建築設計の転職で魅力的なポートフォリオを作るにはどうしたらいい?
建築設計の転職では、ポートフォリオが重要です。
しかし「どうすれば他の応募者と差別化できるのか分からない」「そもそもどんな内容を盛り込めばいいのか」と悩む声が多く届いています。
そこで今回は、建築の転職で採用につながるポートフォリオを作るにはどうしたらいいか解説します。
- 自分の設計人生を1本のストーリーのようにまとめると効果的
- 企業が求めている人物像に寄せた内容にする。即戦力になれることをアピールする
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建築設計の転職で必要なポートフォリオとは
建築設計の転職活動において、ポートフォリオは最も重要なツールの一つです。
ポートフォリオとはどんなものなのか、なぜポートフォリオが必要なのか確認してきましょう。
自分のスキルや建築に対する考え方を伝える手段
ポートフォリオで伝わる内容
- 技術的な能力
- 創造性
- 建築に対する情熱や考え方 など
ポートフォリオは、建築設計の転職活動において、自身の技術的な能力や創造性、建築に対する考え方などを採用担当者に伝える手段です。
単に過去の作品を並べるだけではなく、プロジェクトごとにどのような役割を果たし、どのような部分の設計に関わってきたのか、具体的に示します。
文字だけでは伝えきれない内容をアピールできる視覚的な履歴書
ポートフォリオは、文字だけでは伝えきれない内容をアピールできる、視覚的な履歴書です。
画像やスケッチを使用して、今まで携わってきたプロジェクトや自分のを効果的に伝えることができます。
設計のプロセスや、最終的な成果物を視覚的に示すことで、あなたの創造力や独自のデザインスタイルを強く印象付けることができるのです。
採用担当者はポートフォリオを見ることで、あなたがどのような設計者であるか、どのようなプロジェクトに関わってきたかを直感的に理解できます。
建築設計の転職で魅力的なポートフォリオを作るコツ
建築設計の転職でいざポートフォリオを作ろうとしても、どのような内容にすれば効果的に伝えられるのか、迷ってしまうでしょう。
魅力的なポートフォリオを作るコツは、次の7つです。
- 目次と自己紹介を入れる
- 自分の設計人生を1本のストーリーとしてまとめる
- どんなことに興味を持ってきてこれからどんな仕事がしたいのか伝える
- 社会人になってから担当した案件を中心に掲載する
- 転職先のニーズに合わせる
- 即戦力になれることをアピールする
- アナログな要素を加える
目次と自己紹介を入れる
魅力的なポートフォリオの第一歩は、最初に目次と自己紹介を入れることです。
ポートフォリオは自分自身を転職先に売り込むための資料です。目次と自己紹介はあったほうが、ざっと自分の設計人生を把握してもらいやすくなります。
目次を設けることで、採用担当者がポートフォリオ全体の内容をスムーズに把握できます。
自己紹介を入れると、自分がどんな人なのか、面接官に理解してもらいやすくなります。
自己紹介では自分の生い立ちや趣味、これまでのキャリアの概要を簡潔に伝えましょう。
自分の設計人生を1本のストーリーとしてまとめる
ポートフォリオは単なる作品集ではありません。
自分の設計人生を語る、1本のストーリーです。
時系列順に作品を掲載しましょう。
どのようなプロジェクトに携わり、どのような影響を受けてきたのかを物語のようにまとめることで、あなたの成長や経験の積み重ねが明確になります。
どんなことに興味を持ってきてこれからどんな仕事がしたいのか伝える
建築設計のポートフォリオでは、これまでどのようなことに興味を持ってきたのか、そしてこれからどんな仕事がしたいのかを明確に伝えることが重要です。
ポートフォリオに一貫性と方向性が生まれます。
採用担当者は、あなたが入社後にどんな目標を達成したいのか、なぜそのようなキャリアビジョンを抱くようになったのか、知りたいと思っています。
将来のビジョンを伝えることで、採用担当者やクライアントに、自分の将来性や意欲をアピール可能です。
社会人になってから担当した案件を中心に掲載する
建築設計のポートフォリオには、社会人になってから担当した案件を中心に掲載することが重要です。
学生時代の作品を掲載する場合、少しだけにしましょう。
実務経験は、実際に即戦力として活躍できる力を示す強力な証拠となります。
各プロジェクトで担当した役割や、達成した成果を記載しましょう。
転職先のニーズに合わせる
ポートフォリオの内容は、転職先のニーズに合わせてカスタマイズすることが大切です。
応募する企業が手掛けているプロジェクトやデザインの哲学、求められるスキルを理解し、それに応じた内容を盛り込みます。
あなたがその企業でどのように貢献できるかを具体的に示すことが可能です。
採用担当者に対して強い印象を与えることができます。
ポートフォリオはファイリング形式にしておくと、応募先によって内容を簡単に入れ替えできます。
即戦力になれることをアピールする
建築設計のポートフォリオでは、あなたが即戦力として活躍できることをアピールしましょう。
人材の育成にはコストがかかるので、企業は即戦力になってくれる人を求めています。
これまでのプロジェクトで培ったスキルや経験を具体的に示し、どのようにしてチームに貢献できるかを明確にします。
実績や成功事例を挙げることで、あなたの能力を証明し、企業にとって必要な人材であることを伝えましょう。
アナログな要素を加える
ポートフォリオにアナログなスケッチを加えるのもおすすめです。
アナログな要素は、見る人に新鮮さを与え、あなたの個性を際立たせる効果があります。
デジタルな図面や画像だけのポートフォリオよりも、自分が実際にそのプロジェクトに携わったと証明しやすくなる点もメリットです。
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建築設計の仕事探しにおすすめの転職サイト・転職エージェント
建築設計の転職ではポートフォリオも大切ですが、転職サイト・転職エージェントの活用も重要です。
転職サイト・転職エージェントは、基本的に無料で利用できます。
建築設計の仕事探しにおすすめの転職サイト・転職エージェントは、次の3つです。
サービスロゴ | |||
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求人サイト名 | GATEN職 | doda | ビズリーチ |
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※2024年5月調査時点の求人数を掲載。
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公式サイト
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運営会社
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GATEN職は、建設業界に特化した転職サイトです。
施工管理や現場監督など、現場系の求人が中心ですが、建築設計の経験が活かせる求人も掲載しています。
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建築設計の転職ではポートフォリオが重要
建築設計の転職ではポートフォリオが重要です。
ストーリー性を持たせることで、あなたのキャリアの流れや成長を一貫した物語として伝えることができ、見る人に強い印象を与えることができます。
建築設計の転職を成功させるために、高品質なポートフォリオの作成を目指しましょう。