測量士は求人数が少ない職種です。

転職の際は、転職サイト・転職エージェントに登録して、自分のスキルや希望に合った募集の数を確保することが重要となります。

しかし厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果（令和2年度）」によると、日本には2022年時点で27,274社もの転職エージェントがあります。

この中から、測量士の転職に強い転職サイト・転職エージェントを選ぶのは難しいです。

そこで今回は、測量士の転職におすすめの転職サイト・転職エージェントを厳選して6社ご紹介します。

各転職エージェントの特徴を一覧表で比較し、おすすめ順にランキング化しました。

GATEN職

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公開求人数

約5,400件

掲載の多い業種

建設/土木/とび/土工工事/塗装/電気工事/管工事/大工/内装仕上/運送

掲載エリア

全国47都道府県に対応

特徴

・建築、建設、土木や運送、鳶職や塗装業などのに特化！
・企業からオファーが届く！
・紹介動画から求人を探せる！

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  • 職種

    板金

  • 給与/報酬

    8:00～17:30

  • 勤務地

    群馬県各地の現場

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• 株式会社ノジマ住建

  • 防水

  防水工事◎月給30万円以上◎日祝休み

  

  • 職種

    防水

  • 給与/報酬

    月30万～

  • 勤務地

    東京都

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測量士におすすめの転職エージェント・転職サイト比較ランキングTOP6

早速、測量士におすすめの転職エージェント・転職サイト比較ランキングTOP6を順番にご紹介します。

今回ご紹介している転職エージェント・転職サイトの特徴を、一覧表で比較しました。

サービスロゴ
転職エージェント名	GATEN職	建職バンク	LEGAL JOB BOARD	建設転職ナビ	ベスキャリ建設	建設・設備求人データベース
エージェントサービス	✕	〇	〇	〇	〇	〇
全国対応	〇	〇	〇	〇	〇	〇
おすすめ ポイント	現場系の 仕事探しに特化	建設業界の資格・経験を活かせる	測量士の転職に特化	測量士の資格から求人検索できる	非公開求人を取り扱っている	測量士の資格が活かせる求人あり
求人数	6,275件	12,513件	232件 （測量士のみ）	19,232件	12,200件	17,214件
測量士の求人	〇	〇	〇	〇	〇	〇
料金	無料	無料	無料	無料	無料	無料

※求人数は、2024年8月22日時点のデータを掲載しています。

測量士におすすめの転職サイト第1位は、GATEN職です。

GATEN職は、建設業界で活躍する「現場系」の仕事探しに特化しています。

測量士の求人がタイミングによっては少ないこともありますが、6,275件の求人の中から、関連職種の転職先も多数見つけられる点が魅力です。

特に未経験者歓迎の求人や、高待遇の求人、地域に密着した企業の独占求人が多く見つかります。

またGATEN職は、自分で求人を検索して応募する「求人転職サイト」であり、「転職エージェント」ではありません。

担当者がつかないので、強引に転職をおすすめされることがなく、自分のペースで測量士や建設系技術職への転職活動を進めたい方におすすめです。

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

GATEN職を利用して、測量士に転職しました。建設業界に特化した求人が多く、特に現場系の仕事に強い点が魅力でした。測量士の求人もいくつかあり、地域密着型の企業が多いのも良かったです。エージェントがいないので、自分のペースで応募できたのが安心でした。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

未経験から測量士に挑戦したくてGATEN職を利用しました。測量士の求人は少なめでしたが、関連職種の求人も多く、自分に合った仕事を見つけやすかったです。特に、未経験歓迎の求人が多く、自信を持って応募できました。現場系の仕事に興味がある人におすすめです。

性別：女性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

異業種から測量士に転職を考えてGATEN職を使いました。求人サイトなので、自分のペースで転職活動ができ、強引な勧誘もなく安心して利用できました。求人の検索機能も使いやすく、地域密着型の独占求人が多い点が特に良かったです。建設系技術職への転職を考えている人にはぴったりのサイトです。

建職バンク

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

建職バンクを利用して測量士として転職しました。測量士の求人数は少なかったですが、専門知識を持つエージェントが応募書類の添削や面接対策を丁寧にサポートしてくれたので、内定をもらえました。建設業界に特化しているので、業界の動向や職種に関する深いアドバイスが得られました。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

