近年、副業を許可し副業としてエンジニアをする人が増えてきました。
また、独立してフリーランスでエンジニアになりたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、フリーランスエンジニアには将来性があるのか、やはり不安になってしまいますよね。
そこで今回は、フリーランスエンジニアの将来性について解説します!
・案件数も業界トップレベル
・専任カウンセラーの質が高い
そもそもフリーランスエンジニアってどんな仕事?
フリーランスエンジニアとは、特定の企業や団体に所属せずクライアントに成果物やサービスを提供して報酬を得る独立した働き方をするエンジニアです。
企業や団体に雇用されているわけではなく、自分で営業をかけ仕事を獲得します。
いわば自営業の一種のような立場であり、仕事量や業務内容などをある程度自分で決めることができるのが最大の魅力でしょう。
フリーランスエンジニアに将来性がある理由は?
結論から言えば、フリーランスエンジニアの将来性は非常に高いです。
では、なぜ将来性が高いと言えるのでしょうか。
ここでは、フリーランスエンジニアの将来性が高い理由を解説します。
IT業界が伸びているから
ITの需要は年々高まっており、あらゆる産業にAIが取り入れられています。
また、日常生活においてもITは欠かせなくなっているため、今後も需要は伸び続けていくでしょう。
こういった現状を踏まえ、小学校では授業でノートパソコンを使いプログラミング授業の義務化が進められています。
フリーランスエンジニアは、これから講師としての仕事も増える可能性がありますよ。
エンジニアが不足しているから
現在、日本国内ではITエンジニアが不足しています。
プログラミングやネットワーク知識を備えた人材は希少であるため、多くのIT企業が優秀なエンジニアを欲しています。
また、多くの企業が欲しているにもかかわらず、育成から始められる余力を持つ企業はほとんどありません。
そのため、1つの組織に縛られることなく、即戦力として働けるフリーランスエンジニアはIT企業にとって、必要不可欠な存在になること間違いなしです。
AIに仕事を取られる心配がないから
エンジニアと言う仕事は、AIに仕事を奪われる心配のない職種です。
この理由は、エンジニアがAI技術を駆使してシステムを開発・構築する立場にあるためです。
これからAIの進出に伴い、様々な仕事が奪われてしまう恐れがありますが、エンジニア職は数少ないAIの上に立つ職種と言えます。
また、より一層進化を遂げていく職種でもあるため将来性は高いですよ。
年齢を重ねても続けやすいから
エンジニアは、年齢を重ねても続けやすい職種です。
なぜなら、エンジニアの仕事は体力勝負ではないデスクワークがメインだからです。
もちろん、企業に勤めるエンジニアには定年退職の時期があります。
しかし、フリーランスエンジニアの場合は引退の時期を自分で決めることができます。
また、スキルと実績があれば年齢を重ねても継続して仕事を続けられますよ。
フリーランスエンジニアになって将来的に活躍する方法は?
需要があるからと言っても、すべてのフリーランスエンジニアに将来が約束されているわけではありません。
将来性の高いフリーランスエンジニアになるためには、コツや方法があります。
ここでは、活躍できるフリーランスエンジニアになるための方法を解説します。
需要のある分野を選ぶ
将来性の高いフリーランスエンジニアになるためには、まず需要のある分野を選びましょう。
IT業界で需要のある分野とは、下記のようなものが挙げられます
- AI、機械学習
- loT
- クラウド
- セキュリティ
AIはIT業界に留まらず医療や教育など領域でも活用が進んでいます。
そのため、今後はより一層AIの知見が必要になってくるでしょう。
ほかにもloT(Internet of Things)とは、モノがネットワークを経由して通信する技術です。
架電を遠隔操作したり、自宅にいる高齢者やペットを見守る際に用いられます。
クラウドはネットワークを経由してサービスを提供するために普及し、現在では導入する企業も増えていることから需要が高いです。
IT化が進んだことでセキュリティの知識も求められていますので、将来性は高い分野になるでしょう。
選んだ分野に必要なスキルを磨き続ける
フリーランスエンジニアにとって、スキルは必須です。
そのため、分野を選んだら必要なスキルを磨きましょう。
フリーランスエンジニアは、スキルや専門性を提供し報酬を得る働き方です。
そのため、スキルが伴っていなかったりアップデートできていない場合は、仕事を獲得することがままならなくなってしまいます。
活躍し、将来性を広げていくためにもスキルを磨くことは忘れずしっかり続けましょう。
コミュニケーション能力を高める
フリーランスエンジニアは、自身で仕事を獲得する営業力が求められます。
また、そういったコミュニケーション能力が高いフリーランスエンジニアは重宝される可能性が極めて高いです。
クライアントは常に意図を正確にくみ取り、要望に沿って作業を進めてくれるフリーランスエンジニアを求めています。
そのため、疑問点をすぐ質問することや進捗を適宜報告するなど細かい対応をしっかりするようにしましょう。
