「Slerに転職したいけど、どこの転職サイトが強いの?」と迷われている方も多いはず。
Slerは専門性が高いがゆえに、転職サイト選びは転職活動においてかなり重要なポイントとなります。
現在はSlerに対応している転職サイトも多く、つい大手のみを抑えておけばいいと思ってしまいがち。
しかしなんとなくで決めてしまったり、1社のみで固定してしまうと「もっといい条件の場所があったのに…」と後悔してしまうことも!
そこで今回はSlerにオススメの転職サイトについてご紹介します。
さらに、効果的な転職サイトの使い方や転職活動のコツなどについてもお伝えします。
Slerに興味がある方や目指しているけれど不安があるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事で分かること
- Slerを目指す方におすすめの転職サイト
- Slerを目指すためにの必要なスキル
- Slerの転職に成功するコツ
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
Slerに強いおすすめの転職サイト13選
Slerに強いおすすめの転職サイトについてランキング形式で13個紹介します。
転職サイト名 | レバテックキャリア | Tech Clipsエージェント | ワークポート | doda | マイナビエージェント×IT | Direct type | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | パソナキャリア | Geekly | マイナビクリエイター | リクルートエージェント | Green |
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Slerの求人数 | 約2,800件 | 非公開 | 約7,000件 | 約20,000件 | – | 非公開 | 約10,000件 | 非公開 | 約3,000件 | 約3,000件 | 約10,000件 | 約17,000件 | |
利用者層 | 20~40代 | 20~30代中心 | 20~50代 | 20~50代 | 20~30代中心 | 20~50代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~40代 | 30代中心 | 20~30代中心 | 20~50代 | 20~30代中心 |
対象エリア | 全国 | 首都圏メイン | 全国(海外) | 全国(海外) | 全国(海外) | 全国 | 全国(海外) | 全国 | 全国(海外) | 非公開 | 関東・関西・九州メイン | 全国(海外) | 全国(海外) |
1位:レバテックキャリア
求人数 | 約2,800件以上 |
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対象エリア | 全国 |
利用者層 | 20~40代 |
レバテックキャリアの特徴
- コンサルタントがエンジニア出身
- 大手~成長企業の掲載多数
- 年間3,000回以上の企業訪問で選考対策もバッチリ
- IT職種別に専任のアドバイザーが在籍
- 80%以上が年収アップを実現
レバテックキャリアはおもにITエンジニア専門の転職サイトです。
開発環境まで熟知したエージェントが企業を紹介してくれるので、これまでの経験を踏まえたキャリアアップを提案してくれます。
大手からスタートアップ企業に至るまで幅広い求人数を誇ります。
\キャリアアップで年収UP!/
レバテックキャリアの評判はやばい?真相と口コミの傾向を徹底解説
2位:TechClipsエージェント
求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 首都圏メイン |
利用者層 | 20~30代中心 |
TechClipsエージェントの特徴
- 経験者からのキャリアアップに強い
- 年収アップを狙う人におすすめ
- IT業界に詳しいコンサルタントがサポート
- 自社開発をおこなっている企業を紹介してくれる
Tech Clipsは高収入とキャリアアップを目指せる、ITエンジニアに特化した転職サイトです。
キャリアコンサルタントが現役・元エンジニア出身なので、より深いところまで企業の内情について知れます。
企業とのミスマッチも少なく、非公開求人も積極的に紹介!