測量士に挑戦するために建職バンクを利用しました。求人は少なめでしたが、エージェントが一つひとつの求人をしっかり説明してくれて、応募先の企業情報も詳しく教えてもらえました。初めての転職で不安もありましたが、丁寧なサポートのおかげで安心して進められました。

性別：男性
年齢：40代
評価：★★★★★5点

測量士から異職種への転職を検討している際に、建職バンクを利用しました。求人数は限られていましたが、ビルメンテナンスや事務など、体力的な負担が少ない職種への転職を提案してくれました。エージェントのアドバイスが的確で、自分のスキルや経験を活かしつつ、働きやすい職場を見つけることができました。

LEGAL JOB BOARD （リーガルジョブボード）

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

測量士経験者です。LEGAL JOB BOARDを利用して転職を行いました。法律系の職種に強い転職エージェントで、測量士の求人も他のエージェントと比較して多かったです。担当者が測量士の業界に精通しており、専門的なアドバイスを受けながら転職活動ができました。

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

LEGAL JOB BOARDは、業界知識豊富な担当者がしっかりサポートしてくれそうだったので、利用しました。結果としては期待通りで、測量士の求人を比較的見つけやすい点も良かったです。企業の採用担当者と直接やり取りできるところもいいと思いました。

性別：女性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

測量士への転職を考えて、LEGAL JOB BOARDを利用しました。測量士の転職に詳しい担当者が、業界の動向や求められるスキルについて、詳細に教えてくれました。また、企業の採用担当者と直接やり取りできたので、疑問点や不安を解消しながら転職を進められました。専門的なアドバイスを受けたい方におすすめです。

建設転職ナビ

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

建設転職ナビを利用して、測量士としての年収アップを目指しました。建設・不動産業界の専門職に特化しているため、測量士向けの求人も豊富でした。有資格者向けの案件が多い点も魅力的で、非常に満足しています。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

未経験から測量士補としてのキャリアをスタートするために、建設転職ナビを活用しました。建設業界に特化しているだけあって、専門的なアドバイスを受けられました。今回内定をもらえた会社で、ゆくゆくは測量士を目指したいと思っています。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

異職種から測量士への転職を検討していた際、建設転職ナビを利用しました。測量・調査の求人がたくさんあり、幅広い選択肢の中から自分に合った職場を選べたことが良かったです。最終的に満足のいく転職先を見つけることができました。

ベスキャリ建設

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

ベスキャリ建設を利用して、測量士としてのキャリアを次のステップに進めることができました。地方での転職でしたが、ベスキャリ建設は全国各地の求人を取り扱っていたので、スムーズに進められました。

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★4点

残業が多かったので、待遇改善を目指してベスキャリ建設を利用しました。求人検索で測量士向けの求人が比較的多く見つかりました。特化型求人サイトとしての信頼性も高く、安心してサポートを受けることができました。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

地方で測量士への転職を希望していたため、全国の求人を取り扱うベスキャリ建設を利用しました。地元に近い場所で働ける職場を見つけることができ、満足です。求人サイト3冠を達成しているだけあって、エージェントの対応も丁寧でした。

建設・設備求人データベース

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

建設・設備求人データベースを利用して、測量士としての新しい職場を見つけました。建設・設備求人データベースは、転職先の選択肢が多く、自分の希望条件に合った求人を見つけやすかったです。また、業界に特化したプロのサポートを受けられたので、自信を持って面接に挑めました。

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★4点

未経験から測量士として働くために、建設・設備求人データベースを活用しました。未経験者なので測量士の仕事について正直よく分かっていませんでしたが、建設・設備求人データベースは、建設業界専門のエージェントということで、非常に役立つアドバイスをもらえました。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

私は測量士の経験が10年あります。転職を考えた際、採用選考の通過率を上げたいと思い、建設・設備求人データベースを利用しました。業界に精通したプロからサポートを受けられる点が非常に心強かったです。確実な転職を目指す方にはおすすめです。

測量士におすすめの総合型転職エージェント・転職サイト3選

続いて、幅広い業界・業種を取り扱っている総合型転職エージェント・転職サイトの中から、測量士におすすめの3社をご紹介します。

転職エージェント名	doda	ビズリーチ	ワークポート
エージェントサービス	〇	〇	〇
全国対応	〇	〇	〇
おすすめ ポイント	求人数が多い	ハイクラス転職に強い	20年の歴史
求人数	257,211件	130,940件	103,795件
料金	無料	無料	無料

