「金融業界へ転職したいのですが、おすすめの転職エージェントはありますか?」
「金融業界に転職するのは難しそうなのですが、実際どうなんでしょうか」
世の中にはたくさんの転職エージェントがあるため、どれを選べばいいかわからない方も多いです。
またそもそも金融業界へ転職するのも難しいと感じている方もいます。
そのような悩みがあると、転職するための一歩を踏み出すのも難しいですよね。
そこで今回の記事では、金融業界への転職で利用するべき転職エージェントについて紹介していきます。
これから金融業界へ転職したいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
金融業界に強いおすすめの転職エージェント・転職サイト比較ランキング
転職エージェントを利用しようと思い立っても、数多く存在する転職サービスの中から、なかなか選べず迷っている方も少なくありません。
転職エージェント・サイトでは、それぞれ提供されるサービスや紹介してもらえる求人が異なるのが特徴です。
そのため、自分に最も最適なサービスを受けられる転職エージェント・サイト選びが大切と言えます。
ここからは、金融業界への転職活動におすすめの転職エージェント・サイト10選を紹介します。
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaの特徴
- 求人数が業界でトップクラス
- サイトとエージェントの二面性をもつ
- サポートは全国に対応している
dodaは、今回紹介する転職サービスの中でも、トップクラスの求人数を抱える転職サイトです。
dodaの最も大きな強みは、サイトとエージェントの両面を持ち備えていること。
転職サイトとエージェントの違いは、下記の項目で詳しく解説をしますが、使用目的やどのような転職活動にしたいのかによって選び方が異なります。
dodaでは、複数の求人の中から自分のペースに合わせて仕事探しをすることも、エージェントに紹介してもらうこともできるのが魅力。
自分のペースで自由に転職活動をしたい方におすすめの転職サービスです。
マイナビ金融エージェント
マイナビ金融エージェントの特徴
- 大手マイナビグループが運営している
- スタッフの中には金融業界出身者が多く在籍している
- 金融業界に特化している
マイナビ金融エージェントは、今回紹介する転職サービスの中でも、大手人材グループが運営する金融業界特化型の転職エージェントです。
在籍しているスタッフのほとんどが、金融業界出身者であることから専門性が高く、より有益な情報やアドバイスを得られるのが強みです。
公開求人と非公開求人合わせて、約8万件を取り扱っているので、幅広い選択肢の中から求人を選びたい方におすすめです。
コトラ
コトラの特徴
- 金融、コンサル、IT業界に特化している
- ハイクラス求人を豊富に取り扱う
- アフターフォローにも手厚い
コトラとは、今回紹介する転職サービスの中で、特に金融・コンサル・IT業界などへの転職活動支援に力を入れている転職エージェントです。
ベンチャー企業から大手企業まで幅広い規模の求人を持つため、キャリアアップや年収アップにも期待できます。
また、入社後もアフターフォローが続くので、新しい環境に不安を感じる方でも安心です。
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職
ムービンストラテジックキャリアの特徴
- 国内投資銀行支援実績NO.1
- 国内大手FASへの支援実績NO.1
- 利用した93%の方が転職年収アップ
「ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職」は、金融業界の転職に強いエージェントです。
公式サイトによると、国内投資銀行支援実績NO.1、国内大手FASへの支援実績NO.1です。
また、利用した93%の方が転職年収アップした実績もあります。
証券会社や銀行、金融IT企業、M&A業界、監査法人、ファンド関連企業、コンサルファームで働いた経験がある人や、税理士・会計士の資格を持つ人におすすめです。
アンテロープ
アンテロープの特徴
- 独占求人を多く取り扱う
- 金融業界やコンサルティングファームに強い
- 約3万人の転職支援実績あり
アンテロープとは、今回紹介する転職サービスの中で、未経験者募集案件を多く取り扱う転職エージェントのこと。
特に金融業界やコンサルティングファームへの転職支援に力を入れており、これらの業界に精通したスタッフが在籍しているのが魅力です。
