「稼げる資格って何があるの?」
「年収が高い仕事がしたい」
このように、高年収な仕事にはどんなものがあるのか気になっていませんか?
年収1,000万円を超えるような仕事には、たとえば医師や弁護士など、難易度の高い国家資格を必要とすることが一般的です。
しかしながら、試験勉強や取得の難易度があまりにも高すぎて現実的に思えない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、資格取得の難易度と年収を総合的に考えて、本当にオススメできる稼げる資格TOP5と、資格がなくても稼げる仕事について紹介していきます。
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株式会社オフィス・ウィズ
代表取締役
ファーストキャリアの百貨店の秘書室・広報担当としての学びから、企業研修講師、人事マネジメント、成功キャリアコーチングのコーチとして活動中。
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給料が高い仕事の資格は取得の難易度が高い
給料が高い仕事には以下の共通点があります。
- 需要はあるが人が足りていない
- 資格が必要で難易度が高い
たとえば医師や弁護士、公認会計士などは需要が高いのに対して、その仕事に従事する人口が少ないということが特徴的です。
さらに、それらの仕事をするためには難易度の高い国家資格が必要で、たとえば公認会計士でいえば、合格率が10%前後なので非常に狭き門であることがわかります。
このことから取得難易度の高い国家資格を有すれば、必然的に給料が高い仕事に就けるといえるでしょう。
給料が高い仕事には何がある?
給料が高い仕事には主に以下のものがあります。
- 医師
- パイロット
- 大学教授・大学准教授
- 公認会計士
- 弁護士
- 記者
- 歯科医師
- 大学講師
- 不動産鑑定士
- 高等学校教員
- システムエンジニア
- 薬剤師
など
先で説明したとおり、医師や弁護士をはじめ取得難易度の高い国家資格を必要とする仕事は給料が高いことが一般的です。
しかしながら、記者やシステムエンジニアなど、特別な資格を持っていなくても稼げる仕事も少なくありません。
そのため、難易度の高い資格を持てば給料が高い仕事ができるとはいえ、資格を持たずとも給料の高い仕事は目指せるといえます。
資格選びはリターンを意識することが大切
取得する資格を選ぶときは、そのために費やす時間やお金、情熱に対して、得られるリターンを考えることが大切です。
なぜなら、稼げない資格を必死に勉強して取得してもあまりメリットはありませんし、逆に稼げるからといって、高難度の資格を取得するために何十年も勉強するのは効率的ではありません。
たとえば、公認会計士の合格率や、合格までに必要なおおよその勉強時間などを把握せず、「これくらい勉強すればいいだろう」という感覚で取り組むのは危険です。
難易度の高すぎる資格を「稼げるから」という理由だけでチャレンジしても、その気持ちが続かなかったり、いくら勉強しても合格できずに挫折する可能性は低いでしょう。
挫折すれば、そのためにかけたお金や時間を無駄にすることになります。
つまり、リターンが低いということです。
そのため資格選びは費用面と時間面を考慮して、その上で稼げる、かつ試験合格を十分狙えるものを選択すべきです。
資格を持っていることによって得られるメリットを考える
稼げる資格の特徴として、その資格を持ってないと仕事できない「独占業務」だったり、資格があることで独立できるなどのメリットがあるものです。
そういった資格は取得難易度こそ高いですが、資格を持つ意味が大きくなるので稼ぎやすくなるはずです。
ですから、その資格を持っていると「どんな付加価値があるか?」を考えながら、稼げる資格に目星をつけるのはおすすめです。
特に、その資格を持っていればゆくゆくは独立できるとなれば、サラリーマンとは比べ物にならないくらいのお金を稼ぐことが可能となります。
今回のページでも、「取得すると大きな効果が現れる資格」を紹介していきます!
