普段からVTuberを見ている人やこれからVTuberを目指している人の中に、実際VTuberがどれだけ稼いでいるのか気になる方もいると思います。
本記事では、VTuberの年収と、VTuberになるために必要なことを紹介していきます。
これからVTuberを目指す方は、本記事を参考に準備をしていきましょう。
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VTuberの平均年収
2018年には1000人ほどだったVTuberも今では星の数ほどの人数になりました。
平均年収は10万円と言われていますが、トップVTuberともなると1億円を超えると推定されています。
そこで、トップVTuber3人を例に紹介していきます。
Gaur Gura(がうる・ぐら)
Gaur Guraさんは、登録者400万人以上を誇るVTuberです。
2020年7月16日にチャンネルを開設しており、現時点での再生回数は3億回を超えています。
そこで、広告収入を1再生0.1円として換算すると約3,000万円となり、平均年収で約1,000万円となります。
これに加えライブ配信のスーパーチャットの収入が、平均して月間180万円となっているため、1年間で約2,160万円となります。
さらに、オリジナル楽曲の版権もあるため、上記の収入も合算して単純計算年収約3,160万円~数億円と推定されます。
兎田ぺこら
兎田ぺこらさんは、登録者200万人以上を誇るVTuberです。
2019年7月22日にチャンネルを開設しており、現時点での再生回数は6億回を超えています。
そこで、広告収入を1再生0.1円として換算すると約6,000万円となり、平均年収で約1,500万円となります。
これに加えライブ配信のスーパーチャットの収入、メンバーシップなどを合わせると、平均年収は3,000万円以上にのぼります。
商品PRなどの案件も考慮すると、年収約1億円を超えることもあると推定されます。
宝鐘マリン
宝鐘マリンさんは、登録者270万人以上を誇るVTuberです。
2019年7月3日にチャンネルを開設しており、現時点での再生回数は7億回を超えています。
そこで、広告収入を1再生0.1円として換算すると約7,000万円となり、平均年収で約1,750万円となります。
これに加えライブ配信のスーパーチャットの収入、メンバーシップなどを合わせると、平均年収は3,500万円以上にのぼります。
商品PRなどの案件も考慮すると、年収1億円を超えることもあると推定されます。
VTuberの仕事内容とは?
ここからは、VTuberが具体的に行っている仕事内容を紹介していきます。
これからVTuberを目指そうと考えている方はしっかり確認していきましょう。
動画投稿・ライブ配信
VTuberの一番メインとなる仕事は、動画投稿とライブ配信です。
ゲーム実況・歌・ダンス・ハウツー動画などジャンルは多岐にわたり、個性を活かした動画やライブを行っています。
VTuberとしての収入も、大半が動画投稿・ライブ配信からになっており、収入の面でも一番メインであると言えます。
キャラクターグッズや有料動画・音声などの販売
動画投稿やライブ配信のほかに、グッズの販売や有料動画・音声の販売などを行っているVTuberもいます。
収益を上げるには、普段の活動を通して人気になってからという条件付きになりますが、逆に言えばグッズ販売などができるようになればVTuberとして人気であると認められたと言えるでしょう。
さらに、ファンクラブを開設してそこから収益を上げているVTuberもいます。
企業の商品やサービスを紹介するPR活動
VTuberとして人気が出てくると、企業から商品やサービスのPRを依頼され始めます。
よく「案件」という言葉で簡単にあらわされています。
ここまでくれば、テレビに出ているような芸能人やタレントのように世間から認識されていると言えます。
VTuberを目指す方法
ここからは、実際にVTuberを目指すときに何をすればいいかを紹介していきます。
個人でキャラを作り、動画投稿
個人でVTuber活動を始める場合は、アバターや機材などを自力でそろえる必要があります。
活動を行っていくうえで必要な知識・スキルも独学で身につけなければなりません。
しかし、活動していくなかで発生した収益は、全て自分の収益にすることができます。
活動自体も自分のペースで行うことができるので、縛られるのが嫌いな人に最適な活動方法です。
ただ、プロモーションやマーケティングなどすべて自分で行う必要があるため、全く経験がない状態で個人で活動するのは非常に難しく覚悟が必要です。
事務所が開催するオーディションに参加する
個人で始めるほかにVTuberとして活動を行うには、事務所に所属する方法があります。
ただ、所属するためにはVTuber事務所が開催しているオーディションに参加し、合格する必要があります。
事務所に所属するメリットは、活動全体のサポートを受けることができます。
個人では難しいプロモーションやマーケティングなどを事務所に任せて、自分は動画や配信に専念するということもできます。
