人材大手企業「マイナビ」が運営する転職エージェントが「マイナビクリエイター」です。
WEB業界とゲーム業界という、現在日本経済を盛り上げている二大業界の転職に特化した転職サービス。
ニッチといえばニッチですが、間違いなく強いニーズがある分野です。
今回は、マイナビクリエイターの詳細な内情から、マイナビクリエイターを使って実際に転職を行った人の体験談を聞いてみて、実際のところ使いやすいのかどうか?を調べてみたいと思います。
マイナビクリエイターはどんなサービスなのか?
マイナビクリエイターは、人材大手企業「マイナビ」が運営するクリエイター専門の転職エージェントです。
中小の転職エージェントと比べて、営業力が高いこともあり扱う求人の質が高く量も多いです。
マイナビクリエイターは、特に大手企業とのつながりが太いこともあり、マスメディアや制作会社などの大手企業への志向が高い方にも強くおすすめしたいです。
そうした一般企業も、クリエイティブ部門がクリエイターを募集していますよね。
自分のスキルと経験と実績に自信がある方はぜひ、マイナビクリエイターで転職を検討されてはいかがでしょうか。
マイナビクリエイターは使いやすいのか?問題
さて、マイナビクリエイターについて調べる方のニーズは限られてきます。
「マイナビクリエイターは転職エージェントとして優秀なのか?」
「マイナビクリエイターは使いやすいのか?」
ほとんどこれらの疑問に集中するのではないでしょうか。
早速、後者の「マイナビクリエイターは使いやすいのか?」から考えていきたいと思います。
利用者が少ないので本当のところが見えにくい
まず大前提として、WEB業界、ゲーム業界に特化した転職エージェントともなると、全体の利用者数がかなり限られてしまいます。
そのため、ネット上で「マイナビクリエイターの評判を調べよう」と思っても、参考になる情報というのがかなり限られてしまうということです、
そのため「マイナビクリエイター利用者の口コミ、利用者体験談が見たい」と思っても、ネットで検索して探すのは難しいということですね。
Twitterで使いやすさを調べてみた
ネットのなかで一番真に迫った情報が集まるのが「SNS]です、
ネット上で影に隠れて見えにくい「生の声」も、TwitterはじめSNSなら見ることができます。
アフィリエイターがいくらでも好きに書けるWEBページと違って、SNSでなら個人の本音が見えるのです。
さて、実際に少しみてみましょう。
先日マイナビジョブ20sとマイナビクリエイターの会社(マイナビワークス)を取材したんだけど、改めて「いいエージェントや…」となり、しかも私が超超超お世話になったCAさんとも再会して色々思い出して泣いた…(来年記事アップします)https://t.co/DJbs3tG02R
— ?凛乃子 (@ring6565) December 22, 2018
マイナビクリエイターをスクール経由で登録したけど、いきなり電話来て、「本社で就活ミーティングしませんか?求人紹介します」って滅茶苦茶フットワーク軽いな(笑)
ということで明日行ってきます— ウェブボーイ / ワタナベ (@ws0606) June 26, 2019
マイナビブランドなので最低限の使いやすさは担保されている
中小企業が運営しているサービスではなく、人材大手企業「マイナビ」が運営していることもあり、最低限の使いやすさは担保されています。
利用者が一定数存在して、過去の実績も十分。
そんなマイナビブランドのサービスで、安っぽいものがリリースされるわけがありません。
安心して、マイナビクリエイターのサービスを使ってみてください。
マイナビクリエイターのメリット
マイナビクリエイターにはマイナビクリエイターだけのメリットがあります。
ポートフォリオ作成のサポートが手厚い
クリエイターの転職には、「作り込まれたポートフォリオ」が必須です。
マイナビクリエイターを利用すれば、登録者全員「ポートフォリオ作成サービス」を利用することができます。
このサポートを受けることで、良質なポートフォリオを持ち込んで転職の成功率を上げることができるはずです。
希望に沿うマッチング力
マイナビクリエイターは、担当コンサルタントのマッチング力にも定評があります。
転職は100人いれば100通りの要望と事情があるもの。
その要望に沿う形で転職させるには、要望に沿えるだけの求人と、コンサルタントの能力が求められます。
そしてマイナビクリエイターには、その両方があるのです。
Twitterでの情報発信に力を入れている
転職エージェントの多くは、公式のTwitterを運営しています。
しかし実情は、多くの転職エージェントが更新をサボっていたり、更新が止まっていることも多いです。
その点マイナビクリエイターのTwitterは頻繁にツイートされていて、情報発信に力を入れているなと感じます。
おはようございます、水曜日。
昨晩は深夜ラジオをついリアタイしてしまい……だいぶ面白かった。小島秀夫監督、面白かった!「人が持つやさしさ」がウィルスのように広がるといいなあ。#星野源ANN— マイナビクリエイター編集部 (@mynavicreator) November 13, 2019
こんな個人的なツイートもあって、なんだか微笑ましいですね。
マイナビクリエイターのデメリット
マイナビクリエイターにはどうしてもメリットの裏返しであるデメリットもあります。
デメリットにもしっかり注意しておきましょう。
対応が淡白?
