「ベンチャー企業に転職すると後悔するってホント?」
「ベンチャーはやめとけって聞くけど、何がダメなの?」
ベンチャー企業への転職には、不安がつきものです。
大手企業に比べてベンチャー企業の情報は、なかなか出回っていません。
そういった点も不安の要因ではないでしょうか。
今回は、ベンチャー企業と一般企業の違いと、ベンチャー企業に転職して感じた後悔を7つご紹介します。
メリットデメリットもご紹介するので、転職する際の不安を少しでも減らしましょう。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
ベンチャー企業と一般企業の違い7選
ベンチャー企業は、一般企業と違う点が多いです。
例えば、給料が低い点やマルチタスクが多い点などがあげられるでしょう。
そういった違いが後悔につながるケースもあります。
ここでは、ベンチャー企業と一般企業の違いを7つご紹介します。
- 過程よりも成果を重視する
- 退職金がない
- 給料が低い
- マニュアルがないため自分で学ぶ必要がある
- マルチタスクを求められる
- 創業時はワークライフバランスが崩れやすい
- 社内の交流が深い
では詳しくご紹介します。
1.過程より成果を重視する
ベンチャー企業と一般企業の違いの1つに、過程より成果を重視する点があります。
ベンチャー企業は、まだまだ駆け出しの面が強いです。
なので、作業の定型化がされておらず、目標達成への創意工夫と実行を評価する傾向があります。
大企業や一般企業は、他の部署との連携がしやすいです。
また、そういった調整する能力が重視されるでしょう。
しかしベンチャー企業は、成果を出してお金を稼がなければ次がないです。
そういった理由から、結果を出す人が求められます。
結果を出す自身がある人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。
2.退職金がない
一般的に、辞職の際には退職金が支払われます。
しかしベンチャー企業では、退職金がない場合が多いです。
これは大企業や一般企業と比べ、ベンチャー企業は何年存続できるか分からないためです。
長く続いている企業は、経営が安定しているため、福利厚生として退職金が用意されます。
しかしベンチャー企業の場合、退職金の制度の原型ができていないこともあり得ます。
退職金の有無は非常に大きな問題です。
退職金の有無で、生涯年収に2,000万円もの違いが生まれるケースもあります。
資産形成や人生設計にも大きく影響するので、しっかり確認しましょう。
退職金の支払いが気になる場合は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
3.給料が低い
ベンチャー企業は、並の仕事では給料は平均以下です。
創業当初のベンチャー企業には、資金の余裕がありません。
またあったとしても、投資に割り当てられます。
なので、給料を豊富に支払う余裕はありません。
一般企業の感覚で仕事をしていても、給料は上がりません。
よほどの成果が出なければ、給料は上がらないでしょう。
また、一般企業のように、勤続年数が長いだけでは出世できないので注意が必要です。
4.マニュアルがないため自分で学ぶ必要がある
どんな業務にもマニュアルはあります。
しかし、ベンチャー企業には、マニュアルなどが整備されていません。
なので、自分で学ぶ必要があります。
ベンチャー企業は、マニュアル化される前の段階での仕事を任されることが多いです。
そういった理由から、マニュアルがないケースが多いです。
だからこそ、自分で仕事を回していく技量と覚悟が必要になるのです。
自分から積極的に学ぶ姿勢ができている人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。
マルチタスクを求められる
ベンチャー企業は、人手不足の傾向が強いです。
なので、一人で多くの業務を担当するマルチタスクを求められます。
一般企業ならば、総務や人事がやるような手続きを、自分でおこなうケースもあります。
複数の業務を同時にこなせる人は、問題ないでしょう。
しかし、1つのことに集中しやすい人は注意してくださいね。
創業時はワークライフバランスが崩れやすい
創業したばかりの頃は、ワークライフバランスが崩れやすいです。
プライベートよりも仕事を優先しなければならない生活になりがちです。
この理由は、業務の仕組みを1から作る必要があるからです。
ベンチャー企業では成果を出すことが必須です。
目標達成のために最速で仕事を進め、大手や競合に打ち勝つスピードが求められます。
なので、やりがいは非常にあるでしょう。
しかし、ワークライフバランスを重視する人には、ベンチャー企業は難しいでしょう。
社内の交流が深い
ベンチャー企業は、20代~30代の若手が活躍します。
また、社会経験は浅いけれど専門スキルや知識を身に付けた優秀な社員が多いです。
創業時は社員数も少なく、少数精鋭で活動するので社内での交流は深くなりがちです。
