IBMといえば、みなさんご存知の、アメリカのニューヨーク州アーモンクに本社を構える大手コンピューター関連企業です。
事業内容も、自社ソフトウェア開発から、ハードウェア開発、実際の製造、販売、保守まで行います。
研究機関としのIBMも大きな勢力を誇っており、IBMの発明は世界中に大きな変化と影響をもたらしています。
そんなIBMの日本法人が「日本IBM」です。
日本IBMは、IBMの子会社「IBMホールディングス」の100%子会社に当たり、米IBMの孫会社に当たります。
日本IBMの基本情報
日本IBMの基本情報から調べていきましょう。
IBMの孫会社とはいえ、日本IBMの企業規模は大きく、東京都中央区日本橋に大きな自社ビルをかまえています。
歴史も長く、会社設立は「1937年6月17日」。
資本金は1353億円です。
社員数
社員の数は、2009年以降非公開とされていますが、2008年末時点で16,111人とかなり大規模。
今では2万人に迫る勢いなのではないでしょうか。
売上
日本IBMの売上も調べましょう。
私の手元には2016年度のデータしかありませんが、2016年度の売上データによると売上は8,875億円。
純利益は1,717億円です。
日本IBMへの転職は可能なのか
とにかく規模の大きな「日本IBM」ですが、これほどの大企業、転職は可能なのでしょうか?
結論から言うと、「可能」だと思います。
この規模の会社は「推薦」での転職が多いですが、一般募集で転職する社員、エンジニアも少なからず存在します。
日本IBMへの転職で考えるべき職種
日本IBMへの転職は、ハッキリ言って難易度が高いです。
日本IBMへ転職しやすい職種を絞って、「狙い撃ち」で転職するのがおすすめです。
コンサルタント
日本IBMへの募集職種は「コンサルタント業」に集中しているという印象です。
コンサルティングには高い専門スキルが求められますから、他社から高いコンサルティングスキルを持つ人を引き抜きたいという日本IBMの意思が見えますね。
コンサルタントといっても、「IT戦略コンサルタント」データの読み取りを行う「アナリティクスコンサルタント」など、その職種も多岐に渡ります。
プロジェクトマネージャー
いわゆるPMも、日本IBMでは募集されていました。
プロジェクトの進捗管理から、人員の管理、他社との折衝業務など、プロジェクトのマネージメント行います。
高いコミュニケーションスキル、他社と渡り合うための「営業力」もあると望ましいですね。
プロジェクトマネージャーには、「高いITスキル」がなくとも転職の望みがあると思い、ここに載せています。
日本IBMへ転職成功後の年収
日本IBMの平均年収は「600万円~900万円」となっています。
携わるプロジェクト、ポジションなどによって実際の年収金額は変わってきます。
転職後の年収は?
本人のスキル次第という部分が多いものの、日本IBMへの転職後は「600万円以上」と見ていいでしょう。
年収アップを狙った転職も可能ということですね。
日本IBMの福利厚生
日本IBMは、全国に保養施設を用意しており、社員なら誰でも利用することができます。
日本IBMは、さすが世界中にある企業のため、海外出張も多いのですが、その海外出張での事故をカバーする独自の保険もあります。
しかしその分、住宅補助はありません。
「一般的な福利厚生は少し弱いが、独自の福利厚生制度が強い」という印象です。
日本IBMへの転職で役立つ転職エージェント
日本IBMへの転職を考えた時、利用するべきなのはやはり「転職エージェント」です。
転職エージェントは、独自の転職ノウハウを持っていることもあり、キャリアコンサルタントから転職するための「アドバイス」をもらうことができます。
IBMの求人広告を紹介してもらいながら、日本IBMへの転職に役立つ情報をもらうことができるので、転職エージェントを活用した転職はおすすめです。
レバテックキャリア
IT特化型転職エージェントの「レバテックキャリア」がおすすめです。
レバテックキャリアならば、IT企業大手のIBM求人も扱っています。
レバテックキャリアを運営する「レバレジーズ株式会社」は、SIer業務も担っており、他のSIerともとにかくつながりが強いのです。
また、「レバテックキャリアのキャリアコンサルタントは美人が多い」なんて声もあります。
私も実際レバテックキャリアのキャリアコンサルタントと話した事があるのですが、実際わかくて美人でした(笑)。
JACリクルートメント
イギリス生まれの転職エージェント「JACリクルートメント」もおすすめです。
JACリクルートメントがおすすめの理由としては、やはり「外資系企業の転職に強い」というポイントが挙げられます。
「ハイキャリア向け求人」も多く扱っているJACリクルートメントなら、日本IBMへの転職でも十分活躍するはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
超大手企業「米IBM」の孫会社「日本IBM」への転職について、わかっていただけたでしょうか。
あれほど大きな企業のため、転職の難易度こそ高いですが、決して不可能ではありません。
転職エージェントを活用して、しかるべき手順を踏んで転職を行いましょう。