この世には2種類の人間がいます。
webエンジニアに向いている人間と向いていない人間です。
すみません、そんな壮大な話ではありません。
言わずもがなですが、全ての職業には向き不向きがあります。
もちろん例外なくwebエンジニアにも向いているひとと向いていない人がいます。
そんなwebエンジニアに関する向き不向きをこの記事では紹介していきたいと思います。
webエンジニアに向いている人
ここでは、どんな人がwebエンジニアに向いているのかを説明していきます。
先程も書かせていただきましたが、めっちゃプログラミングができる=webエンジニアに向いているというわけでは一切ありません。
むしろwebエンジニアとして必要なのは以下の能力になります。
- コミュニケーション能力
- 勉強意欲がある
- 新しいことが好き
- 問題が発生した時に解決したいと思う
- 英語やプログラミングに苦手意識がない
- webの仕事が好き
コミュニケーションを取るのが好き
「パソコンで作業するだけだし必要ないのでは?」と思う方もいるかも知れません。
実はコミュニケーション能力はwebエンジニアには一番必要な能力です。
むしろプログラミング能力より必要です。
なぜここまでコミュニケーション能力が必要かと言うと、開発はチームで行うからです。
全体の進行状況、情報共有、デザイナーやプログラマーとの意思疎通を図るのはチームでは必須です。
なので高いコミュニケーション能力を持っている人は、webエンジニアとしては歓迎されるでしょう。
勉強意欲がある
web業界では流行りが重要です。
ファッションなどに流行があるように、web業界にも流行りがあります。
この言語を使ったサービス開発が主流だ!とか、このフレームワークは現代のサービスに合っている!とかですね。
古い安定した技術よりも、新しいエキセントリックな技術が好まれます。
そのような流行に対して、「また覚え直しかよ~」ではなく、「まじか面白そう」ぐらいの意気込みを持てる人が良いでしょう。
ぐらいの意気込みでないとwebエンジニアは続けられないです。
新しいことが好き
先程の勉強の部分でも書きましたが、web業界の技術は入れ替わり立ち替わり激しいです。
去年までなかったような技術がポンとでてきて爆発的に流行ったりしてます。
コンテナ型仮想環境であるDockerなんてのも流行りだしたのは最近です。
2004年に誕生したruby on railsというフレームワークは2019年現在、もはやオワコンと言われてしまっている程です。
ruby on railsだけしか学ばない!と思ってると10年ちょっとで職を失っていることになります。
このような技術や表現のトレンドの変化が楽しいと思えるかが重要です。
問題が発生した時に解決したいと思う
これができる人は、問題を見つけ、それに対してのアプローチが考えられる人だからです。
当たり前だと思うかもしれませんが、言われたことしかできない人間はこれができません。
webエンジニアは、「ただひたすらに技術力が高い人」ではなく「企画から始まり保守まで担当できる人」です。
ただ待っているだけでは企画は考えられませんし、座っているだけでは保守もできません。
なのでエンジニアには自分から動ける、動き出せる力が必要なのです。
英語やプログラミングに苦手意識がない
いかがでしょうか?
英文がびっしり書かれているだけで読む気も失せたことはありませんか?
