私たちの社会に必要不可欠な業界である建設業界。
この記事では鳶会社や建築企業の10社の売上高を、ランキング形式で掲載します。
これから鳶職や建築業界に飛び込もうと考えている人はもちろん、現在建築業界に身をおいている人も、業界への理解を深める一助として、ぜひ参考にしてくださいね!
ズバリ「とび職」とはなに??〜詳しい仕事内容や1日の流れなどの解説〜
- 公開求人数
- 約5,400件
- 掲載の多い業種
- 建設/土木/とび/土工工事/塗装/電気工事/管工事/大工/内装仕上/運送
- 掲載エリア
- 全国47都道府県に対応
- 特徴
- ・建築、建設、土木や運送、鳶職や塗装業などのに特化!
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- 月30万~
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- 勤務地
- 東京都
鳶会社・建築企業の売上高ランキングTOP10
経済状況に業績が左右されやすい建築業界。
鳶会社に身を置く人は、企業の売上高について押さえておくことは大切と言えるでしょう。
ここでは各企業の2021年の売上高別に、鳶会社や建築企業のTOP10を掲載します。
鳶職の平均年収は約400万円!経験や年齢別の収入も解説します!
1位:旭産業株式会社
1位は、住宅機器やアルミ製品などの製造開発に広く携わる「旭産業株式会社」です。
建築の現場で使用される足場の製造も手がけており、2021年の売上高は949億円と1位にふさわしい業績を残しています。
中国にも2つの拠点を構える、モノづくり界の重鎮です。
2位:株式会社四電工
2位は香川県高松市に本拠を置く「株式会社四電工」です。
電気設備工事や通信設備の設置工事などに力を入れている会社で、2021年の売上高は926億円と、1位の旭産業株式会社には及ばなかったものの、非常に高い売上高を記録しています。
四国電力の管轄である高知県、愛媛県、香川県、徳島県が主な拠点です。
3位:東電タウンプランニング株式会社
3位は東京電力グループの一つである「東電タウンプランニング株式会社」です。
広告事業や配電事業に特に力を入れており、特に町の無電柱化や地域開発などに重点的に携わっています。
また、地域開発にかかわる土木工事などにも携わっており、鳶職人が活躍する機会が多い企業です。
4位:アルインコ株式会社
4位は、建設資材メーカー大手としてしられる、「アルインコ株式会社」です。
建設資材のシェアは業界トップクラスを誇り、現在も成長を続けています。
また建築資材だけではなく。フィットネス用品や無線用品、介護用品など、さまざまな製品を手がけているのも特徴です。
5位:株式会社日立物流関東
5位は日立グループの一つである「株式会社日立物流関東」です。
運輸業界内でも高い業績を誇りますが、施設の移転や重量物の運搬・設置などの分野でも確かな実績を残しています。
2021年の売上高も443億円と、好調な数字を記録しています。
6位:朝日機材株式会社
6位は、仮設資材のレンタルや製造、工事と建築業界で幅広く業務展開している「朝日機材株式会社」です。
朝日機材株式会社は、数多くの有名建築を手がける「竹中工務店」の系列会社として1947年に設立されました。
以来、建築業界の重鎮として活躍を続けている企業です。
7位:丸藤シートパイル株式会社
7位は「丸藤シートパイル株式会社」です。
鳶会社の重鎮として、土木工事や建築現場だけではなく、建築資材や仮設資材の販売・レンタルまで幅ひろく建築業界で活躍しています。
主要な取引先も「鹿島建設株式会社」、「株式会社大林組」など、建築業界の第一線で活躍する大手企業ばかりです。
8位:トヨタT&S建設株式会社
8位はトヨタグループの企業として活躍する「トヨタT&S建設株式会社」です。
設立は2003年と比較的新しい会社ですが、2021年の時点で302億円の売上高を叩き出すなど、目覚ましい活躍を見せています。
鳶職だけでなく、解体工事や左官工事など、建築にかかわるさまざまな業務を展開しており、今後も活躍が期待できる企業の一つです。
9位:尾道造船株式会社
9位は、造船業界の雄として知られる「尾道造船株式会社」です。
鳶職人が活躍する場は、建物の建築現場だけではありません。
大型船建造の現場でも、とび職は不可欠な存在なのです。
建築業界だけでなく、海運業界の一角を担う企業として活躍を続けています。
10位:株式会社東京エネシス
10位は主に発電所や変電所の建設に携わる「株式会社東京エネシス」です。
