うちにいる派遣社員が使えない!どうする?対処方法は?
私は仕事柄、たくさんの派遣社員と一緒に働く機会があります。
その中にはとても優秀な人もいますし、その逆の人もいます。
その逆の人とはつまり「使えない派遣社員」です。
このような派遣社員に当たってしまうと面倒なことも多く、後々厄介になるケースが多かったです。
今この記事を読んで下さっている方の中には、現在進行形で「使えない派遣社員」に悩んでいる人もいるでしょう。
今回の記事では私の経験をもとに「自社に使えない派遣社員が来てしまったらどう対処するべきか?」や「使える派遣社員を雇うにはどうすれば良いか?」について解説いたします。
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使えない派遣社員は、思い切って交替要請を!
冒頭でも言いましたが、改めてもう1度言います。
派遣社員の中にはとても優秀な人もいます。
しかし、使えないと思う派遣社員がいることも事実です。
実際に私も、そういった人達に出会ったことがあります。
それらの人達の特徴はこうでした。
- マニュアルに載っていることができない
- 要望は多いが、実力が伴わない
- 欠勤・長時間の離席が多い
マニュアルに載っていることができない
よく「マニュアルに載っていることしかできない」から使えないという意見を聞きますが、私はまずは「マニュアルに載っていることができれば良い」と思います。
派遣社員にマニュアル通りにやってもらえば助かることは、山ほどあるハズです。
それ以外の仕事は自社の正社員が行えば良いと思います。
もし派遣社員がマニュアル通りに作業を行うことに慣れたら、出来そうであればプラスアルファのことを要求しても良いと思います。
困るのは「マニュアルに載っていることができない人」です。
マニュアルの不明点を確認せず、勝手な認識のまま進めたり、そもそもマニュアルを見ずに自己流で解決しようとします。
このような派遣社員にあたると、想定外のことをされます。
そうすると、その人がやった仕事を1~10まで確認しないといけない状況になり、何の為に派遣社員を雇ったのだろう?という思いに駆られます。
要望は多いが、実力が伴わない
これは派遣社員に限らずですが、自分が「この日には休みたい」とか「この仕事はやりたくない」などの要望だけを通してくるケースです。
このような特徴をもった人は、与えられた最低限の仕事もできないことが多いです。
実力が伴わないのに、要望だけは通してくるので、文字通り「使えない人」となります。
そのような派遣社員にあたると、彼らの要望への対応や、仕事の説明に時間がかかってしまいます。
そうすると、こちらの本業も進まなくなり大変です。
欠勤・長時間の離席が多い
何かと欠勤が多く、不明な長時間の離席が多い派遣社員にあたったことがあります。
体調不良や、家族に何かあった等の事情があれば、それは仕方ないと思います。
しかし急な欠勤が何日も続いたり、どこにいるのか分からず連絡が全くつかない離席が1日に何度もあると、信用問題に欠けます。
これに対して注意をすると、このように逆質問をされてしまいました。
「会社が仕事を用意してくれないから、暇すぎる。
そちらが悪いのでは?この状況で席を外したり、休みを取って何がいけないのか?」
私は唖然として、言葉を失ってしまいました…。
このような派遣社員が自社に来てしまった場合には、今後も時間と精神をすり減らしてしまう可能性が高いです。
そんな時には、思い切って「交換要請」をすることをオススメします。
派遣社員の所属先の担当者に連絡をし、事情を説明したうえで、代わりの人員との交換要請をお願いしましょう。
経験上、このような「物事の原因は”自分以外にある”」と思っている派遣社員は、この先も変わることはありません。
「こちらの指導次第で良いように変わるかも」と思い、様々な接し方をこころみることは、時間のムダだと言えます。
派遣社員が使えない・・もし交替ができなかったら、どうするか?
