証券会社や銀行など、金融業界で活躍する女性は非常に多いです。
しかし一口に金融業界と言っても、自分が理想とする働き方ができなかったり、日々のノルマに追われることに疲れてしまったりする職場もあるでしょう。
中には、そんな金融業界から転職を考えている女性もいるのではないでしょうか?
この記事ではそんな女性に向けて、金融系のお仕事からの転職を成功させるための情報をさまざま解説していきます。
ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
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女性の金融業界からの転職は可能!
「金融系のお仕事に就いているけど、転職できるか不安…。」と考えている女性はいませんか?
結論からいうと、女性が金融業界から転職することは十分可能です!
金融業界では、様々なビジネスシーンで役立つスキルが沢山身につきます。
これらのスキルを積極的かつ上手にアピールできれば、女性が金融業界から転職することは難しいことではないのです。
ここではそんな数々のスキルの中から、特に幅ひろいシーンで応用できるスキルを3つに絞って解説します。
- 金融の現場で身につく強力なスキル正確な業務遂行能力
- 高いPCスキル
- 丁寧な言葉遣いやコミュニケーションスキル
それぞれしっかりと押さえてくださいね!
正確な業務遂行能力
あらゆる職場で非常に歓迎される能力として、まず「正確な業務遂行能力」があげられます。
お金を取り扱う業務という関係上、金融業界では、正確な業務の遂行は最も大切な要素の一つです。
業務を間違いなく完結させる事は、あらゆるお仕事の基本でもあります。
金融業界でつちかった優れた業務遂行能力は、どのような職場へ転職を考える場合においても非常に強力なアピール材料になること間違いなしです!
丁寧な言葉遣いやコミュニケーションスキル
金融業界に身を置く女性が身につけられるスキルとして、丁寧な言葉遣いや高いコミュニケーションスキルも、上で解説した能力同様、あらゆるビジネスシーンで役に立ちます。
中でも、営業職や窓口の業務を担当していた方は、知らず知らずのうちに非常に高いビジネスマナーが身についている事でしょう。
ビジネスマナーは、働く人にとって必須のものと言って良いほど基本的かつ重要なものです。
金融系のお仕事で身につけた丁寧な言葉遣いや、身だしなみに対する高い意識などは、さまざまなお仕事で歓迎されますよ!
高いPCスキル
一口に金融業界といっても、銀行や証券会社など様々ありますよね。
そんな数あるお仕事の中でも必須の作業が、PCを使用しての作業です。
特に金融業界のお仕事では、金額の計算のためにExcelなどを使用しての表計算が日常的に行われます。
「簡単な表はつくれるけど、関数操作は苦手…。」という人は意外と多く、表計算ソフトを十分に活用できていない人も少なくないのです。
迅速な表の作成や高度な関数操作スキルは、金融業界から転職を検討している女性にとって非常に強力な武器になります!
女性が金融系のお仕事から転職する上でのポイント4選
上で解説したように、金融系のお仕事に身を置く女性は、転職に有利になる様々な要素が身についている事でしょう。
しかし、そんな方でも転職をする上では押さえておきたいポイントも存在します。
ここではそんなポイントを4つ解説します。
- 押さえるべきポイント転職を決意した理由を明確にしよう
- 自分のスキルや強みをおさらいしよう
- 転職エージェントを活用しよう
- 金融系のお仕事の良い点と悪い点を振り返ってみよう
順番に見ていきましょう!
①転職を決意した理由を明確にしよう
転職活動を始める前に、まずは「自分がなぜ転職を決意したのか」と言う点を掘り下げてみましょう。
こうすることで、転職先に望む条件がイメージしやすくなるのです。
また応募先の企業の面接では、転職を決意した理由について必ずと言って良いほど質問されます。
この質問に上手く返答できないと、面接官に悪い印象を与えてしまうので、面接対策の意味でも転職理由の掘り下げは非常に重要な作業です。
のちほど、金融系のお仕事からの転職を決意した女性に多くある理由も解説するので、ご自身と照らし合わせながら確認してみてくださいね!