マイナビクリエイターの多くない口コミ・評判をみていると、いくつか「担当者の対応が淡白」というものをみました。
すべてがすべて、担当者がドライなわけではないかもしれませんが、少なからず利用者のなかには「対応が淡白だな」と感じる人もいたということです。
その他担当者と相性が悪いと思った方は、無理せず「担当者を変えてほしい」と申し出てください。
求人の殆どが首都圏に集中
マイナビクリエイターの求人総数自体、決して「多い」とは言えません。
そしてその求人はほとんどが、東京など「首都圏」に集中しています。
どの転職エージェントでも同じなので、仕方ないといえば仕方ないことですが、地方での転職を考えている方にとってこれは少し不足の事態です。
「転職は絶対首都圏」と考えている方なら、まったく問題ないのですが…。
マイナビクリエイター利用の流れ
マイナビクリエイターを実際に利用しながら転職するとなると、どのような流れで転職活動が進むのか。
具体的にみていきましょう。
サービス登録
まずはマイナビクリエイターのサービスを登録しないと何もはじまりません。
「転職支援サービスに申し込む」のボタンから、申し込みフォームへジャンプして、基本情報、職歴などを簡単に入力して、送信するだけです。
あとはマイナビクリエイターのキャリアアドバイザーから折返しの連絡が入るので、その連絡にて面談の予約を入れて、その日時にマイナビに来社してください。
登録会へ
キャリアアドバイザーとの話し合いで決まった来社日時に、実際に会社へ向かいそこで「登録」します。
マイナビへの来社が難しいなら電話での登録も可能です。
その後、キャリアアドバイザーとの面談があります。
ここで、利用者ごとに個別カウンセリングが行われます。
ここで転職の要望から、ポートフォリオの作成方法など、転職に役立つ知識が伝えられます。
転職がはじめてなど、右も左も分からないクリエイターなら特に、このキャリアアドバイザーとの面談はありがたいのではないでしょうか?
求人応募
キャリアアドバイザーと相談しながら、利用者の要望に沿った求人に応募します。
応募時提出する書類の添削など、求人応募時のサポートも欠かさず行ってくれるので、安心して頼ることができるのです。
選考・面接
求人への応募を行ったら、いよいよ企業の選考がはじまります。
選考でのアドバイス、面接で伝えるべき事柄などすべて、キャリアアドバイザーからアドバイスが入るので、転職に不安な方でも心配いりません。
内定・入社
無事選考が通れば、これにて転職活動は一段落です。
内定が出たとしても、内定先企業との条件交渉から、入職日の打ち合わせなど諸手続きもすべてキャリアアドバイザーが肩代わりします。
つまり転職活動におけるすべての事柄を、マイナビクリエイターが面倒をみてくれるというわけです。
マイナビクリエイター利用でよくある質問
ここからは、マイナビクリエイター利用者がよく考えがちな、「よくある質問」とその答えについて書いてきます。
未経験者でも利用できる?
