毎日仕事をしていると「仕事辞めたい」「辛い」と感じてしまうこともありますよね。
仕事を辞めたいけれど、「収入がなくなるのは不安」、「転職先が見つかるか不安」、でも辛い。
そんなときには仕事が辛い理由と対処法や今後の対策を知ることから始めましょう。
当記事では、そういった仕事が辛い理由や対処法、気持ちの切り替え方についてまとめていますので、是非参考にしてみてください。
仕事が辛いと感じる理由と対処法
仕事が辛いと感じる理由は人それぞれ異なります。
人間関係のストレスであったり、仕事量が多かったりとさまざまです。
その中から、一般的に仕事が辛い理由と対処法をそれぞれご紹介します。
人間関係が辛い
仕事をする上で人と関わることはたくさんあります。
中にはもちろん自分と向き合う人、当たり障りなく付き合える人ばかりでなく、苦手だと感じる人もいます。
また、苦手であっても、業務上関わらければならないということもあります。
そんなときには、相手と距離を置いてみましょう。
業務上どうしても関わらないといけない場合は、第三者に入ってもらい、直接の関わりを避けるのも良いかもしれません。
必要最低限のコミュニケーションにとどめ、仕事上の付き合いだと割り切ることが大切です。
職場についていけない
自分が思っているように仕事ができなかったり、独自のルールがあったりと、能力を発揮できずに行き詰まってしまうこともあります。
そんなときには、一人で抱え込まずに遠慮せず、上司や同僚から意見やアドバイスをもらうようにしましょう。
また、これを機に、社員とコミュニケーションを図ることで、新たな発見もあるかもしれません。
待遇が見合っていない・評価されない
「努力した結果がきちんと評価されない」「結果を出しても待遇が変わらない」などと、精一杯頑張っているのに評価されず待遇が見合っていない場合、仕事に対するモチベーションも保てません。
そんなときは、業務の成果や業務量について数値化し、自分の担当業務のキャパに対して可視化します。
その上で、上司や会社に対して適切な評価や待遇に付いての改善案を提示しましょう。
仕事量・残業が多い
仕事上でのストレスで最も多かった理由は仕事量の多さでした。
仕事量が多く辛いと感じたときには、自分が担当している業務をすべて書き出し、改善点を洗い出しましょう。
本来自分には必要ないタスクがあったり、効率が悪く無駄な作業をしているケースもあります。
他の人に任せられる業務はないか、より効率的な方法を考え、上司に相談してみましょう。
仕事が辛い理由がわからない場合も
仕事が辛いと感じても、何が辛いのかわからないということもあるでしょう。
理由がありすぎてわからないということも考えられます。
また、心身の疲れで辛いと考える場合もあります。
「仕事辞めたい」辛いと思うのは甘えではなく心身のサイン?
「仕事が辛いと感じるのは甘えなのか‥」と自分を責めてしまったり、「甘えているだけ」と言われてしまうこともあるかもしれません。
しかし、仕事が辛いと考えることは「甘え」ではなく「心身のサイン」です。
仕事上ストレスを抱えている人は53.3%
厚生労働省が令和3年に実施した「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は、53.3%であり、依然として半数を超えていることがわかります。
「仕事が辛い」という理由でストレスが心身に及ぼす影響
仕事が辛いときにあらわれる身体・心の不調にはどのようなサインがあるのでしょうか。
自分に当てはまるものはありませんか?