もちろん英検~級以上が必要なんてことはありません。
ですがプログラミング言語は全て英語を使います。
かの有名なJavaというプログラミング言語では「System.out.println(“”);」で、文字を出力します。
このような英語の羅列が時には何百行、何千行と続きます。
そのため英語の羅列やびっしり書かれたコードを見ただけでやる気が削がれない必要があります。
webの仕事が好き
webエンジニアはWebアプリケーションを形にしていくことが仕事になります。
そこまでには多くの失敗や、挫折があると思います。
今まで学んできたことが全く使えなくなってしまうこともあるでしょう。
ですがそのプロセスを、楽しいと思えるかが重要です。
webエンジニアに向いていない人
基本的には先程書いた「webエンジニアに向いている人」の一覧に、潔く首を縦に振れない人です。
ですがその他にも以下のようなことが当てはまる人は向いていないでしょう。
- ITとかwebに微塵も興味が持てない
- 新しい情報を追えない
- 「なんで」を追求できない
ITとかwebに微塵も興味が持てない
そもそもITやwebに興味がない人間が目指すかはわかりませんが、興味がないと続きません。
web業界の特徴としては、目まぐるしく技術が入れ替わることです。
他にもトライ・アンド・エラーの連続だったり、失敗や挫折の連続です。
興味や熱意がなきゃweb業界に居続けるのは難しいです。
新しい情報を追えない
web業界は新しいものに手を出しがちです。
新しいものの方が面白そうだし楽しそうだからですね。
そしてその面白そうなものに引き付けられてお客さんはやってきます。
わざわざ新しいものに手を出すのがわずらわしいなんて人は仕事そのものがストレスになってしまいかねません。
「なんで」を追求できない
発生した問題に対して「なんで」ができないとより良いものは出来上がらない。
「なんで」人気がないのか、「なんで」それが問題なのか、「なんで」このような依頼が来たのか。
この「なんで」を追求し、より良いものを作っていく必要があります。
その「なんで」を見つけ出し、それらの解決の方法やアプローチを考えるのがエンジニアです。
向いてなくてもwebエンジニアになるには
「向いていないかもしれないけどwebエンジニアになりたい!」という人もいると思います。
そのようなときは、実際に経験したり、webというものに触れてみることで気力がわくかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、以下のことを試してみることをおすすめします。
- 資格を取る
- プログラミングの独学
- スクールに通う
- web業界について調べる
- 実際に働いてみる
資格を取る
何事もまずは経験です。
プログラミングという単語だけで難しそうに感じますが、パソコン1台あればできます。
百聞は一見に如かずという言葉があるように、実際にやらなければ分からないことも多くあります。
webの技術でいうとHTMLやJavaScript、CSSなどの技術が学びやすいでしょう。
普段見ているこのようなwebサイトは全部HTMLとJavaScript、CSSで出来上がっています。
この技術を使って、自己紹介ページを作ってみるなんてのもいいかもしれませんね。
プログラミングの独学
IT全般で使える資格として有名なもので基本情報技術者試験というものがあります。
webに限らず、IT関係を仕事にしている人間にとって常識的かつ基本的な知識が問われる試験です。
じつは合格者が少なく、1回の試験で受かる人は20%ぐらいと言われています。
この基本情報技術者試験より簡単なものでITパスポートという資格もあります。
ITパスポートという名前の通り、ITの世界への入り口のような試験となっています。
このような試験を通してITやWEBのことを知るのも良いでしょう。
スクールに通う
私のおすすめとしてはこのスクールに通うということです。
わからないことはすぐに質問できますし、直接教えてもらえるので時間のムダがないです。
やはりwebの勉強でつまずいてしまうのは、知らないことが多すぎて何から知ればいいのか分からないというところでしょう。
スクールに通えば、レベルに合わせてカリキュラムが設定されているため、知りたいことを効率的に知ることができます。
当サイトでもTECH::EXPERTについて記事を書いているので、よろしければ見てみてください。
web業界がどうなってるのか調べてみる
今のweb業界がどうなっているのか、そのweb業界でwebエンジニアというのはどのように働いているのかを調べてみるのが良いでしょう。
webエンジニアになるにはwebエンジニアはどのように働いてお金を稼いでいるのかを知る必要があります。
さらにその中でも、web業界ではどの会社が大企業で、逆に中小はどんな会社でどのようなサービスを売りにしているのかを調べると面白いと思います。
webエンジニアとして仕事がしたいのなら、web業界に興味を持つと良いですよ。