本当にオススメの稼げる資格ランキング
本当にオススメの稼げる資格は以下の11項目です。
- ファイナンシャル・プランナー
- 日商簿記検定2級
- プログラミング言語
- 中小企業診断士
- 宅建
- 一級建築士
- 社会保険労務士
- ITストラテジスト
- 税理士
- 行政書士
- 統計検定
最も稼げる資格は医師や弁護士、パイロット、公認会計士、一級建築士などの高難度の資格です。
しかし、それらはあまりにも資格取得が難しいため、現実的ではないと考えている人は少なくないでしょう。
そこで、ここからはお勧めの稼げる11の資格について、特徴をご紹介します。
1位 ファイナンシャル・プランナー
まずオススメしたい資格がファイナンシャル・プランナー、いわゆる「FP」です。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の相談に応じて資産運用を計画し、アドバイスする仕事です。
人々が生活を営む上で直面する、マイホーム購入や相続、保険、年金、税制などといったお金に関する問題を解決します。
ファイナンシャルプランナーの資格は以下の2種類があり、それぞれ勤務先や業務内容によって求められる資格が異なります。
- FP技能士 1級〜3級(国家資格)
- AFP、CFP(民間資格)
ファイナンシャルプランナーとして働くためには、FP2級以上の資格を必要とされることが多く、資格取得後は実務経験を積みながらキャリアアップや独立をすることが一般的です。
平均年収は会社勤めで300万円〜400万円と低水準ですが、独立すれば年収1,000万円以上を狙える資格です。
また、FP技能士2級の合格率は30%〜40%前後とされています。
そのため、資格取得が現実的で、かつ高収入を目指せる資格としてファイナンシャルプランナーがオススメです。
2位 日商簿記検定2級
続いてオススメしたい資格が日商簿記検定2級です。
主にお金の収支を記録・管理する仕事で、日商簿記の資格を有していれば、企業の経費計算、会計、給与計算、などといった経理業務ができるようになります。
特に2級は中小企業や大企業の、経理・財務に関する即戦力として評価されやすく、経理の仕事以外にも資格を武器に営業活動などができます。
日商簿記検定2級の有資格者は、基本給にプラスして手当が付くことが多く、勤め先によっても異なりますが年収400万円〜700万円は目指せるでしょう。
また、日商簿記検定2級の試験合格率は約11%〜47%とばらつきがあり、過去10回の平均合格率はおよそ24%と、十分合格を狙えるラインです。
そのため、高収入を目指すなら日商簿記検定2級もオススメの資格の一つです。
3位 プログラミング言語
給料が多い仕事に就きたいならプログラミング言語の習得もオススメです。
プログラミングは資格ではありませんが、システムエンジニアになるためには必要なスキルです。
システムエンジニアとはWEBシステムやアプリ、ソフトウェアなどを開発する仕事で、システムの設計から、システム構築、動作確認などを行います。
勤め先の業種によってその年収は異なりますが、平均年収は400万円〜800万円で、独立やキャリアアップをすれば1,000万円以上も狙える仕事です。
プログラミング言語には「Java」や「PHP」「JavaScript」「Swift」など数十種類あり、スキル習得までの目安は200〜300時間とされています。
ただし、ほかの資格とは異なって実績や経験ベースで評価され、その評価基準も人によって差があるので安定した働き方ができない点がデメリットです。
とはいえ、これからIT技術の進歩に伴って需要が高まると予想されるので、プログラミング言語の習得は非常にオススメです。
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さらに個別対応のため、自分のペースに合わせたサポートを受けられることも嬉しいポイントですね。
4位 中小企業診断士
中小企業診断士もオススメの資格の一つです。
中小企業診断士とは主に各企業の経営における問題を分析し、問題解決のための提案を行う仕事で、国が唯一認めている経営コンサルタントの国家資格です。
平均年収は700万円〜800万円と一般的にいわれており、日本人の平均年収440万円よりも高い水準となっています。
さらに、独立して成功すれば年収1,500万円以上も狙えます。
中小企業診断士へなるためには、中小企業診断会の試験に合格し、3年以内に実務補習を受講、もしくは15日間以上実務の従事が必要です。
