「勤怠管理システムって結局どれを使えばいいんだろう…」
「使いやすい勤怠管理システムを導入したい…」
などなど、勤怠管理システムの導入を検討されている方のなかで、こうお思いの方もいますよね。
ですが勤怠管理システムといっても数が非常に多いため、どれを使うのが自社にとって最適か分かりにくいのが現状。
今回はそんな方に向けて、おすすめの勤怠管理システムを厳選してご紹介していきます。
それぞれの特徴を見比べて、自社にピッタリな勤怠管理システムを選びましょう!
おすすめの勤怠管理システム10選!
早速おすすめの勤怠管理システム10選を見ていきましょう!
この記事では、数ある勤怠管理システムの中から特におすすめなものを以下の表にまとめました。
それぞれを比較してぴったりなものを選んでください!
会社名 | 株式会社ソウルウェア | 株式会社デジジャパン | 中央システム株式会社 | IEYASU株式会社 | 株式会社DONUTS | freee株式会社 | HOYA株式会社 | ソニービズネットワークス株式会社 | 株式会社システムサポート | 株式会社ヒューマンテクノロジーズ |
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勤怠管理システム名 | kincone | タッチオンタイム | RecoRu | ハーモス勤怠 | ジョブカン勤怠管理 | freeer人事労務 | 勤之助 | AKASHI | 就業役者 | KING OF TIME |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 要見積り | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 200円~/1人 | 300円~/1人 | 100円~/1人 | 100円~/1人 | 200円~/1人 | 400円~/1人 | 180円~/1人 | 200円~/1人 | 220円~/1人 | 300円~/1人 |
料金プラン | 1種類 | 1種類 | 1種類 | 2種類 | 6種類 | 4種類 | 3種類 | 3種類 | 1種類 | 1種類 |
打刻方法の種類 |
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など |
など |
など |
など |
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など |
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など |
無料トライアル | 2か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 | 最大2か月 | 1か月 | なし | 1か月 |
アラート機能 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
対象となる企業 | 法人 |
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法人 | 法人 |
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対応している言語 |
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日本語 | 日本語 |
など全6言語 |
日本語 |
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日本語 | 日本語 | 日本語 |
では、それぞれの勤怠管理システムを詳しく見ていきましょう!
①kincone:株式会社ソウルウェア
株式会社ソウルウェアの勤怠管理システム「kincone」は、固定時間制、フレックスタイム制度、裁量労働制度、時短勤務など、さまざまな就業形態を管理できる勤怠管理システムです。
従業員の残業時間や有給休暇取得率などをグラフで一目で確認できるうえ、残業の多い社員や有給休暇を取得していない社員を簡単に把握できます。
取得した有給休暇の日数や残日数を管理し、個別の有給休暇付与もできますよ。
アカウント発行や従業員登録もの設定もシンプルで、わかりやすいポップアップの指示に従って選択するだけで設定が完了するので、初めて利用する人も簡単です。
さらに働き方改革の一環として事業主の努力義務となっている、「勤務間インターバル制度」にも対応しています。
kinconeは設定された休息期間を取らずに働き続けた場合、従業員や管理者に通知を送る機能や労働時間の調整機能を実装しているのです。
加えて、コラボスタイル社の「コラボフロー」と連携することで、複雑な承認フローや条件分岐がある申請にも対応できるようになります。
②タッチオンタイム:株式会社デジジャパン
株式会社デジジャパンの「タッチオンタイム」は、市場シェアNo.1※を誇るクラウド勤怠管理システムです。
タッチオンタイムはリアルタイムで勤怠データを自動的に集計するので、手動でタイムカードを集計する必要はありません。
タイムカードを集計するのはとても手間がかかる作業なので、 これは嬉しいですね!
また、拠点ごとの就業ルールに合わせて設定できるため、各拠点ごとに個別の勤怠管理ができます。
さらに、他のさまざまなサービスとの連携も可能で、 特に給与管理システムとの連携を強化しているのが特徴です。
「給与奉行クラウド」 や 「マネーフォワード クラウド給与」 などを始めとした、 多くの給与システムとAPI/CSV連携ができるため、 月々の給与計算もはかどりますよ!