※求人数は、2024年8月22日時点のデータを掲載しています。

総合型の転職サービスは、測量士や建設業に特化しているわけではありませんが、特化型の転職サイトより、測量士の求人も見つけやすいことがあります。

そのため、測量士への転職では、総合型の転職サービスでも求人を検索するのがおすすめです。

また、測量士の経験を活かして転職できる、異業種・異職種の求人も探せます。

どの転職エージェント・転職サイトも無料なので、ぜひ登録を検討してみてください。

doda

満足度★★★★★　5

求人数	約260,000件
対応地域	全国47都道府県
料金	無料
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社

プラン詳細を見る

★特徴

業界最大級の求人数を誇る人気転職サイト 公開求人だけで22万件もある 幅広い業界・職種の求人を掲載

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

dodaを利用して測量士としての新しい職場を探しました。1,000件以上もの測量士関連の求人がヒットし、多くの選択肢がありました。独自の履歴書作成ツールも役立ち、スムーズに転職活動を進められました。多くの求人を見比べながら転職活動を進めたい人におすすめです。

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

未経験から測量士に転職を考え、dodaを利用しました。測量士の求人は少ないと思っていましたが、dodaでは膨大な測量士の求人が見つかりました。大手転職サイトだけあって情報が充実していて、アプリも他の大手転職サービスと比較して使いやすいと感じました。

性別：女性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

測量士として転職先を探していた際、dodaに登録しました。測量士関連の求人が豊富に見つかり、転職先の情報も詳しかったです。また、履歴書作成や合格診断など、便利なツールがたくさんあったので、効率的に情報収集しながら内定を獲得できました。dodaにはエージェントサービスやスカウトサービスなど、転職サイトに求める機能が一通り揃っているところもよかったです。

ビズリーチ

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

ビズリーチへの登録は、自分の経歴だと厳しいのではないかと不安でした。実際は自分でも登録できました。企業からスカウトが来たのも嬉しかったです。最終的にスカウト経由で転職し、転職で年収アップを実現できました。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★4点

ビズリーチを利用したことで、自分の市場価値を把握できた気がします。まだ転職するか迷っていましたが、とりあえず登録してみてよかったです。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

このまま今の仕事を続けていても年収が上がらないと感じ、ビズリーチに登録しました。そもそも登録審査に通るのか不安でしたが、問題ありませんでした。自分にもスカウトが来て、キャリアアップを実現できました。

ワークポート

性別：男性
年齢：20代
評価：★★★★★5点

ワークポートで測量士に転職しました。経験者なので、年収アップを希望したところ、非公開求人の中から好条件な仕事を紹介してもらえました。担当者のサポートが非常に手厚く、年収アップに成功したのはワークポートのおかげだと思っています。

性別：男性
年齢：30代
評価：★★★★★5点

測量士としての経験を活かして新しいを考えていたとき、ワークポートに登録しました。多くの求人の中から、自分のスキルや経験にマッチするやりがいのある仕事を見つけることができました。担当者のアドバイスが具体的だったところもよかったです。

性別：女性
年齢：30代
評価：★★★★4点

ワークポートを通じて、幅広い選択肢から自分に合った仕事を探すことができました。ワークポートの担当者は、転職市場の動向を詳しく教えてくれました。今後のキャリアについて深く考える良い機会となりました。

測量士におすすめの転職エージェント・転職サイトの選び方

測量士の転職に適したエージェントを選ぶときは、次のポイントを重視しましょう。

測量士の求人数が多い

測量士の求人数が多い転職エージェントは、多くの選択肢の中から転職先を比較検討できるため、おすすめです。

建設業に特化した転職エージェントでも、測量士の求人は十分な数を取り扱っていない場合があります。

全体の求人数が多い転職エージェントは、測量士の求人数も多い傾向です。

しかし中には、全体の求人数が多い一方で、測量士の求人は少ないという転職エージェントも存在します。

転職エージェントに登録する前に、サイトの求人検索機能を使って、測量士の求人数が多いかどうか確かめてみましょう。

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検索項目に「測量士」がある

測量士の転職に適したエージェントを選ぶときは、サイトやアプリの検索項目に「測量士」があるかどうかも重要です。

各転職エージェントの公式サイトでは、職種や資格から求人を検索できるようになっています。

職種一覧や資格一覧に「測量士」の項目があり、チェックを入れて検索できるようになっている転職エージェントは、測量士の転職にも力を入れていると考えられるためおすすめです。