また、アンテロープでは求人の紹介を行うだけでなく、将来を見据えたキャリアアップについても一人ひとりに提案をしているので、今後のことが明確になっていない方にもおすすめできます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- 業界トップクラスの求人数
- リクルート独自のサービスと併用できる
- サポートの質が高い
リクルートエージェントは、今回紹介する転職サービスの中で、最も求人数を多く抱える転職エージェントです。
運営するリクルートが大手であることから、企業側からの信頼も非常に厚く、さらに転職活動をしている誰もが一度は耳にしたことがあるほどの知名度を誇ります。
また、経歴や実績を豊富に持つスタッフによる丁寧な対応が人気の一つで、書類の書き方から面接対策まで手厚くサポートしてくれます。
初めて転職活動をする方、独自のアプリやコンテンツで情報収集したい方は、ぜひリクルートエージェントをチェックしてみてください。
金融業界のハイクラス転職におすすめの転職エージェント・転職サイト
金融業界のハイクラス転職におすすめの転職エージェント・転職サイトは、ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトです。
ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- ハイクラス求人向け
- 登録すればあとはスカウトを待つだけ
- 優秀なヘッドハンターによるマッチング
ビズリーチとは、今回紹介する転職サービスの中でも、特にハイクラス求人を取り扱っているスカウト型の転職サイトのこと。
大手企業や優良企業を中心に取り扱っており、キャリアアップや年収アップを目指している方におすすめの転職サイトです。
ビズリーチでは、登録フォームで順番に必要な情報を入力すると、優秀なヘッドハンターが求職者に合う企業とのマッチングを行ってくれます。
そのため、忙しい方でも登録さえすればあとは連絡を待つだけ、効率よく転職活動を進められます。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトの特徴
- 大手リクルートグループが運営している
- 自分でヘッドハンターを選べる
- 年収800万円以上の求人が多数
リクルートダイレクトスカウトは、今回紹介する転職サービスの中で、大手リクルートグループが運営する、特に高年収求人を多く取り扱う転職サイト。
また、リクルートダイレクトスカウトでは、スカウト機能を利用することができ、さらにはヘッドハンターを自分で選べるメリットがあります。
リクルートダイレクトスカウトでヘッドハンターを選ぶ際は、そのヘッドハンターが自分の希望の企業に精通しているのか、経歴や実績が豊富なのか、経歴を重視して決めることが大切です。
金融業界の外資系企業に強いおすすめ転職エージェント・転職サイト
金融業界の外資系企業に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトは、「LHH転職エージェント」や「JACリクルートメント」です。
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントの特徴
- 非公開求人を多く取り扱っている
- 女性の転職に特化しているサービスも展開
- 在籍コンサルタントが各業界に精通している
LHH転職エージェントは、今回紹介する転職サービスの中で、特に非公開求人を多く取り扱っている転職エージェントの一つです。
LHH転職エージェントでは、一般的に公開されている求人の他に、LHH転職エージェントに登録した方のみアクセスできる非公開求人を豊富に取り扱っているのが最大の強み。
非公開求人は、まだ一般的には知られていない求人がほとんどのため、競争率が低く選考率をより高められます。
LHH転職エージェントでしか出会えない、レアな求人に出会いたいとお考えの方におすすめです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
- 豊富な業界や職種に対応
- 30〜50代の転職に力を入れている
- 管理職や専門職の転職におすすめ
JACリクルートメントは、今回紹介する転職サービスの中で、30〜50代の管理職・専門職への求人をお探しの方におすすめの転職エージェントです。
JACリクルートメントでは、ある程度の経験や知識を身につけた方に向けて、キャリアアップのチャンスがある求人を多く取り扱っているのが特徴。
そのため、未経験者や若年層の求職者にはあまり向かない可能性があるため、もし利用する場合は他の転職サービスとの併用をおすすめします。
エンワールド・ジャパン
エンワールド・ジャパンの特徴
