クリスマスはバイト先や職場の繁忙期と重なることも多く、予定があったとしても、なかなか思うように休めません。

「クリスマスにシフトを入れられてしまったけど、用事があるから休みたい」「クリスマスデートで休むとは言いづらい」などの理由で、クリスマスにずる休みすることを考えている人もいるでしょう。

しかしどうして休みを取りたいのか、あるいは後からなぜ休んだのかと聞かれることもあります。

このときに、「クリスマスだからずる休みしたのでは？」と疑われてしまうような理由を答えることは避けたいですよね。

今回は、クリスマスにずる休みしたいときに使える理由をご紹介します。

クリスマスにずる休みしやすい理由3選

クリスマスにずる休みをするために使える理由として、次のものが挙げられます。

これらの理由は、一般的にバイト先や職場で受け入れられやすく、疑いを持たれにくいです。

就職活動や学業関係の予定

学生の場合、将来に大きく関わる就職活動や、学生の本分である学業関係の予定があると言えば、バイト先に受け入れてもらいやすいです。

たとえば「インターンの日程がクリスマス当日になってしまった」「大学の研究発表会が24日にあるため、休みたい」などの、就職・学業に関係していて、重要度も高い理由が考えられます。

ただし、インターネットで調べてすぐ嘘だとバレてしまう理由は避けましょう。

たとえばバイト先に「検定や資格試験がクリスマス当日にある」と伝えても、インターネットで調べられてそのような事実はないとバレてしまえば、自分の信用が下がってしまいます。

結婚式

結婚式は社会的に重要なイベントです。

クリスマスに結婚式を挙げたいと考えるカップルは実際にいるので、結婚式に参加する必要があると言えば、納得感を演出しつつずる休みしやすいでしょう。

特に親族や親しい友人の結婚式であれば、出席することが重視されます。

結婚式は前もって日程が決まっているイベントなので、早めに伝えることができ、「突然クリスマスに休むなんて迷惑」だと思われにくいというメリットもあります。

クリスマス関連の活動・手伝い

教会の行事や地域コミュニティのイベントなど、クリスマスに関連した活動への参加も、仕事やバイトを休む妥当な理由となり得ます。

宗教的な理由なら仕方ない、地域社会への貢献なら仕方ないという側面があるため、理解を得やすいです。

特に「地域の他の人も、みんな仕事を休むことができない」「自分はリーダーだからどうしても手伝いをしなければならない」などと言えば、説得力が増します。

ボランティア

社会貢献活動としてのボランティア参加は、高い道徳的価値があるとされ、職場でも理解されやすい理由の一つです。

特にクリスマスと関係があるボランティア活動は、休む妥当な理由として受け入れられることが多いでしょう。

例えば、クリスマスに子供たちにプレゼントを配るなどです。

クリスマスのずる休みで使うべきではない理由

ここまで、クリスマスのずる休みで使える理由をご紹介してきましたが、ずる休みだと勘付かれやすいため使わないほうがいい理由もあります。

ずる休みだと勘付かれてしまうと、会社での評価やバイト先での人間関係に響くことがあるので、注意しましょう。

体調不良

体調不良はずる休みするときによく使われる、定番の理由です。

普段なら「本当に体調が悪いのかもしれない」と信じてもらえるかもしれません。

しかしクリスマスは特別な日なので、クリスマスに突然「体調不良で…」と伝えると、もしかしてずる休み？と疑われてしまう可能性が高いです。

特に普段から体調不良をずる休みの理由として使っている人は、周囲から薄々「この人はいつもずる休みしたいときに体調不良だと言っているのではないか」と気付かれている可能性があります。

身内の不幸や事故

「身内に突然不幸があった」「家族が事故に遭って、お見舞いに行かなくてはならない」と言えば、忙しい職場でも休ませてくれる可能性が高いです。

しかし身内の不幸やお見舞いは、ずる休みしたいときによく使われる、定番の理由でもあります。

身内の不幸や事故は、頻繁にあることではないため、「本当かな？」という印象を与えがちです。

ほぼ絶対に休める理由であるがために疑われやすい、という面もあります。

周囲からの理解を得てクリスマスに休む方法

クリスマスにずる休みしようか考えているけど抵抗がある、という人もいるでしょう。

ずる休みしてしまうと、周囲に対する申し訳なさを抱いたり、嘘だとバレていないか気にしたりして、せっかくのクリスマスを存分に楽しめない可能性があります。

正直に休みたいと相談することも検討しましょう。

とはいえ、ケーキ屋やピザのデリバリーなどは、クリスマスにどうしても人手が必要なお仕事です。

繁忙期とクリスマスが重なっていると、「正直に休みたいと言っても、周囲から理解を得られないのではないか」と不安に思いますよね。

ここでは、正直に「クリスマスは仕事やバイトを休みたい」と言ったときに、周囲からの理解を得るにはどうすればよいか、解説します。

前後にたくさんシフトを入れて休む

クリスマスの前後にシフトを多く入れて、クリスマスだけは休ませてもらう、という方法が考えられます。

これは特にバイトの場合に有効です。

自ら忙しい時期に積極的に働く意欲を示すことで、クリスマス当日の休みに対する理解を得やすくなります。

また24日・25日の両方ではなく、片方だけ休み希望を出したほうが、協力的な姿勢を感じてもらいやすいです。

休むのではなく時間をずらして対応する

クリスマスに丸一日休むのではなく、出勤時間を調整することも一つの方法です。

たとえば、早朝や夜間などの時間帯にシフトを入れて、日中は休むといった具合です。

この方法は、業務に対する責任感を示しつつ、個人的な希望も叶えるバランスがとれた方法と言えます。

また日中は仕事やバイトを休めないなら、自分の用事を夜にずらすことも検討しましょう。

たとえばデートなら、仕事が終わってから夜にディナーをしたり、イルミネーションを見たりするという過ごし方が考えられます。

年末年始で埋め合わせをする

クリスマスは休む代わりに、通常は人が休みたがる年末年始にたくさんシフトに入るというのも、良い方法です。

これにより、クリスマスに休むことによる職場への影響を最小限に抑えることができます。

他の人の休み希望も聞いて、周囲へ配慮している姿勢を見せるようにするといいでしょう。

お詫びの差し入れをする

クリスマスに休むことで、他のスタッフに迷惑をかける可能性がある場合、差し入れをすると理解を得やすくなります。

たとえば休憩室にクリスマスらしい少し豪華なお菓子を置くと、同僚や上司への感謝の意を示す手段として効果的です。

ただし、これはあくまで補助的な手段であり、本来のシフトや業務対応の代替にはなりません。

また物だけではなく、後日感謝の言葉を伝えることも重要です。

【まとめ】クリスマスのずる休みは慎重になるべき

今回は、クリスマスのずる休みで使える理由を紹介してきました。

これらの理由をずる休みに用いる場合は、必要なら裏付けとなる情報を考えておくことが重要です。

たとえばどこで結婚式をやるのか聞かれたときに言い淀むと、ずる休みではないかと疑われてしまうので、注意してください。

しかし嘘の理由でずる休みをすることは、倫理的に問題があります。

周囲からの信頼を失う原因にもなるため、正直に相談して理解を得られないか検討し、慎重に判断してください。