②自分のスキルや強みをおさらいしよう
先ほど触れた通り、金融系のお仕事では様々なお仕事で歓迎されるスキルが身につきます。
しかし日常的に業務をこなす中では、それらのスキルを意識することはあまりありませんよね?
そのため、せっかく優れたスキルを持っているにも関わらず、そのことに気づかない女性が多いのです。
そこで、転職前には自分のスキルや強みについてじっくりおさらいしてみてください。
普段は気にも留めなかった自分の強みやスキルを発見できる事がありますよ!
③転職エージェントを活用しよう
転職エージェントの活用も、転職活動においてはマストと言えるほど重要な要素です。
転職活動は働きながら進める事が理想ですが、仕事の片手間に求人情報に目を通すのは予想以上に困難なもの。
加えて、自分のスキルのおさらいや完成度の高い応募職種の作成には、プロの手による指導が非常に重要なのです。
自分一人だけで行う転職活動には限界があるので、ぜひ転職エージェントの活用も検討してください。
記事の終わりにオススメの転職エージェントの紹介も行うので、参考にしてみてくださいね!
④金融系のお仕事の良い点と悪い点を振り返ってみよう
転職を迷っている方は、金融系のお仕事の良い点と悪い点をもう一度おさらいしてみましょう。
こうしてメリットやデメリットに改めて目を向ける事で、転職をするべきかやめるべきか、判断がしやすくなります。
1.平均的な給料が高い
2.高い社会貢献性
3.専門的なスキルが習得できる
1.日々勉強を重ねなければならない
2.転勤の可能性が比較的高い
3.一つ一つの業務の責任が非常に大きい
ただし、悪い点についてはあくまでも一般論として解釈しましょう。
なぜなら、中にはここで挙げる悪い点をやりがいにして活躍している方もいるからです。
金融系のお仕事からの転職を迷っている女性は、良い点・悪い点の双方に目を向けてじっくり検討してくださいね!
女性が金融系からの転職を考える主な理由4選
金融系からの転職を決意した女性には、どのような理由が多いのでしょうか?
よくある理由を4つに絞って、それぞれ目を通してみましょう。
- よくある転職理由4選人間関係に疲れた…。
- クレームの対応にウンザリ…。
- ノルマを追いかけるのはもういや…。
- 家事・育児との両立にヘトヘト…。
ご自身とも照らし合わせながら、転職理由を掘り下げる際の参考にしてみてくださいね!
①人間関係に疲れた…。
非常に多い転職理由が、人間関係につかれてしまったというものです。
金融業界には、銀行や証券会社など様々な職場がありますが、いずれもさまざまな経歴や年齢の人が多く集まって成り立っています。
そのような環境では、そりが合わない人や相性の悪い人もいるでしょう。
特に、女性が多く活躍する職場の中には、いわゆる「お局様」のような存在の女性がいる場合もあります。
信頼できる上司や先輩に相談しても改善できないような人間関係であれば、転職を決意するのも無理はないといえるでしょう。
②クレームの対応にウンザリ…。
金融業界では、お客さまからクレームを受ける事は日常的にあります。
一般的に、クレームの対応は経験の長い人が担当しますが、中には特定の人に押し付けてしまう職場もあります。
そのような環境の中では、日々体力や精神力を消耗し続けてしまうでしょう。
日々のクレーム対応を無理して続けていては、最悪の場合カラダを壊してしまう事にもなりかねないため、転職は賢明な判断といえます。
③ノルマを追いかけるのはもういや…。
金融業界の多くの業務では、ノルマを課せられる場合もあります。
例えば銀行のお仕事であれば新規口座開設や貸付の目標、証券会社の営業職であれば新規の開拓や投資信託の目標額達成などです。
もちろんノルマ達成をやりがいに活躍している方も多くいますが、日々ノルマに追いかけられる事に疲れ切ってしまう人も少なくありません。
ひどい職場では、到底達成不可能とも終われるノルマを課すところも…。
ノルマを達成することに疲れてしまった方が転職を考える事は、ごく自然な事でしょう。
④家事・育児との両立にヘトヘト…。
家事や育児との両立に疲れてしまった方も中にはいる事でしょう。
ただでさえ家事や育児は大変な重労働です。
それに加えて仕事をこなすことは、体力や精神力を大きく消耗してしまいます。
最近では既婚者やお子様がいる方にも働きやすい環境づくりに励んでいる職場も多くありますが、整備が不十分な職場の場合は転職を検討することも必要と言えるでしょう。
女性が金融系からの転職を成功させるために必須の作業3選
では次に、転職を成功させるために必須の作業についても押さえておきましょう!
