フリーランスエンジニアにとって欠かせない存在である、フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス。
フォスターフリーランス、旧スキルサーフィンは件のフリーランスエンジニア向け案件紹介サービスなのですが、特筆すべきはその古さ。
まだフリーランスエンジニアの存在が今ほど一般的ではなかった1996年からサービスを展開しています。
しかしサービスというものは古ければいいというものではないです。
では具体的に、フォスターフリーランスは案件紹介サービスとして優れているのか?
どんなエンジニアにとって使いやすいサービスなのか?
具体的に細かく紹介していきたいと思います。
フォスターフリーランスの特徴
フォスターフリーランスは、東証一部上場企業である豆蔵ホールディングスのグループ企業です。
登録者数は約1万7000人、案件数も常時5000件以上という、豊富な案件数を誇ります。
コーディネーターが登録者の経験やスキルをしっかり見極めて、希望通りの条件で案件を紹介してくれます。
案件紹介サービスはフォスターフリーランス以外にもありますが、他にはない案件数と、20年以上の実績がほかにない強みです。
支払いサイト
フリーランスなら気になる「支払いサイト」(取引代金の締め日から実際に支払うまでに設けられる期間)ですが、フォスターフリーランスの場合は案件の規模に関わらず一律30日払いとなっています。
3月頭に受けた報酬は翌月30日に支払われるといった感じです。
一般的な企業で働いている人と同じリズムで報酬を受け取ることができるので生活のリズムを立てやすいですよね。
扱う案件は常時5000件以上
案件紹介サービスの格を決める大きな要素が「どれくらいの案件を扱っているか」です。
フォスターフリーランスなら、安心の「常時5000件以上」案件を扱っているという強みがあります。
また、案件の種類も豊富で、「フロントエンドエンジニア」「サーバーサイドエンジニア」「データベースエンジニア」向けの案件など、幅広い案件を取り揃えているのが強みです。
言語も「Java」を中心に「PHP」「Ruby」「Python」など、こちらも多種多様な種類が揃っています。
勤務地こそ限られてしまいますが、他の案件紹介サービスと比べるとかなり多用な選択肢から働くことができます。
案件紹介サービスとして20年の実績
フォスターフリーランスは20年以上の実績があるサービスというのも大きな強みです。
サービスが長く続いているということは、それだけ多くの人にとって満足いくサービスを提供してきたということ。
過去多くのフリーランスエンジニアにとって「良い」と思われてきたということに他ならないのです。
運営歴が長いということは、それだけ過去ノウハウを積み上げてきたことの証拠でもあります。
これなら、たとえフリーランスエンジニア駆け出しでも安心して利用することができます。
フォスターフリーランスが扱う案件
具体的に、フォスターフリーランスが扱うのはどんな案件なのか。
フォスターフリーランスの案件を具体的にみていきましょう。
WEBサービスなどでBtoC事業を行う常駐型の案件が中心
フォスターフリーランスが扱うのは、WEBサービスなどで、実際に企業が一般のカスタマー事業を扱うBtoC案件が中心です。
実際に今調べてみても、「スポーツシュミレーションゲームのサーバサイド開発案件」と、一般ユーザー向けにゲームを作っている企業の案件であることがわかります。
ソーシャルアプリの設計や開発、テストなどが主な仕事。
このような、BtoC企業の様々な案件が中心になります。
大規模Sierとの契約にも対応
フリーランスエンジニアの中には、「大きなプロジェクトのなかで働きたい」と考えている方も多いはず。
そんな方に向けて、フォスターフリーランスはプライムSier案件も多く取り揃えています。
大きな企業のなかで、大きなプロジェクトに携わってそれを自分のスキルの足しにしたい…、普段からそんなことを考えている方にもフォスターフリーランスはぴったりです。
BtoC案件のほうが、「やりがいがある」「自分のスキルにあっている」と思う方はぜひフォスターフリーランスで案件を探してください。
フォスターフリーランスのメリット・良い評判
フォスターフリーランスを利用しながら案件を探すメリットも調べていきましょう。
案件が多い