クリエイター職は、未経験者でも憧れる人が多いですが、マイナビクリエイターは未経験でも利用できるのか…?
と疑問に思う方も多いでしょう。
未経験だと、まず転職自体の難易度が上がってしまうのは言うまでもありません。
しかしそんな中、未経験で過去の実績の代わりとなりえるものがあります。
それが「作り込まれたポートフォリオ」です。
たとえ過去の実績がない未経験者でも、実力がはっきり表れたポートフォリオがあれば、「この人は経験はないが実力がある」と認めてもらうことができるでしょう。
マイナビクリエイターはポートフォリオ作成のサポートが得意です。
ぜひキャリアアドバイザーを頼って、良いポートフォリオを作ってください。
マイナビエージェントITとの違いは?
マイナビの似たサービスに「マイナビエージェント×IT」があります。
こちらのサービスと、マイナビクリエイター何が違うのかというと、やはり「専門性」です。
マイナビエージェントITが、「IT業界のエンジニア全体」の求人を取り扱っているのに対し、マイナビクリエイターは「WEB業界」「ゲーム業界」のクリエーター職の転職に特化した形です。
どちらがより優れているとかの話ではないですが、クリエイター職での転職を考えている方はマイナビクリエイターを使って転職するのが良いのは言うまでもありません。
おすすめの転職サイト・転職エージェント3選
マイナビクリエイターと比較検討したい、おすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介します。
POINT
- type転職エージェント
- Direct type(ダイレクトタイプ)
- 転職ドラフト
type転職エージェント
- type転職エージェントの特徴IT・Webの求人が多い転職エージェント
- 大手企業からベンチャー企業までさまざまな求人がある
- 面接対策・書類添削のサポートも手厚い
type転職エージェントは、日本最大級の転職サービス「type」ブランドの転職エージェントです。
幅広い職種・業界の求人を扱っており、特にIT・Web・営業などの求人は豊富です。
総合型転職エージェントの中でも、WEB業界で転職したい人との相性が良いといえます。
また大手企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業の求人を取り扱っているほか、面接対策・書類添削といったサポートが充実している点も魅力です。
Direct type(ダイレクトタイプ)
- Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴ITエンジニア向けのスカウト型転職サービス
- ITエンジニアの求人だけが届く
- 転職活動にかける時間を短縮できる
Direct type(ダイレクトタイプ)は、ITエンジニア向けのスカウト型転職サービスです。
Direct typeでは、登録したITエンジニアのプロフィールやスキルを企業が直接閲覧し、興味を持ってもらえるとスカウトが届きます。
求職者は、スカウトを受け取った企業の詳細や求人内容を確認し、応募するか判断することが可能です。
転職活動にかける時間を短縮し、効率的に転職活動を進めたいITエンジニアにおすすめです。
転職ドラフト
転職ドラフトの特徴
- 企業がITエンジニアをスカウト
- 複数企業から指名が来たら、年収や仕事内容を比較して選べる
- 内定後に年収や仕事内容が大きく変わるリスクを避けやすい
転職ドラフトとは、企業がITエンジニアをスカウトする転職サービスです。
企業が求職者の情報を見て指名する際に、年収や仕事内容を提示してくれます。
求職者は、複数の企業からの指名を受けた場合、その中から最も条件の良い企業を選ぶことが可能です。
年収や仕事内容を重視する人に向いているサービスとなっています。
内定後に年収や仕事内容が大きく変わるリスクを回避したい方や、より良い条件で転職したい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
マイナビクリエイター 総評
ここまでの説明で、マイナビクリエイターの強み、特色についてわかって頂けたでしょうか。
マイナビクリエイターは、WEB業界、ゲーム業界特価の転職エージェント。
他の転職エージェントより「ポートフォリオ作成」の手伝いなどに力を入れている、なかなか稀有な転職エージェントです。
他の転職エージェントでは満足行く転職ができなかった方も、ここなら満足いく転職ができるかもしれません。