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TechClips(テッククリップス)エージェントのサポート内容・口コミ評判
3位:ワークポート
求人数 | 約7,000件以上 |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~50代 |
ワークポートの特徴
- IT・WEB業界に強い総合型の転職サイト
- 書類・面接対策に手厚い
- 転職決定人数ナンバーワン
- 未経験からSlerを目指す人におすすめ
ワークポートは専任の転職コンシェルジュと一緒に、企業選びができるのでいつでもどんなささいなことでも相談できます。
未経験でもOKな企業もたくさんあるので、はじめての転職でも安心して転職活動を進められます。
\IT業界への転職におすすめ!/
ワークポートの評判の真相とは?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底分析
4位:doda
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは大手人材会社パーソルキャリアが運営する国内最大級の転職サイト。
公開求人だけではなく非公開求人数もかなりの求人数を誇ります。
転職するかどうか迷っている段階の人でも、気軽にキャリアについて相談してみるのもおすすめ。
\求人数が多い!/
dodaのエージェントは転職におススメのサービス!評判・口コミを徹底解説
5位:マイナビエージェント×IT
求人数 | – |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~30代中心 |
マイナビエージェント×ITの特徴
- マイナビが運営するIT・WEB関連に特化した転職サイト
- 若手向けの急伸情報に強い
- IT業界に精通したアドバイザーが在籍
マイナビエージェント×ITは、マイナビが運営するITやエンジニアに特化した転職サイト。
20~30代など若手の転職におすすめで、面接後から入社後のアフターフォローまでしっかりサポートしてくれます。
\無資格・未経験でも転職可能!/
6位:Direct type(ダイレクトタイプ)
求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
利用者層 | 20~50代 |
Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴
- IT・WEBエンジニアの求人が多い
- 各企業から直接アプローチが来る
- マッチング率が高い
- スキマ時間に転職活動ができる
ダイレクトタイプはITエンジニア向けのスカウトサービス。
これまでのプロジェクト経験や希望条件などの情報を登録しておくだけで、企業側からスカウトが来るシステムです。
忙しい方やスキマ時間で効率的に転職活動ができます!
\スキマ時間に転職できる!/
7位:リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)
求人数 | 約10,000件以上 |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~50代 |
リクルートダイレクトスカウトの特徴
- リクルートが運営するハイクラス向けの転職サイト
- 上質なヘッドハンターから内情を聞ける
- 年収800~2000万円の求人多数
- 企業から直接スカウトが来る
リクルートダイレクトスカウトは、ハイキャリア転職を目的としたヘッドハンティングサービスに特化した転職サイト。
年収800~2000万円の求人など、キャリアアップ・年収アップを目指す人におすすめです。
ある程度経験を積んだ経験者の方は、ぜひ自分の市場価値を確かめるためにも挑戦してみてくださいね!
\3分で登録可能!/
リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)の評判の真相は?サポートの充実性や口コミも解説
8位:ビズリーチ
求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
利用者層 | 20~50代 |
ビズリーチの特徴
- 経験者向けにハイクラス求人を紹介
- 即戦力になる人におすすめ
- 登録に審査、有料プランがある
- 非公開求人・稀少求人が多い
- 自分の市場価値を知れる
ビズリーチは管理職や専門職など、ハイクラス向け求人に特化した転職サイトです。
ヘッドハンティング型の転職サイトなので、30~40代のミドル層からの転職も豊富。
\高年収を目指せる!/
9位:パソナキャリア
求人数 | 約3,000件以上 |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~40代 |
パソナキャリアの特徴
- ハイクラス求人を紹介してもらえる
- 業界専任のコンサルタントによるキャリアカウンセリング
- 豊富な情報提供・面接対策・年収交渉
- 利用者満足度ナンバーワン
- 非公開求人が多い
- 女性の転職サポートも充実
パソナキャリアは利用者満足度ナンバーワンの転職サイト。
パソナが管理する求人も紹介してもらえるので、圧倒的な情報を得られるメリットも!
転職者へのサポートも充実しているので、女性や初めての転職活動でも安心。
\3分で無料登録完了!/
パソナキャリアの評判は?口コミを元にメリット・デメリット・使い勝手を徹底解説!
