短波地軽貨物ドライバーとしてガッツリ稼ぐには、長距離の案件を受注するのがおすすめです。
とはいえ軽貨物ドライバーは近隣地域への配送が多いため、遠距離の案件は受けられないと考える人もいます。
遠距離案件の受注のために大型免許を取得したり車両を用意したりするのは大変ですよね。
そこで今回解説するのが「チャーター」と「スポット」の2種類の便です。
これらを知っておけば、軽貨物ドライバーでも長距離案件に携わるチャンスが増えますよ。
また、軽貨物ドライバーの活躍の幅を広げる転職サイト・転職エージェントもあわせて紹介します。
ぜひ最後までチェックしてください!
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軽貨物ドライバーの種類とは?
軽貨物ドライバーの長距離案件を考える上で欠かせないのが「チャーター便」と「スポット便」の2種類の配送形式です。
どちらもメリットやデメリットがあるのでそれぞれしっかり押さえてください。
チャーター便とは?
「チャーター便」とは、車両をチャーター(貸し切り)して荷物を配送する形式です。
荷主がチャーター便を利用する背景には、以下のような事情が挙げられます。
チャーター便が利用されるケース
- 緊急を要する配送を依頼したい
- 大量の荷物を時間を守って配送してほしい
- 他の荷主の荷物と混在させたくない
配送する荷物の種類もさまざまですが、梱包しにくいものや破損しやすいもの、高価な品など通常配送では不安が残る荷物の配送が多い傾向です。
また、荷物の数や大きさではなく距離によって報酬が変動する点も押さえておきましょう。
チャーター便のメリット・デメリット
次はチャーター便のメリット・デメリットをチェックしましょう。
まずは以下に挙げる3つのメリットを見てください。
チャーター便のメリット3選
- プチ観光を楽しめる
- 報酬が高め
- 再配達のおそれが少ない
①プチ観光を楽しめる
長距離のチャーター便であれば、普段は足を運ばないような土地への配送も発生します。
配送が終わって時間が余れば、付近の温泉や観光名所などを回れるケースもあり、仕事のリフレッシュがしやすいです。
また、軽貨物ドライバーは配送に軽車両を使うお仕事なので、観光地での駐車も簡単です。
大型トラックの場合は駐車に制限があるケースも少なくありません。
軽貨物ドライバーならではのメリットと言えますね。
②報酬が高め
見逃せないメリットの1つが、高く設定されている報酬です。
近距離への配送と比較した場合、長時間の運転で体力が要求されます。
また、運転の時間が長い分事故の危険も増えますよね。
こうした点を考慮して、チャーター便の報酬は近距離への配送と比べると高めに設定されているのです。
近隣への配送ばかりで報酬に不満がある人や、体力に自信があってガッツリと稼ぎたい人にとってはチャーター便の受注は良い選択と言えます。
③再配達のおそれが少ない
長距離のチャーター便の場合、配送先のほとんどは法人です。
個人への配送の場合、受取人がいない場合には再配達の手間が発生します。
一方法人への配送であれば、配送先に従業員が一人もいない状況はほぼありません。
軽貨物ドライバーにとって再配達は非常に頭の痛い問題です。
この点の心配がないのは、大きなメリットの1つと言えます。
上で解説したようなメリットがある一方、チャーター便にはデメリットも存在します。
この記事ではチャーター便のデメリットを以下の2点にまとめました。
チャーター便のデメリット2選
- 時間を厳守しなければならない
- 収入が安定しない
メリットとデメリットの両方に着目して、自分に合った配送方法か考えましょう。
①時間を厳守しなければならない
先ほども解説した通り、チャーター便は一定の時間ドライバーを貸し切って配送する方法です。
そうである以上、配送の遅延は許されません。
例えば8時間のチャーター便契約を結んだ場合、渋滞などが発生していてもルートを変更してでも荷物を届けなければならないのです。
経験の浅い軽貨物ドライバーの場合はこうした臨機応変な対応をとりづらく、配送が間に合わない恐れもあります。
カーナビの設置や事前の道路状況のチェックなど、綿密な計画が必要です。
計画性に自信がない人は、まずは軽貨物ドライバーとしての経験を積んでから望むのが無難と言えます。
②収入が安定しない
長距離のチャーター便は報酬が高めである一方、いつでも案件を受注できるわけではありません。
チャーター便は特性上緊急を要する配送が多くあります。
言い換えれば、突発的な案件が多いということです。
したがってチャーター便一本で稼ごうと思っても、思うように案件が舞い込まず収入が安定しません。
高額な報酬は魅力ですが、チャーター便のみで生活するのは危険と言えます。
スポット便とは?