転職を成功させるカギは、こうした事前準備にあるといっても過言ではありません。
一つ一つしっかりと押さえて、今後の転職活動に役立ててくださいね!
- キャリアプランを明確に立てよう
- 転職を決意した理由を明確にしよう
- 家事や育児と両立可能か判断しよう
一つ一つ解説していきます。
①キャリアプランを明確に立てよう
転職をした企業で長期的な活躍をするためには、5年後や10年後には、自分がどのような活躍をしているか考える事が大切です。
こうしたキャリアプランを明確に立てる事は、入社前と入社後のギャップを少なくすることにも有効なだけではなく、面接時に多くなされる質問でもある「将来この職場でどのような活躍をしたいと考えているか」という質問の対策にも役立ちます。
また、将来のキャリアプランが曖昧なままだと、転職後に何を目標に仕事をするべきなのか迷ってしまいますよね。
そうなった場合、日々の業務にやりがいを感じられなくなってしまう事にもなりかねません。
キャリアプランを明確に立てる事は、必須の作業の一つとしてとても重要ですよ!
②転職を決意した理由を明確にしよう
転職を決意した理由を明確にできていないと、そもそもどの様な職場に転職をしたいのかが見えてきません。
上で解説した転職理由も参考にしながら、ご自身がなぜ現在の職場を離れようと思ったのか、もう一度考え直してみてください。
転職を決意した理由が明確になればなるほど、転職先に望む要素も浮かび上がりやすくなります。
たとえば、「残業が当たり前のように発生する職場がいや!」と言う事であれば、残業の少ない事を転職先選びの軸に据える事ができますよね。
また、転職理由については応募先の企業の面接で必ず質問されます。
面接官が納得できる返答をするためにも、転職理由についてはじっくり掘り下げてくださいね!
③家事や育児と両立可能か判断しよう
ご家庭のある女性が転職する上では、転職先が家事や育児との両立が可能かどうかを判断する事は必須です。
お子様やご家庭をお持ちの女性にとって嬉しい福利厚生としては、代表的な例として以下の様なものがあげられます。
育児休暇・・・1歳未満のお子様の1歳の誕生日前日までの期間、休暇を取得できる制度
子の看護休暇・・・お子様にケガや病気などが発生した場合、看護のために休暇を取得できる制度
生理休暇・・・生理中、あるいは生理前の吐き気、腹痛、頭痛などの体調不良を理由とする欠勤を認める制度
このように女性がいきいきと活躍するための福利厚生も整いつつありますが、なかにはまだまだ整備が行き届いていない職場も多くあります。
転職先の企業で長く活躍するためにも、こうした福利厚生が整っているかどうか、すみずみまでチェックしてみてくださいね!
金融系から転職する女性向けのオススメのお仕事5選
ここでは、金融系のお仕事に携わる女性が実際に転職する際にオススメのお仕事を5つ解説します。
記事の冒頭でも解説した通り、金融系のお仕事では非常に汎用性の高いスキルが身につくため、転職先の選択肢も広くなるでしょう。
- M&A
- 事務職
- 公務員
- 接客業
- 秘書
一つ一つ詳しく解説していきます。
ぜひ転職先選びの参考にしてみてください!
