正社員よりも高い!?派遣社員の年収や月の手取りはどれくらいか
高時給で自由な働き方ができるイメージの派遣社員。
実際のところどれくらい稼げるのか気になったことはありませんか?
平均的な年収や、月の手取り給与はどのくらいなのか実際に働いたことのない方はわからないと思います。
実は、場合によっては派遣社員よりは正社員よりも給与が高いケースもあるんです。
この記事では、派遣会社で10年間勤務している筆者が、自身の年収を赤裸々に公開しつつ派遣社員の年収や手取りなどの実態をお伝えしていきます。
雇用が安定しないイメージの派遣社員ですが、収入面ではかなりメリットが多いことがお分かりいただけますので、読んで損はしないと思います。
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ぶっちゃけ派遣社員の年収って良いの悪いの?
「時給1700円~」「月収40万円!」など高時給が躍る派遣会社の求人広告。
ぶっちゃけたところ、派遣社員は正社員と比べて年収や月の手取り額は良いのでしょうか?
月の手取りは正社員よりも高い
派遣社員は、正社員と比較したとき月の手取り額が良いことがしばしばあります。
筆者が20代中盤で派遣会社に正社員の営業職として入社したときの月の手取り額は、20万円を切っていました。
この金額には「みなし残業代」が30時間分(約40000円程度)入っています。
つまり30時間残業して、手取りが20万円を切っていたのです。
(総収入は23万円弱)
この金額は、他の営業職と比較してそれほど少ないものでは無く平均的なものだと思います。
派遣社員の場合、ほとんどが時給なのでこの場合の筆者の時給を計算すると「1150円」程度になります。
派遣社員の時給の方が、高いものがたくさんありますよね。
実際に、担当している派遣社員で私より月の手取りが高い人もかなりいました。
月の手取りは派遣社員の方に軍配が上がりましたが、年収で見たときには違いはあるのでしょうか?
年収は正社員とほぼ変わらない
正社員と派遣社員の大きな違いの1つに「賞与の有無」があります。
正社員は、ボーナスがあるため月収では派遣社員に見劣りすることがあっても、年収でいえば同等くらいのベースになることが多々あります。
大体、一般的な正社員の場合、賞与は年2回あります。
業績の良い会社は、決算賞与と言って決算月に賞与があるところも珍しくないのでそれも含めると年3回ボーナスが入ることになります。
総額でいえば、約4~5か月分が平均というところでしょう。
(これは勤めている会社によって大きく違いがあるところですが。)
筆者を例にとると、賞与も含めた初年度の年収は「320万円」でした。
派遣社員だった場合、時給に換算すると年収320万円の場合、月収は「26万6000円」になります。
これを残業時間を含んだ月間の労働時間で割ると「時給1330円」になります。
(残業約30時間で算出)
時給1330円以上より高い派遣求人はたくさんありますので、賞与を含めた年収で見ても派遣社員の方が良いということがわかると思います。
次は派遣社員の方が正社員よりも収入が高くなるのはどんなケースか、またどんな案件がおすすめかをご紹介していきます。
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正社員よりも派遣の年収が高くなるのはどんなケース?案件の特徴
「正社員」「派遣社員」と一言にいっても、いろいろな職種や経験年数によって年収は違ってきます。
派遣社員として働いた方が、年収が良いケースをデータなどを参考にしながら明らかにしていきたいと思います。
派遣で稼ぐには残業が多い案件を狙う
正社員と違って派遣の場合、残業代で稼げるという点が最もわかりやすい違いです。
正社員の場合、「国の監視」などによって「企業のコンプライアンス順守」が厳しい時代になってきたとはいえ、実感としてはまだまだサービス残業は横行しています。
正社員の場合は、サービス残業があっても今後の昇進などを考えると言い出せないということもあるでしょう。
しかし派遣社員の場合は、残業した分はほぼ100%支払われます。
なぜなら、間に派遣会社が入っているためサービス残業があるという情報をつかんだ段階で、すぐに派遣先に交渉に行くからです。