フォスターフリーランスのメリットを考えると、やはり「案件が多い」というのが一番に思いつきます。
常時5000件以上という案件の多さは、他の案件紹介サービスのなかでも目立っています。
案件が多いということはそれだけ、利用するフリーランスエンジニアにとってマッチする案件を見つけられる可能性が上がるということ。
コーディネーターがIT業界で勤務経験あり
フォスターフリーランスのコーディネーターは、元ITエンジニアが多数在籍しています。
エンジニアの働く上における悩み、ニーズに理解を示すには、自分自身もともとIT業界にエンジニアとして身を置いている必要があります。
フォスターフリーランスなら、エンジニアの混み合った事情の話にもしっかり対応してくれるメリットがあるのです。
直請け案件が多い
フリーランスエンジニアにとってありがたいのが、フォスターフリーランスには直請け案件が多いことでしょう。
フォスターフリーランスは業界内の各企業へ独自のコネクションを持っているので、他のサービスではなかなか難しい「直請け案件」を多数そろえていることでしょう。
コーディネーターは案件に関する最新情報を押さえているので、魅力的な直請け案件と、その案件の中の詳しい内情に関する情報も、詳しく知ることができます。
報酬面、仕事内容も、直請け案件がやはり魅力的です。
フォスターフリーランスの豊富な案件のなかには、きっとお目当て通りの直請け案件が多く揃っているはずですよ。
フォスターフリーランスのデメリット・悪い評判
フォスターフリーランスを利用していると、利用するうえで不都合、デメリットも当然存在します。
前もってフォスターフリーランスに関するデメリットをしっかり把握しておきましょう。
常駐型案件が多い
フリーランスエンジニアにとって魅力的な「在宅案件」を、フォスターフリーランスはあまり多く扱っていません。
実際に案件のある企業へ出向いて、企業のなかで働く「在中型案件」の取り扱いが中心なので、在宅案件を探している方にとって少し物足りないかもしれません。
案件が首都圏に限られる
フォスターフリーランスが扱う案件がほとんど首都圏に限られてしまうのもデメリットです。
地方でフリーランスエンジニアとして仕事をバリバリこなしたい方は、フォスターフリーランスではそのニーズが合わない可能性があります。
スキルの乏しい人は厳しい
フォスターフリーランスが扱うフリーランスエンジニア向け案件は、かなり専門的な知識と経験を持っている方向けの案件が多いです。
その分高額の報酬を受取ることができるものの、高いスキルと経験がないと、働くことすら厳しい…なんてことも。
案件の募集要項をみるとほとんどの案件で2,3年の経験を求められるので、未経験者や駆け出しフリーランスエンジニアは利用しにくいかもしれません。
フォスターフリーランスと他の案件紹介サービスの違いを比較
気になるのが、意外と数の多い他の案件紹介サービスとフォスターフリーランスは何が違うのかという点です。
少しでもいいサービスを利用して、自分にあった案件で参画したいと思っている方にとって、「他のサービスと何が違うか」は結構重要ですよね。
案件の多様さ
フリーランスエンジニアにとってありがたいのが、フォスターフリーランスは扱う案件の種類が多用であるということ。
豊富で多種多様な案件、それも大企業の直請け案件を多く扱っているのは、私はフォスターフリーランス以外にあまり聞きません。
大規模プロジェクト案件の多さ
大企業との独自コネクションもあり、フォスターフリーランスにはプライムSier案件など大規模プロジェクトの案件が多いです。
これなら過去の自分のスキルを活かせるのと同時に、さらに新しいスキルを身につけることができます。
フォスターフリーランス利用の流れ
具体的に、フォスターフリーランスを使って案件に参画するまでどのような流れで進むのか。
具体的にフォスターフリーランス利用の流れを調べてみましょう。
サービス登録
まずは、フォスターフリーランスのサイト内にある「案件紹介サービスのお申し込み」からサービス申込をおこないます。
申込にあたって必須の項目が、「氏名」「フリガナ」「生年月日」「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」などの個人情報と、「案件の希望」です。
すぐに案件を紹介してもらいたい方は、職務経歴書の送付が必須です。
コーディネーターと面談