発電所や変電所の建設だけではなく、一般土木工事なども手がけており、2021年の売上高は213億円となっています。
SDGsについて広く叫ばれる中、建設する発電所や変電所も再生可能エネルギーを使用するものへとシフトするなど、環境に対する意識も高い企業です。
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鳶会社が現在抱える課題3選
上では鳶会社・建築企業の売上高について、ランキング形式で解説しました。
一見輝かしい売上高を記録しているようにも見えますが、じつは課題も残されています。
ここではそんな主な課題を3つに絞って解説していきます。
鳶会社が現在抱える課題3選
- 人手不足
- 労働環境の改善
- 若い職人の育成
一つ一つ見ていきましょう。
建築業界の今後の流れと現状について〜課題や取り組みなども解説〜
①人手不足
大きな課題としては「人手不足」があげられます。
現在、建築業界は深刻な人材不足に喘いでおり、政府の調査では2025年には約90万人もの人材が不足するという結果まで出ているのです。
建築業界は、社会にとってなくてはならない業界の一つであるため、早急な対策が求められています。
②労働環境の改善
上でふれた人手不足を引き起こしている要因として、働きやすい労働環境が整っていないと言う点があります。
一口に建築業界といっても、人事職、営業職、事務職など、様々なお仕事が集まって成り立っていますが、数あるお仕事の中でも鳶職のお仕事は非常に体力を消耗します。
しかし、鳶職の多くは日・祝休みであるため、週に1日しか休みがない場合も多いのです。
また全産業の中でも建築業界の労働時間は非常に長く、厚生労働省が行った労働力調査では、建築業界の2020年の年間労働時間は2032時間という数字が出ています。
全産業の平均である1810時間と比較すると、その差は歴然です。
③若い職人の育成
労働環境の整備が整っていない事から、鳶職人になろうという若い人材が増えないことも大きな課題の一つです。
鳶職人が一人前に育つには、確かな技術や豊かな経験を積むことが非常に大切なので、非常に時間がかかります。
それだけでなく、ある程度の年齢に達してしまうと、体力的にも鳶職への挑戦が厳しくなってしまうのです。
高齢化社会が進行するなかで、若い人材が確保できなければ、高齢化が鳶会社に与えるダメージは深刻なものとなるでしょう。
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今後鳶会社が活躍する計画3選
そんな建築業界ですが、国が国家の威信をかけて計画する一大プロジェクトに関わる事ができる、非常にスケールの大きい業界とも言えます。
ここでは、今後建築業界が大いに活躍する大規模な案件を3つ紹介します。
今後鳶会社が活躍する計画3選
- 大阪万博
- IR計画
- リニア中央新幹線計画
どれも非常に規模の大きいプロジェクトのため、鳶会社だけではなく、建築業界全体の業績アップにつながる事が期待されています。
それぞれ見ていきましょう!
①大阪万博
まず一つ目は2025年に開催が予定されている「大阪万博」です。
万博は、オリンピック・パラリンピックと並ぶ世界規模のイベントとして知られており、莫大な経済効果をもたらすことが期待されています。
そんな万博ですが、開催にあたって鳶職会社が活躍するシーンは、会場の設営だけではありません。
周辺の道路の拡張工事や飲食店の建設、鉄道網の整備など、あらゆるシーンで鳶会社が必要とされるでしょう。
②IR計画
IR(Integrated Resort)とは、国際会議場や劇場、宿泊施設や大型ショッピングモール、さらにはカジノに至るまで、様々な施設を有する「統合型リゾート」の事です。
政府は、このIR施設の建設を推進する一環として、「IR推進法」を成立させました。
IR施設の建設は非常に大規模なものになるため、参画する鳶会社にも多大な利益がうまれる事が期待できます。
ただし、ギャンブル依存症への観点から、カジノ設立に慎重な声も少なくなく、当初の予定通りに計画が運んでいないプロジェクトでもあります。
③リニア中央新幹線計画
2037年の全線開通に向けて現在進行中の「リニア中央新幹線計画」も、鳶会社にとって目が離せないプロジェクトの一つです。
2011年に計画がたてられた一大プロジェクトで、完成すれば東京-大阪間を最速67分と言う驚異的なスピードで運行します。
周辺住民の反対などもあり、当初の予定通り進行していない面もありますが、工事にあたっては多くの鳶会社や建設企業が参画することから、建築業界全体の成長につながる事が期待されています。
より待遇の良い鳶会社で働くためには?