ベンチャー企業では、大企業や一般企業で見られる縦割り組織だからこその上下関係などのストレスフルな職場環境は少ないでしょう。
社員同士は、共通の目的達成に向けて動く同志です。
なので協力は必須で、助け合いは重要になります。
また切磋琢磨して進んでいく環境もあります。
こういった背景を持つため、深い交流関係を得る点がベンチャー企業の特徴と言えるでしょう。
ベンチャー企業に転職して感じた後悔7選
ベンチャー企業に転職し、後悔したという話はよく聞きます。
では一体どんな後悔を感じるのでしょうか。
ここではベンチャー企業に転職して感じた後悔を7つご紹介します。
- 業務内容の幅が広く負担が大きかった
- 過重労働がきつかった
- 給料が低く福利厚生が整っていなかった
- システムが変わりやすく規則に適応できなかった
- 退職者や人の入れ替わりが激しかった
- プライベートの時間が取れなかった
- 社風に馴染めなかった
では1つ1つ詳しくご紹介します。
中小企業への転職を考えの際は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
中小企業への転職は後悔に終わることがほとんど?リスクを回避して成功させるのコツとは
1.業務内容の幅が広く負担が大きかった
大企業や一般企業は、1つの業務に集中できます。
しかし、ベンチャー企業では複数の業務を請け負うことが多いです。
マルチタスクを求められるため、業務内容の幅が広く負担が大きいです。
そういった負担の大きさが、ベンチャー企業への転職で感じやすい後悔の1つです。
営業一本だった人が、ベンチャー企業では企画や経理の面も請け負うことだってあります。
また時には自分だけで判断を下し、業務に携わることもあります。
そういった複数の業務をこなすことが、後悔につながる要因と言えるでしょう。
2.過重労働がきつかった
近年では、残業を減らすための働きが盛んになっています。
なので、一般企業でも残業時間は少なくなっているでしょう。
しかし、ベンチャー企業はこれから経営を軌道に乗せる必要があります。
なので過重労働で、残業時間も長い傾向にあります。
そういった業務のきつさから後悔を感じる人が多いです。
入社前には、労働時間の長さを覚悟する人もいるはずです。
しかし、実際に経験すると精神的にも体力的にも、想像以上の苦痛を感じてしまいます。
こういったことから、転職を決意する人は非常に多いです。
3.給料が低く福利厚生が整っていなかった
ベンチャー企業では、立ち上げ当初は資金繰りがかつかつです。
なので給料も低く、福利厚生も整っていない場合が多いです。
そのため、退職金が支払われないこともあります。
もちろん、社会保険や労働保険などの法定福利はあるため、ベンチャー企業でも福利厚生ゼロではありません。
しかし、大企業や一般企業よりもずっと少ないです。
なので、転職した際に、ままならない給料や福利厚生を経験すると不満を感じやすくなります。
この不満が後悔につながってしまいやすいです。
4.システムが変わりやすく規則に適応できなかった
ベンチャー企業には、マニュアルなどがないケースが多いです。
また、システムや規則も変わりやすいです。
これは業務量からくる多忙を味わっているときに、システムの変更が頻繁に起こると適応は難しいでしょう。
システムや規則が変わる理由は、方向性が定まっていなかったり、人員変化で起こりやすいです。
業務の定着化がされ、安定した環境を好む人は、不満を感じ後悔を感じやすいでしょう。
5.退職者や人の入れ替わりが激しかった
後悔は、次第に退職や転職という道につながります。
不満を感じやすいベンチャー企業では、退職率が高いです。
また、穴埋めには社員の負担も大きくなってしまいます。
穴埋めからくる負担から、入社を後悔する人が多いです。
また、ベンチャー企業は経営者と距離が近く、裁量も大きいです。
なので、いずれ独立するために、入社する優秀な人材が多いです。
しかし、そういった優秀な人材が抜けた後の穴埋めは非常に大変です。
その大変さや負担に耐え切れず、転職や退職を決める人は後を絶ちません。
6.プライベートの時間が取れなかった
ベンチャー企業では、仕事に比重が置かれがちです。
なので、プライベートの時間が取れないことが非常に多いです。
入社の決め手に、プライベートとの両立を重視する人は多いでしょう。
また近年では、年間休日を増やす企業も増えています。
しかし、ベンチャー企業はまだまだ軌道に乗っていない企業が多いです。
さらに、ベンチャー企業では社員数が少ない場合が多いです。
そういったことから、転職前よりも仕事量が多くなる傾向にあります。
それにより、プライベートの時間が取りづらくなります。
ワークライフバランスを重視する人は、ベンチャー企業の働き方は合わないかもしれません。
ベンチャー企業では、自分と会社の成長により、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなります。
