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役員面接まで来た人が落ちてしまうパターンとは?

役員面接まで来た人が落ちてしまうパターンとは? 転職コラム

最終面接である役員面接までたどり着いて安心していたのに、結果として落ちてしまったという人は意外と多いです。

落とされたかどうかを判断するためのパターンにはいくつかの特徴や言動がみられるのですが、今回はそんな役員面接で落とされたと判断できるパターンを紹介します。

そもそも役員面接とは何か

役員面接とは通常の面接とは異なり、面接官ではなく相手企業の役員や社長などの採用決定権を持っている人が行う最終的な意思確認のための面接です。

このため一般的にはただの顔合わせ程度だと認識されているケースも多く、ほとんど採用が確定している状態なので対策を考えていない人も少なくありません。

ただし役員面接は顔合わせ程度であっても人物を見極める場として用意されている場なので、スキルや経験が十分だとそれまでの面接で判断されていた人でも役員面接企業理念や経営方針に合わないと判断されてしまえば不合格となってしまいます。

つまり役員面接で落とされてしまう意味は「スキルや経験が足りない」のではなく、「会社に合わない」と判断されたのだと認識しておく必要があるのです。

役員面接で落ちるパターン1:面接時間が短い

まず役員面接で落ちたと判断できるパターンのひとつとして、「面接時間が極端に短い」というものがあります。

企業の役員は忙しい仕事の合間を削って面接する時間を設けているため、どうしても役員面接そのものにかける時間が短くなってしまうのは仕方ないと言えます。

ただし面接途中で採用を見送ると判断した相手には、ある程度時間に余裕がったとしても容赦なく面接を切り上げるという人が多いです。

そのためあまりにも面接時間が短いと思った場合は落とされている可能性が高いと言われていますし、面接する役員が何度も時間を確認するようなしぐさをしている場合も同様の理由なので注意が必要です。

役員面接で落ちるパターン2:逆質問の時間がない

基本的に面接では逆質問の時間を設けているところがほとんどで、それは役員面接であっても変わりはありません。

逆質問は面接を受ける人が企業についてもっと知ることができるチャンスであるのと同時に、企業にとっても逆質問の内容や出来によって合否を決める材料としています。

そのため逆質問は面接において非常に重要なものと考えられているのですが、その時間を設けてもらえなかったのであれば採用を見送った可能性が高いです。

これは面接にかける時間を節約するのと同時に面接官や役員の負担を軽減するための対策なので、逆質問のタイミングや時間が設けられなかったのであれば落とされたと判断できます。

ちなみに逆質問のタイミングがあっても返答が適当だったり答えがなかった場合も、落とされている可能性があるようです。

役員面接で落ちるパターン3:相手から説教される

面接を受けている最中は基本的に面接官は返答に対する質問をするのが一般的なのですが、返答によってはその内容に対して説教をされてしまう人もいるようです。

返答以外にも服装や態度についてダメ出しをされてしまった人もいるようなのですが、これは面接官や役員に対して不快感を与えてしまったと判断できる反応だと言えます。

これに対してどのように返答して対応するのかによっては合格に繋げられる場合もあるのですが、あまり改善されなかったり対応が悪いとさらに不快感を与えてしまう結果になります。

そうなってくると当然印象も悪くなってくるので、企業側としても「採用したくない」、「うちの会社にふさわしくない」と判断されてしまうのです。

役員面接で落ちるパターン4:不自然にほめたり親切に対応してくる

役員面接で自分の言動をほめてくれたりとても親切に対応してもらえると、「採用してもらえる」と感じてしまう人は少なくありません。

実際採用しようと検討している人に対してはそこまで厳しい対応をすることはないので、ほめたり親切に対応するのは珍しくないと言えます。

ただ不自然なタイミングで合いの手のようにほめてきたり、面接が終わってから「頑張ってね」や「ほかの企業の面接も頑張ってください」などと励まされた場合は合格しているのではなく不採用と判断している可能性が高いのです。

これはぞんざいな対応をして企業のことをネガティブキャンペーンされたくないからこその対応だと言われており、企業によっては不採用にした後はお客様として対応しなければいけない業種もあるので丁寧に対応しているわけです。

そのため不自然にほめられている、対応が丁寧過ぎると思った場合には落とされているかもしれないと判断した方がいいとされています。

役員面接で落ちるパターン5:ほかにも受けている企業があると言ってしまった場合

役員面接などの最終面接の際にはほかにも面接を受けている企業があるかどうか、自分の企業が第一志望かどうかなど、本当に自分の企業に入社してくれるかどうかの意思確認をしてきます。

もしもこの時に「ほかの企業も受けている」と答えてしまうと、採用しても辞退される可能性があるとして不採用にしてしまう企業が多いです。

また「できれば合格したい」などのあいまいな返事をされた場合でも辞退される可能性を考えてしまいますし、採用しても熱意を持って仕事をしてくれるかどうか不安になります。

基本的に企業は自分の会社に貢献してくれる人材を求めているので、これらの返答をしてしまうと役員面接だからこそ落とされてしまうと言えるのです。

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