10位:Geekly
求人数 | 約3,000件以上 |
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対象エリア | 非公開 |
利用者層 | 30代中心 |
Geeklyの特徴
- リーダークラス・マネージャーポジションも狙える
- IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職サイト
- 企業とのマッチングを研究
Geeklyはおもに、IT・WEB・ゲーム業界に強い転職サイトです。
企業の社風や働き方、体制など内情についても教えてくれるので、ミスマッチも低め。
IT業界のコンサルタントやデザイナーに興味がある方にもおすすめです。
\業界特化型!/
11位:マイナビクリエイター
求人数 | |
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対象エリア | 関東・関西・九州メイン |
利用者層 | 20~30代中心 |
マイナビクリエイターの特徴
- WEB・ゲーム業界の求人に強い
- キャリアアドバイザーによるフォローが手厚い
- セミナーや相談会が充実している
- 不採用時にフィードバックをもらえる
- 対応スピードが速い
マイナビクリエイターはWEB・ゲーム業界にの求人に特化した転職サイトです。
キャリアアドバイザーの評判も良く、対応スピードも速いので短期間での転職活動にも向いています。
「なぜ決まらなかったのか」のアドバイスももらえるので、次回にも活かせます。
\イベントも積極的に開催!/
12位:リクルートエージェント
求人数 | 約10,000件以上 |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~50代 |
リクルートエージェントの特徴
- 業界最大級の非公開求人
- 企業に推薦状を出してくれる
- 書類・面接対策の添削、企業との交渉も徹底サポート
- 転職未経験におすすめ
リクルートエージェントは、求人数ナンバーワンの転職サイト。
専門のコンサルタントが書類・面接対策から給料交渉まで徹底的にサポートしてくれます。
「転職するのがはじめて」「業界未経験」の方はまず登録することをおすすめします。
\転職未経験者におすすめ!/
13位:Green
求人数 | 約17,000件以上 |
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対象エリア | 全国(海外) |
利用者層 | 20~30代中心 |
dodaの特徴
- IT・WEB業界の求人が豊富
- IT業界最大級の求人数
- 積極的なスカウト制度がある
- カジュアル面談ができる
GreenはIT業界最大級の求人数を誇る転職サイトです。
企業の人事担当者から直接スカウトが来てやり取りもできるので、効率的に転職活動ができます。
また「カジュアル面談」と呼ばれる面接前の顔合わせがあるので、気軽に企業の雰囲気を知りたい方におすすめ!
\人事担当者から直接スカウト!/
そもそもSIerとは?
そもそもSlerの「Sl」はシステムインテグレーションの略であり、おもにシステム開発や運用の請負事業やサービスを示し、「~する者」の意味を追加した「システムインテグレーター」のことをSlerといいます。
ほかにもSlerではなく、「システム会社」「ITベンダー」といった呼ばれ方をするケースもあります。
実際Slerではクライアントの要望や希望に応じて、ソフトウェア設計や運用、コンサルティングなどかなり幅広い業務を担う仕事です。
Slerの仕事内容
Slerの仕事内容には以下のものが挙げられます。
Slerの仕事内容
- 業務システムや基幹システムの設計開発
- アプリケーション開発
- システム開発
- ホームページやECサイトのサーバー構築
- パッケージソフトウェアの販売
- 完成語のシステムの保守運用
Slerは基本的に、システム開発に関するほとんど全ての業務を請け負うといったイメージでいたほうがいいでしょう。
特にシステム開発はITについての高度な知識やスキルが必要となるため、エンジニアの代わりに業務を担当するケースもしばしばあります。
どこの職場や企業に就職するかによっても、Slerの仕事内容は変動するものなのです。
Slerにもいろいろな種類がある!