仕事への比重が大きくなることへの覚悟ができているか、しっかりと確認して入社しましょう。
7.社風に馴染めなかった
社風はどんな企業にもあります。
また、社風で企業を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
ベンチャー企業は社風が非常に強く反映されている傾向があります。
働き手が若手だったり、インターン生が多い企業も少なくありません。
なので、職場の雰囲気やノリは、企業によってばらつきがあります。
そういった環境に後悔する人は多いです。
なので、転職する際は社風をしっかり理解しておきましょう。
会社訪問したり、社員と話す機会を作るのも非常に大切です。
また、口コミサイトを参考にするのも良いでしょう。
しかし、口コミサイトは真偽が不確かな面もあります。
全てを鵜呑みにしないよう注意しましょう。
口コミサイトで気になったことを、企業の人に質問すると社風を把握しやすいですよ。
イメージと現実における差異の確認は大切です。
この差異を減らすことで、転職後の社風に後悔することは少なくなるでしょう。
ベンチャー企業で働くメリットデメリット
何事にもメリットデメリットは、存在します。
もちろん、ベンチャー企業にもメリットデメリットは存在しています。
ここでは、そんなベンチャー企業のメリットデメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを知り、ベンチャー企業への転職に際した不安を減らしましょう!
30代でベンチャー企業に転職する際は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
30代でベンチャーに転職するのはアリ?成功のカギや心構えの解説
働く際のメリット
働く際のメリットは以下の通りです。
- 仕事のレパートリーが多い
- 実力主義が強い
- フラットな職場環境になりやすい
- 裁量が大きい
- 経営者に近い
それぞれ詳しくご紹介します!
仕事のレパートリーが多い
ベンチャー企業は、少人数で業務をおこなう場合が多いです。
「営業なら営業の仕事一本」
「経理なら経理だけ」
一般企業は上記のように、役割が明確に分けられています。
しかし、ベンチャー企業では役割こそあれど、仕事のレパートリーが圧倒的に多いです。
幅広い業務をおこなうため、専門内外問わず多くの知識を吸収できます。
また、当初は1つのみだった業務が、日に日に増えていくケースもあります。
ベンチャー企業では、一般企業では経験できないほどの幅広い業務の経験を積むことができます。
大きなメリットと言えるでしょう。
実力主義が強い
ベンチャー企業の社員は20代~30代の若手が多いです。
なので、年功序列を重視していません。
若いうちから活躍できる環境が整っています。
20代のうちから責任ある立場になり、プロジェクトをまとめる経験もできます。
こういった経験は、一般企業ではなかなか経験できません。
また、役職のないベンチャー企業もあるため、社員全員が平等な立場で業務をおこなえます。
非常に実力が重視されやすいですね。
実力で評価を得たい人には、働きやすい環境と言えるでしょう。
フラットな職場環境になりやすい
ベンチャー企業に年功序列はありません。
年下の社員が年上の社員に意見することも、日常茶飯事です。
これはベンチャー企業の大きな特徴とも言えます。
こういったフラットな職場環境なので、意思決定は非常にスピーディーです。
「こういったことをやってみたい!」
そんな提案を上司にすれば、その場でGOサインが出ることもあります。
風通しが良く、意見の言いやすい環境は、ベンチャー企業のメリットです。
裁量が大きい
少人数で回すベンチャー企業は、個々の裁量が大きくなりがちです。
一般企業は決定権は上にある傾向が強いです。
なので、希望の配属や勤務地が必ず通るとは限りません。
そういった面に不満を持つ人も多いのではないでしょうか。
ベンチャー企業では、個人の提案やアイディアが採用されやすいです。
裁量が大きいということは、自己責任の面も強くなるでしょう。
しかし、ベンチャー企業には常にチャレンジする環境が整っています。
経営者に近い
少人数の場合、経営者も一般社員も近い距離間で働くことができます。
なので、スピーディーに意思決定を体感できたり、自分の考えを直接ぶつけることも可能です。
一般企業では幹部や社長と会うことは、なかなか難しいでしょう。
当然ですが、自分の考えをぶつけることは非常に厳しいです。
そんな遠いはずの経営陣と近い距離で一緒に会社を盛り上げていけるのが、ベンチャー企業のメリットと言えるでしょう。
働く際のデメリット
また、働く際のデメリットも以下の通りです。
- 待遇が不安定
- 責任が大きい
- 業務量が多い
- 経営面の安定性に欠ける
- 教育体制が不十分である可能がある
- 給料や福利厚生に不満を感じる場合がある
それぞれ詳しくご紹介します!