- コンサルタントの転職支援実績が豊富
- 海外や外資系企業への転職にも対応
- 未経験者やブランクのある方にも対応
エンワールド・ジャパンは、今回紹介する転職サービスの中で、海外企業や外資系企業への転職支援にも力を入れている転職エージェントです。
特にアジア圏への海外転職に強く、グローバル企業にチャレンジしてみたいという方にもおすすめ。
ただ、エンワールド・ジャパンは、ハイクラス求人が多くグローバル展開もしているのが強みですが、未経験や若年層には少し使いにくい傾向にあります。
まだスキルや経験に自信のない方は、他の転職サービスと併用して利用しましょう。
金融業界に強い転職エージェント・転職サイトの選び方
転職エージェントを利用したことがある方の中には「利用してみたけれど全然思っていたのと違っていた」なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
実は転職エージェント選びは今後の転職活動に大きく影響を及ぼすほど、慎重に行うべきポイントです。
ここからは、転職エージェントの適切な選び方について3つ紹介するので、ぜひ以下を参考にしてみてください。
金融業界に特化している
転職エージェントを選ぶ際には、自分の希望する業界に特化しているかどうかで選ぶのもポイントの一つ。
業界に特化しているエージェントではその業界に精通しているスタッフが在籍しているケースが多いので、求人情報をより正確に把握できます。
また、業界経験者からサポートを受けられるため、より役立つ知識や情報を得られるのも強みです。
さらに、業界に精通しているエージェントは、その業界のトレンドや動向にも詳しいため、自分自身の今後のキャリアプランについても相談できます。
ただし希望する業界に特化しているエージェントは、その業界に求人情報が少ない場合があるのには注意が必要。
業界特化型の複数のエージェントを利用する方には、他の転職サービスとの併用を強くおすすめします。
以上のことから自分の希望する業界に特化しているエージェントを選ぶと、より役立つ情報を得られ、自分の希望に近い企業に出会えるのです。
口コミサイトや評判をチェックする
転職エージェントを選ぶ際には、口コミサイトや評判をチェックするのも重要なポイント。
口コミサイトには、公式ホームページでは知ることのできない実際の利用者たちの本音が寄せられており、信憑性の高い情報を得られるのが特徴です。
評判をチェックする際には、まずエージェントの対応が良かったかどうかを確認しましょう。
求人情報の提供だけでなく、面接対策やキャリアプランの相談など、サポートの内容も重要なポイントです。
また、求人情報の質や量も重視しましょう。
その他、自分の希望に合った求人情報を紹介してくれるかどうか、求人情報の更新頻度はどうかなど、求人情報に関する評価もチェックすべき点です。
ただ、口コミサイトにはネガティブな意見も多く寄せられているため、全てを鵜呑みにするのではなく、必要な情報だけを選んで活かすことが大切です。
転職エージェントの規模で選ばない
転職エージェントを選ぶ際には、転職エージェントの規模で選ぶのはやめましょう。
転職エージェントを選ぶ多くの方が「大手だから必ず良い企業に出会える」、「大手だと安心してサポートを任せられる」とイメージしがち。
しかし、全てが事実ではありません。
実は、大手を選んだからといって必ずしも良い企業に出会えるとは限りません。
大切なのは、上記項目で詳しく説明したように、自分の希望業界に特化しているかどうか、サポート内容が自分に合っているのかどうかを重視するのが大切です。
ただ、大手転職エージェントのほとんどが大量の求人数を持ち備えているため、幅広い求人に出会えるのは確か。
希望業界に特化しているものと、併用して利用するには効果的だと言えます。
また、大手転職エージェントでは、独自のコンテンツやアプリを展開しているものも多くあります。
転職活動に役立ちそうな情報やツールをうまく利用し、それらを転職活動に活かすのが最もおすすめです。
転職エージェント・転職サイトを使い分ける
転職エージェントと転職サイトは、両方とも転職活動を支援するために使われるサービスには違いありませんが、その仕組みが異なります。
転職エージェントは、手厚いサポートにより求職者と企業をマッチングさせるためのサービスです。
求職者の希望条件やスキルをヒアリングし、それに合った求人情報を提供します。
また、エージェントによっては、求人の紹介だけでなく面接のアドバイスや履歴書の添削などのサポートを行っているところも少なくありません。
一方、転職サイトは、求職者が自分で求人情報を検索し、応募できるプラットフォームです。