雇用している側として働いた分の残業代を支払うのは当然の義務ですし、その出どころは派遣料金になるので派遣先からの支払いが無いと派遣社員にも支払うことができません。
また、コンプライアンス違反があったとき叩かれるのは、派遣先だけではなく派遣会社も同様に憂き目にあいます。
そういった理由から、残業などの勤怠管理は正社員よりも派遣社員の方がしっかりしていることが多々あります。
そのため残業が多ければ多い仕事ほど、派遣社員の方が稼げるということになります。
ただし、一点気を付けるべきは残業の有無は、会社の業績や方針、人員体制で左右されるということ。
入社時は残業が多くても、その状況がずっと続くとは限りません。
残業を収入に見込む場合は、事前に派遣会社に聞いて派遣先を見極めつつ決めることをおすすめします。
若年層は派遣の方が年収は高い
未経験の職種の場合でも、派遣であればある程度の時給が見込めます。
また実力主義な面が大いにあるので、実績や成果をだせばインセンティブや昇給など給与面にすぐ反映されることが多いです。
正社員は、一般的にまだ年功序列的な考え方が根深いので、入社してすぐは給与が抑えられていて勤続年数を増すごとに少しずつ昇給するということになります。
また、半年間の実績が賞与に反映されるという仕組みのため、入社して一回目の賞与は寸志のこともありますし、実績があげられなければ賞与も減ります。
そのため、20代中盤くらいまでの若年層は派遣社員の方が正社員よりも相対的に稼げる求人が多いです。
下記に正社員の年代別、職種別の平均年収のデータと、派遣社員の職種別の収入(8時間働いた場合の1日の賃金)のデータを参考までに貼っておきます。
20代前半では、派遣社員の方が年収の良いことがお分かりいただけると思います。
ざっくりですが時給が「1400円以上」あって、残業が「月10時間以上」あれば、正社員には劣らない年収と、正社員より多い月の手取りが手に入れられるでしょう。
給与も高いがそれ以外のメリットもたくさんある
派遣社員は正社員より給与が高いケースをご紹介してきましたが、稼げる以外にも正社員に比べてメリットのある部分があります。
正社員には無い派遣ならではのメリットをご紹介していきます。
派遣会社によって日払い週払いも可能
派遣は、派遣会社によっては「日払い・週払い」に対応しています。
正社員で日払い・週払いに対応している会社は、ほとんどありません。
シンプルではありますが、早くお金が手に入るというのは大きなメリットになります。
派遣は副業OK
働き方改革で副業が推進されているとはいえ、副業NGの会社の方がまだ大半を占めます。
副業や兼業は、時代のトレンドで「パラレルキャリア」という言い方もされます。
いろいろな仕事の経験をすることで複合的なスキルがついて、それが安定につながるというのはまさにその通りだと思います。
正社員のように一つの会社に縛られ、汎用性のない会社独自のルールやシステムを覚えるだけでは、いざという時に何の役にも立たない能力しか得られてなかったという事態もあり得ます。
派遣という働き方が向いている人の特徴
派遣という働き方が向いている人は、いままで挙げてきたような特徴がプラスになる人です。
- 若いうちにガッツリ稼いで起業したい
- 副業してお金とスキルを得たい
- 長期的なキャリアアップよりも今より多く手取りが欲しい
このような人に、派遣という働き方はとてもマッチします。
月の手取りも多く、年収も正社員に引けを取らないうえ、こんなにもメリットの多い派遣という働き方は人によっては最強の働き方なのかもしれません。
まとめ・派遣社員は手取りも良く
派遣社員という働き方を選ぶことで、短期間でガッツリ稼いで即金と多くのスキルを手に入れられます。
安定という面では正社員には劣りますが、本当の安定は何かと考えれば、それはいつどんなことがあっても成果があげられて、仕事に困らないだけのスキルです。
日本を代表する大手企業もいつ倒産するかわからない時代、年収が高いだけではないメリットのたくさんある派遣社員という選択肢は、多くの人にとって最も賢明な選択になるでしょう。
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