待遇が不安定
ベンチャー企業は、体制が整っていないケースが多いです。
成長段階にいるため、給与や福利厚生の体制が完全に整っているとは限りません。
しかし、そういった点は企業の成長に伴い、改善されていきます。
待遇が不安定なため、能力がある場合は、給与額がダイレクトに反映される傾向にあります。
しかし、能力面に不安がある場合は、ベンチャー企業の待遇が不安定な点はデメリットになってしまうでしょう。
責任が大きい
ベンチャー企業は、裁量が大きいのも特徴です。
裁量が大きいということは、責任も大きくなるということです。
ベンチャー企業は個人の成果が、企業の経営に大きな影響を与えます。
経営陣だけでなく、一般社員1人1人にも責任があります。
責任は、受け取り方によって、やりがいにもなります。
しかし、大きすぎる責任が重荷の人には、デメリットになってしまいます。
業務量が多い
一般企業では、仕事は分担されています。
しかし、ベンチャー企業は1人当たりの業務量が非常に多いです。
この理由として人手の少なさや、専門的知識がない人が業務を任されてしまうことが挙げられます。
専門外の知識は、個人の成長になる場合もあります。
しかし、この環境に苦痛を感じる場合は、デメリットの1つになる可能性があります。
経営面の安定性に欠ける
ベンチャー企業は、軌道に乗っていない場合が非常に多いです。
なので不安定な面も強く、経営面の安定性には欠けます。
しかし、売り上げのしっかりした企業もあります。
そんな企業も、歴史の浅さから、融資してくれる金融機関が少ないといった悩みを抱えやすいです。
そういった点への不安が、入社の際にデメリットとして感じやすいです。
教育体制が不十分である可能性がある
ベンチャー企業には、マニュアルなどが存在しないこともあります。
研修や教育体制が確立されていない企業も少なくありません。
特に、創業から日の経っていないベンチャー企業は、その傾向が顕著です。
業績も不安定なので、時間をかけた新人教育は難しいです。
こういったベンチャー企業では、自分から学ぶ姿勢が必須となります。
こういった姿勢が苦手な人は、教育体制の不十分さをデメリットに感じてしまう可能性があります。
給料や福利厚生に不満を感じる場合がある
ベンチャー企業は、資金繰りも不安定なケースが多いです。
なので給料は少なく、福利厚生も整っていません。
ベンチャー企業は成果を出せば、給料アップを見込めます。
しかし、就職や転職直後は、高収入を受け取れるとは限りません。
ベンチャー企業に入社する際は、給料や福利厚生面のデメリットをしっかり理解する必要があるでしょう。
ベンチャー企業に向いている人と向いていない人の特徴
どんな業界にも企業にも、向き不向きがあります。
それは、ベンチャー企業も例外ではありません。
では、ベンチャー企業に向いている人と向いていない人には、どんな特徴があるでしょうか。
向いている人の特徴
ベンチャー企業に向いている人には、以下の特徴があります。
- 行動力・実行力がある
- 環境の変化に柔軟に対応できる
- 自己管理能力が高い
- 仕事が好き
- 将来起業したい
- 早く出世したい
では、1つずつ詳しく解説します。
行動力・実行力がある
ベンチャー企業は、基本的に実力主義です。
一般企業のような年功序列は関係ありません、
成果を上げれば、高収入や良い待遇になります。
つまり、行動力がものを言います。
自分から動くことが得意な人には、向いている環境です。
環境の変化に柔軟に対応できる
一般企業は、安定して働くことが可能です。
しかし、変動がないため飽きてしまう可能性もあります。
一方、ベンチャー企業は、組織体制や人材の流動が激しいです。
なので、安定を求める人には向きません。
一ヵ月で職場の風景が変わってしまうことも少なくないでしょう。
そういった変化に柔軟に対応できる人には、ベンチャー企業はおすすめです。
また、安定が続くと飽きてしまう人は、ベンチャー企業は向いているでしょう。
仕事に飽きてしまった場合は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
自己管理能力が高い
行動がものを言うのがベンチャー企業です。
なので、指示待ちでは評価は上がりません。
ベンチャー企業では、自分で考えて行動するのが大切です。
自己管理能力が高い人は、非常に重宝されるでしょう。
一般企業では、自分から動きすぎると嫌な顔をされるケースもあります。
出る杭となってしまいがちな人は、ベンチャー企業に向いている可能性があります。
仕事が好き
仕事と聞くとうんざりしてしまう人は、少なくないでしょう。
しかし、一方で仕事が好きな人もいます。