そうすることで思い込みで作業を進めてしまうミスも減ります。
また、結果的にクライアントとの成果物に対する認識のズレがなくなり、将来にわたってつきあいたい相手だと思ってもらえるでしょう。
案件を継続的に提案してもらうには、そういったクライアントとの信頼関係が必要不可欠です。
関係を構築し、定期的に案件を獲得するためにも丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
自己管理力を高める
自分で仕事量を決めるのも、働く時間を決めるのもすべてフリーランスエンジニア自身です。
そのため、自己管理能力を高めることも活躍できるフリーランスになる方法の1つでしょう。
在宅で働く場合は特に高い自己管理能力が求められます。
いつでも作業ができるからといって連日深夜まで働けば、体調を崩してしまう場合もあります。
体調を崩してしまったら成果物の納品もできず、もうクライアントから発注を受けることができなくなる恐れもあります。
フリーランスエンジニアとして長く活動するためにも、自己管理能力は必ず身につけてください。
セルフブランディングに力を入れる
セルフブランディングは、自分を「商品」として捉えクライアントに買ってもらうために価値を高める手法です。
フリーランスエンジニアは、セルフブランディングをしなければいけません。
セルフブランディングをおこなう際は、まず自分の得意分野と提供できる価値を把握しましょう。
そうする上で、自分の専門性や独自性と言った強みを絞り込みます。
ほかのフリーランスエンジニアとの差別化のためには、こういった過程を経ることが必要です。
必要なスキルを磨き、業界のトレンドや今後の情報にも目を通すとクライアントからは将来性のある人と認識されます。
セルフブランディングは、フリーランスエンジニアの将来に大きくかかわってきますので自分なりのブランディングをおこないましょう。
人脈を作る
フリーランスエンジニアの将来性を切り開くために必要なのが、人脈です。
案件の依頼は基本的に人を介して入ってきます。
そのため、自分が活動している分野でどれだけの人脈があるかが獲得できる案件数につながるでしょう。
効果的な人脈を作る方法は、勉強会や交流会に参加するほか、SNSでクライアントになりそうな人とコンタクトを取ることもおすすめです。
また、フリーランスになる前の段階で将来を見据えて人脈を築くのも大切でしょう。
案件が途切れるリスクを回避するためにも、人脈作りに力を入れるのが大切です。
フリーランスエンジニアに将来的に発生しやすい懸念点4選
フリーランスエンジニアには様々な魅力とメリットがあります。
しかし、当然ですが課題も立ちふさがるでしょう。
ここでは、フリーランスエンジニアが将来的に発生しやすい懸念点を4つご紹介します。
1.収入が不安定になりやすい
一番考えられる懸念点が、収入が不安定になりやすいことです。
フリーランスエンジニアは自分で案件を獲得しなければいけないため、取れなければ収入は得られません。
また、会社員のように毎月決まった額の収入があるわけでもないでしょう。
収入の不安定さを解消するためには、将来を見据えた貯金が効果的です。
数か月暮らせる蓄えがあれば、案件が途切れたからといって焦ることはないでしょう。
フリーランスエンジニアに転向を考えている人は、収入が減ることを考慮し貯金をすることをおすすめします。
2.会社員のような福利厚生がない
フリーランスエンジニアは自営業のようなものであるため、会社員のような福利厚生がないです。
会社員は健康保険料が企業と折半になるのに対して、フリーランスエンジニアは全額を負担しなければいけません。
また、労災保険や介護保険も対象外になりますので万が一への不安は尽きないでしょう。
フリーランスエンジニアが将来に備えられる便利な制度もありますので、心配な方は下記をの手続きをしておくことをおすすめします。
- 小規模企業共済
- iDeco
- 経営セーフティ共済
- 国民年金基金
どれもフリーランスを支えてくれますので、一度確認してみてくださいね。
3.社会的信用が低い
会社員よりも、社会的信用が低くなってしまうのがフリーランスエンジニアです。
なぜ社会的信用が低くなってしまうかというと、企業という後ろ盾を失うことが大きな理由でしょう。
たとえ安定して収入を得ていても、クレジットカードやローン、賃貸契約などの審査で不利になる人も多いです。
また、こういった事態を避ける方法としては、会社員時代に審査が必要なものを全て済ませてしまうことが挙げられます。
先に審査を通しておけば、スムーズにフリーランスの活動を始められますよ。
4.自分で税金等を支払わないといけない
フリーランスになると、自ら税金や保険料の支払い手続きをしなければなりません。
本業以外の手間が増えるため、会社員から転向した人からしたら大変に感じてしまうでしょう。
所得税は納付する際に確定申告が必要ですし、保険料は国民健康保険や国民年金の分の支払いをします。
こういった点は懸念点になりやすいため、フリーランスエンジニアになる際には念頭に置いておきましょう。
フリーランスエンジニアとして活躍するためにおすすめなスキル4選