前項で、使えない派遣社員にあたった場合には、交換要請をすることをオススメしました。
しかし、すぐに交替できない場合があります。
その理由は下記の2つです。
1.代わりの要員をすぐに用意できない
2. 派遣会社が該当派遣社員に「休業補償」を払う必要がある
1.代わりの要員をすぐに用意できない
この理由に関しては、ある程度致し方ないことです。
派遣会社は、該当派遣社員の代わりの要員を用意する必要があります。
しかし、他の派遣社員が全員別の現場に出払っていたら、すぐに用意できませんよね。
また、待機中の派遣社員がいたとしても、別の現場への勤務が既に決まっていた場合は、やはり難しいでしょう。
待機中でもなく、別の現場にも所属していない派遣社員がいたとしても、そのような人は同じように使えない可能性が高いです。
2. 派遣会社が該当派遣社員に「休業補償」を払う必要があるから
契約満了を待たずに、契約期間中に交代要請をする場合には、派遣会社は該当派遣社員に「契約満了日」までの休業補償を払う必要があります。
しかし、その分の売り上げは、出向先の会社からもらうこともできません。
この場合、派遣会社は赤字になってしまいます。
このことから、先方の派遣会社はすぐに交替をさせずに、契約満了まで待つ心持かもしれません。
この場合は、普通に過ごしていたら契約満了まで事態は変わらないので、派遣社員本人の口から「契約満了を待たずに辞めたい」と言わせる方向に持って行くしかありません。
やり方によっては、こちらが「パワハラした」とか「嫌がらせされた」と言われる可能性があります。
その為、派遣社員に「辞めてくれ」などと直接的なことを言ってはいけません。
最低限の仕事しか与えないなど、本人自ら「辞めたい」と言わせるような環境作りをしましょう。
派遣社員が使えないのは、職場に問題がある可能性も!?
使えない派遣社員がいることは事実です。
しかし、いつも入ってくる派遣社員が使えないという場合には、実は職場に問題がある可能性もあります。
具体的に例を挙げると、下記の通りです。
教育環境が整っていない
出来る派遣社員から避けられてしまうような労働環境である
予算の上限が低い
教育環境が整っていない
どの企業も、派遣社員には即戦力を求める傾向が多いです。
それは当然だと思います。
派遣社員を雇用する際には、下記などの背景があるからです。
- 正社員だけでは時間が足りないので、その分の補いきれない作業を行ってもらいたい
- 産休に入る社員の代わりをつとめて欲しい
会社の売り上げ拡大の為に、一から人を育てようと思うのであれば、派遣社員ではなく正社員を雇用するはずです。
そうは言っても、派遣社員は別の会社の人間なので、最低限の教育は施す必要があります。
以前私が働いていた会社で、派遣社員がどんどん辞めていき、辞めなかったとしても勤務態度がみるみる悪くなる部署がありました。
そこは、入ってきた派遣社員に簡易マニュアルだけ渡し「これを読みながらこのパソコンで仕事して」とだけ伝え、それ以降は放置という状態でした。
これは極端すぎる例かもしれませんが、このように教育環境が整っていないと、派遣社員のモチベーションが下がりやすく、使えない派遣社員に成り下がってしまうのです。
出来る派遣社員から避けられてしまうような労働環境である
派遣社員は、所属の派遣会社から「こういった案件がある」ということで、様々な企業の案件を紹介してもらえます。
ということは、派遣社員サイドにも会社を選ぶ権利があるということです。
優秀な出来る派遣社員は、就業先を適当に選んだりはしません。
労働環境や職場の雰囲気などもきちんとチェックしています。
下記のような労働環境の場合は、出来る派遣社員に避けられているのかもしれません。
長時間労働が当たり前
毎日の残業や、休日出勤が当たり前となっている職場は要注意です。
このような職場だと、派遣社員にも同じことを要求してくるかもしれないと思うので、出来る派遣社員は当然避けるでしょう。
パワハラ・セクハラが横行している
パワハラ・セクハラが横行している会社は、雰囲気がよくない傾向にあります。
ベテランの出来る派遣社員は、そのような雰囲気は即座に感じ取ることができます。
その為、このような企業は避ける傾向にあります。
インターネットに社内の良くない噂があふれている
今はインターネットを見ると様々な情報を見ることができるので、便利な世の中になりました。
しかし裏をかえすと、会社にとっては良くない情報も、第三者から簡単に閲覧できるようになったということです。
出来る派遣社員は、所属の派遣会社から案件を紹介されたら、その企業のことをインターネットで調べます。
その際に良くない噂をたくさん目にしたら、その企業のことは避けるでしょう。
予算の上限が低い
予算については、ある程度致し方ないでしょう。
しかし、予算の上限があまりに低いと、値段に釣り合うレベルの派遣社員しか来ない可能性が高いです。
出来る派遣社員は、高額報酬の企業を選びますので、予算の低い企業には、それ以外の派遣社員がいくことになります。
多少予算の上限を上げられそうであれば、検討してみることをオススメします。
問題のない派遣社員を雇うにはどうすれば良いか?