そんな仕事が好きな人は、ベンチャー企業に向いています。
ベンチャー企業は、個々の裁量が大きいため、仕事を楽しめる人は活躍できるでしょう。
将来企業したい
ベンチャー企業では、経営陣が近くにいます。
一般企業よりも、起業する際の参考になりやすいです。
なので、将来起業を考えている人は、ベンチャー企業は向いています。
早く出世したい
近年は一般企業でも、若手の出世が重視されています。
しかし、一般企業よりもベンチャー企業の方が、出世はしやすいです。
一方、ベンチャー企業で出世するためには、企業のビジョンや企業理念への共感が必須となります。
「世界を変えていきたい!」
そう考える自己主張のできる人は、ベンチャー企業に向いていると言えます。
向いていない人の特徴
向いていない人の特徴は、以下の通りとなります。
- 1つの業務に専念したい
- 指示待ちが多い
- プライベートを大切にしたい
では1つずつ解説していきます。
1つの業務に専念したい
ベンチャー企業は一般企業よりも、業務量が多いです。
多くの業務を1人でこなすのが、ベンチャー企業と言えます。
なので、1つのことに専念するのは難しいです。
一度決めたことは納得いくまでやり遂げたい人は、ベンチャー企業の業務の多さは、苦痛に感じやすいでしょう。
また、業務内容もころころ変わりがちです。
そういった点も、柔軟に対応できないともどかしさを覚えてしまう可能性があります。
指示待ちが多い
大企業では、受け身の姿勢の方が良いとされています。
しかし、ベンチャー企業では、主体的に動くことを求められます。
なので指示待ちが多い人は、ベンチャー企業には向いていません。
またベンチャー企業には、教育体制が十分ではないケースもあります。
そういった点からも、能動的で指示を待つ人は、ベンチャー企業では苦労する可能性が高いです。
プライベートを大切にしたい
ベンチャー企業は、軌道に乗っていない状態が多いです。
なので、創業当初は特に、仕事ばっかりになります。
休日がつぶれる可能性も出てくるでしょう。
プライベートを重視する人は、ワークライフバランスをコントロールできず、ストレスがたまります。
なので、プライベートを大切にしたい人には、ベンチャー企業は向いていないと言えるでしょう。
ベンチャー企業で働く注意点
ベンチャー企業は、一般企業よりも自由がききやすいです。
さらに、新しいことにチャレンジしやすいです。
そのため、転職の際は、視野に入れやすいです。
しかし、勢いだけで入社するのはおすすめできません。
ベンチャー企業は、実力主義が強いです。
成果が出せなければ、昇進や高収入は見込めません。
なのでここでは、ベンチャー企業で働く注意点をご紹介します。
- 体力勝負になる
- 経営が安定しているとは限らない
- 希望している仕事が絶対出来るとは限らない
1つずつ詳しくご紹介します。
詳しい注意点が知りたい場合は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
ベンチャーに転職する際に気をつけるべき注意点を解説!失敗を防ごう
体力勝負になる
ベンチャー企業は、常に多くの事業を抱えています。
なので、1人の業務内容は多岐にわたりがちです。
多岐にわたることで、労働時間も長くなってしまいます。
そういったことから、体力がないとベンチャー企業は乗り切れません。
また同時に、精神的な強さも求められます。
ベンチャー企業は、残業や休日出勤が多い傾向にあります。
そういった過酷な労働環境には、体力が必須です。
ベンチャー企業に就職・転職する際は、体力をつけておくといいかもしれません。
経営が安定しているとは限らない
ベンチャー企業で働く際の注意点といて、一番に挙げられるのが、経営が安定しているとは限らない点です。
ベンチャー企業は、多くが軌道に乗っているとは限りません。
なので、確実に安定しているとは言いがたいです。
また、多くの事業を幅広くおこなっているケースもあります。
つまり、参入している市場によっては、変化が激しいことが予想されます。
さらに、場合によっては、市場からの撤退も余儀なくされるケースがあります。
ベンチャー企業で働く際は、もしもを想定し働くと良いでしょう。
希望している仕事が絶対出来るとは限らない
転職の理由には、やりがいの減少があげられます。
ベンチャー企業は、一般企業よりも携われる業務が豊富です。
なので、やりがいは非常にあるでしょう。
しかし、面接の際に希望した仕事が、絶対出来るとは限りません。
また、少人数で事業を回すので、やりたくない仕事を拒否しづらいです。
入社の際は、紹介された業務以外にも、様々な仕事があることを意識しましょう。
ベンチャー企業の面接で受かるコツとは?