測量士におすすめの転職エージェント・転職サイトを使うメリット

転職エージェントを使うべきか迷っている人に向けて、測量士への転職で転職エージェントを利用するメリットをご紹介します。

測量士の転職事情を知れる

転職エージェントによって異なりますが、一般的にキャリアアドバイザーの担当分野は、「業界」や「職種」ごとに分けられています。

測量士の仕事について深く理解している担当者から、業界の最新動向や転職事情などの、転職先選びに役立つ情報提供を受けることが可能です。

また、測量士の転職に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの希望や経験を踏まえて、最適な求人情報を紹介してくれます。

専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶと、測量士の転職に関する、より具体的なアドバイスが受けられるでしょう。

測量士の経験が活かせる他の職種も紹介してもらえる

「転職先でも測量士の仕事を続けたい」と思う人もいれば、「測量士の経験が活かせる、別の仕事にチャレンジしてみたい」と考える人もいます。

転職エージェントは、測量士の経験や資格が活かせる、別の業界・職種のお仕事も紹介してくれます。

自分では気付かなかった可能性を見つけられる場合があるでしょう。

採用選考に対する自信がつく

転職エージェントは、採用選考のサポートをしてくれます。

書類選考や面接に苦手意識がある転職希望者は多いです。

しかし1人で転職活動を進めていると、「書類選考に通過しない」「面接で落とされてしまう」といった事態に陥っても、自分では原因が分からず、なかなか問題点を改善できないというケースが見られます。

