職務経歴書の書き方のポイント

職務経歴書の書き方のポイントとしては、企業のニーズをとらえた上で求人に合った内容にしましょう。

どんなに高いスキルがあったとしても企業のニーズに合わなければ必要ありません。

採用者の立場に立って自分の職務経歴の中で企業のニーズに合うものを探し出し、応募企業で生かせる経験を強調するように作成しましょう。

また職務経歴書は読みやすい見た目に整えることも重要です。

ポイントはわかりやすく簡潔にすることです。

文章は短く原則として体言止めにします。

ただし自己PRや志望動機を書く場合は「です・ます」調で記入するようにしましょう。

職務経歴書は経歴を羅列するだけでは、採用担当者に興味をもたれることはありません。

面接時の確認事項や質問内容を前提に作成することも職務経歴書の書き方のポイントになります。

まとめ

職務経歴書は自分が今まで働いてきた内容を映し出す鏡のようなものです。

職務経歴書の書き方を誤ると自分の職歴を正しく映し出すことができません。

そうならないようにポイントをしっかり押さえ、採用担当者にアピールできるような職務経歴書を作成しましょう。

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