身体のサイン
仕事が辛いときにあらわれる身体のサインとして以下のようなものがあります。
・めまいや耳鳴りがする
・夜中に目覚める・寝付きが悪い
・食欲不振・過食
仕事が辛いときにあらわれる心のサインには以下のようなものがあります。
・イライラする
・すぐに落ち込んだり、涙が出てくる
・何事にもやる気がなくなる
・人との付き合いが以前より少なくなった
仕事が辛いまま仕事を続けるリスク
仕事が辛いと感じ、心身のサインがあらわれているのに、無理して仕事を続けていても、「仕事のパフォーマンスが上がらず成果が出ない」「余計に仕事が辛くなる」などといった負の連鎖が生じます。
このような状態が続く場合には、今の気持ちを吐き出すことが大切です。
一人で抱え込まず身近な人や専門家に相談しましょう。
仕事が辛い状態でも避けたいこと
仕事が辛いと感じていても、以下のようなNGな行動があります。
無断欠勤
仕事が辛いからといって上司や勤務先に連絡せずに、無断で欠勤するのは避けましょう。
連絡をせずに欠勤すると、同僚や顧客など多くの人に迷惑をかけ、社内の信用を失うこともあります。
また、懲戒解雇処分や損害賠償の理由にもなりかねないので、デメリットが多い行動といえます。
ストレスを感じた時には、無断欠勤ではなく休暇を取ることも大切です。
必ず職場に連絡して理由を述べましょう。
転職先が見つかる前に退職
仕事が辛いと感じても冷静にならずに退職を決断するのは避けましょう。
転職先が決まっていない状態での退職は、収入がない時期が生じてしまいます。
また、転職活動の時期が長引いた場合、焦りから転職先を妥協して選んでしまうこともあります。
その結果、転職先でも仕事が辛いと感じ、転職を考えるという悪循環が生じてしまう可能性もあります。
しっかりと転職の手順を知り、計画的な転職活動をおすすめします。
仕事が辛いと感じたときの気持ちの切り替え方法
仕事が辛いと感じたときは、まず気持ちの切り替えが大切です。
すぐに気持ちが切り替えられる方法をご紹介します。
誰かに相談する
ストレスから開放される方法として、誰かに話すことによって気持ちが楽になります。
これをカタルシス効果とも呼びます。
辛い気持ちや不満は口に出すことが大切なのです。
上司や同僚に話すのも良いですが、会社のコミュニティから外れて家族や友人に話すのもおすすめです。
趣味に時間を使う
仕事量や業務で仕事ばかりの生活でのストレスを感じている場合には、プライベートに時間を使うのがおすすめです。
プライベートの時間では、趣味に没頭したり、リラックスする時間にしましょう。
休暇を取る
ストレスを感じてしまっている状態で仕事を続けていても、思うようなパフォーマンスができなかったり、生産性も下がってしまいがちです。
疲労が回復できないと感じているのであれば、休暇を取ってみてください。
心身を休める時間や、プライベートの時間にすることで疲労の回復になるのでおすすめです。
仕事を続ける理由が見つからない場合は転職も一つの方法
仕事が辛いと感じた時、「自分には向いていない」「他にやりたいことが見つかった」という場合には、転職を考えると思います。
転職するにあたって予めやっておくべきことがあります。
キャリアアドバイザーに相談
転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーに相談することも、気持ちの切り替えになります
自分の現状や悩みについて相談することで、考え方の整理ができます。
また、転職先についても紹介やアドバイスをもらえるのでとてもおすすめです。
自分に合った企業探し
仕事が辛く転職を決意する場合、以下のポイントに気をつけて企業を探しましょう。
・自分の資格や能力を生かせる仕事か
・自分の価値観と企業理念が合っているか
・仕事に求める条件が満たされているか
・勤務条件と合っているか
現状よりも良い勤務条件や職場環境を目指して転職を考えている場合、転職のプロに相談するのがおすすめです。
応募書類の添削、面接対策など、幅広くサポートしてくれます。
事前に丁寧なカウンセリングを行うため、希望に寄り添った企業を紹介できます。
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- 転職フェアなども豊富
仕事が辛いと感じながら仕事を続けるのは非常に良くない行為です。
そのまま仕事を続ければ心身の健康にも影響が生じます。
まずは自分なりの解決策、リフレッシュ方法を考えて、改善してみましょう。
どうしても今の仕事が自分に合わないと感じたら転職も視野に入れてみてください。
自分に合った企業や仕事を探す上で、キャリアアドバイザーに相談したいとお考えのかたは、転職サービス「doda」がご支援いたします。
一度ご相談ください。
【まとめ】仕事が辛いのは甘えじゃない。まずは理由や対処法を見つけ、それでも辛いときには転職サービスに相談しましょう。
仕事を辞めたいと思うことは決して悪いことではなく、自分に罪悪感を抱く必要はありません。
しかし、重要なのは、辞めたい理由をきちんと把握しているか、それを改善するための適切な対処をしているか、ということです。
仕事を辞めたいという考えは、消して甘えではなく、自分の力ではどうしようもないので、休暇や異動、転職など環境を変えるのがおすすめです。
仕事が辛くて転職を考えている人は、一度転職サービスに相談してみましょう。