せっかくITコンサルタントを目指すなら大手企業一択！

大手企業であれば「収入・福利・将来性・安定」など待遇面はもちろん大手企業ならではの事業の大きさ・仕事の難易度があり、コンサルタントとしても社会人としても成長できる質やスピードの濃さが魅力です。

ただ、大手といっても会社ごとに待遇やルールなど違いがあります。
そんな違いを知らず「大手企業」というだけで、就職先を決めてしまうのは少し危ないかもしれません。

この記事では、以下の内容が分かります。

この記事を読むと、ITコンサルタントについて全く知らない方でも、ITコンサルタントがどんな仕事をしていて、日本にあるITコンサルの会社で、自分にあった会社がどこなのかが分かります。

大手企業のSEになりたい人必見！大手へ転職するためのヒントや注意点

ITコンサルタント転職でおすすめ大手のまとめ

「大手企業」に絞って厳選した12社を紹介します。

IT・WEB業界への転職におすすめのエージェント10選！利用時に注意しておくポイントとは

①野村総合研究所

コンサルティングで問題をみつけ解決までを明確にする。

システム開発・システム導入後の運用も可能だから「課題を見つける〜解決する」までワンストップで対応できる会社です。

②EYストラテジー・アンド・コンサルティング

世界150以上の国と地域で活動している会社だから、持っている知見やノウハウは「ワールドクラス」世界規模の手法で、企業経営のサポートができる会社です。

③デロイト トーマツコンサルティング

外資系企業にしては珍しく、日系企業に近い社風の会社。

人を育てる文化が強いから教育制度がしっかりしているのも特徴。

教育制度がしっかりとしている会社を希望する方におすすめ。

④PwCコンサルティング

「今あるものを形を変えて成長させていく」「今あるものに足りていないものがなにかを見つけ成長させていく」という、他の会社にはない二軸のアプローチを支柱にしている会社です。

海外の支援事業も行なっているから、さまざまな業界で応用できるスキルが身につきます。

⑤日本IBM

アメリカにある「IBM」の日本法人。

世界中から集まるノウハウをもとに、実践的かつ最先端のサービスを提供しています。

BtoBのITビジネスにおいて、冠ブランドの影響力は絶大。

日本IBMへの転職は可能か？転職後の年収も考える

⑥KPMGコンサルティング

親会社の社風などに一切影響されることなく、外資系では珍しい日本人の「買い物習慣」などにもこだわって事業戦略を立てることがある親しみやすい会社。

柔軟で外資系を感じさせない社風が魅力的。

⑦アクセンチュア

世界67万人越えのグローバル企業。

「自分も・会社も・世の中も変えたい！」そんな野心あふれる方を求めている会社です。

業界屈指の対応力の速さが強み。

未経験者の募集もしていて、研修内容が豊富。

⑧EY

複合的なサービスを提供しているからマルチなスキルが身につきます。

• デジタル
• 金融
• 公共サービス　など

幅広い業界に対してコンサルティングしたいという方におすすめ。

⑨アビームコンサルティング

日本発のグローバルなコンサルティング会社。

お客様と共に変革を創っていくことを理念にしているから、さまざまな企業を内側から変えていくことができる。

⑩NTTデータ経営研究所

NTTグループだから事業基盤が安定している。

行政関連の事業が多い傾向にある会社。

一般企業ではないため、関わる業務の内容は「国・県・市」単位で生活の根底に関わることができる。

⑪日本総合研究所

ITコンサルティングに「シンクタンク」のノウハウもかけ合わせられる会社。

徹底的に調べ上げ、しっかりとした根拠を示すことができる。

そんな人材になりたい方にはピッタリの会社です。

⑫シグマクシス

一般企業から新潟市などの行政機関までマルチな事業実績のある会社。

戦略立案からシステム導入までワンストップで対応可能。

社内ベンチャーの制度があるから、将来起業を考えていて、ITコンサルタントになりたい方は、この会社一択かもしれません。

ITコンサルタントの平均年収

平均年収約640万円。

約390万〜約1200万とレベルをあげていけば、高収入も狙えるお仕事です。

エンジニアの平均年収は高い？年収を上げる方法やエンジニア転職のポイントを解説

ITコンサルタント大手へ転職するメリット4つ

平均年収を見るだけで、転職の価値ありと判断できそうですが、より具体的に転職すると起こるメリットを4つに分けてご紹介します。

SEは転職で年収アップできる？転職を成功させる方法について徹底解説

①年収アップを目指しやすい

前述した通り、平均年収が600万円台と高く、約1200万円の年収を稼いでいる方もいます。

また、難易度は高いですが、ITコンサルタントにピッタリな資格も複数あるので、資格を取得できれば、更なる年収アップを見込めます。

また、フリーランスの年収が高い傾向にあります。

フリーランスになるだけで、収入がアップするということではないですが、大手企業で実務経験を積んだ後など実践経験が豊富であれば、独立してフリーランスになると収入が上がる可能性はかなり高いでしょう。