また、中小企業診断士の合格率は1次試験、2次試験ともに20%前後となっており、特別難易度が高いわけではありませんが、それなりの努力量が必要といえます。
そのため、中小企業診断士は国家資格なので信用性が高くさらに年収も高い一方で、資格取得の難易度がやや高いという点がネックとなっています。
5位 宅建
最後にオススメしたい資格が宅建です。
宅建(宅地見物取引士)とは、不動産会社で土地や建物の売買、および賃貸物件の仲介ができるようになる国家資格です。
宅建の資格があれば資格手当が付き、給与面で高待遇が期待できます。
宅建士の年収は400万円〜700万円が相場で、1,000万円を目指すためには営業をして大口の契約を取ったり、独立して不動産会社を開業する方法が一般的となっています。
しかしながら、不動産会社の開業には資金やリスクが必要ですし、開業初期の不動産会社は信用が少ないので、独立が非常に難しいのが最大のデメリットです。
また、宅建士になるためには宅建試験の合格が必要で、その合格率は15〜17%とやや難易度が高いです。
とはいえ、司法書士などのその他国家資格と比べると、難易度は易しい方なので、給料の多い仕事をしたいのであれば宅建士をオススメします。
6位 一級建築士
一級建築士は収入の高い職業です。
一級建築士が優れているのは、この資格を持っていることで業務を独占できるということ。
資格取得のためには実務経験が必要なので、資格取得のハードルはかなり高いです。
しかし資格取得人数が少ないからこそ、資格へのじゅようは高く、持っているだけで平均年収600万円という高収入を得ることができます。
事務所勤めではなく、個人で開業することによって年収1,000万円もかなり現実的になります。
7位 弁理士
弁理士の平均年収は700万円と、平均年収と比べてかなり高い水準です。
弁理士は知的財産権を扱う大企業から仕事を受けることが多いので、仕事の単価が大きいのが高年収の理由です。
資格難易度が高く、資格取得者が少ないのも、年収が高い理由です。
資格の合格率は5~10%と低いですが、弁理士は間違いなく稼げる資格です。
8位 社会保険労務士
社会保険労務士は一般的に社労士とも呼ばれ、人事関連の職種において非常に有利な国家資格です。
社労士の主な業務は、労働基準の遵守や労働環境の整備、年金制度などの複雑な制度に関するサポート業務です。
企業によっては、労働環境や保険・年金制度、従業員数などが異なるため、柔軟な考え方と対応力が求められます。
社会保険労務士は専門的な知識とスキルを持つ上に業務独占資格であるため、高い専門性を発揮できます。
企業勤務の場合、年収は一般的に780万円程度であり、独立して働く場合は1000万円前後の高収入も夢ではありません。
ただし、社会保険労務士の資格取得には学歴や実務経験などの条件を満たす必要があるうえ、合格率は例年10%未満となっています。
9位 ITストラテジスト
ITストラテジストは情報処理技術者試験の一部門であり、企業の経営面においてIT技術を活用し、事業計画や業務改善計画をサポートする資格です。
IT技術が不可欠な存在となっている情報化社会の現在、この資格を取得すれば将来的に困ることはありません。
IT業界に興味を持っている方には特におすすめの資格です。
ITストラテジストの平均年収は670万円ほどであり、プログラマーやシステムエンジニアなどと比較しても高収入です。
これは資格の専門性によるものであり、業界内で高い希少価値を持つためです。
ITストラテジストは高収入を目指せる資格であり、興味を持っている方はぜひチャレンジしてみましょう。
ITストラテジスト試験の合格率は例年15%前後であり、非常に低い合格率となっています。
試験を受けるのはIT業界でキャリアを積んでいる人々がほとんどであり、競争レベルが高いため、難易度も高めなのです。
10位 税理士
税理士は、税金に関する専門家であり、企業や個人の税務に関する問題や悩みを解決する役割を担っています。
具体的な業務としては、納税手続きの支援や税務申告書の作成、個人に対しては融資の相談やアドバイスを行います。
税金には複雑な仕組みが存在し、素人が税務手続きを行うことはリスクが高いです。
そのため、税理士の存在が重要であり、個人や企業の税務処理や手続きをサポートしてくれます。
税理士の平均年収は750万円と高額です。
また、独立して個人事務所を開業することで、年収1,000万円超えも狙えます。
ただし税理士の試験は合格難易度が高く、例年10%前後の合格率です。
試験科目によって難易度が異なるため、得意分野と苦手分野を把握し、効果的な学習計画を立てることが重要です。
11位 行政書士