サイトによっては、独自のアプリやコンテンツを提供している場合があるので、最も自分が利用しやすいと思うものを選ぶのが大切です。
以上のことから、転職エージェントは、求職者のキャリアアップを支援するためにより個別的でカスタマイズされたサポートを提供しているため、手厚いサポートを受けたい方におすすめ。
転職サイトは、求職者が自分で求人情報を探すことができるため、マイペースに転職活動を進めたい方におすすめです。
なるべくストレスフリーに転職活動を進められるよう、自分に合った方を選択しましょう。
金融業界に強い転職エージェント・転職サイト利用の流れ
転職活動には、一定の流れが決められており、順番に内定までの道筋を辿っていく必要があります。
ここからは、転職エージェントの一般的な流れを6つの順序に分けて説明します。
ただし、利用するエージェントによって流れが異なる場合があるため、あくまで参考程度にみてください。
①転職エージェントを選ぶ
まずは利用する転職エージェント選びを行います。
自分の希望の業界に特化しているかどうか、利用者からの口コミや評判が良いかなど、さまざまな視点から自分にあっているかの判断が大切です。
また、エージェントを選択したあとは登録です。サービスの指示に従って、フォームに入力していきます。
ここでは、無料で登録できるかもチェックしてから登録しましょう。
②担当者との面談
登録が済んだら、早速担当者から面談の予定を立てるための連絡がきます。
メールや電話がくるのが一般的ですが、今ではLINEで気軽にやり取りをしているサービスも増えています。
面談日が決まったら、事務所もしくはオンラインでの面談です。
どのような働き方をしたいのか、どれくらい稼ぎたいのか、どんなスキルを持っているかなど、細かくヒアリングされます
担当者はこの後、求職者の入力情報やヒアリングをもとに求人紹介を行います。
なるべく希望の企業を紹介してもらえるよう、思っていることは面談の際に正直に伝えるのが大切です。
③書類の作成・準備
続いては、エージェントが提供してくれる求人情報をもとに、面接のアドバイスや履歴書の添削などのサポートを行います。
履歴書の作成については、エージェントがテンプレートを用意している場合もあるので、確認してみましょう。
また、自分で作成した履歴書をエージェントに提出する場合もあります。
書類の作成や準備が不安な方は、書類や添削サポートが行われているサービスを選ぶのがおすすめです。
④選考
準備ができたら、つづいて選考に入ります。
選考の回数や内容は企業によって異なるため、事前の企業研究が必要です。
転職エージェントによっては、先輩求職者が選考でどのようなことをしたのか、内容や情報を残してくれている場合があります。
それらを参考にすれば、より内定通過率を高められますよ。
⑤面接対策
選考に通過した場合は、次に面接が行われることが多くあります。
面接の内容も各企業によって異なるため、企業が何を求めているのかを前もって明確にし、答えられるよう事前の準備が大切です。
利用する転職エージェントによっては、模擬面接や各企業ごとの面接対策なども行なっているので、うまく活用させましょう。
⑥面接
準備が整ったら、いよいよ企業との面接です。
集団面接や個人面接など、形式は事前に異なるため、事前に確認しておくのがおすすめ。
面接は選考の中で最も緊張する場面ですが、エージェントで練習したようにリラックスして挑むのが大切です。
⑦内定
企業側は選考や面接などを全て含めて検討し、企業に相応しいと思った場合に内定を出します。
内定には1週間から2週間かかるのが一般的です。
⑧入社準備
内定をもらった後も、まだまだ気は抜けません。
つづいては、入社準備を行います。
最後までしっかり転職エージェントがサポートしてくれるので、最後まで気持ちを引き締めて準備に取り組みましょう。
金融業界の転職で転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントの利用にはどのようなメリットがあるのか気になりますよね。
どのような業界であっても、一から求人を探して転職活動を進めることは可能です。
とはいえ、転職エージェントの利用で得られるメリットはたくさんあります。
ここからは、金融業界の転職活動で転職エージェントを利用するからこそのメリットについて解説します。
求人情報の収集が楽になる
転職エージェントを利用すると、求人情報の収集が楽になるメリット。
転職エージェントは、複数の企業との取引実績があるため、一般の求人情報サイトに掲載されていない求人情報を提供してくれるケースが多くあります。
そのため、自分自身で仕事を探すよりも効率よく、求めている企業にで会える可能性を高められるのが特徴です。