実際に働いてみる
今、web業界は人手不足です。
じつは未経験でも雇ってもらえる場所はいっぱいあります。
なぜなら、自分たちで教える時間を割いてでも会社は人手が欲しいからです。
IT急速な普及からくる需要に、会社が追い付いていないためですね。
この転職については、下で詳しく説明します。
じゃあ思い切って転職してしまおう
webに強いgreenで転職してみる
greenはIT・Web業界系の転職に強みがあります。
greenでの企業から直接オファーが来た件数は23万件もあり、この数字は大手転職サイトよりも高い値になります。
特にgreenはGreenの検索システムは優秀なため、自分の働きたい職場環境をじっくりと絞り込むことができます。
日本最大級のIT転職ナビを使ってみる
green同様、IT業界に特化した転職サイトになります。
ITやwebなどのインターネット関連を中心に求人が集まる日本最大級のサイトとなっています。
更にgreenとの違いとして、IT系専門コンシェルジュの支援を受けることができます。
このコンシェルジュからは書類作成のアドバイスをもらったり、面接対策などのサポートを受けることができます。
webエンジニアにおすすめの転職サイト・転職エージェント
webエンジニアの求人が見つかるおすすめの転職サイト・転職エージェントは、以下の通りです。
webエンジニア転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
- type転職エージェント
- Direct type(ダイレクトタイプ)
- 転職ドラフト
- ワークポート
- doda
webエンジニア転職に強い転職サイト・転職エージェントは、未経験向けの求人があるサービスと、基本的に経験者向けのサービスに分かれています。
これからwebエンジニアに転職したい未経験の方は、未経験向けの求人がある転職サイト・転職エージェントを選ぶようにしてください。
すでに経験があるなら、キャリアアップを目指しやすいスカウト型の転職サービスもおすすめです。
type転職エージェント
type転職エージェントのおすすめポイント
- IT業界やコンサルタントに強い
- Web業界やエンジニア職種に関連する求人が多め
- 年収交渉に強い
type転職エージェントは、Webエンジニアの転職に特化した豊富なノウハウを持っています。
ITに関する求人が非常に多く、非公開求人も多いです。
非公開求人には一般公開したら応募が殺到してしまうような、良い求人も見つかる可能性があります。
転職のサポートも充実しているので、転職活動に不安がある方にもおすすめです!
ぜひtype転職エージェントを利用して、転職を成功させてくださいね。
Direct type(ダイレクトタイプ)
Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴
- エンジニアに特化したスカウト型の転職サービス
- 自分のスキルにマッチする企業からスカウトが届く
- 転職分野で実績があるtypeが運営している
すでにWebエンジニアとして働いた経験がある方々には、「Direct type(ダイレクトタイプ)」という転職サービスを特におすすめします。
「Direct type」はスカウト型の転職サービスであり、エンジニアの経歴や希望条件に基づいて、企業から直接スカウトが届く仕組みです。
Webエンジニアとしての特定の技術や経験を持つ方は、自分のスキルセットにマッチする企業から積極的にアプローチを受けることができます。
また「Direct type」は、多種多様なITエンジニア向けの求人を扱っており、業界を代表する大手企業から急成長中のスタートアップまで、幅広い選択肢があります。
Webエンジニアとしてキャリアアップを目指す方や、新しい技術領域に挑戦したい方にも最適です。
転職ドラフト
転職ドラフトの特徴
- 企業から条件付きの指名を受けられる
- 競争入札なので転職で年収アップしやすい
- 他のエンジニアの情報を見られる
- 選考前に年収と仕事内容が知れる
- レジュメをフィードバックしてもらえる
Webエンジニア経験者には「転職ドラフト」もおすすめです。
「転職ドラフト」は、競争入札型の仕組みを採用しており、自分に興味を持った企業から年収を提示されます。
通常は内定段階まで明らかにされない、年収や業務内容を知ったうえで、より条件のいい企業を選んで転職することが可能です。
特にWebエンジニアとしての専門性やスキルを、新しい職場で高く評価してもらいたい方におすすめとなっています。
また転職ドラフトでは、自分のレジュメについてアドバイスも受けられます。
ワークポート
ワークポートの特徴
- IT・WEB分野に強い
- 紹介してもらえる求人量が多い
- コンサルタントの手厚いサポート
ワークポートはITやWebエンジニアの求人を掲載している転職エージェントです。
Webエンジニアに転職したいと考えている方にとてもマッチしている転職エージェントです!