行政書士は、個人や事業主からの依頼を受け、県庁や市町村役場、警察署などの官公署に提出する書類(電子的な記録を含む)を作成し、手続きを代理・代行する専門家です。
彼らは代理人として契約書などの書類を作成し、権利や事実を証明するために必要な手続きを代行します。
平均年収は約580万円と高水準で副業との相性も良いお仕事なので、上手く本業と組み合わせればさらなる年収アップも狙えます。
行政書士が作成する書類の種類は非常に多岐にわたり、簡単な届出書類から複雑な許認可手続きに至るまで、1万種類を超えると言われるほどです。
代表的なものとしては、新車の登録手続き、飲食店や建設業の許可手続き、会社の設立手続き、外国人の在留資格の更新や変更手続きなどがあります。
12位 統計検定
統計検定は、統計の知識とデータ解析能力を証明するための資格です。
検定試験は4級から1級まであり、統計知識とデータ解析能力が問われます。
データに基づいた客観的な判断と問題解決能力は、現代のビジネス環境においてますます重要性が高まっています。
グローバル化と多様化の進展により、企業間の競争も激化しているのです。
こうした状況下では、データに基づいて客観的な判断をし、迅速かつ適切に問題を解決できる人材が求められています。
統計関連の職業の年収は個別には異なりますが、大手企業を含む多くの企業が統計やデータサイエンスの専門知識を持った人材を積極的に採用していることからも、その重要性がますます高まっていると言えるのです。
統計関連の職業は今後も需要が衰えることなく、長期的な雇用と安定した収入が期待できる分野と考えられます。
資格取得後のビジョンを明確にする
いずれの資格を取得後、転職や独立を目指すためには、自分の付加価値を適切にアピールして営業する力(営業力)が求められます。
資格の取得は、知識があることをアピールする手段となります。
実績なく転職を試みるのであれば、取得した資格をどう生かして、企業に貢献したいと思うか、どんな環境下でどんな実績を目指すかについて、しっかりアピールして面接に臨みましょう。
更に、独立を考えるのであれば、どんな環境下のどういう規模の企業との取引においてどういう実績を上げたか、明確に伝えるよう工夫しましょう。
資格を持っていることは「強み」ではなく、いかに活用して実績を上げたかが「強み」になります。
転職エージェントを活用する際、十分に相談しましょう。
本当に稼げる資格の取り方
稼げる資格を知っているだけでは、実際にお金を稼ぐことはできません。
その稼げる資格をとらないとお話にならないのです。
それではここから、その稼げる資格の具体的な取り方について具体的に学んでいきましょう。
資格を取るためには、勉強する労力のリソースだけでなく、資格取得に求められる時間のリソースも支払う必要があります。
そうしたリソースを支払う価値のある資格かどうか?
それも勉強する資格を選ぶ一つの基準にしてください。
独学で資格はとれる?
まず考えるのが、独学での資格取得でしょう。
独学で資格を取ることができれば、自分の空き時間を用いて、自分ひとりの自由なスケジュールに基づいて勉強できます。
そこにかかるお金はせいぜい資格のテキスト代くらい。
人も巻き込んでないので、資格が取れなかったとしてもそれは自分ひとりの責任です。
しかし独学の試験勉強は、一人でモチベーション管理を行って、一人で勉強のスケジュールを組んで、一人で資格勉強をすべて補完することになります。
独学には、コツと向き不向きがあるのです。
独学で資格試験勉強を行う際には、まずそもそもテキスト選びから慎重に行うようにしましょう。
通信講座を活用する
独学と同じくらいポピュラーなのが、通信講座で試験勉強を行うことでしょう。
通信講座は費用がかかるのがネックです。
しかし通学スクールと違い、時間の拘束が少ないので、勉強の管理がしやすいのがメリット。
通信講座も一応教えてもらう仕組みが組まれてはいるものの、先生がつきっきりで教えてくれるわけではないので、サポートに即効性がないのは考えものです。
「勉強を教えてほしいけど、通学は面倒」という方に通信講座はおすすめです。
通学スクールは資格取得に役立つ
資格のスクールに通学して学習を進めれば、モチベーションから学習ペースなど、あらゆる管理を行ってくれるのがメリットです。
そして、通信講座よりも多くのお金がかかるという点で、「お金をかけてるからやらないと」という意識が芽生えるのも良いですよね。
一人ではモチベーションや学習ペースの管理ができない、という方におすすめなのが通学型の資格スクールです。
難易度が高い割に稼げない資格は?