その後フォスターフリーランスのコーディネーターと面談を行います。
この面談のなかで、「どんな案件で働きたいか」などの希望を伝えてください。
その希望に沿った案件を、コーディネーターから紹介してもらうことができます。
企業と打ち合わせ
案件に応募すれば、企業と打ち合わせになります。
ここで、利用者の経験やスキルを伝えて、企業から契約するかが決まります。
事前にビジネスマナーやコミュニケーションの面で、コーディネーターから事前にアドバイスが入ります。
契約
報酬など条件が合致したら実際に企業と契約を結びます。
案件によって、または希望した場合にのみ、フォスターフリーランスの契約社員として働く場合もあります。
参画
いよいよプロジェクトに参画となります。
参画中のサポートもあり
フォスターフリーランスは利用者がプロジェクト参画中でも、しっかり手取り足取りサポートしてくれます。
ITエンジニア特有の悩みを、担当コーディネーターに相談してください。
エンジニアにおすすめの転職エージェント・スカウトサービス3選
フリーランスではなく会社員という働き方も視野に入れてみてください。
会社員なら自分で案件を探す必要がなく、収入も安定すると期待できます。
特に経験豊富なITエンジニアは、転職によって年収アップや待遇アップを実現できるケースも多いです。
ここでは、ITエンジニアに特におすすめの転職エージェントおよびスカウトサービスを紹介し、それぞれの特徴について詳しく解説します。
エンジニアにおすすめの転職エージェント・スカウトサービス
- type転職エージェント
- Direct type(ダイレクトタイプ)
- 転職ドラフト
type転職エージェント
type転職エージェントの特徴
- IT業界の求人数が多いからエンジニアに最適
- 全国対応だが中でも首都圏の求人が多い
- 長年の運営実績あり
「type転職エージェント」は、IT業界における求人の多さが特徴です。
全国に対応していますが、特に関東圏での転職支援サービスに強みを持っています。
東京、神奈川、埼玉、千葉といったエリアで仕事を探しているITエンジニアには最適な選択と言えるでしょう。
また90年代から続くtypeブランドならではのサポート力はさすがで、初めての転職でも安心して利用できるでしょう。
幅広い選択肢から最適な職場を見つけることが可能です。
Direct type(ダイレクトタイプ)
Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴
- ITエンジニア専門のスカウト型転職サービス
- スカウトを待つだけで転職活動ができる
- 自分のペースで転職活動を進められる
「Direct type」は、ITエンジニア専門のスカウト型転職サービスです。
自身の経験やスキル、希望職種を登録すると、企業から直接スカウトが届くシステムを採用しています。
このサービスの大きな利点は、登録者が積極的に動かなくても、スカウトを待つだけで転職活動が進行する点です。
また、エンジニア向けの詳細な検索項目が充実しており、iOSアプリを通じて職務経歴書を作成する機能もあります。
「自分にはどんなスカウトが届くのか知りたい」「日々の業務に追われてなかなか仕事探しの時間が取れない」という方におすすめです。
転職ドラフト
転職ドラフトの特徴
- 競争入札形式で経験に応じたスカウトが受けられる
- 自分の市場価値を把握できる
- ITエンジニア経験者におすすめ
「転職ドラフト」は、特に年収アップを目指すITエンジニアにおすすめの転職サービスです。
このサービスでは、企業から競争入札形式での条件付きスカウトを受け取ることができます。
転職ドラフトの大きなメリットは、選考に進む前に年収と職務内容が明確になる点であり、市場価値の正確な把握や効率的な転職活動が可能です。
また、レジュメに対するフィードバックとレビューを受けることもでき、転職成功の可能性を高めます。
ITエンジニア経験者におすすめです。
フォスターフリーランスはスキルに自信がある人へおすすめ
これにて、フォスターフリーランスの説明は終わります。
ますます増えつつあるフリーランスエンジニアにとって、案件紹介サービスは仕事する上で肝です。
大規模プロジェクト案件など、大きい案件で仕事したいフリーランスエンジニアはぜひ、フォスターフリーランスを使ってプロジェクトに参画しましょう。