つづいてはスポット便について見ていきましょう。
スポット便とは単発で依頼される配送方法の1つです。
不定期で仕事が舞い込む場合がほとんどで、運ぶ荷物も鮮魚や冷凍食肉などの食品、建築資材などさまざまあります。
荷主がスポット便を依頼する背景には、主に以下のような事情があります。
スポット便が利用されるケース
- 荷物を緊急で配達しなければならない
- 配送先が大型トラックでは入り込めない
- 繁忙期などで人員や車両が足りない
先ほど解説したチャーター便が、契約した時間内であれば何度でも配送依頼ができるのに対し、スポット便は引き受けた荷物の配送が終わった時点で仕事が完了します。
スポット便のメリット・デメリット4選
そんなスポット便ですが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
この記事ではスポット便のメリットを以下の3項目にまとめました。
スポット便のメリット3選
- 高報酬が狙える
- さまざまな土地に足を運べる
- 感謝される機会が多い
先ほど解説したチャーター便のメリットとも照らし合わせながら確認してください。
①高報酬が狙える
スポット便も、チャーター便と同様に高報酬が狙える配送方法です。
スポット便の案件には長距離配送のものも多くあるので、高単価な仕事を受注しやすくなります。
県をまたぐほどの長距離の配送では、一回の配送で数万円の報酬が得られるケースもあるほどです。
②さまざまな土地に足を運べる
長距離のスポット配送を受注すれば、様々な土地に足を運べるのも魅力の一つです。
遠方へのドライブが好きな人であれば、配送中も楽しく仕事ができます。
また先ほど解説したチャーター便と違って時間で拘束されることがなく、引き受けた荷物を配送すればお仕事は終わりです。
時間が余れば配送先の土地でグルメや観光を楽しめるのもメリットと言えます。
③感謝される機会が多い
緊急を要する配送であることから、無事に配送が済めば荷主や配送先から感謝されやすいです。
ねぎらいや感謝の言葉をかけてもらえれば、次の仕事への活力にもつながりますね!
こうしたやり取りを繰り返し続けていれば、人脈の拡大や信頼の獲得も可能です
続いてはスポット便のデメリットについてです。
以下に挙げる2項目を見てみましょう。
スポット便のデメリット2選
- 自己負担の経費が多い
- 緊急の案件が少なくない
チャーター便の場合と同様、メリットだけではなくデメリットにもしっかり目を向けてください。
①自己負担の経費が多い
高単価な案件が多いスポット便ですが、反面自己負担の経費が多い点には注意が必要です。
ガソリン代や車両の整備代などは自己負担なので、賢く案件を受注しないと赤字になりかねません。
必要経費と単価とのバランスを考えましょう。
②緊急の案件が少なくない
スポット便はいつ案件が舞い込むか読めません。
配送を終えて休んでいるときにも案件が発生するケースも多いです。
不定期に依頼されるケースが多いので、安定的な収入が確保しづらい点に注意してください。
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軽貨物ドライバーが長距離案件で稼ぐために
軽貨物ドライバーが長距離で稼ぐには、押さえるべきポイントがあります。
以下の4項目を見てみましょう。
軽貨物ドライバーが長距離案件で稼ぐために
- 配送方法を1つに絞らない
- スキマ時間を有効活用する
- 経費をきちんと計算する
- 配送の距離を確認する
やみくもに案件を受注しても思うような成果はでません。
それぞれしっかり押さえて、効果的に稼ぎましょう!