タッチオンタイムにはさまざまな打刻方法も用意されており、スマートフォンや指紋認証、ICカードなど、利用者に合わせた便利な操作が可能です。
初期設定費用が無料なうえ月額料金も1人あたり300円と低価格。
追加費用なしで全ての機能が利用でき、 最低利用人数や最低契約期間もありません。
サポートも無料で利用できるので、初めて導入する場合も安心ですね!
※2022年 富士キメラ総研調べ 勤怠管理SaaS市場 利用ID数
③RecoRu:中央システム株式会社
「RecoRu(レコル)」は、導入のしやすさや使いやすさを突き詰めた勤怠管理システムです。
月額ひとり100円のみで豊富な打刻方法やリアルタイムでの時間集計など勤怠管理システムとしての基本的な機能に加え、有休管理/申請承認/法令遵守チェック等提供しているすべてのサービスを利用でき、初期費用や追加費用も不要です。
打刻方法も多様で、ICカードによる打刻はもちろん、指紋認証やPC(IPアクセス制限可)などセキュリティレベルの高い打刻もできます。
スマートフォンからの打刻もでき、テレワークの出退勤管理も手間がかかりません。
時間集計については従業員ごとに異なるルールで柔軟に集計することができ、集計した勤務データは「CSVデータ」や「API」連携によってお使いの給与ソフトへ連携ができます。
従業員の打刻忘れや勤務表の入力間違い、出退動状況、残業時間などを一つの画面で簡単に確認でさ、日々の動急管理の効率が大きく上がります。
有給休暇は自動付与も可能で、1日/半日/時間単位の取得・残日数の管理などができます。
労基法に基づき、年5日の年次有給休暇の取得義務の取得状況の確認や、有給休暇管理簿の出力も可能です。
④ハーモス勤怠:IEYASU株式会社
IEYASU株式会社の「ハーモス勤怠」は、ベンチャー企業や中小企業をメインに累計約60,000社が利用している勤怠管理システムです。
「テレビ朝日」や「吉本興業ホールディングス」などの有名企業にも導入されているハーモス勤怠ですが、人数や期間の制限なく1人当たり100円という低価格で、従業員数30人以下の会社であれば何と無料で利用できます。
また、導入しようかどうかに迷ってしまった場合は、公式ホームページから「まるわかりセミナー」や「お手伝いセミナー」といった動画視聴の申請をしましょう。
ハーモスの具体的な使い方や活用方法・特徴などが理解できるだけでなく、セミナーの参加特典として通常の無料試用期間が2週間延長されたり、導入後も役立つ入門書がもらえたりといった嬉しいサービスもあります。
低価格であったり特典が充実していたりしながらも、十分な機能も備わっています。
ハーモス勤怠を使えば紙のタイムカードをデータとして記録・保管できるので、確認や保管が簡単です。
ハーモス勤怠を利用すればCSVデータとして簡単にタイムカードを保管できるため、保管場所や管理の手間を節約できますよ。
⑤ジョブカン勤怠管理:株式会社DONUTS
株式会社DONUTSの「ジョブカン勤怠管理」は、多くの有名企業の導入実績を持つ勤怠管理システムです。
ジョブカンは「ジョブカン給与計算」や「ジョブカン見積書」「ジョブカン経費精算」など、さまざまなビジネスサポートシステムを提供しています。
ジョブカン勤怠管理もそのうちの一つで、「湖池屋」や「タマホーム」、「崎陽軒」など誰もが知る有名企業の導入実績があります。
ジョブカン勤怠管理はさまざまな打刻方法に対応しており、カード打刻や静脈認証打刻はもちろん、顔認証打刻やGPS機能を活用した打刻など、利用者に応じたさまざまな打刻方法の使い分けに便利です。
またジョブカン勤怠管理は従業員の勤務状況を自動的に集計でき、集計されたデータは簡単に出力してスムーズに分析できるうえ、各種の会計や給与ソフトとの連携にも対応しています。
加えて働き方改革にも対応しており、時間外労働の状況を一覧で分かりやすく確認できるうえ36協定を超える状況があれば自動的にアラートで通知してくれるなど、安全な労働時間管理にも役立つのです。
表示言語は、英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語に切り替えられるので、多国籍企業にも向いています。
⑥freeer人事労務:freee株式会社
freee株式会社の「freeer人事労務」は勤怠管理だけでなく、入社手続き給与の計算・振込、給与明細の作成など、あらゆる業務をまとめて管理できるシステムです。
処理できる業務の書類を全てデータとして保存できるので、書類を紛失する恐れもありません。
また、当日・当月中に完了させなければならない業務をアラート通知してくれるため、重大な作業忘れの懸念からも解放されます。
加えて、高いセキュリティレベルも高評価です。
利用者の個人情報・口座情報・入出金データなど、全てのデータは暗号化して保存され、全通信には金融機関レベルの256bit SSL通信方式を採用しています。
利用者のデータは国内シェアNo.1のAWSを利用して厳重に管理されるうえ、データはクラウド上に保存されているため、パソコンの紛失や物理的なデータ破損の心配はありません。
さらに、freeer人事労務は個人情報の取り扱いにおいて一定の基準を満たす企業が認定される国際的な認証であるTRUSTeを取得しています。
参考:TRUSTe
⑦勤之助:HOYA株式会社
HOYA株式会社の「勤之助」は高い使いやすさに定評がある勤怠管理システムです。
勤之助は紙の出勤簿をベースにした見やすい項目レイアウトを採用し、簡単に操作できるよう工夫されています。
「紙の出勤簿に慣れていたスタッフが対応できるか不安」という企業も安心ですね!