転職エージェントを利用すると、何人もの転職希望者を見てきたプロから、客観的なアドバイスをもらうことが可能です。

応募前に履歴書や職務経歴書を添削してくれるほか、面接後に良かったところ・悪かったところなどのフィードバックも受けられます。

振り返りを重ねることで、徐々に選考の通過率を上げていくことが可能です。

また、転職エージェントは推薦文を通じて、あなたの人柄やスキルなどを企業に伝えてくれます。

自分の魅力が企業に伝わりやすくなるのです。

企業の特徴や雰囲気など細かい部分も知れる

転職エージェントは、企業の特徴や雰囲気など、募集要項では分からない細かい部分も教えてくれることがあります。

転職エージェントは企業とやり取りをして、どんな人材が欲しいかヒアリングしています。

転職後のミスマッチを防ぎやすいです。

測量士におすすめの転職エージェント・転職サイトを使うときの注意点

測量士におすすめの転職エージェントを使うときの注意点を紹介します。

希望に合わない求人をおすすめされる場合がある

転職エージェントは、希望に合わない求人をおすすめしてくることがあります。

初回面談の前にしっかり自己分析をして、自分の希望条件を正確に伝えられるよう準備しておきましょう。

また、希望に合わない求人には応募する必要がありません。

希望に合わない求人を紹介されたら、「もっとこういう求人を紹介してほしい」と伝えてみるのもおすすめです。

測量士に関する知識が未熟な担当者もいる

転職エージェントは測量士の転職事情に精通しているとご紹介してきましたが、中には測量士に関する知識が未熟な担当者もいます。

「あくまで建設業界全般が専門であり、測量士の仕事の知識はそれほど持っていない担当者」もいるので、注意が必要です。

ただ、測量士に特化していない転職エージェントだからといって、悪いとは限りません。

最終的には自分との相性や、自分の希望をきちんと聞いてくれるかどうかが重要になることもあります。

自分のペースで転職活動ができない

利用期限が決まっている転職エージェントも存在します。

また、利用期限がない転職エージェントでも、いつまでも転職先が決まらないと、転職の意志が薄いと判断され、積極的に求人を紹介してくれなくなってしまうことがあります。

また、転職エージェントからの連絡がしつこいと感じる人も多いです。

自分のペースで転職活動がしづらい点には、注意する必要があります。

測量士におすすめの転職エージェントの利用方法

測量士におすすめの転職エージェントは、次の流れで利用します。

会員登録

まずは転職エージェントのウェブサイトにアクセスしてください。

必要情報を入力して、会員登録しましょう。

登録時または登録後に、履歴書や職務経歴書を提出します。

プロフィールや希望条件も入力しましょう。

自分の情報は具体的に入力しておくと、転職エージェントとの相談がスムーズに進みやすいです。

個別面談

転職エージェントに登録すると、担当者から個別面談の案内が届きます。

個別面談は対面で実施している転職エージェントもありますが、電話等で自宅から手軽に相談できる転職エージェントが多いです。

担当者と話し合いながら、初回面談の日時を調整してください。

面談ではこれまでの経歴や転職の動機、希望する条件などを伝えます。

初回面談の時間は転職エージェントによりますが、おおよそ30分から1時間ほどです。

有意義な面談ができるよう、当日までに自分の考えや希望条件を整理しておきましょう。

求人情報を紹介してもらう

初回面談が終わると、転職エージェントがあなたの希望条件や経験・スキルに合った求人を探して、定期的に紹介してくれます。

紹介された求人に応募するかどうかは、本人の自由です。

紹介された求人に応募する際は、転職エージェントが応募書類のブラッシュアップをサポートしてくれます。

履歴書や職務経歴書を書くのが苦手な人でも、転職エージェントからサポートを受けることで、自分の魅力を伝えやすくなります。

面接対策と面接

転職エージェントを通じて応募した求人が無事書類選考を突破すると、いよいよ面接です。

面接の日時の調整をする際は、企業とのやりとりを転職エージェントが代行してくれます。

応募者は面接対策に注力することが可能です。

転職エージェントは面接の前に、具体的なアドバイスを提供してくれます。

面接は複数回にわたることもあります。少ない企業で1回、多い企業で3回ほどです。

内定とアフターフォロー

面接後、企業から内定の通知が来たら、退職時期と入社時期の調整を行います。

内定を受け入れる場合、転職エージェントが入社手続きをサポートしてくれます。

また、年収交渉の代行もお願いすることが可能です。

転職エージェントは、あなたの入社が決まると、転職先の企業からあなたの年収の〇%という形で成功報酬を受け取ります。

あなたの年収が上がれば、転職エージェントとしてもメリットがあるので、年収交渉も頑張ってくれることが多いです。

転職後もエージェントから定期的なフォローがあります。

転職エージェント・転職サイトを活用して測量士が転職を成功させるコツ

転職エージェント・転職サイトに登録しただけでは、転職活動で苦戦してしまうこともあります。

測量士がスムーズに内定を獲得するには、関連資格の取得や、求人の多い時期の把握が重要です。

資格を取る

平成30年度「測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書」によると、採用時に「資格を求める」と回答した測量会社・団体は、70%強でした。

※出典：平成30年度「測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書」

｢資格は求めない｣と回答した企業・団体も28.8%存在しますが、測量士や測量士補の資格を持っていたほうが、転職先の選択肢が広がります。

比較的簡単に取得できる「測量士補」よりも、難関資格である「測量士」を求める企業の割合が高いです。

なお測量士と親和性が高い資格として、「土地家屋調査士・行政書士」が挙げられます。

測量士としてのキャリアアップを図りたい人には、これらの資格もおすすめです。

転職におすすめの時期を知っておく

転職市場で求人の数が増える時期は、「2月～3月」と「8月～9月」です。

2月～3月は、新年度が始まる4月に合わせた求人が、8月～9月は下半期がスタートする10月に合わせた求人が多く見られます。

ただし測量士は繁忙期が年末～3月なので、仕事と転職活動のバランスは考慮する必要があります。

また、測量士が比較的忙しくない時期は、4月から9月です。

すでに測量士として働いている人の場合、この時期なら転職活動がしやすいと言えます。

特に4月〜5月は、企業の採用意欲が高く、ライバルが少ない時期です。

正社員での転職を基本にする

測量士の一般的な就業形態は、正社員です。

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、測量士として働いている人のうち84.1 %が、多いと感じる就業形態を「正規の職員・従業員」と回答しています。

アルバイト、パートタイマー、契約社員といった雇用形態での転職を希望する人もいますが、求人は少ないため注意が必要です。

測量士の転職が難しくない理由

測量士は他の職種と比較して、求人の数が少ないので、「転職が難しそう」という印象を抱く人もいます。

しかし実際は、転職しやすい職種です。

人手不足が続いている

測量士は人手不足が続いているので、転職しやすいです。

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、測量士の有効求人倍率は、令和4年度の時点で4.22倍でした。

つまり求職者1人に対して、測量士の求人は4.22件あります。

求職者にとって有利な「売り手市場」です。

平成30年度「測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書」でも、測量士を必要とする企業・団体のうち、20.9%が「測量士が不足している」と回答しています。