配送方法を1つに絞らない
先ほど解説したチャーター便とスポット便、どちらにもメリットやデメリットがあります。
一つの配送方法にこだわりすぎるとメリットやデメリットにかたよりがでてしまい、思うように稼げません。
軽貨物ドライバーの収入を効果的にあげるには、様々な配送方法を組み合わせてデメリットをカバーしあうのが大切です。
スキマ時間を有効活用する
週間や納品の時間に余裕がある場合、スキマ時間をつかってガソリン代や高速代などを稼ぐのもおすすめです。
フードデリバリードライバーのお仕事などをこなせば、スキマ時間を無駄にせずに過ごせます。
長距離の軽貨物ドライバーにとって、ガソリン代や高速代は馬鹿にできない出費です。
空いた時間を有効活用すれば、収入アップにつながりますよ!
ただし、疲れているときに無理して仕事をするのはやめましょう。
疲れがたまって運転中に事故を起こしては大変です。
スキマ時間は、時間や体力に余裕がある場合に活用してください。
経費をきちんと計算する
案件の受注に目を向けすぎると、せっかく仕事をこなしても赤字になる場合があります。
片道配送の案件の場合、帰りの高速代は支給されないケースが多いです。
高速代やガソリン代など、配送に必要な経費はしっかりと計算してください。
高速を使わなくても下道で十分に間に合う場合には、なるべく下道を使うなどして、経費の削減を意識しましょう。
配送の距離を確認する
軽貨物ドライバーが長距離の案件を受注するのは、収入アップに良い選択です。
とはいえ、やみくもに長距離の案件を受注中するのはやめましょう。
納品までのタイムリミットに余裕がある場合、高速代が支給されないケースも少なくありません。
そうした場合には下道で目的地までいかないと、赤字になる恐れがあります。
当然体力も多く必要です。
案件を受注する際には配送の距離を忘れずに確認して、自分の体力や技量で請け負える仕事かどうか判断してください。
軽貨物ドライバーの長距離案件はどうやって探す?
軽貨物ドライバーは近隣地域への配送が多いです。
では、軽貨物ドライバーが長距離案件を探すうえではどのような方法があるのでしょうか?
ここではおすすめの方法を2つ紹介します。
軽貨物ドライバーの長距離案件の探し方
- マッチングサイトを利用する
- 転職サイト・転職エージェントを活用する
どちらも有効な方法なので、それぞれしっかりチェックしてください。
①マッチングサイトを利用する
1つ目の方法は「マッチングサイト」の利用です。
マッチングサイトとは仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人とが繋がりあえるサイトを言います。
経験の浅い軽貨物ドライバーの場合、実績や信頼が少ないことから営業活動が思うように実を結ばないケースも多いです。
マッチングサイトを活用すれば経験の浅い軽貨物ドライバーでも受注できる案件が多く見つかります。
まずはこうしたサイトを活用して、長距離スポットや長距離チャーターなどを受注しましょう。
②転職サイト・転職エージェントを活用する
もう一つの有効な手段は、転職サイトや転職エージェントの活用です。
転職サイトや転職エージェントときくとおもわず身構えがちですが、正社員の求人はもちろん、業務委託の求人情報もたくさん掲載されています。
つまり、フリーランスや個人事業主としての働き方も狙えるのです。
どんどん活用しましょう。
長距離軽貨物ドライバーになりたい人におすすめの転職サイト・転職エージェント3選
上で解説したように、軽貨物ドライバーが稼ぐうえでは転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめです。
ここでは数ある転職サイト・転職エージェントのなかでも軽貨物ドライバーになりたい人におすすめのものを3つピックアップしました。
長距離軽貨物ドライバーになりたい人におすすめの転職サイト・転職エージェント3選
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- リクナビNEXT
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ちなみにこれらは全て無料で使えます。
強い味方として、ぜひ活用してください。
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まとめ~軽貨物ドライバーが長距離案件を受けるなら複数のタイプを組み合わせよう~
この記事では、軽貨物ドライバーが長距離案件に携わる上で押さえておきたい情報をさまざま解説してきました。
軽貨物ドライバーの長距離案件を考える上では「スポット便」と「チャーター便」は重要なキーワードです。
それぞれ長距離や高単価な案件が多く、ガッツリと稼ぎたい軽貨物ドライバーに人気の配送方法と言えます。
ただしどちらの配送方法にもデメリットがあるので、どちらか一つに狙いを定めて案件を探すのは考えものです。
それぞれのデメリットをカバーするためにも、複数の配送方法を組み合わせて案件を探してくださいね!