②達成感が大きい

経営状況のヒアリングを行った上で、体型的に仕事をすることが多いお仕事です。

問題点を見つけるところからはじまって、必要なシステムを導入したり導入後の問題を更に解決したりと、担当する企業が成長する過程を間近で見られるのは、とてもやりがいを感じられると思います。

③仕事領域の範囲が広い

「経営状況をコンサルティングで分析・解析して、ITの技術で良い方向に成長させる」というのがITコンサルタントとして働く上での使命です。

一つ一つのことに真面目に取り組み似たような業務を回していくよりは、その時々で業務の内容が違ったり、色んなことを少しずつ進めていき最終的に問題を解決するといったことにやりがいを感じられる方はピッタリなお仕事でしょう。

④自由度が高い

近年、当たり前になりつつあるリモート勤務や年間の休日日数が多いなど、会社によって細かい違いはありますが、どこの会社も似たような待遇なので、働き方は自由度の高い業界です。

中には、髪色自由・髭OKという会社の求人もあります。

ITコンサルタントに転職しやすいおすすめの業界3つ

ITコンサルタントに転職を考えている方は見逃し厳禁です。

あなたが今いる業界が下の業界の中になくても、使える情報がないかを探して、オリジナルな志望動機を考える材料にしてください。

SEから転職しやすい仕事には何がある？オススメの転職先と成功のカギ

①同業界からの転職は有利

業界によって分かれますが、同業界からの転職は有利です。

というのも、会社ごとで独自に保有しているナレッジやノウハウなどを採用する会社は手に入れることができる大きなメリットがあります。

また、ITコンサルタントは、どちらかというと簡単なお仕事ではないため未経験を採用するより、リスクも手間もかからないので重宝されます。

②外資系は実力成果主義

この記事でも紹介しましたが、外資系も多いITコンサルの業界。

外資系からの転職であれば、実力成果主義というマインドが既に備わっているので、採用する会社は成果をあげることへのマインド教育をする手間が省けます。

採用した時点で、成果をあげようとする人材と確定していると言っても過言ではないため、外資系からの転職と言うだけで「優秀な方がきた」と思われる可能性もあります。

③金融業界からの転職は重宝されやすい

ITコンサルタントの主力業務である経営をサポートする上での業務が多い金融業界。

そのため、IT分野においての学習をしっかり行なえば、現場デビューまで遠くありません。

ここまでで紹介してきた業界と同じで、一から研修することなくある程度戦力になることが見込めるため有利です。

これまでの経験に加えて、ITコンサルタントを志望する明確な理由があれば高確率で採用されるでしょう。

ITコンサルタントは未経験でも転職できる？

自分は未経験だから難しそうと諦めている方は、是非このパートをご覧ください。

結論、未経験でもITコンサルタントになれます。

ここまでの内容にもある通り「未経験者募集」のITコンサルタント求人が実際に出ています。※1

とは言え、全くスキルなしでなれる簡単なお仕事ではありません。
※1 2024年1月調べ

未経験といっても、必要になる最低限のスキルとおすすめの資格をまとめました。

ITへの転職は未経験でもできるのか？未経験が心得ておくべきポイントとは

必要なスキルとは

必要なスキルは大きくまとめて以下４つ

経営の困りごとに対して、解決するためのプロセス（過程）を提案し、その内容に対して必要なシステム導入をしていくこと。導入後のサポートをすることが、ITコンサルタントの仕事の主軸です。

難しい内容や状況を把握しながら、最良な選択を提案し導入まで行うため上に書いた4つのスキルが必要になってきます。

おすすめの資格

おすすめの資格4選

特にITコーディネータは、ITコンサルタントになるための基礎で必要なことが身につく資格として優秀です。

未経験からの転職であれば、まずはこの資格を取ってから挑戦するのもありです。

まとめ～ITコンサルタントの転職は大手よりも自分に合う企業かどうかを見極めよう！～

未経験からの転職は、数多く求人も出ているので、興味ある方はどんどん挑戦すべきです。

ただ、中小企業にするのか大手企業にするのかというところは慎重に。

ここまでで紹介した通りですが、大手にいくともなれば事前に覚えないといけないことや入った後も勉強三昧の毎日になる可能性は高く、楽しさを覚える前に疲れてしまいます。

自分に合った会社が大手であれば、それに越したことはありませんが「大手だから応募する」といった下調べなしの応募は、未来の自分の首を締めていることに繋がりかねません。

しっかりと見極めてあなたのITコンサルタントとしての人生が楽しいものになるよう祈っています。

おすすめ転職エージェントの比較ランキング！