①M&A
M&Aとは、「Mergers and Acquisitions」の頭文字をとったもので、企業の合併吸収や、買収などを行うお仕事の事です。
財務管理やお金に関する知識を活かせるお仕事の一つとして、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
特に、銀行や証券会社などの営業職で高い実績を残している女性であれば、選考の際に評価されやすくなります。
②事務職
非常に一般的な選択肢のひとつに、事務職への転職があります。
事務職は来客や電話の応対、書類の作成から郵便物の送付など幅ひろい業務に携わりますが、金融業界で身につけたPCスキルやビジネスマナーをダイレクトに発揮できるお仕事として非常にオススメです。
また、時間内に業務を完結させれば、残業が発生することも少ないため、仕事とプライベートのオンオフをしっかり区別したい方にとっても良い選択肢でしょう。
③公務員
金融業界で身につけたスキルを活かせるお仕事として、公務員もオススメです。
公務員には警察官や消防士など様々なお仕事がありますが、金融業界から転職する女性には特に市役所や区役所の職員が向いているといえます。
訪れた地域住民の対応や、PCを使用してのお仕事など、金融系のお仕事でつちかった対人能力や正確な業務遂行能力を発揮する事が期待できるでしょう。
注意点としては、公務員試験の合格が必要な点です。
また各自治体によって差はありますが、年齢制限が設けられている事も覚えておいてくださいね!
④接客業
丁寧な言葉遣いや、身だしなみに対する高い意識が大いに歓迎されるお仕事として、接客業も良い選択肢です。
例えば宿泊施設のフロント業務は、その施設の顔とも言える非常に重要なお仕事の為、清潔感や丁寧な言葉遣いが欠かせません。
また、例えばアパレルショップの販売員として働く場合も、整えられた身だしなみやお客様に合わせた話し方などが発揮できるでしょう。
このように、金融系のお仕事で養った言葉遣いや身だしなみに対する意識は、接客業においても大いに活躍します!
⑤秘書
業務の管理能力や、高い業務遂行能力を活かせるお仕事の例として、秘書があります。
秘書とは、会社の役員や社長、医者などの多忙を極める人の業務が円滑に進むようにサポートをするお仕事の事です。
業務内容は、書類の作成、スケジュール管理、来客の対応、必要な物品の用意など、非常に多岐にわたりますが、いずれも正確な業務遂行能力が不可欠です。
これは金融業界でも同様ですよね。
人をサポートするのが好きな女性にとって、秘書への転職はとても良い選択肢と言えます。
金融業界内で転職したい女性向けのお仕事2選
ここまで、金融業界から転職したい女性にオススメなお仕事を解説してきました。
ここでは逆に、「金融業界内で転職をしたい女性」に向けたお仕事を紹介します。
金融業界は専門的な知識が身につくことを考えると、同じ業界内での転職も選択肢の一つとして候補に入れても良いでしょう。
- 銀行員
- 証券会社
上から順番に解説していきます。
①銀行員
一口に銀行でのお仕事と言っても、主にネット上での取引が多い「ネット銀行」、中小企業や個人が主な取引先で、収益の一部が地域の公共事業などにも使われる「信用金庫」など、銀行の形態にはさまざまな種類があるため、ご自身にあったものを選択することが大切です。
いずれの場合においても、金融業界でつちかったスキルを発揮しやすい選択肢といえます。
②証券会社
証券会社は債券や株式の売買などで発生する手数料を主な収益源としており、比較的年収が高いことが特徴です。
ブローカー業務やアンダーライター業務など業務内容も分かれているため、ご自身に適切な業務に応募するようにしましょう。
正確性の高い業務遂行力は、証券会社での現場でも大いに歓迎されますよ!
金融系からの転職を考えている女性にオススメの転職サービス3選
女性が金融系からの転職を成功させるためには、適切な転職サービスを利用することがとても大切です。
ここでは、女性の転職に特に強い転職エージェントを3つ紹介します。
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