導入の際の煩わしい初期設定や特殊勤務の計算もサポートしてくれるので、業務の手間も大幅に削減できます。
また、勤之助は日本語版と英語版をワンクリックで切り替えできるため、英語圏の方が働いている企業でも心配いりません。
英語版の資料も用意しておりますので、必要な方は公式ホームページから申請しましょう。
出社や退社時刻の打刻は、ICカード(Felica規格)、携帯電話、パソコンから簡単にできるだけでなく、外出先でも利用できます。
使用されたデータは、24時間365日監視されたデータセンター内のサーバーコンピュータに暗号化して保存されるので、セキュリティ面も万全です。
「勤之助」はインターネット上で利用できるクラウドサービスのため、専用のソフトやハードウェアを購入やシステム開発・サーバー管理も必要ありません。
⑧AKASHI:ソニービズネットワークス株式会社
ソニービズネットワークス株式会社の「AKASHI」は2020年と2021年のITreviewカテゴリーレポートの勤怠管理部門で「使いやすさ」と「満足度」両方でNo.1を獲得した勤怠管理システムです。
パソコン、iPad、スマートフォン、FeliCaカード、ネットワーク対応ICカードリーダー(PitTouch Pro3、PitTouch Biz)による打刻が可能で、それぞれのデバイスを使って、オフィスはもちろん出先からでも簡単に打刻できます。
有給申請や休日出勤などの申請や承認はすべてWEB上で完結するので、煩雑な手続きに悩まされることもありません。
また打刻忘れや残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能も搭載されているため、大切な作業を忘れてしまったり余計な業務が増えたりといった恐れも減らせます。
操作に関してわからないことがあった場合、平日の9:00~18:00の間であればいつでもチャット機能を利用した相談もできるので、初めて勤怠管理システムを導入する企業も安心です。
⑨就業役者:株式会社システムサポート
株式会社システムサポートの「就業役者」は、企業に応じてさまざまなカスタマイズを提供してくれる勤怠管理システムです。
「独自の就労規則を採用しているため、導入できる勤怠管理システムがない…。」と悩んでいる場合、就業役者の利用を検討しましょう。
有償とはなるものの、それぞれの企業にあったシステムを別途追加できますよ。
もちろん、基本的な機能も充実しています。
オフィスワークの方にはPC打刻、営業など直行直帰の多い方にはスマホ打刻、PC不要での打刻が可能なICカード打刻など、働き方に合わせた打刻方法を用意しています。
さらに、「時間外労働の上限規制」や「年5日の有給休暇の取得義務」、「インターバル制度」、「月60時間超の割増賃金率引上げ」など、法律の変更にも柔軟に対応しているので、コンプライアンスを意識している企業も安心です。
また、日々の打刻とともに作業工数の入力もできるので、作業を可視化できます。
⑩KING OF TIME:株式会社ヒューマンテクノロジーズ
株式会社ヒューマンテクノロジーズの「KING OF TIME」は、実に277万人以上もの利用者数を誇る勤怠管理システムです。
KING OF TIMEは、残業時間のリアルタイム把握はもちろん、事前に設定した基準残業時間の超過を可視化できるので、労働基準法への抵触も未然に防げます。
さらに、設定したスケジュールと実際の勤務の差異を表示や人件費の概算管理も対応しているので、業務の効率も大きく上がります。
有給休暇、代休、振替休日、企業独自の休暇などを一元管理できるだけでなく、取得単位や有効期限など、さまざまなルールにも対応しているのでお休みに関わる作業の処理も簡単です。
また、KING OF TIMEの勤怠管理は、英語表示への切り替えや海外のタイムゾーン設定にも対応しています。
日本本社や海外のヘッドクォーターから世界各国の拠点や工場に在籍する従業員の勤務状況をリアルタイムに確認・管理できるのでグローバルな一元管理にもピッタリです。
勤怠管理システムの失敗しない選び方は?