フリーランスエンジニアはスキルや資格によって案件が獲得しやすくなります。
ここでは、フリーランスエンジニアにおすすめなスキルや資格・試験を4つご紹介します。
応用情報技術者試験
資格名 | 応用情報技術者試験 |
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提供団体 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 |
出題形式 | 選択式と記述式 |
試験会場・日時 | 全国 春・秋の年2回開催 |
試験料 | 7,500円(税込) |
応用情報技術者試験とは、情報処理に関する国家資格の試験です。
IT技術を生かしたビジネス戦略の立て方やシステムの設計・開発・運用に関するプロジェクトの実践的な課題解決能力が問われます。
設計やプロジェクトの管理といったSEの業務をメインにしたいフリーランスエンジニアは、この資格を取得しておくと案件獲得率がアップしますよ。
PHP技術者認定試験
資格名 | PHP技術者認定試験 |
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提供団体 | 特定非営利活動任意団体PHP技術者認定機構 |
出題形式 | 選択式(CBT形式) |
試験会場・日時 | 全国 ほぼ一年中 |
試験料 | 7,500円(税込) |
PHP技術者認定試験は、下記の3種類の試験があります。
- PHP5技術者認定初級試験
- PHP7技術者認定初級試験
- PHP5技術者認定上級/準上級試験
どの試験もPHPプログラミングに関する基礎的な知識を問うものです。
そのため、難易度はそこまで高くありません。
PHP技術者認定試験を受けたことで、案件獲得が目立って有利になるわけではありません。
しかし、学習を通してPHPに関する一通りの知識やスキルを身につけることができるでしょう。
Oracle Certified Java Programmer
資格名 | Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE |
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提供団体 | オラクル社 |
出題形式 | 選択式(CBT形式) |
試験会場・日時 | オンライン/ピアソンVUE公認テストセンター 随時(受験方法によって異なる) |
試験料 | 14,630 円(税込) |
Oracle Certified Java Programmerは、オラクル社が提供するJavaプログラマーの認定試験です。
ブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類に分けられており、試験は自分のレベルに合わせて選べます。
プログラミング初心者の場合は、比較的難易度の低いブロンズ合格を目指しましょう。
こうすることで、Javaに関する基礎的なプログラミングスキルを身につけることができますよ。
Linux技術者認定
資格名 | LinuC-1(101試験、102試験の2つ) |
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提供団体 | LPI-JAPAN |
出題形式 | 選択式(CBT形式) |
試験会場・日時 | ピアソンVUE公認テストセンター 月~土曜日(祝日除く) |
試験料 | 16,500円(税込) |
Linux技術者認定試験とは、Linuxに関する知識や技術力を証明するための試験です。
世界基準の試験となっているため、取得することで国際的にも認められる人材となることができるでしょう。
また、レベルは1~3の3段階になっているため自分のレベルに合った試験を受けられます。
レベル1では、Linuxに関する基本操作や仮想環境の構築等を学ぶことができますよ。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント
一人で案件を探すのではなく、フリーランス向けのエージェントのサポートを受けると、スムーズに進むことがあります。
ここではフリーランスエンジニアにおすすめのエージェントをご紹介します。
おすすめのエージェント
- レバテックフリーランス
- Midworks
- DYMテック
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスの特徴
- IT・Web業界専門のフリーランス向けエージェント
- 高単価の案件が多い
- 業界での認知度が高い
- 契約更新率や満足度が高い
「レバテックフリーランス」は、IT・Web業界専門のフリーランスエンジニア向けエージェントです。
言語や単価などの多彩な条件で、フリーランスエンジニア向けの求人や案件を検索できます。
多くの案件は大手企業から直接提供されており、高単価を実現しやすいです。
また業界のトレンドや必要なスキルに関する情報提供も受けられます。
公式サイトによると、利用者の満足度は92.6%に達しており、契約更新率は93%です。