※出典：平成30年度「測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書」

高齢化が進んでいる

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、測量士の平均年齢は43.6歳です。

企業は測量士の高齢化に直面しており、若手であれば未経験者でも積極的に採用しようという動きが見られます。

30代以降の方や、高卒の方でも、比較的目指しやすいです。

転職エージェント・転職サイトを活用して測量士に未経験で転職する方法

転職エージェント・転職サイトには、未経験で応募できる測量士の求人もあります。

まずは未経験で転職して「測量士補」の資格取得を目指す

測量士は、無資格・未経験での転職が可能です。

無資格・未経験者の採用を積極的に行っている企業もあります。

しかし無資格だと、やれる仕事の範囲は限られているので、測量士の補助業務を担当することになるでしょう。

無資格で転職した後は知識をつけて、まず「測量士補」の資格取得を目指すのがおすすめです。

最終的には測量士補の上位資格である、「測量士」を目指すといいでしょう。

転職後は測量士補の資格取得を目指す

最初は測量の仕事が未経験でも、仕事に慣れてきたら、測量士補の資格取得に挑戦するといいでしょう。

測量士補の試験は、比較的合格率が高いです。

国土交通省※によると、過去10年間（2012～2021）の合格率は、平均34.7％でした。

受験者数は毎年1万人以上を越えており、挑戦者の多い資格です。

なお国土地理院が公表している「測量士・測量士補試験について」では、「年令、性別、学歴、実務経験等に関係なく受験できます」と明記されています。

※参考：国土交通省「測量士・測量士補の合格者を発表(各年度)」

最終的に測量士の資格取得を目指す

測量士補を飛ばしていきなり測量士の資格試験を受けることもできますが、測量士の試験では高度な計算問題が出題されるため、合格率が低く、難しいです。

国土交通省※によると、過去10年間（2012～2021）の合格率は平均11％程度となっています。

難易度が高かった2013年の合格率は5％程度です。

特に数学に対して苦手意識がある人は、注意する必要があります。

測量士補試験合格したうえで、測量士を目指すのがおすすめです。

※参考：国土交通省「測量士・測量士補の合格者を発表(各年度)」

測量士におすすめの転職先

自分がやりたい仕事内容に応じて転職先を選びましょう。

測量業務に携わりたいなら、測量事務所や測量会社がおすすめです。

しかし建設コンサルタント会社や土木・建設会社などでも、測量士や測量士補としての経験を活かせます。

測量事務所や測量会社

測量士や測量士補の資格をそのまま活かしたい人におすすめの転職先は、測量事務所や測量会社です。

日々の業務は、測量作業と測量図の作成が中心となります。

測量士や測量士補らしい仕事ができる転職先です。

建設業界の企業

建設業界の企業でも、測量士や測量士補としての経験を活かせます。

たとえば建設コンサルタント会社や、土木・建設会社などです。

これらの企業では現場で測量を行うよりも、土木工事の監督や、測量計画・工事計画の分析といった業務が多くなります。

測量士におすすめの転職エージェント・転職サイトに関するよくある質問

測量士の転職事情に関する、よくある質問に回答します。

未経験でも測量士に転職できる？

未経験でも測量士に転職できます。

また、転職時は無資格でも問題ありません。

働きながら測量士の資格を取得してくれれば構わない、としている企業が多く見られます。

測量士は人手不足の傾向です。未経験の人も比較的チャレンジしやすいです。

測量士に必要な資格は？

測量士に必要な資格は、上記の2つです。

測量士と、その下位資格である測量士補は、国家試験を受けることで取得できます。

受験資格はなく、学歴・実務経験・年齢不問です。

また、一定の学歴・実務経験があれば、測量士の国家試験を受けずに資格を取ることもできます。

測量士に将来性はある？

測量士は将来性があると考えられています。

測量の業務自体そのものが将来的になくなるとは、考えにくいからです。

最新技術によって効率化は進められていますが、人間の判断を必要とする部分も多くあります。

測量士の平均年収は？

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、 測量士の全国平均年収は、令和5年時点で489.1万円です。

なお国税庁が発表している「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は、令和4年の時点で458万円でした。

測量士は、平均よりもやや高い収入が得られる職種だとわかります。

ただし厚生労働省の同調査によると、測量士の平均年齢は43.6歳と高く、それに伴って平均年収も高くなっていると考えられる点には注意が必要です。

また、ハローワークに掲載されている測量士の求人の全国平均賃金（月額）は、27.2万円となっています。

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