また、転職エージェントは求人情報に精通しており、求職者からヒアリングした情報をもとに、より適した求人情報を提供でき、自分で求人情報を探す手間が省けるというのも魅力の一つ。
特に、初めて金融業界を目指す方や、転職活動自体が初めての方にとっては、複数の企業の中から選択するのは簡単ではありません。
業界に精通した知識を持つプロから、自分に合った企業を提案してもらいその中から選ぶことで、効率よく希望の企業に出会う確率を上げられます。
企業とのマッチングがスムーズ
転職エージェントの利用には、企業とのマッチングが非常にスムーズになるというメリットがあります。
転職エージェントは求職者の希望条件やスキル、経験などを把握しており、それに基づいて求人情報を紹介してくれます。
そのため、求職者自身が行う場合に比べて、スムーズに転職活動が進められる可能性が高まるのです。
また、それぞれの求人情報に関するアドバイスや面接のサポートも行っているため、企業とのマッチングに必要なスキルや知識を事前に身につけられ、より自信を持って選考に挑めます。
さらには、求人情報を提供するだけでなく、求職者と企業との間に立って交渉を行うケースも多いです。
そのため、求職者自身が交渉する手間やストレスを軽減することができ、選考通過率も上げられる力を持つのが転職エージェントならではの強みと言えます。
面接対策のサポートが受けられる
面接対策のサポートが受けられるのも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。
転職エージェントは求職者に求人を紹介し、アドバイスをしたりサポートをしたりするのが主な仕事。
しかし中にはただ求人を紹介するだけでなく、面接対策のサポートに力を入れているエージェントも存在します。
具体的には、面接でよく聞かれる質問の傾向や、どのような回答が求められているかなどを教えてくれます。
また、模擬面接などで面接の練習サポートを行っているところも少なくありません。
このようなサービスを利用することで、求職者は面接に対する不安を事前に解消することができ、自信を持って面接に臨めます。
以上のような点から転職エージェントを利用すると、面接対策に関するサポートを受けられるため、初めての面接でもある程度の知識を身に付けた状態で選考に挑めるというメリットがあります。
金融業界に強い転職エージェントで転職を成功させるコツ
転職エージェントには利用するメリットがたくさんありますが、うまく転職活動を進めるためには知っておくべきポイントがあります。
ここからは、転職エージェントを有効的に利用する上で、知っておくと役立つポイント・注意点を紹介します。
自分でも企業を探す
転職エージェントを利用する際には、エージェントに頼ってばかりではなく、自分でも求人を探すのがポイント。
転職エージェントを利用すると、多くの方がどうしても担当者に依存してしまい、自分自身で転職活動を進めようとしない方が多くいます。
自分で求人を探すことでより自分の希望が明確になり、企業に対しての情報も頭に入りやすくなります
さらには転職エージェントに対して自分自身の希望や要望を明確に伝えられるのです。
自分で求人を探す際には、求人情報サイトや企業の採用サイトの利用が一般的。
求人情報サイトには、様々な業種・職種の求人情報が掲載されており、自分の希望条件に絞って検索できるところがほとんどです。
利用している転職エージェントにサイトが展開されていない場合は、他のサービスと併用するのがおすすめです。
希望する業界や職種をはっきりさせる
転職エージェントをより有効に活用するためには、希望業界や職種の事前の明確化が重要です。
エージェントは、求職者の希望に沿った求人情報を提供してくれますが、明確に希望を伝えなければ、適切な求人情報を提供できません。
さらに、自分自身のスキルや経験を明確にしておくことも重要。これは、求職者のレベルやスキルに合った求人を紹介するために必要な情報だからです。
以上のように、転職エージェントを有効的に活用するためには、まずは「自分自身をよく知る」ことが大切だというのがわかります。
複数の転職エージェントを併用する
転職エージェントをうまく活用するためには、複数のサービスを併用するのもポイント。
複数のサービスを利用することで、求人情報をさらに幅広く収集できるというメリットがあります。また、より多くの求人情報を受け取ることができるだけでなく、幅広い視野で企業を見ることができるのも魅力です。
さらに、それぞれのエージェントからの提案を比較することも可能。
一つのエージェントのみの利用では、どうしても情報や求人に偏りが出てしまう傾向にあります。