キャリアアドバイザーの質が高く、紹介してもらえる求人の数も多いのが特徴的。
ITやWEB業界に転職を検討している方は、ぜひ利用してみてください!
ワークポートの評判の真相とは?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは求人数が多い転職サイト・転職エージェントです。
なかでもエンジニアや技術職の求人が多いです。
dodaは転職サイトとしても転職エージェントとしても利用できるため、柔軟に利用できるのが特徴的。
Webエンジニアの求人以外にもいろいろな求人を見て比較したいと思っている方にとてもおすすめです!
webエンジニアについてよくある質問
最後にwebエンジニアについてよくある質問をまとめます。
具体的には以下の通りです。
- 未経験でwebエンジニアになれる?
- webエンジニアの仕事内容は?
- webエンジニアは増えすぎ?
- webエンジニアはやめとけ?
これらについてそれぞれ解説します。
未経験でwebエンジニアになれる?
未経験でもwebエンジニアになることはできます。
ただ努力なしでは厳しいので、下記のことを試すのがおすすめです。
- 資格をとってみる
- 自分でプログラミングしてみる
- スクールに通う
- web業界がどうなっているのか調べてみる
webエンジニアの仕事内容は?
webエンジニアの仕事内容は多岐にわたります。
WebサイトやWebサービスの開発・運用を主におこなう職種です。
臨機応変な仕事になるので、やりがいを感じる方も多いですね。
webエンジニアは増えすぎ?
Webエンジニアの数が増加している現状は事実です。
しかしそれが「増えすぎ」という表現で総括できるかというと、必ずしもそうではありません。
Webエンジニアの需要は依然として高く、特に専門的なスキルを持つ経験豊富なエンジニアには引き続き高い需要があります。
また、多様な才能やアイデアが業界に流入しているのは、良いことだと考えることもできるでしょう。
業界のポテンシャルを広げる一因ともなり得るため、単純に「増えすぎ」と判断するのは早計だといえます。
webエンジニアはやめとけ?
Webエンジニアとしてのキャリアを「やめとけ」と一概に言うのは、適切ではありません。
確かに、Webエンジニアとして働くことは多くの挑戦を伴います。
これには、常に新しい技術や情報を迅速に学び続ける必要性、タイトな納期によるプレッシャー、時には不測のバグ対応による残業、そして広範な責任領域を一人で担うことも含まれます。
しかしこれらに対処する方法やスキルを身につけることで、やりがいのあるキャリアを築くことができます。
Webエンジニアの仕事は、革新的なプロジェクトに関わり、技術革新の最前線で活躍する機会を提供してくれる、やりがいのあるものです。
また、論理的思考力や問題解決能力を養うことができます。
これらのスキルは、他の多くの職種においても価値があるものです。
新しい技術や知識の学習が苦でなく、論理的な問題解決を楽しめる方であれば、Webエンジニアとしてのキャリアは非常に充実したものになり得ます。
webエンジニアになりたいなら
ここまで見ていただきありがとうございます。
webエンジニアに向いている人は、
- コミュニケーション能力
- 勉強意欲がある
- 新しいことがすき
- なにか問題が発生した時、それを解決したいと思う
- 英語やプログラミングに対してアレルギー反応がでない
- webのしごとを楽しいと思える
と紹介させていただきました。
理由としては
- 技術の入れ替わりが激しい
- チームで仕事をする
- プログラミングをする
- より良いものを作るため
などでした。
さらにこれらに当てはまらなかったとしても、
- 資格をとってみる
- 自分でプログラミングしてみる
- スクールに通う
- web業界がどうなっているのか調べてみる
- 実際に働いてみる
をすることでwebエンジニアになれるということをおすすめしました。
百聞は一見に如かずです。
まずは何事も経験をしないと、webエンジニアになるには何をするべきなのかも見えてきません。
なので、上記の向いてる人に当てはまらなかったとしても上記の努力をすることで、十二分にwebエンジニアは目指せるということでした。