パチンコをどうしても辞められない。
そう悩む人も多いのではないでしょうか。
こういったパチンコを辞めたいのに辞められない人などを、周囲の人はパチンカスと呼びます。
パチンカスになると、どんな弊害や末路をたどってしまうのでしょうか。
今回は、パチンカスの陥る悲惨な末路の実態についてご紹介します。
パチンカスとは?
パチンカスとは、パチンコに対して過度な依存を持ち日常生活や社会的な問題を引き起こす状態を指します。
パチンカスになると、パチンコに夢中になり時間やお金を使いすぎてしまい、人間関係を疎かにして負債や職業上の問題を招く恐れがあります。
精神医学上では依存症の一種とされるパチンカスは、認知行動療法やカウンセリングなどの心理カウンセリングで治療することができます。
打つことが辞められない人は、ぜひ心理カウンセリングなどを受けてみてくださいね。
パチンカスはなぜやめられないのか
パチンカスがパチンコを辞めることができないのは、ギャンブル依存症の症状が強く出ているためです。
この病気にかかってしまうと、短期的な満足感のために長期的な幸福を犠牲にしてしまいます。
また、ギャンブル依存症になってしまう人の多くは家族にこの事実を伝えられない傾向が強いです。
誰にも頼ることができず、借金ばかりが増えていく様はまさに地獄絵図でしょう。
ストレスをより解消するために、またパチンコ屋に行ってしまうなど負のサイクルができてしまいます。
パチンカスがパチンコを辞めることができないのは、こういった背景があるためと言えるでしょう。
パチンカスの悲惨すぎる末路とは?
ギャンブル依存症のパチンカスは、個人の生活だけでなく周辺の人々や会社にも影響が及びます。
また、及んだ影響のせいで取り返しのつかない事態に陥ることも多いです。
ここでは、パチンカスがたどりやすい悲惨な末路の具体的な例を解説します。
借金地獄
パチンコは莫大なお金のかかるゲームです。
そのため、パチンコ依存症になると金銭感覚がバグります。
1万~2万円がなくなるなど当たり前になり、気づいたらお財布の中がすっからかんになってしまうこともあるでしょう。
また、そのように莫大な金銭をつぎ込むと、貯金も何もかもなくなる恐れがあります。
そうなってしまうと、パチンカスは常に資金を求める強迫的な欲求が生まれてしまうでしょう。
資金調達のために多額の借金を抱えることにもなります。
高利貸しやクレジットカードのキャッシュ枠を使い、借金を重ねることで最終的には「借金地獄」に陥ってしまいます。
借金地獄は、パチンカスが陥りやすい末路ですのでご注意ください。
人間関係の崩壊
パチンカスはほとんどの時間をパチンコに費やします。
そうなると、家族や友人、職場での関係が疎遠になってしまうでしょう。
最終的には、一人ぼっちになってしまうことも珍しくないです。
また、借金を返済するために友人や親せきからお金を借りることで、一層人間関係を崩壊させてしまいます。
すべてを失う前に、思いとどまりパチンコから離れましょう。
犯罪に走ってしまう可能性
すべてを失ったパチンカスが陥る最悪なパターンが、犯罪です。
借金地獄や貸してくれる人がいない状況から、詐欺や窃盗に手を出す人も少なくありません。
そうなると、もうまともな生活は遅れないでしょう。
パチンカスの末路は非常に悲惨です。
ギャンブル依存症は治療ができますので、少しでも危ないと感じた場合は心理カウンセリングを受けてください。
また、依存症の治療には身近な人の理解やサポートが必須ですので、身近な人で危うい人がいたら気にかけてあげましょう。
パチンカスが悲惨な末路をたどってしまう行動は?