どうせ雇うのであれば「問題のない派遣社員を雇いたい」と思うのは、当たり前のことです。
その為には、下記ポイントを押さえることが大事です。
- 先方の担当者に、求める人材をきちんと伝える
- 派遣社員との「顔合わせ時」に、問題が無さそうかを見極める
- 予算は上げられるところまでは、上げる
先方の担当者に、求める人材をきちんと伝える
そもそも、派遣会社の担当者に、このような人材が欲しいと伝えることができていなければ、ミスマッチが起こります。
そうすると、何度派遣社員を紹介してもらっても、同じことの繰り返しとなります。
一度先方の担当者に、改めて「求める人材」についての認識のすり合わせをお願いしたいと、伝えてみましょう。
派遣社員との「顔合わせ時」に、問題が無さそうかを見極める
派遣社員を面接することは、法律で禁止されているのでできません。
その為「顔合わせ」という形で、就業前に「派遣会社担当者」「派遣社員」「就業先現場の担当者」と3者で話す機会があります。
その際に、派遣社員に問題が無いか否かを見極めましょう。
見るポイントは下記の通りです。
- 志望動機が具体的か?
- 自社の企業研究をしているか?
遅刻をしないか?や服装をわきまえているか?などについては、すぐ判断できると思います。
しかし「志望動機」や「自社の企業研究をしているか?」は、派遣社員に確認をしないと分からない部分です。
私の経験上、この2つが答えられない、もしくはどの企業でも当てはまるような曖昧な回答しかできない派遣社員は、使えない傾向が高かったです。
こういった派遣社員は「どこでも良いからとりあえず働ければよい」と思っていることが多く、仕事に対する熱意も低いことが多いです。
実際に働いて少しでも嫌なことがあると、欠勤が増えたり、仕事をしなくなることも多かったです。
顔合わせ時には、きちんと「志望動機を答えられるか?」や「自社の企業研究をしているか?」をチェックしましょう。
具体的な回答は返ってこなかったけれど「人手不足だからとりあえず採用しようか」という考えは危険ですので、避けましょう。
予算は上げられるところまでは、上げる
前項でも解説しましたが、予算に伴ったレベルの派遣社員が来る傾向にあります。
つまり、低い予算で募集していれば、そのレベルに見合った派遣社員しか来ないということです。
派遣会社も、優秀な社員は「高い予算を払ってくれる会社」に紹介するものです。
安く雇えればそれに越したことはないですが、使えない派遣社員を雇いたくないのであれば、可能な限り予算の上限は上げた方が良いと言えます。
まとめ
今回は「使えない派遣社員がいる場合の対処方法」や、そもそも「使える派遣社員を最初から雇うにはどうすれば良いか?」について解説いたしました。
使えない派遣社員にあたってしまうと、本来の業務が進まないことはもちろん、余計な業務も増えてしまいかねません。
また、周囲の社員にも悪影響を与えることも多いです。
派遣社員を雇う背景には「人手不足」が関わることが多いので、こうなってしまっては「本末転倒」と言えます。
使えない派遣社員にあたってしまったら、今回の記事内容を是非参考にしていただき、早めに「交換要請」を行ったり「対応策」を練りましょう。
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