フリーランスでも安定した収入を得られると期待できます。
Midworks
Midworksの特徴
- IT系フリーランスエンジニアに特化したエージェント
- 案件が切れてしまった場合も、一定の条件下で報酬が保証される
- 全案件の80%が非公開案件
- 無料で利用できる
「Midworks」は、フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。
IT・Web業界に特化しており、専任のコンサルタントが、エンジニアのキャリアを長期にわたりサポートします。
3,300件以上の案件を保有しており、公式サイトによると、提供される案件の87%以上がリモートワーク可能です。
また万が一案件が切れてしまった場合でも、一定の条件下で報酬が保証されるので、心に余裕をもってフリーランスとして活動できるでしょう。
案件情報の閲覧、登録、コンサルタントとの相談、その後のフォローまで、すべてのサービスが無料で提供されています。
全案件の80%が非公開案件となっているので、まずは登録してみてください。
ミッドワークス(Midworks)の評判・口コミを徹底解説!メリット・デメリットも紹介
DYMテックフリーランス
DYMテックフリーランスの特徴
- 高単価な案件を多数保有している
- 大規模案件の取り扱いがある
- 全てのサービスが無料
「DYMテック」は、最大125万円/月までの高単価案件を取り扱っている(2023年時点)、フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。
大型案件・高単価案件の紹介を強みとしています。
企業への訪問や現場ヒアリングを行う専任担当者が、案件獲得から参画後のサポートまで行ってくれるため、心強いです。
企業側に言いにくいことも相談可能で、継続して案件を提案し、活躍の幅を広げるサポートを提供します。
登録から案件情報の提案、参画まで、全てのサービスが無料で提供されており、利用料金はかかりません。
エンジニアにおすすめな転職サイト・転職エージェント
会社員としての働き方にもメリットがあります。
たとえば案件を獲得するために自分で営業しなくてよい、収入が安定するなどです。
ここでは会社員としてエンジニアが転職する場合におすすめの転職サイト・転職エージェントを、3つご紹介します。
type転職エージェント
type転職エージェントのおすすめポイント
- IT業界やコンサルタントに強い
- Web業界やエンジニア職種に関連する求人が多め
- 年収交渉に強い
利用者の7割が年収UPをかなえ、かつサポートが丁寧な転職サイトがtype転職エージェントです。
type転職エージェントは、一都三県に特化した転職サイトで、技術職や営業職の求人がメインとなっています。
また、女性の転職支援に特化したサービスもありますので、転職に悩む女性はそちらもおすすめです。
一都三県で技術職や営業職などの求人を見つけたい人は、ぜひtype転職エージェントを活用してみてくださいね。
Direct type(ダイレクトタイプ)
Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴
- スカウト型の転職サービス
- 効率的な転職活動が可能
- typeが運営しているので信頼度が高い
スタートアップからベンチャーなどの新興企業、認知度の高い大手企業まで様々な求人を扱っているのがDirect typeです。
Direct typeでは、登録して必要情報を入力するだけでスカウトが届くため、自分で探す手間が省けます。
また、スカウトも採用担当者が自社に欲しい人材をピンポイントに見つけアプローチをかけます。
そのため、質の良い企業から届き、自分に合う企業に入社ができるでしょう。
受け身ながら自分に合った企業から求人が欲しい人は、ぜひDirect typeを登録してみてくださいね。
転職ドラフト
転職ドラフトのおすすめポイント
- 直接スカウトが届く
- 自分の市場価値がわかりやすい
- 待つだけだから効率よく活動できる
年収アップを狙いたい人におすすめなのが、転職ドラフトです。
転職ドラフトは、転職サポートがないため自分で豊富な求人の中から吟味できます。
また、選考を始める前に仕事内容と年収を把握でき、受けるかどうか自分で選択することも可能です。
年収アップを狙いつつ自分に合った企業を自力で探したい人は、ぜひ転職ドラフトを登録してみてくださいね。
まとめ~フリーランスエンジニアの将来は明るい!~
今回は、フリーランスエンジニアに将来性はあるのか解説しました。
フリーランスエンジニアの将来性は非常に高いため、不安になる心配はないでしょう。
しかし、それでも最初のうちは大変なことも多いですのでぜひフリーランスエージェントなどを活用し、収入を確保しましょう。
また、フリーランスエンジニアになる際には、しっかりした準備をするようにしてくださいね。
- 公開求人数
- 約50,000件
- 掲載の多い業種
- ITフリーランス
- 掲載エリア
- 関東、関西、福岡(Web,電話面談対応)
- 特徴
- ・高単価の案件が多い
・案件数も業界トップレベル
・専任カウンセラーの質が高い