年収800万円は一般的に高収入と言われますが、気になるのは実際の手取り額ですよね？
家族構成や年齢などにもよりますが、年収800万円の平均手取り額は約600万円といわれます。
しかし手取り600万円と言われても実際の生活レベルが裕福なのか贅沢なのか、ピンとこない人は多いです。
このページでは年収800万円の手取り額や月収、家賃相場・住宅ローン・娯楽費などの生活レベルを詳しく解説していきます！
年収800万円を目指している人に向けて、おすすめの職業も紹介しているので要チェックですよ。
記事後半ではおすすめの節約・節税術を解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね！
年収800万の手取りは約600万
一般的に年収額の70％～80％が、手取り額の目安といわれます。
年収800万円の場合、「年収800万円×0.7～0.8」の計算式で算出すると、560万円～640万円が手取り額の目安になりますね。
よって約600万円が、年収800万円の手取り額だと分かります。
ただし実際の手取り額は、本人の年齢や扶養家族の人数などによって異なりますので、あくまで概算の手取り額だと認識しておいてくださいね。
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年収800万の月給は50万が目安
年収800万円の手取りを600万円とすると、賞与なしと仮定した場合の月給は50万円です。
賞与あり（2ヵ月分）と仮定した場合の月給は、約42万円になります。
ちなみに月給とは、毎月会社から支払われる給料のことを指し、生活費や貯蓄などあなたが実際に自由に使える金額です。
年収800万は日本にどれくらいいる？
日本で年収800万円以上を稼げる人は、給与所得者全体の10％にも満たないです。
日本の平均年収は約430万円で、年収400万円～500万円の給与所得者は全体の14.6％になります。
平均と比較すると、年収800万円は勝ち組といえそうですね。
参照元：国税庁『令和２年分 民間給与実態統計調査』
年収400万の手取りは300万円？生活レベルや月収について解説
年収800万の生活レベルはどれくらい？
年収800万円の気になる生活レベルについて、詳しく解説していきます。
生活レベルの項目は、下記の通りです。
- 家賃の相場
- 娯楽費
- 住宅ローン
- 平均貯蓄額
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家賃の相場
一般的には手取り年収の3分の1以下が、家賃の目安とされています。
年収800万円の人は、家賃を15万円以下に抑えると良いですよ。
家賃を10万円ほどに抑えられるなら、その分貯蓄や娯楽に回すこともできますね。
娯楽費
独身であれば外食や旅行など、娯楽や趣味にかけるお金は十分にあります。
年収800万円の独身者は、かなり余裕のある生活ができますよ。
扶養人数が一人であれば、頻繁に贅沢はできませんが十分生活に余裕を持って暮らせます。
ただし子供がいる家庭であれば、年収800万円では余裕のある生活は厳しくなるかもしれません。
豊かな生活が理想であれば、共働きで世帯年収を上げた方が良いですね。
住宅ローン
年収800万円以上あると、マイホームの購入を検討する人は多いです。
一般的に住宅ローンは年収の5倍以内であれば無理がないとされています。
年収800万円であれば、住宅ローンは4000万円を目安に支払い計画を立てると良いですよ。
なお、子供がいる家庭では住宅ローンと教育費の支払い時期が同じになりやすいので、支払い計画は慎重に検討してください。
平均貯蓄額
年収800万円の平均貯蓄額について、月給を50万円として解説していきます。
独身者であれば、節約を意識していなくても月に20万円ほど貯蓄に回せます。
夫婦の場合でも、工夫次第で同じぐらいの額は貯蓄できそうですね。
ただし子供が増えるにつれて、貯蓄に回せるお金は減っていきます。
貯蓄は将来に備えて、できる時にできるだけやっておく方が良いですね。
年収800万の生活モデル3パターン
年収800万円の生活モデルを、下記3パターンの家族構成に分けて解説していきます。
- 独身・一人暮らし
- 既婚・子供がいない
- 既婚・子供がいる
なお、月給は共通して50万円を想定していますが、あくまでもイメージです。
実際の月給額はさまざまな要素によって変動するので、あくまで目安だと考えてくださいね。
独身・一人暮らしの生活モデル
一人暮らしの独身の場合、年収800万円あれば余裕のある生活が送れます。
食費や趣味に費用を掛けても、毎月20万円の貯蓄が可能です。
しかし実家暮らしと比べると、家賃や光熱費などで総支出額は増えてしまいますね。