逆に、がんばって資格を取得してもお金を稼げない資格もあります。
間違えてそういった「コスパの悪い資格」を取ってしまうことのないように、あらかじめどの資格が稼げないのか理解しておきましょう。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントの主な職場は、各大学のキャリアセンターになります。
キャリアセンターは学生の就職に関する相談に個別対応してくれます。
このキャリアコンサルタントは、どうしても学生の「安定した就職先のあっせん」という仕事の性質上、社会情勢に収入が左右されます。
そして学生の安定した就職先が不足した現代において、キャリアコンサルタント自身が自分のキャリアを描くことができてない状態が続いているのです。
キャリアコンサルタントの数が多い社会において、キャリアコンサルタントが斡旋できる仕事の数が少ないわけですから、どうしても稼げない資格になってしまうわけです。
フードコディネーター
フードコディネーターも稼げない資格です。
フードコディネーター自体が稼げない仕事というよりは、フードコディネーターの稼ぎをフードコディネーター協会が搾取している現状なので、結果的に稼げない資格になっています。
資格取得の労力や、資格取得にかかる費用を考えても、フードコディネーターを取ることはおすすめできません。
仕事選びにおいて「稼げる」「稼げない」は重要
結論からいえば、給料だけで仕事を決めてしまうのはオススメできません。
確かに給料が高いかどうかは仕事を選ぶ上で最重要項目です。
給料が高ければ、享受できる幅が広がります。
たとえば過酷な労働でも、年収が高ければその分頑張れるでしょうし、その見返りとして贅沢な暮らしができるのであれば、多少仕事がつらくても続けられるでしょう。
しかし、過酷な労働で生活もままならないというのであれば、高い給料をもらっていても、働く意味がまったくありません。
そのため、仕事を選ぶときは給料面を重視しつつ、その他の条件も加えながら考える必要があります。
給料面以外の仕事の選び方
仕事を選ぶときは、給料面のほかにも以下の基準があります。
- 業界の将来性
- 労働環境
- 仕事内容
- 資格の取得難易度
など
たとえばいくら給料が高くても、資格取得の難易度が高すぎて合格できなければ、それまでに勉強した時間やお金を無駄にしてしまうことになります。
ほかにも、上下関係が厳しい業界の場合にはパワハラ問題も考えられます。
仕事選びは給料面も大事ですが、自分が本当に資格取得を達成できるのか、またどのくらい努力できるのか、そして充実したライフワークを送れる仕事なのかも重要なポイントです。
そのため、給料が多い仕事に就きたいと考えていても、給料面とは別に基準を持ち、自分が本当に幸せになれる仕事を選ぶようにしましょう。
資格がなくても稼げる仕事はある
資格がなくても稼げる仕事はたくさんあります。
安定性でいえばやはり資格を持っていた方が有利ですが、高い年収を狙うという目標が中心であれば資格取得にこだわる必要はありません。
たとえば広告系やマスコミなどといったメディア関係の仕事は、資格がなくても稼げる業界として知られています。
他にもIT業界や金融業界、いわゆる生命保険や証券会社、メガバンクも一般的に高収入な業界です。
また、以下のような労働量と収入が比例しない仕事も選択肢としてあります。
- アフィリエイター
- YouTuber
- オーナー、大家
- 個人投資家
- ネットショップ
そのため「給料が多い仕事に就く=資格が必要」という、固定概念にとらわれず、給料が多い仕事をしたいのであれば、選択肢はいくらでもあることを理解しておきましょう。
世界的に稼ぐ企業はIT業界がほとんど
仕事において稼ぐことを目的とするならば、IT系の民間企業をオススメします。
世界的に稼ぐ企業はIT業界がほとんどです。
2019年8月現在、世界の株価時価総額ランキングの上位5社は、以下のようにおなじみのIT企業ばかりとなっています。
1位|Microsoft社(約1兆440億ドル)
2位|Apple社(約962億ドル)
3位|Amazon社(約923億ドル)
4位|Alphabet社(約844億ドル)
5位|Facebook社(約554億ドル)
参考:世界時価総額ランキング
株価の時価総額が高いということはつまり、世界経済的に大きな影響を与えて、たくさんの人から支持されている企業ということです。
結果的に社員にもその売り上げなどが給料として反映されており、たとえばマイクロソフト社の平均年収はおよそ1,100万円とされています。
つまり資格を有していなくても、特にIT系の企業へ入社すれば、実績と経験を積むことで高収入は十分目指せるというわけです。
未経験でIT業界への転職は資格保持が必須
IT業界は他の業界にも増して実力主義の世界。
IT業界で生き抜くには人より高いスキルを持っていることが求められます。
人より高いスキルを持っており、人より多くの実績を持っている人が高い年収をもらっています。