そのため複数のサービスを併用することで、各エージェントの良い点を活用できるのです。
同時に、転職に関する知識やスキルの習得も期待できます。
以上のように複数のサービスを併用することで求人情報を幅広く収集でき、さらには視野を広げて自分自身のスキルを上げられます。
金融業界の代表的な転職先
金融業界といってもその幅は広くさまざまな転職先が存在し、仕事内容も役割も大きく異なります。
ここからは金融業界の代表的な転職先を、仕事内容や特徴を詳しく解説します。
以下に希望の転職先がある方は、ぜひ参考にしてください。
銀行
金融業界の転職先の一つに、銀行が含まれます。
銀行の仕事内容は預金や融資、投資商品の販売、外貨両替など多岐にわたります。
銀行員は、お客様からの要望に応じて、適切な金融商品を提案・案内しなければなりません。
また銀行は多くの場合地域社会の経済活動に密接に関わっており、地域社会の発展に貢献するのも重要な役割の一つです。
銀行は昔から安定した雇用環境であり、比較的福利厚生が充実していることから長期的に働ける環境が整っているのが特徴です。
ただし、銀行業界は変化が激しく、IT技術の進歩に伴い、業務の効率化が進んでいます。
そのため、銀行員も常に最新の情報や技術を学び、業務改善に取り組まなければならない状況に。
さらには、金融商品の取り扱いには法律や規制が多く、厳密なコンプライアンス体制も求められます。
銀行員は、お客様の信頼を得るためにも、高い倫理観と専門知識を持つことが必要です。
証券会社
証券会社とは、証券取引所で株式や債券などの有価証券を売買する業者のことです。
主に、証券の売買や企業の株式公開の手続きを行います。
また、株式や債券などの投資商品の情報提供や、投資家向けのアドバイスなども行い、その他では、株式や債券などの有価証券の売買や、投資家からの相談対応なども証券会社の仕事内容に含まれます。
証券会社は、金融商品の取引や投資アドバイスを行うため、複雑な金融知識や市場動向を正確に把握する能力が求められることから就職の難易度は高いとされています。
証券会社で働くには、高い専門性と責任感が求められるため、具体的にどのようなスキルが必要なのか事前に調べておきましょう。
生損保会社
生損保会社とは、生命保険や損害保険などの保険商品を提供する会社のこと。
生命保険は被保険者が死亡した場合や疾病などで働けなくなった場合に、保険金を受け取れるシステムです。
損害保険は車両保険や火災保険など、損害が発生した場合に、被保険者に補償を行います。
生損保会社では、保険商品の種類が豊富で、保険金額や保険料の選択肢の幅が広いのが特徴です。
また保険加入後のアフターサポートや保険金の支払いなど、トータルでのサポートが充実していることがほとんど。
ただ生損保会社は保険商品の提供に関する法律や規制が厳しく、提供するためには国家資格の保険募集人資格、各種の研修の受講が求められるため、まずは必要なスキルを身に付けるところから始めましょう。
リース会社
リース会社は資産を所有することなく、一定期間資産を使用できるサービスを提供しています。
主に自動車や機械、オフィス用品などの資産をリース提供しています。
リース契約を結ぶことで、資産を購入するよりも低コストで資産を使用できるのがメリットです。
またリース契約期間が終了した場合は資産の返却もできるため、資産の管理やメンテナンスにかかる費用を抑えることも。
リース会社の主な仕事内容はリース契約の締結や、資産の管理・メンテナンス、リース契約の更新や解除などがあります。
さらに資産の調達や、リース契約に必要な書類の作成なども重要なお仕事です。
リース会社は資産の種類や契約期間、支払い方法など契約条件を柔軟に設定できるため、顧客のニーズに合わせたサービスを提供する必要があります。
クレジット会社
クレジットカード会社は、クレジットカードの発行や管理を行っています。
主な役割は、以下の通りです。
- カード会員に対してクレジットカードを発行
- カード会員のクレジットカード利用履歴を管理
- クレジットカードの請求書を発行
- カード会員からの支払いを受け取る
- カード会員に対するサービス提供
クレジットカード会社は、カード会員からの利用料金や手数料などを収益源としているのが一般的です。
カード会員の信用情報を確認し、クレジットカードの審査を行います。
また、カード会員のクレジットカード利用履歴を管理し、不正利用や支払い遅延などがあった場合には対応しなければなりません。
クレジットカード会社は世界的にキャッシュレス化する現代ではなくてはならない存在となり、今後も需要が高まると期待されている職業と言えます。
金融業界は未経験でも転職できる?