ベンチャー企業の面接は、一般企業と大きく異なることはありません。
しかし、コツさえ掴めば内定は近づきます。
ここでは、以下の5つのポイントをご紹介します。
- 課題への取り組みに具体的な数字を盛り込む
- 主体性をアピールする
- キャリアビジョンと応募理由をリンクさせる
- 逆質問する
- 自身で学び続けられる根拠を提示する
では、1つずつ詳しくご紹介します。
面接が苦手な人は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
「面接が苦手すぎる」のには理由があります!面接苦手を克服するための対処法
課題への取り組みに具体的な数字を盛り込む
どんな時でも、課題に直面することはあります。
それは仕事でも同様です。
ベンチャー企業の面接突破率を上げるポイントは、課題への施策後の成果に、具体的な数字を盛り込むことです。
ベンチャー企業は、まだまだ発展途上な面が強いです。
なので、課題に取り組む姿勢を提示する必要があります。
そのため、面接で課題・施策・成果の順に話すと、課題解決のアピールができます。
また、具体的な数字を盛り込むと、相手に伝わりやすいです。
面接前に、しっかりと「どの会社でも通用する強み」であることをアピールできるように、考えておきましょう。
主体性をアピールする
ベンチャー企業は、主体的な姿勢が評価されます。
なので、面接の際には、しっかり主体性をアピールしましょう。
アピールするコツは、困難な状況で自分の力で何を成し遂げたのかを伝えることです。
困難な状況は、ベンチャー企業では起こりやすいです。
なので、このアピールは非常に好意的に見られがちです。
また、主体性が高いことはどの企業でも活かせます。
積極的にアピールしていきましょう。
キャリアビジョンと応募理由をリンクさせる
どの面接でも応募理由は聞かれます。
なので、その応募理由とキャリアビジョンをリンクさせましょう。
キャリアビジョンとは、今後どういったキャリアを描きたいかという構想です。
企業は、なぜ弊社を選んだのか知りたいはずです。
そのためにも、キャリアビジョンの中にある応募先を選んだ理由を話しましょう。
キャリアビジョンと応募先を選んだ理由をリンクさせるコツは、自分がしたいことを述べた後に、企業を選んだ理由を伝えることです。
逆質問する
逆質問とは、応募者が企業に質問をすることです。
面接の最後には、必ず逆質問の時間が設けられます。
逆質問を積極的におこなうことによって、志望度の高さをアピールできます。
逆質問のポイントは、単純な質問をせず、仮設ベースの質問をすることです。
「私はこう思っていますが、実際はどうですか?」
上記のような質問が仮設ベースの質問です。
また、質問をする意図を合わせて伝えると、なお良いです。
面接前に、しっかり質問内容を考えておきましょう。
自身で学び続けられる根拠を提示する
ベンチャー企業には、マニュアルがないことが多いです。
幅広い業務をおこない、時には新たな変化を求められるため、入社後は学び続けることは大切です。
なので、勉強意欲の強い人は、歓迎されます。
しかし、勉強意欲などは企業に伝わりづらいです。
なので、経験からくる根拠を話しましょう。
そうすると、企業にも伝わりやすく、学び続けられるアピールになりますよ。
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ベンチャー企業には、多くのメリットがあります。
しかし、メリットや社風を理解しないと、転職後に後悔する可能性があります。
後悔のない転職するためには、しっかり下調べをする必要がありますね。
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まとめ~ベンチャー企業を理解して上手く転職しよう~
今回は、ベンチャー企業に転職した際に感じやすい後悔をご紹介しました。
ベンチャー企業への転職は、以前よりも給料が下がる可能性が大きいです。
また、大手からの転職の際は環境に慣れず、疲れやすくなる可能性があります。
心身に気を配り、ベンチャー企業の特徴を把握して、後悔のないベンチャー企業への転職をしましょう!
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