しかし、収益の面では、事務所に数%から数十%取られることになるため、自分に入ってくる収益は同規模の個人VTuberと比べると少なくなります。
活動の方向性などを指示されることもあるため、自分のやりたいように活動するのは難しくなります。
VTuberに求められるスキル
ここからは、VTuberとして活動を行っていくうえで必要になってくるスキルを紹介していきます。
魅力的な声やトーク力、コミュニケーション能力
VTuberはアバターを用いて配信するため、容姿に自身が無くても問題ありません。
ですが、逆にとらえればVTuberのほとんどはかっこいい・かわいい存在のため、容姿で差別化することは非常に難しくなります。
そこで大事になってくることが、声やトークスキル、コミュニケーション能力になります。
実際にトップVTuberの動画・配信を見てみると、声・トークスキル・コミュニケーション能力のどれか最低1つは秀でていることが分かります。
声に自身が無くても、トーク力やコミュニケーション能力は努力次第で身につくものになるため、これからVTuberを目指す方はぜひ今この瞬間から練習していきましょう。
歌・ダンス・ゲームのプレイスキル・実況スキルなどの特技
人気のあるVTuberは、何か特技を少なくともひとつ持っています。
さらに、その特技に特化した収益方法を実現させることもでき、動画投稿やライブ配信以外の収入を上げる方法にもなります。
歌が人気のVTuberであればCDやストリーミング配信を行ったり、ゲームスキルが人気のVTuberであれば高額な賞金の出る大会に出場していたりコラボのゲームデバイスを販売していたりします。
追加の収益を得ながらファンを喜ばすこともできるため、必須になります。
現在特技が何もないという方でも、練習すれば上達するものばかりなので、まずはどれかひとつ照準を定めて練習していきましょう。
発想力や情報収集能力・動画編集能力
VTuberに限らず配信者全員に言えることですが、発想力や情報収集能力・動画編集能力は必須です。
さらに、どれかひとつだけ優れていても人気を得ることは難しいものになります。
世の中のトレンドに敏感な人でも、それを活かしたネタを発想ができなかったり撮った動画の編集能力が低かったりすると視聴者は見てくれません。
面白い発想が出来ても、世の中のトレンドから外れていたりすれば視聴者は見てくれません。
世の中のトレンドを正しくつかみ、関連する情報を収集し、面白い動画に仕上げる能力を持って初めて人気VTuberになれるでしょう。
だたこれらも努力すれば身につけることができるものになるので、少しずつ練習していきましょう。
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VTuberで年収を上げる方法
ここからは、実際にVTuberとして活動していくなかで年収を上げていく方法を紹介していきます。
ジャンルを特化させる
どんどん活動していくと、様々なジャンルに手を出したくなります。
ですが、まだ人気が出ていない段階で幅広く扱うのは悪手になりかねません。
薄く広くでは、既にトップのVTuberにはどうしても勝てません。
そのため、どれか特定のジャンルに絞って、それに特化した活動を行っていくようにしましょう。
特化すればするほど、そのジャンルが好きなファンを獲得しやすくなります。
そして、そのジャンルが好きな層をターゲットにしたい企業から案件を獲得しやすくなります。
このジャンルはこの人という地位を獲得できれば、信頼性が高くなり、どのような活動でも行いやすくなります。
ターゲットを決める
VTuber活動を行っていくうえで、ターゲットを決めることも大事です。
ターゲットを定めることで、配信内容やSNSの運用方針、販売するコンテンツの内容や値段を決めやすくなります。
配信内容にしても販売するコンテンツにしても、発信方法や値段設定を間違えると刺さらなくなってしまいます。
狙った層にしっかり刺さるようにし確実に収益をあげるために、しっかりターゲットを定めてそれを意識した戦略を立てましょう。
収益化方法を決める
VTuber活動の中でどの方法で収益をあげるかをしっかり決めることも重要です。
基本的な収入は動画や配信での広告収入になりますが、毎月安定して収入を上げるのはなかなか難しいです。
VTuberとして人気が出てくれば安定させることは可能になってきますが、年収を上げるという観点で考えるとやはり難しくなります。
そこで、広告収入以外の収益方法を考える必要があります。
代表的なものだとファンクラブがあり、月単位での収入計算が可能です。
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【まとめ】VTuberの年収は人による!
VTuberの数は年々増加しています。
そのため、年収も1億円かせぐ人もいれば、全く稼げない人もいるのが現実です。
稼げている人の中には、動画・配信の広告収益以外に収益化方法を持っていることがほとんどです。
これからVTuberを目指す方、既にVTuberとして活動していて収入を上げたい方は、広告収益以外の方法を積極的に考えていきましょう。