パチンカスは悲惨な末路をたどりやすいです。
しかし、そういった末路にもたどる過程でしてしまう行動や要因があります。
ここでは、そういった悲惨な末路をたどってしまうパチンカスが起こしやすい行動をご紹介します。
人間関係を犠牲にする
パチンカスが最もしやすい行動の特徴は、生活のすべてにおいてパチンコを優先してしまうことです。
年を経れば、どんどん日常生活や重要な人間関係を築いていくでしょう。
しかし、パチンカスになってしまうと日常生活や人間関係よりもパチンコに熱中してしまいます。
こうなると、日々の仕事も家族や友人と過ごす時間も、何もかもがパチンコに回ってしまうでしょう。
悲惨な末路をたどるパチンカスの多くは、頼れる家族などを失ってより一層苦しい状況に追い詰められやすいため、注意してくださいね。
金銭感覚が狂う
趣味がパチンコになり、金銭感覚が狂うのもパチンカスの特徴です。
パチンコはギャンブルですので、莫大な金額をつぎ込んでしまいます。
しかし、つぎ込んだからと言ってお金が返ってくるわけではないです。
また、生活やパートナーへの投資がおろそかになりやすい特徴もあります。
パチンコ優先の生活になると結果として、パートナーや家族との溝が深まります。
そして人間関係や信頼を失い、孤独になってしまうでしょう。
パチンコを打たないと精神不安定になる
パチンカスは、基本的に予定はすべてパチンコオンリーです。
そのためそれ以外に行くこと自体が億劫になり、自然と機嫌が悪くなってしまうでしょう。
また、不機嫌は伝染しますので一緒に出掛ける相手への大きなストレスにもなります。
こういったことから大喧嘩が発生することもありますので、心当たりのある人はパチンコから距離を置くために対策をしましょう。
パチンカスがパチンコを辞めるためにできる方法!
パチンコを辞めたいけど、なかなか辞められないと悩んでいる人もいるでしょう。
そんな悩みを抱えている人に、ぜひ試してほしいパチンコを辞めるためにできる方法をご紹介します。
会員カードを捨てる
パチンコやの会員カードを持っている状況は、パチンコ屋とのつながりを断ち切れていないと同義です。
会員カードを見ることでいきたくなる場合もあるでしょう。
そんな人におすすめなのが、会員カードを思い切って切り刻み捨てることです。
もちろん、切る前に最後にもう一度とパチンコ屋に行ってはいけません。
そうなると、カードを切る覚悟が薄れてしまいます。
本気で辞めたいと考えているなら、その場でカードを切り捨てましょう。
カードを切ることもできないのであれば、パチンコはやめられませんよ。
現金やキャッシュカードを持ち歩かない
現金やキャッシュカードを持っていると、いつでもパチンコを打つことができます。
そんなパチンコをいつでも打てる状況を打破しましょう。
現金は小銭のみ、1,000円以上必要な場合は交通系ICカードに入れるなど工夫することをおすすめします。
このような現金やキャッシュカードを持ち歩かない生活は、壁にぶつかる恐れがあります。
それでも、確実にパチンコ依存症を改善できる方法ですのでぜひ試してみてくださいね。
仕事を変える
もし、フリーターやニートの状態でパチンカスになっている場合は、生活環境を変えましょう。
一番手っ取り早いのが「引っ越し」です。
また、パチンコのせいでお金がない場合は住み込みの仕事を探してみましょう。
なお求人を探す際は、高すぎる時給の場所は避けることをおすすめします。
高すぎる時給を提示している場所は、多くが労働環境が過酷か人間関係に難があります。
自分で探すのが難しい場合は転職エージェントを利用するのも手ですので、自分に合ったやり方を見つけてみましょう。
まとめ~脱パチンカスをして悲惨な末路を回避しよう!~
今回はパチンカスの末路について解説しました。
パチンカスは、一種の病気ですので治療ができます。
自分はパチンカスかもしれない、パチンカスを脱却したいなど考えている人は、1人で解決しようとせず、周りを頼りましょう。
こういったギャンブル依存症は1人では治療できません。
支えてくれる人と一緒に、改善して悲惨な末路を回避しましょう。