わざわざ一人暮らしをする必要がない人は、実家暮らしの方が無駄な支出を抑えられますよ。
既婚・子供がいない場合の生活モデル
既婚で子供がいない場合でも、ある程度余裕のある生活ができます。
外食の回数を減らしたり、趣味に掛けるお金を抑えるなど節約を意識しないと、貯蓄額が減ってしまいますよ。
今後のライフイベントに備えて無駄な出費はなるべく控え、毎月一定額を貯蓄することをおすすめします。
既婚・子供がいる場合の生活モデル
既婚で子供がいる場合は、余裕のある生活は少し厳しくなります。
外食は控えて自炊を基本としましょう。
子供がいると学費や習い事など、教育費が年々増えていくので要注意です。
たまに外食や家族旅行ができるように、定期的に家計を見直していきましょう。
日ごろから節約を意識していれば平均水準の生活が送れますが、もう少し余裕が欲しいのであれば共働きで世帯年収を上げると良いですよ。
年収800万を稼げるおすすめの職業
年収800万円稼げる職業には、医師・弁護士・パイロットなどが挙げられます。
しかしここでは、比較的誰にでも目指しやすくて高収入が得られる職業を紹介していきます。
学歴や経歴を問わない職業もあるので、これから年収アップのための転職を検討している人は参考にしてください！
- 不動産営業
- コンサルタント
- ITエンジニア
不動産営業
営業職は、学歴・経歴を問わない求人が多いうえに高収入が狙いやすい職業の代表です。
特に不動産営業は、インセンティブが高く設定されていること、取引金額が大きい傾向にあることから高収入を狙いやすいのでおすすめです。
ノルマ達成のプレッシャーはありますが、成果が収入に目に見えて反映されるのでやりがいのある職業でもありますよ。
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コンサルタント
次に、コンサルタントも高収入を狙いやすい職業です。
経営コンサルタントや戦略コンサルタントなど、コンサルタントの種類は多岐にわたります。
特に外資系企業は年収水準が高く、実力主義なので頑張り次第で年収が大幅にアップします。
20代でも年収800万円は十分に狙え、着実に実績・経験を積めば年収1000万円も夢ではありません。
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ITエンジニア
急速なインターネットの普及で人材不足のIT業界では、学歴・経験不問の求人が増えています。
入社後も研修制度など教育体制が整っている企業が多いので、未経験からでも安心して始められます。
特にITエンジニアは、未経験からスタートしても高収入が得やすいおすすめの職業です。
専門職なので、着実にスキルアップしていけば年収800万円は十分可能ですよ。
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女性でも年収800万は狙える？
結論、女性でも年収800万円は狙えます。
上述でも触れましたが、国税庁の調査によると年収800万円ある女性の割合は給与所得者全体の2.3％にあたります。
男性の割合が14％なので、男女差はかなり大きいです。
参照元：国税庁『令和２年分 民間給与実態統計調査』
ただし女性は出産育児などのために、勤務日数・勤務時間をあえて抑えている人が多いのも、男性に比べて高所得者の割合が少ない理由の一つですよ。
女性でバリバリ稼いでいる人の職業は、医師や弁護士などの他は自営業のネイリストやエステティシャンが多いです。
高収入を目指したい女性は、美容業界で経験を積んで起業するのもアリですね。
年収を上げる秘訣3選
年収を上げる秘訣3選について、解説していきます。
年収アップを目指している人はぜひ参考にしてください。
- 昇給・昇格する
- 副業を始める
- 転職する
①昇給・昇格する
年収を上げるには、勤めている会社で昇給・昇格をすると良いです。
役職がある人とない人で、年収は200万円ほど差があります。
平社員の人は、まずは役職者を目指しましょう。
今の会社で定着して頑張っていきたい人は、出世して昇給・昇格していくのがおすすめです。
ただし、今すぐ年収が上がる方法ではない点には注意してください。
②副業を始める
近年では、収入を上げるために副業を始めることは一般的になりつつあります。
副業をスキマ時間や休日にすることで、効率良く収入アップが狙えますよ。
ただし企業によっては、副業を禁止しているところもあるので、職場のルールは事前に確認しておきましょう。
③転職する
手っ取り早く収入を上げたい人は、今より年収が高い企業への転職を検討しましょう。
年収が上げやすい業界・職種は、下記のポイントを参考にしてください。
- 自分のスキル・知識が重宝される業界
- 人手不足の業界・職種（IT業界など）