現在の鳶会社の売り上げや将来性に不満がある場合、思い切って転職をしてしまうのも一つの手です。
しかし、転職活動を自分一人の力でやりきる事は非常に困難で、下手をすれば転職直後にまた転職を考える事態にもなりかねません。
そこで活用したいのが、転職サイトや転職エージェントの力です。
独力のみで行う転職活動と比べて非常に効率的に行えるだけではなく、転職活動で不安な点や分からない部分をエージェントに相談することもできます。
転職を成功させるためには、これらの活用は必須と捉えましょう。
転職サイト・転職エージェント比較ランキング!おすすめの転職サービスについて徹底解説
オススメの転職サイト・転職エージェント4選
ここでは、現在勤めている鳶会社から別の鳶会社へ転職したい人へ向けて、数ある転職サービスの中から特にオススメのものを4つ紹介します。
オススメの転職サイト・転職エージェント4選
- GATEN職
- 建職バンク
- doda
- ビズリーチ
転職活動の強い味方として、ぜひ活用してくださいね!
①GATEN職
- GATEN職の特徴現場系のお仕事全般の求人を掲載している
- 建築業界の求人だけで1,000件以上掲載されている
- 正社員からアルバイトまで様々な雇用形態の求人を見つけられる
- 希望条件を詳細まで絞って検索できる
- 動画から求人を探すことができる
1つ目にオススメする転職サイトは、こちらの「GATEN職」です。
鳶職や土木工事など、ガテン系の求人全般を数多く掲載しています。
建築業界の求人数だけでも1000件以上とりあつかっているため、鳶職として転職したい場合は非常にオススメですよ!
また、正社員やアルバイトなど様々な雇用形態からお仕事を探せるのも便利です。
②建職バンク
建職バンクの特徴は以下の通りです。
- 建職バンクの特徴建設業界に特化した転職・求人サイト
- 業界最大の求人数
- 建設業のプロによるサポートがある
- 履歴書作成や面接もサポートしてもらえる
2つめにオススメする転職サイトは、こちらの「建職バンク」です!
建築業界に特化しており、鳶職の求人もたくさんあります。
また、一人では心細い履歴書の作成や面接対策のサポートなどもしてもらえるため、安心して転職活動を進める事ができますよ。
ぜひ活用してください!
③doda
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaエージェントの特徴
- 取り扱い求人数が桁違い
- エンジニア・技術職・営業の求人が多い
- 面接対策などのエージェントサービスも手厚い
- 年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実
- 転職フェアなども豊富
続いてオススメする転職エージェントは、こちらの「doda」です。
飲食業界、介護業界など、幅広い業界のお仕事を多数取り扱っていて、建築業界の求人数も豊富です。
くわえて、面接突破のアドバイスや応募書類作成のサポートも行ってくれるため、転職が初めての人にも非常にオススメですよ!
dodaのエージェントは転職におススメのサービス!評判・口コミを徹底解説
④ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト型の転職エージェント
- 登録に審査がある
- 有料プランが用意されている
鳶職としての技量に自信があり、キャリアアップや年収アップを狙う人にとってオススメなのが、こちらの「ビズリーチ」です。
ハイクラス求人を多数掲載していて、スカウトサービスもあるため、自分では見つけられなかった優良企業から直接オファーが来ることもありますよ!
収入アップを目指す人は、ぜひ活用してください!
まとめ〜鳶会社・建設企業ランキングTOP10
この記事では、鳶会社の売上高をランキング形式で、業界の課題や現在進行中のプロジェクトなども交えながら解説してきました。
あらゆる建築現場において、鳶職は非常に重要なお仕事です。
「鳶に始まり鳶に終わる」という言葉があるように、建築業界にとって鳶職は必要不可欠であり、今後も大いに活躍していく事でしょう。
鳶職の服装「ニッカポッカ」や「鳶足袋」について詳しく解説します
- 公開求人数
- 約5,400件
- 掲載の多い業種
- 建設/土木/とび/土工工事/塗装/電気工事/管工事/大工/内装仕上/運送
- 掲載エリア
- 全国47都道府県に対応
- 特徴
- ・建築、建設、土木や運送、鳶職や塗装業などのに特化!
・企業からオファーが届く!
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