結論から述べますと、金融業界は未経験からでの挑戦も可能な職業です。
ただし、金融業界は専門知識が必要であり、最低限の学習やスキルの取得が必要になる場合があります。
金融業界について学んでおく
未経験から金融業界に入るためには、まずは本やオンライン、セミナーなどを活用し、金融業界について学んでください。
SNSが普及している今では、無料の動画なども配信されており、学ぶ環境が豊かであるといえるでしょう。
インターンシップやアルバイトで経験を積む
また、インターンシップやアルバイトなどを通して金融業界での経験を積むのも有効です。
業界の仕組みや流れを学べば、選考での自己アピールにも繋げられます。
転職エージェントに相談する
初めて金融業界を目指す方に多いのが「何から始めていいのかわからない」というところ。
そんな方は、まず転職エージェント・サービスに登録してみましょう。
「わからない」を一緒に解決しながら、転職成功へと導いてくれます。
未経験からでも、熱意や努力を伝えることで、内定をもらえるケースは少なくありません。
不安な方は、未経験募集案件が多い、または研修制度が充実しているサービスをおすすめします。
金融業界の転職におすすめの資格
金融業界は一見難しそうな業界でもありますが、必要な準備さえ整えていれば未経験でも目指せることが一つ上の項目でわかりました。
金融に関する資格を取得するのも有益であると言えます。
ここからは、金融業界で役立つおすすめの5つの資格を紹介します。知識やスキルに自信のない方は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
税理士
税理士資格は、税金に関する専門的な知識を有する人が取得する資格です。
税理士の資格を取得すると、企業や個人に対して税金に関するアドバイスや税務申告書の作成、税務調査の対応などのサービスを提供できるようになります。
税理士試験には、税金に関する法律や制度、会計、財務諸表などの知識が問われます。
また実務経験も必要とされ、試験に合格した後には税理士会に登録でき、税理士として本格的に活動できるように。
税理士は、企業や個人の税務に関する問題解決のために専門的な知識を提供することで、税金の節約やリスク回避などの役割を果たしています。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーとは、個人や家族の資産管理において総合的なアドバイスを提供する専門家のことです。
個人の資産状況や将来の目標を把握し、それに基づいて投資や保険、税金などのアドバイスを提供するのが主な仕事内容。
金融業界において、ファイナンシャルプランナーは個人の資産管理に関するサービスで役立ちます。
例えば投資家が自分自身で投資先を選択する場合、ファイナンシャルプランナーは投資家がリスクを適切に評価し、リスクに見合った投資先を選択するためのアドバイスを行います。
また保険商品においても、保険の種類や保険料、保険金額などについて見直しの提案や今後どうしていくかの相談にのることも少なくありません。
ファイナンシャルプランナーは、個人の資産管理に関する総合的なアドバイスを提供できるため、金融業界に限らずあらゆる業界において求められている知識を得られます。
簿記
簿記試験は、会計の基礎的な知識や技能を測定する非常に知名度の高い試験の一つです。
簿記試験を受験すると会計の基礎的な知識を習得することができ、金融業界のどの職業に就く場合にも役立てられます。
例えば、銀行や証券会社などの金融機関では、顧客の資産管理に関する業務を行っています。
この業務には、顧客の資産状況や取引履歴などを正確に管理するスキルが必要です。
簿記の知識を持っていることで、顧客の資産状況や投資先のリスクなどを正確に把握し、的確なアドバイスを提供できます。
簿記は、特に銀行や証券、コンサル業界で求められる大事な資格といわれています。
公認会計士
公認会計士の資格は会計分野の資格の中で最もレベルが高く、金融業界でも幅広く役立てられる資格の一つ。
公認会計士資格は、財務諸表の監査や税務相談など、会計に関する業務を行うスキルなど、身につけられる知識の幅が広いのが特徴です。
公認会計士の仕事では主に企業の財務状況を正確に把握し、その情報を利用して企業の経営をサポートを行います。
金融業界においても、公認会計士の知識や技能は非常に役立ちます。
