現代日本は生きているだけでストレスに満ちた世界で生きなくてはなりません。
将来の先行きははっきり立たず、金銭面の問題も山積み。
終身雇用も崩れて、最近では年金制度も危うい状態です。
撤回こそされたものの、以前大臣が「老後は2000万円の蓄えを用意しろ」なんて言う時代です。
少子化は止まらず、反比例してどんどん高齢化社会が進む現代。
当然といえば当然ですが、日本で暮らす40代の多くが「将来が不安で仕方ない」という思いを抱えて生きています。
40代は仕事だけでなく家族や親、自分の健康など様々な問題を抱えている年代です。
そんな考えることの多い40代が、将来が不安で仕方ないという思いをどう処理していくべきか、今回は私といっしょに考えていきましょう。
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将来が不安で仕方ないのは40代全体のうちおよそ8割
将来が不安で仕方ない方も安心してください。
将来が不安で苦しいのは何もあなただけではありません。
アクサ生命の調査によると、49代全体の34.5%が将来を不安に感じている、47.0%の人がやや不安に感じている、これらを合わせるとおよそ8割の40代が将来を不安に考えているということです。
今後ますます世界、日本は混迷をきたした社会になっていくだろうことは容易に想像できます。
ある程度将来が約束されていた過去とは違い、将来を予想して、真剣に将来を良くする努力を行う必要がある時代が来ているのです。
具体的に40代は何を不安に考えているのか?
もう少し具体的に、40代がどんなことに不安を感じているのか。
一つずつ具体的に見ていきましょう。
年金、給与、貯金…お金の問題
やはり不安な気持ちを発露させる一番の原因は「お金」です。
お金があればあるほど単純に「幸せ」とは言い切れないものの、使えるお金がまったくない状況というのはわかりやすく「不幸」です。
現在少しでもお金に困っているとしたら、「今後もずっとお金に貧した状況が続くのではないだろうか」という気持ちがあるだけでストレスです。
年金もあてにならないし、現在大した貯金もない。
お金に関して不安な気持ちがあれば、「将来が不安で仕方ない」と思うのは自然なことです。
お金の問題は一朝一夕で解決するのが難しいので、効果的な解決方法が待たれます。
親の介護
親の介護も由々しき問題です。
親の体の具合に左右される人生を送っていると、その後の結婚など人生のライフステージに影響が生じかねません。
親の介護は自分だけの問題ではないので、解決が難しい問題でもありません。
結婚、離婚
人によっては、結婚や離婚の問題が頭を悩ませることがあるでしょう。
最近は未婚率が上がっているとはいえ、結婚しないままの人生を送っていると、「ずっと結婚できないのか」と不安な気持ちでいっぱいになるでしょう。
他の同級生や友人が、早い人では30代など早い時代に結婚している中自分は…と、他人と自分を比較して苦しむ人も多いでしょう。
結婚できないという状況も、将来が不安で仕方ない大きな要因の一つなのです。
さらに既婚者も、離婚の問題で将来を不安視する人が多いです。
離婚しそう、または離婚後も、かつての結婚相手の問題で将来に陰りが出るかもしれません。
仕事の問題
仕事の問題と一言で言っても、その悩みは様々です。
仕事のなかのキャリア、出世の悩みだとか、働いている会社の将来性だとか、もちろん給与が上がらない問題もあるでしょう。
日々の暮らしのなかで仕事の時間は大きな割合が割かれます。
仕事がうまくいってないとなると、人生に大きな陰りが出ることがわかるでしょう。
そして40代ともなると、若い頃とは違って簡単に退職、転職という判断が下しにくくなる問題もあります。
不安に思う気持ちは悪くない!