Slerには企業や業務内容によっていくつかの種類に分けられます。
なかには複数の種類を掛け持ちしているケースもありますが、Slerを目指す方は知っておくと役立ちます。
ここでは、ユーザー系・メーカー系・独立系・コンサル系に分けてそれぞれの特徴についてご紹介します。
ユーザー系
親会社(一般企業)から独立・分社化してできたSler。親会社には通信・金融・商社・生保・銀行などさまざまある。具体的な企業にはNEC、日立製作所、NTTデータなどがある。
メーカー系
パソコンや情報機器関連などの親会社から独立してできたSler。具体的にはNECソリューションイノベータ、富士通エフアイビー、日立システムズなどがある。
独立系
ユーザー系やメーカー系とは異なり、特定の親会社やグループ会社に縛られず自由にシステムを構築するSler。具体的には大塚商会、日本ユニシスなどがある。
コンサル系
企画提案や要件定義をおこなうSler。主に外部企業のコンサルティング業務などを担当する。おもにNRI、アクセンチュアなどがある。
企業によっては開発部やシステムエンジニアを持たないところも多く、そういった企業はSlerの企業に発注してシステム開発を委託するケースも多くあります。
SIerとWEB関連の違いとは
SlerとWEB関連の仕事は一見、職種や業種が似ていると思われがちですが実はかなり違います。
SlerとWEB関連では以下の違いがあります。
Sler | WEB関連 | |
開発目的 | 顧客向け | 自社向け |
規模 | 大きい | 小さい |
納期 | 長期 | 短期 |
スキル | PM | エンジニア |
このようにSlerとWEB関連は、同じIT業界といっても納期や規模などに大きな違いがあります。
地道にサービスを開発する方が合っているのであれば、WEB関連で転職活動をするのがいいですが、もし将来的に大きなプロジェクトに関わりたいと思う方はSlerのほうが合っています。
SIerの転職サイトの利用の流れ
ここでは、実際に転職サイトを利用して転職活動をおこなう流れについて解説します。
- 転職サイトに登録
- キャリアカウンセリング
- 求人紹介
- 書類選考・面接
- 内定獲得~入社
①転職サイトに登録
まずは転職サイトに登録します。
この際気を付けなければいけないのは、そのサイトが正社員向けなのか派遣向けなのかをしっかりチェックするようにすることです。
もし正社員を目指しているのに、派遣などを紹介するサイトに登録してしまっていたら、時間や手間のロスになりますからね。
また、登録時はなるべくプロフィールの内容や職務経歴などを詳細に書いておくのがおすすめです。
具体的に書くことで、転職サイトのエージェントなどが求人を出しやすくなりますし、企業とのミスマッチなども防げます。
ですので、希望年収なども含めてできるだけ明確にしたり、経歴やスキルなどもたくさん書くようにしましょう。
②キャリアカウンセリング
キャリアカウンセリングでは直接対面で話をする場合もありますが、電話やオンラインなどでやり取りするケースもあります。
おもにキャリアカウンセリングで聞かれる内容や相談内容は以下のものです。
- これまでのキャリア、経験
- 希望転職市場の傾向
- 転職理由のヒアリング
- 希望条件のすり合わせ
- 長所や強みになるポイント
キャリアカウンセリングを受けるメリットには、客観的なアドバイスを受けられるところと転職活動の方向性が見えるところにあります。
独自で情報収集するよりも、より広い情報量や角度から見れるので転職活動をするならぜひキャリアカウンセリングを受けるのがおすすめです。
③求人紹介
カウンセリングを受けたら、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。
サイトにもよりますが、最初は大企業中小企業問わず数十社程度紹介されるため、どんどん応募していくのがいいですよ。
ただし、希望している条件からあまりにも離れている求人を紹介されたら、遠慮なく断るのも一つです。
転職サイトは一つではなく、複数のサイトに登録して並行していくとより効率的に進められます。
④書類選考・面接
興味のある求人があれば履歴書や職務経歴書の書類準備・面接になります。
一般的に書類選考は1週間程度かかる企業が多く、面接までの時間で面接対策をしてくれるサイトもあります。
面接対策では、よく聞かれる質問やアピール部分の言い方などの練習をおこなうので、その際に不安や相談をしてみるのもいいですよ。
また面接で落ちたときは、結果だけではなく「なぜ落ちたのか」「企業はどのような人材を欲しがっていたのか」などの振り返りがあるため、次に活かすこともできます。
⑤内定獲得~入社
内定後は、給与交渉・入社までの調整・退職までの手続きなどをおこなってくれます。
特に働きながら転職活動をしている方は、円満退職の仕方についてなどを教えてくれるので初めての転職でも安心です。
SIerの転職で求められるスキル・能力
では、Slerを目指すにはどんなスキルや能力が必要なのでしょうか?