公認会計士は財務諸表の監査や税務相談などの業務を通じて、企業の財務状況を管理します。
公認会計士になるためには、以下のような要件を満たす必要があります。
- 学歴要件
- 大学卒業以上の学歴
- 実務要件
会計監査や会計顧問などの実務経験が必要です。
具体的には、大学卒業後、最低3年以上の実務経験がもとめられ公認会計士試験に合格する必要があります。
試験は2日間に分かれて実施され、第1日目に論文試験、第2日目に選択式試験が行われます。試験科目は、会計原則、会計情報処理、財務諸表論、企業法務、税務論、監査論など。
公認会計士になるためには、上記の条件を満たすことが必要です。
企業や個人の会計監査や税務相談などの業務を行う専門家として活躍しており、金融業界でも需要の高い資格として有名です。
証券外務員
証券外務員とは、金融商品の販売や顧客対応を行う際に必要な資格です。
この資格を取得すると、証券会社での営業や投資家へのアドバイスなど、幅広い業務に携われます。
証券外務員は金融商品の知識をはじめとして、販売スキルや顧客対応力なども求められるのが基本です。
そのため、資格取得者はこれらのスキルを身に付けることができ、金融業界でのキャリアアップにつながるとされています。
証券外務員の資格は金融庁に登録された専門家であるため、信用性が非常に高く、証券会社において販売職や営業職などに就くことも可能に。
また、証券会社以外の金融機関や投資家向けのコンサルタント会社など、活躍の場を広げられるのも魅力です。
さらに、証券外務員の資格は個人的な投資にも役立ちます。
金融商品に関する知識を身に付けることで、自己の資産運用の判断力を高めることができ、金融商品についての正しい知識を身に付けることができるため、消費者としても投資に関する判断力を高めるのに役立てられると考えられます。
金融業界の転職に関するQ&A
金融業界の転職では、「外資系金融企業が気になる」「業界の将来性が不安」といった意見が見られます。
- 外資系金融企業と日系金融企業の違いは?
- 金融業界の需要や将来性は?
外資系金融企業と日系金融企業の違いは?
外資系金融企業は、日系金融企業よりも実力主義の傾向が強いです。
若くても能力があれば高収入を実現しやすく、年収1,000万円以上も目指せます。
ただし外資系金融企業では、成果を出せなければすぐにリストラされるリスクもあります。
ファンドや投資銀行では特に、結果が求められやすいので、覚悟して転職する必要があります。
金融業界の需要や将来性は?
銀行、保険、証券などの業界は、企業や個人の資金調達や運用、リスクマネジメントなど、社会経済に欠かせない役割を果たしています。
金融業界における需要は世界的な経済成長やグローバル化の進展に伴い、ますます増加している傾向です。
また、金融商品の多様化や投資家のニーズの変化などにも対応する必要があり、特に高齢化や低金利による年金不足など、社会問題の解決に向けた新たな金融商品やサービスの開発が求められています。
将来性についても、人口増加や新興国の経済発展による金融市場の拡大が予想されています。
またデジタル技術の進歩によって、金融サービスの提供方法や業務の効率化が可能になり、新たなビジネスモデルの創出が期待されています。
ただし、規制環境の変化や市場の変動によってリスクも伴うのも事実。
これらのことから言えるのは、金融業界は社会経済になくてはならない業種であり、需要も将来性も高い業界ではありますが、リスクや変化に対応する能力も求められるということです。
まとめ~金融業界への転職は転職サイトや転職エージェントの活用がおすすめ~
今回は、金融業界への転職を目指す方、転職を通してキャリアアップに挑戦したい方に向けて、おすすめの転職エージェント10選とそれぞれの特徴やメリットを解説しました。
金融業界は、お堅い仕事として人気の職業であり、選考ではハイレベルなスキルが求められる場合が少なくありません。
そのため、より選考通過率をアップさせるためにも、転職エージェントや転職サイトを有効に活用し、事前に知識やスキルを身に付ける必要があります。
また、未経験で金融業界を目指すためには、金融に関する資格の取得も有益であることがわかりました。
これから、金融業界への転職をお考えの方は、ぜひこの記事も参考にお役立ていただけると幸いです。
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