今回の記事では、「将来が不安で仕方ない」という思いの40代へ向けて対策、心構えを説明しています。
しかしその「将来が不安」という気持ち自体は、ん愛もおかしくありません。
むしろ正常で、普通です。
現代社会に生きていて、将来を不安に思わず生きている方が、どうかしています。
不安に思う気持ちがない人の方が問題
不安にならないということは、別に今の状況のままでもかまわないと思っているということ。
「不安」な気持ちの正体は、現在の自分の状況をさらに進歩させてくれる、モチベーション元なのです。
今のままでいいやと思って生きるということは、今の自分から何も変わらないということ。
変わるチャンスがあるということで、不安な気持ちに感謝してもいいくらいです。
ネガティブな気持ちをポジティブに受け入れる
どんな場合も言えることではありますが、自分の中で生まれたネガティブな気持ちを理解して、ポジティブな形に自分のなかで落とし込む努力が必要になります。
今回の「将来の不安」のように、考えようによってはプラスの方向性に持っていける感情は、自分のなかで上手に加工してポジティブな方向に持っていきましょう。
ネガティブな気分で生きているだけで、行動力が落ちていき、生活の質もどんどん悪くなっていきます。
不安な気持ちを解消するには「行動」しかない
不安な気持ちを振り払って、将来への不安も解消するためには行動するしかないのです。
「不安だな」と思いながら何も行動しないのは、時間ばかりあまることもありネガティブな気持ちが増幅する結果になるのです。
まずは今自分が将来の何を心配しているのかを考えながら、その後はどうすればその不安を解消することができるか、現実的な対処法を考えていきましょう。
とにかく動き出そう
仕事でキャリアアップが必要だと思ったら、キャリアアップに必要な資格の勉強を始めましょう。
もっとお金が必要なら、投資の勉強をはじめるなど、先物取引に取り掛かってもいいでしょう。
繰り返しますが、将来が不安なら今のまま何もしないのが一番よくないです。
今すぐにでも動き出して、幸せな未来のために動き出してください。
現在の状況は適切か?
少し考えてみてほしいですが、果たして今のあなたの現状は適切といえるのでしょうか。
どこかに問題があって、生活のなかのいずれかの問題に不安を感じる要因があるなら、なるべく早くその要因を無くすための努力が必要になるのです。
私が具体的に将来の問題に繋がりやすい悩みをいくつか紹介するので、自分の問題と照らし合わせて考えてみてください。
転職の必要はないか
今の自分の働き方をもう一度思い出してみてください。
今働いている仕事は適切ですか?
あなたが今働いている会社は、あなたが働くべき会社でしょうか?
今一度、自分の働き方について考えてみることで、自分の将来について真剣に、正しく理解できるはずです。
周りの人と比べて、仕事と給与のバランスは取れているでしょうか?
やりたい仕事ができていますか?
仕事に関する条件がしっかり整ってないとしたら、あなたは転職を真剣に考えなくてはいけません。
転職エージェントでスキルの棚卸しとキャリアプランの整理を
これまで転職経験がなくて、「転職」と言われてもピンとこない方も多いでしょう。
そんな方には「転職エージェント」をおすすめしたいです。
転職エージェントにはキャリアコンサルタントがおり、キャリアコンサルタントと一緒に転職活動を進めることができます。
40代の転職は20代30代の転職より様々な問題が絡みます。
転職でミスマッチを起こさないためには、転職エージェントのサポートが必須なのです。
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固定費の見直しは?
毎月のうち支払いを絶対に避けられないのが家賃や携帯代などの「固定費」です。
この固定費は絶対に払わなくてはいけないものの、少しの工夫でかなり金額を抑えることができます。
例えば携帯を格安スマホにするなどすれば、現在の携帯料金を半額以下にできるはず。
お金の問題で将来を心配しているなら、現在出ていっているお金を減らす努力をしてください。
将来への展望はあるか
あなたは現在、将来のことをしっかり考えていますか?
なんとなく、流されるままに生きてはいませんか?
しっかりと、3年後、5年後などの未来を考えながら、その考えた未来を現実にするために動き出すべきです。
40代とはいえまだまだ人生は半分か、それにも満たない程度です。
未来を考える余裕はまだまだあるはずです。
不安で仕方ない40代 まとめ
これにて、40代の抱えがちな不安に関するお話は終わりです。
あなたの抱える将来への不安な気持ちはいたって正常です。
そのどうしようもなく拠り所もない将来への不安を、将来を良いものにするための行動を起こすモチベーションとしてください。
あなたの未来が、幸福な未来となりますように。
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