しかしおしあなたが「高い年収」を求めて未経験でIT業界への転職を考えるなら、IT業界で通用する取得難関資格を持っていることが絶対に必要になります。
給料が多い仕事に就きたいなら転職も考えよう
給料が多い仕事に就きたいなら転職を考えましょう。
現在の仕事を続けながら、資格を取得することで資格手当がつき、結果的に年収をアップさせることは可能です。
しかしながら、たとえば飲食業や介護・福祉系といった稼ぐのが難しい業界であれば、資格取得で収入アップは期待できないので転職をオススメします。
今回紹介したように、新しく資格を取得して稼げる仕事に転職するという選択肢もありますし、資格がなくても給料が多い企業に転職するというのもひとつの選択肢です。
そのため、現在社会人で給料が多い仕事に就きたいと考えているのであれば、転職を考えてみましょう。
転職で100万円単位の年収が上がる人
「稼ぐ」という観点で考えると、実は一番効率がいいのが「転職」です。
転職して、今より企業規模の大きい企業へ移るだけで、人によっては数百円単位で年収が上がる人もいます。
がんばって情報を集めて、がんばって勉強して資格を取得する必要すらないのです。
確かに転職活動そのものにもリスクがあり、転職失敗したときの損益もとても大きなものですが、転職が一番手っ取り早い方法ではあります。
転職するなら転職エージェントやサイトを活用
「稼ぐ」目的での転職を行うなら、転職エージェントを活用するのが良いでしょう。
今あなたが持っているスキル、経験、資格などを加味した上で「転職の希望条件」にあった求人を紹介してくれます。
そしてその求人へ転職するためにはどうすればいいか?
というアドバイスもくれます。
資格はあくまで、今後の人生をよくするための道具です。
その道具の使い方を知るには、専門家の意見が必要不可欠。
転職エージェントから、資格を使って転職しやすくするための手順、流れを知りましょう。
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稼げる資格に関するQ&A
最後に、稼げる資格を考える上で多い質問をQ&A形式で解説します。
一問一答形式で疑問を解決すれば、より理解が深まりますよ!
Q.年収アップには資格の取得が必須?
A. 応募する職種によって条件が異なります。
例えば、営業職であれば、それまでの営業成績をウリにして、年収アップにつなげることができるので、必ずしも資格が必須ではありません。
ただし、異なる業界への転職の場合などでは、営業成績をどうアピールするかについては、戦術が必要です。
転職エージェントのお世話になり、しっかり戦術を立てて臨む必要があります。
Q.資格を取れば必ず稼げるようになる?
A.必ず稼げるようになるわけではありません
資格は勉強して知識をもっていることを証明するもので、実績があるかどうかを問われる場合は、その実績を証明しなければなりません。
また、職種によって役立つ資格を取得していなければ役に立てることはできません。
自分がどの仕事で稼ぎたいかを明確にしたうえで、必要な資格を選ぶようにしましょう。
Q.稼げる資格の特徴は?
A.業務独占資格や高需要などが挙げられます。
高収入を得るための資格の特徴として、需要が高いこと、独占的な業務資格であること(一部例外あり)、資格手当の対象となりやすいこと、また昇給や昇進のチャンスが高まる資格であることなどが挙げられます。
需要の高い資格は市場で高い評価を受けており、収入面でのメリットが期待できるのです。
また独占業務資格は、他の人が簡単に取得できないため希少性があります。
さらに資格手当の対象になることで、労働条件や収入面での優遇措置が受けられる可能性があります。
まとめ~稼げる資格を取得して年収アップや仕事に活かそう~
本当にオススメしたい資格は以下の11項目です。
- ファイナンシャル・プランナー
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- プログラミング言語
- 中小企業診断士
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- 一級建築士
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- 行政書士
- 統計検定
最も給料が高い仕事は弁護士や医師、パイロット、公認会計士など、難易度の高い資格を求められることがほとんどです。
しかしながら、難易度が低い資格でも十分高収入を目指すことはできますし、資格がなくても給料が高い仕事はできます。
そのため、仕事を選ぶ上で給料の高さを重要視するのであれば「給料が高い仕事=資格が必要」と固定概念にとらわれず、視野を広げて仕事を探しましょう。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
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