- 実力成果主義の業界・職種（営業など）
ただし年収が下がる転職になってしまうと意味がないので、転職先は慎重に選んでくださいね。
年収が下がる転職とは？年収が下がる理由と納得のいく年収で転職成功する方法を解説
年収800万でもできるおすすめ節約・節税術
年収800万円以上あっても老後資金や家族構成を考慮すると、日々の節約や節税対策は大切です。
誰にでもできる下記のおすすめ節約・節税術を解説しますので、生活設計を見直すきっかけにしてください！
- ポイ活を始める
- ふるさと納税をする
- 資産運用（つみたてNISA・iDeCo）を始める
- 家計簿をつけて生活を見直す
①ポイ活を始める
最近注目されているのが、「ポイ活」です。
ポイ活とは、ポイントをためたり、たまったポイントを活用することを指します。
普段何気なくしている生活の中で、ポイ活するチャンスは多くありますよ。
- キャッシュレス決済
- クレカ決済
- ショッピング（ネット・店舗）
- 生活費の支払い（光熱費・通信費）
ポイントには「Tポイント」「dポイント」「楽天ポイント」など、さまざまな種類があります。
自分の普段の生活圏からもっとも効率良くためられそうなポイントの種類を絞り、ポイ活をすると効率良く節約できますよ。
②ふるさと納税をする
ふるさと納税は、気軽にできておすすめの節税対策です。
支援したい自治体に寄付することで、所得税の還付や返礼品がもらえます。
実質の自己負担額から、2000円を差し引いた納税額が控除されます。
近年注目が集まり利用者が増えたことから、自治体の返礼品のクオリティが上がってきていますよ。
お米やティッシュペーパーなどの生活必需品を返礼品とする自治体もあるので、いろいろ調べてみると自分にぴったりの返礼品が見つかりますよ！
③資産運用（つみたてNISA・iDeCo）を始める
資産運用も、節税対策として導入する人は増えています。
節税対策のための資産運用は、「つみたてNISA」「iDeCo」が人気ですね。
「つみたてNISA」は、年間40万円・最長20年まで投資で得た利益が非課税になる制度です。
iDeCoは、任意で加入する積立式の個人年金のことです。
掛金のすべてが全額所得控除されるので、所得税や住民税を減税できます。
④家計簿をつけて生活費を見直す
家計簿をつけるのも、代表的な節約術の一つですね。
家計簿で支出を把握することは、とても重要です。
光熱費などの生活費はもちろん、少額だとしても普段の何気ない買い物まで細かく記録しておきましょう。
支出を把握することで、無駄使いしている項目を洗い出すことができます。
また、固定費の見直しにも役立ちますよ。
主な固定費は下記の通りです。
- サブスク
- 通信費（携帯・Wi-Fi）
- 保険料
- 光熱費・水道費
月々の固定費を見直すだけで、年間で数万円の節約ができますよ！
年収800万を稼げるハイクラス転職エージェント
年収800万円を稼げる、おすすめのハイクラス転職エージェントを2社紹介していきます。
ハイクラス転職エージェントでは高収入の求人に絞っているので、効率良く年収の高い転職先を探せますよ。
スカウト制でもあるので、基本的に登録するだけでOKなのも嬉しいですね。
それでは、下記2社のハイクラス転職エージェントについておすすめの理由を確認していきましょう。
- ビズリーチ
- リクルートダイレクトスカウト
転職サイト・転職エージェント比較ランキング！おすすめの転職サービスについて徹底解説
ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト型の転職エージェント
- 登録に審査がある
- 有料プランが用意されている
ビズリーチは、ハイクラス求人に絞った転職エージェントです。
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基本的にはレジュメ登録するだけで簡単に始められますが、登録には審査があり転職者にも最低限のレベルが求められますよ。
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【まとめ】年収800万の生活水準は高めだが手取りは下がるので節約・節税が大事
このページでは、年収800万円の手取り・生活レベル・おすすめの職業などを解説していきました。
年収800万円あると独身であれば余裕のある生活が送れますが、家族が増えるにつれて節約や節税が大事になってきます。
おすすめの節約・節税術を、改めて確認しておきましょう。
- ポイ活を始める
- ふるさと納税をする
- 資産運用（つみたてNISA・iDeCo）を始める
- 家計簿をつけて生活を見直す
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