ここでは、Slerに近い経験がある方と未経験者に分けて解説します。
経験者の場合
経験者だとSlerに求めるスキルは幅広く、要件定義から運用保守ができるかどうかが重要になってきます。
要件定義とはシステムの提案やクライアントのニーズに合わせてはじめから作った経験、既存のシステムを組み合わせた経歴などがあるといいでしょう。
またそこからシステム設計、テスト開発などを通しリリースをしてから運用・保守対応までしなければいけません。
このようなSlerの仕事を全般的に経験したのであれば、比較的転職活動には有利になります。
未経験から入社した場合、最後の運用や保守対応からレクチャーを受けるのがほとんどです。
未経験者の場合
未経験からSlerを目指す場合は、一般的なビジネス・マネジメントスキルがあるといいですね。
これらは業種・職種を問わず現職でも学べるものなので、基本的なPC操作や社会人としての常識・マナーをしっかり身に着けてさえいれば十分です。
また将来的にSlerを目指すなどある程度の時間的余裕があるのなら、ITリテラシーを学んでおくのも有効です。
ITリテラシーとは、おもにITパスポート・基本情報技術者・PMPなどの資格があるといいですね。
どれも、Slerの業務で生かされる情報処理技術やプロジェクトマネジメントに関する資格なので取得しておいて損はありません。
Slerの仕事はシステム開発全般に携わるため、「なぜこのような結果になったのか」「問題の原因はどこか」といった面に対して論理的な思考力が必要になってきます。
さらに、Slerの仕事のなかでもマネージャーなどに携わりたいのなら、知識やスキルのほかにマネジメントの経験などがあったりすると有利になることも!
未経験から目指すのであれば、20~30代などできるだけ若いころから始めるのがおすすめです。
SIerの転職サイトを効果的に使うポイント6つ
ここではSlerを目指す方に対して、転職サイトをより効果的に使うポイントについてご紹介します。
■Slerの転職サイトを効果的に使うポイント6つ
- 事前準備をしっかりおこなう
- いくつかの転職サイトに登録しておく
- 経歴やスキルは正直に伝える
- 希望や条件は明確に伝える
- レスポンスは早めにする
- フィードバックの依頼をしてみる
①事前準備をしっかりおこなう
転職の意志が固まれば、事前準備をはじめていきましょう。
事前準備には以下のものが挙げられます。
- 自己分析(自分の長所・短所・スキルなど)
- 企業選びにおいて何を優先するのか
- いつまでに転職活動を終わらすのか(資金はどれくらいか)
転職活動は長期化すればするほど、金銭的にも精神的にも余裕がなくなっていきます。
疲れ切った状態で転職をしてしまうと後悔しやすいので、あらかじめ期間を決めておくのは大事です。
また、「そもそもなぜ転職したいのか」「転職先では何を求めるのか」「将来どんな働き方をしていきたいか」などを固めるのも忘れてはいけません。
事前準備において不安や心配があるのなら、転職サイトやエージェントに相談するのもいいですよ。
②いくつかの転職サイトに登録しておく
転職サイトはできれば数社ほど登録して、転職活動をするのがおすすめです。
複数の転職サイトに登録することのメリットは、「求人の選択肢が広がる」「それぞれの転職サイトの長所を満遍なく利用できる」などが挙げられます。
また事前に「他社でも登録している」と伝えることで、サービスや非公開求人の紹介などが手厚くなるケースもありますよ。
③経歴やスキルは正直に伝える
つい自分の評価を上げたいと思って職務経歴などの内容を盛る方もいますが、結果的に企業とのミスマッチにつながる可能性があるためおすすめしません。
特にスキルや知識などは、自分の実力以上の仕事を任されてしまったり、まったく合わなさそうな企業を紹介されてしまう恐れも!