ここまでおすすめの勤怠管理システムを、それぞれの特徴なども交えながら解説しました。
では、これらの勤怠管理システムをどのように選べば良いのでしょうか。
導入後に失敗しないためにも、下で解説するポイントを押さえてどれを選ぶか検討してください。
自社に必要な要件を洗い出す
まず大切なのは、自社に必要な要件の洗い出しです。
まず、従業員数や勤務形態に合わせたシステムの拡張性が必要です。
規模に応じた利用料金体系やユーザー数の制限が適切かどうかを確認しましょう。
打刻方法の種類も見逃せません。
リモートワークや営業職など、オフィス外での打刻が多い社員がたくさんいる場合、PCやスマートフォンなど、様々なデバイスでの打刻ができる勤怠管理システムがおすすめです。
データの保管やセキュリティも重要です。
データは適切に暗号化され、信頼性の高いデータセンターで管理される点を確認しましょう。
万が一個人情報や社内の機密が漏洩してしまえば、企業の信用に大きくかかわります。
こうなってしまえば、もはや勤怠管理どころではありませんよね。
さらに、柔軟な設定やカスタマイズができるかどうかも重要です。
特殊な勤務形態や休暇制度に対応できるか、各種規則や法律に準拠して設定できるかを確認しましょう。
予算を決めておく
自社に適した勤怠管理システムを選ぶ上では、予算の考慮も欠かせません。
勤怠管理システムの導入にかかる費用は、初期設定費用や利用料金などさまざまです。
予算に応じた適切なシステムを選ぶために、事前に予算範囲を決めておきましょう。
次に、予算に見合った機能と価値を考慮しましょう。
高価なシステムほど機能が豊富である場合もありますが、自社のニーズに合った機能を重視してコストパフォーマンスを考慮してください。
同時に、追加費用や維持費用も予算に含めて考慮しましょう。
システムの利用料金以外にも、カスタマイズやサポートなどの追加費用、定期的なアップデートや保守にかかる費用もなども忘れずに想定してください。
実際の使用感を確かめておく
「これは」と思う勤怠管理システムが見つかっても、すぐに導入するのは考えものです。
本格的な導入の前に、実際の使用感をチェックしておきましょう。
まず、デモやトライアルを活用してください。
提供元からデモやトライアルの提供を受けることで、実際の操作や画面表示を確認できます。
ホームページの製品紹介に目を通すだけでなく実際に手を動かして試してみることで、使いやすさや直感的な操作性を実感できるのです。
また、実際に導入している企業や利用者の声を調査しましょう。
口コミやレビューを確認することで実際の使用感や満足度を把握できます。
同業他社の導入事例や成功事例などは特に参考になるのでおすすめです。
さらに、システムの使い勝手や機能面だけでなく、サポート体制も確認しましょう。
万が一問題が発生した際に迅速に対応してくれるか、質問やトラブルの解決に対するレスポンスが適切かなど忘れずにチェックしてください。
まとめ~勤怠管理システムは多角的な検討がおすすめ~
この記事では、数ある勤怠管理システムの中からおすすめのものを10種類厳選して紹介しました。
勤怠管理システムの導入にあたって注目すべき点はたくさんあります。
利用料金、実際の使用感・サポート体制の充実度など、さまざまな要素を考慮して導入を検討してください。
実際に導入する前に、勤怠管理システムの無料トライアルなどを活用するのもおすすめです。
あわせて、他社の導入実績や口コミなども参考にしましょう。