「休職した時期がある」「転職回数が多い」「未経験」など、なんとなくネガティブな面も含めてキャリアアドバイザーには正直に伝えるようにしましょう。
もし面談やカウンセリングを受ける機会があるのなら、前もって自分の経歴やスキル、適正などをまとめておくといいですね。
④希望や条件は明確に伝える
企業とのミスマッチを防ぐためにはまず、自分自身の希望条件や自分が企業選びにおいて大切にする優先順位を明確に伝えることが大事です。
ここがはっきりしていないと、転職サイトの担当者も何をおすすめすればいいかわからず、的外れな求人やサポートも手薄くなってしまう可能性があります。
明確にしておくべきポイントは以下のものが挙げられます。
- キャリアアップの例
- 業務内容
- 勤務地(在宅ワークの有無など)
- 希望年収
- 残業や休日出勤の有無
特に仕事だけではなくプライベートな時間も両立したい方は、残業や勤務地などはかなり重要になってきます。
また、希望年収に反しては年齢や経験の有無にもよりますが、500万円以上などできるだけ絞っておいた方がより的を絞って転職活動が円滑に進むのでおすすめです。
これらをリストアップしておくことで、似たような求人が来た際にも迷いにくくなりますよ。
⑤レスポンスは早めにする
転職活動ではタイミングが重要なので、レスポンスはなるべく早めにするのがいいですよ。
少しでも気になったら応募するのもそうですし、書類の提出や転職サイト・企業からの連絡に対しても迅速に対応してください。
レスポンスが早ければスムーズに転職活動ができるだけではなく、企業や転職サイトにとっても「仕事ができる人」という好印象を残せます。
働きながら転職活動をして忙しい方でも、最低2週間に1度は何らかの返信をするのがベストです。
⑥フィードバックの依頼をしてみる
必ずしも全ての転職サイトで対応してくれるわけではありませんが、落ちたときや面接が終わったらできるだけフィードバックをもらうようにするといいですよ。
聞く内容のポイントは、「評価された面」と「落ちた理由」です。
同じSlerの企業を目指すのであれば、「今後どこをアピールすべき」か「自分には何が足りないのか」が客観的に捉えられるので、次回の対策や修正ができます。
転職サイトには担当者がいて基本的には親身になってくれますが、やはり人間同士なので相性が合わないことや思っている求人をなかなか紹介してくれないこともあります。
もし「希望とする企業を紹介してくれない」「連絡が遅い」などの違和感があるのなら、担当者や転職サイト自体を変えてみるのも一つです。
担当者に対して情を移しすぎず、あくまで主導権は自分が持つこともまた転職活動を成功させるコツです。
~まとめ~SIerへの転職は自身のキャリアプランと企業研究が大事!
今回はSlerの転職サイトのおすすめについてご紹介してきました。
Slerに関わらず転職活動では、「転職してからどのようになりたいか」「どんな働き方をしていきたいか」などの自身のキャリアプランをイメージすることが大事です。
例えばSlerなら、「とにかく給料を上げたい!」というものではなく、「ゆくゆくはマネジメントや管理職を目指したい」「資格などを取得したい」など転職後にどう変わりたいかを考えてみてください。
また転職活動で失敗してしまう人の傾向には、企業とのミスマッチや求められているスキルや経験がないなどの特徴があります。
同じような業種・職種といっても、社風や欲しい人材はそれぞれ。
ですから、1社1社ごとにその企業がどんな人材やスキルを求めているのか、そこに自分が当てはまるかどうかの見極めが大事です。
客観的な自己分析や企業研究を実現するためにも、特に未経験からSlerに転職する方は、できるだけ複数の転職サイトを利用するのがおすすめですよ。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い