「大学中退しているけど、公務員になる方法が知りたい!」
大学中退していても、公務員になりたいと考える方は多いです。
結論から言えば、公務員になるために学歴は一切関係がないため、大学中退をしていても公務員になれます。
ただ、公務員を目指すよりも民間企業を目指したほうがいい場合もあります。
この記事では、大学中退した方が公務員になる方法や逆に民間企業を目指したほうがいい場合、公務員試験の内容などについて紹介します。
大学中退したけど、公務員になりたいと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
- 大学を中退しても公務員になれる?
- 大学中退をしてから公務員になるには試験を受ける必要がある
- 公務員試験は難しい!大学中退者が勉強する方法を解説
- 大学を中退していても合格しやすい公務員資格
- 大学中退した方が公務員に転職する前に知っておくべき事実
- 公務員の種類を知っておこう!【大学を出ていないとなれないものも】
- 大学中退した方が公務員に転職するメリット
- 大学中退した方が公務員に転職するデメリット
- 大学中退した方が公務員に転職して得する人・損する人について解説
- 大学中退した方は公務員よりも民間企業に務めるほうがいいことも!
- 大学中退者が利用するべき転職サイト・転職エージェント
- 大学中退者が公務員に転職するときにある質問まとめ
- まとめ~大学中退をしていても公務員になれるが民間企業もおすすめ~
大学を中退しても公務員になれる?
記事冒頭でもお話しましたが、公務員試験に学歴は一切関係ありません。
そのため、大学中退者でも試験を受けることができます。
また、学歴フィルターもないと言われています。
早慶やMARCHのような有名大学を卒業しているからと言って、試験で有利になることはありません。
そのため、大学中退をしていても、学歴が選考に響くことはないでしょう。
また、大学中退をしてからフリーターやニート期間があったとしても、公務試験を受けられます。
ただし、「国際公務員」に関して言えば、大学または大学院を卒業していなければなりません。
「国家公務員」と「地方公務員」に関して言えば、次のような法律があります。
- 「すべての国民は平等である」
- 「職員の採用および昇任は、競争試験によるものとする」
そのため、学歴やブランクを選考基準にすること自体が違法になってしまいます。
学歴は全く関係なく、フラットな状態で試験を受けられるとおぼえておきましょう。
大学中退をしてから公務員になるには試験を受ける必要がある
大学を中退してから公務員になるためには、試験を受ける必要があります。
具体的には、1次試験と2次試験の2回試験を受けなければなりません。
それぞれの内容は以下のとおりです。
- 1次試験:筆記試験と小論文
- 2次試験:面接
それぞれ具体的に解説します。
1次試験:筆記試験と小論文
公務員の1次試験では、基本的な学力や一般教養に関する試験がおこなわれます。
専門的な知識が必要とされる試験ではなく、中学校から大学で習ったような内容の問題が出題されます。
さまざまな教科から出題されるので、幅広く勉強をしておく必要があります。
また、基本的な学力や一般教養に関する試験以外にも、小論文のテストもあるので、忘れずに対策しましょう。
小論文のテーマは、試験当日までわかりません。
しかし、過去問を見ればある程度、どのようなテーマを書くことになるのか想像がつくので、練習してみましょう。
時間内に書ききらなければいけないので、事前に文章を書く練習をしておくことが必須です。
2次試験:面接
1次試験に無事合格できたら、2次試験は面接です。
試験を受けている自治体によって、集団面接をするのか個人面接をするのか異なります。
集団面接か個人面接かについては、事前にわかるのでしっかりと調べておきましょう。
地方公務員の試験の場合には、学力よりもその人の人格や人柄が重要視しているので、ハキハキと喋れるようにしてください。
また、各自治体が求めている人物像をあらかじめ把握しておくことで、合格を勝ち取ることができます。
自分が受ける公務員には、どのようなスキルが必要なのか、どの程度の専門知識が必要なのか、確認してから面接に望みましょう!
公務員試験は難しい!大学中退者が勉強する方法を解説
ぶっちゃけ、公務員試験は難しいです。
中学から大学までの内容を勉強しなければいけないので、勉強の幅もとても広いですよね。
その際に、迷うのが試験の勉強方法です。
ここからは、大学を中退してしまった方が公務員試験に合格するために必要な勉強方法について紹介します。
大学を中退してしまった方が公務員試験に合格するために必要な勉強方法や受かるための方法は以下のとおりです。
- 独学
- 予備校に通う
- 大学中退者向けの職種を受ける
- よく聞かれる質問に対しては答えを用意しておく
- 中退の理由をマイナスに捉えられないようにする
これらの方法をそれぞれ解説します。
独学
参考書を購入して、独学で勉強しようと考える方もいますよね。
独学で勉強する最大のメリットといえば、費用を抑えられるという点です。
実際に、いろいろな出版社が公務員試験向けの教材を出版しているため、組み合わせて勉強すれば試験対策はできます。
ただ、中学校からの内容を振り返られなければいけないため、長期間勉強しなければなりません。
一人でモチベーションが保てるのであればいいのですが、それが難しい方も多いですよね。
また、公務員試験には面接の試験もあります。
その練習をするためには、独学では難しいです。
このようなデメリットがあることを忘れないようにしましょう!
予備校に通う
独学が難しいのであれば、予備校に通いましょう。
公務員の勉強に特化した講義内容で、短期間の勉強でも効果的に試験対策ができます。
また、公務員試験の予備校には、公務員を目指している方しか集まってきません。
そのため、ライバル心をえられるのもメリットです。
ライバルがたくさんいると考えれば、自ずとモチベーションも確保できます。
しかし、独学よりも大きな金額がかかってしまう点がデメリットです。
独学の場合、高くても数万円で勉強できますが、予備校に通うとなれば数十万園の費用がかかってしまいます。
まとまった金額を支払わなければならないので、大学中退をしてから働いていない方からすると支払いが難しいですね。
大学中退者向けの職種を受ける
公務員の中には、大学中退者向けの職種があります。
国が「大学中退者向けです!」と言っているわけではありませんが、活躍しやすい職種は決まっています。
その職種は以下のとおりです。
- 警察官
- 刑務官
- 消防士
- 税務職員
上記のいずれかであれば、大学中退者でも活躍できる仕事です。
また、上記の仕事であれば、研修で内容を学んでいくことができるので、事前学習が必要ありません。
それぞれにおすすめの方の特徴を紹介します。
- 警察官:身体や体力に自信がある方
- 刑務官:体力面や精神面に自信がある方
- 消防士:身体や体力に自信がある方
- 税務職員:法律の知識やコミュニケーション能力に自信がある方
上記に当てはまるのであれば、検討してみましょう。
よく聞かれる質問に対しては答えを用意しておく
2次試験の面接にいくと、よく聞かれる質問があります。
具体的には以下のような質問がよく聞かれるとおぼえておきましょう。
- 公務員を目指している理由は?
- (その仕事の)適正はありますか?
- ご自身の強みはなんですか?
このような質問はだいたい聞かれます。
公務員としての適性があるかどうかを見ているので、すぐに答えられるように準備しておきましょう!
ただ、これ以外の質問で答えに詰まってしまうと、準備してきたことがバレてしまうので、しっかりと他の質問にも答えられるように準備しておく必要があります。
中退の理由をマイナスに捉えられないようにする
大学中退をしていると、ほぼ確実に中退した理由を聞かれます。
そこで、マイナスの理由で中退したと思われないような受け答えができるようになりましょう。
ご自身の怠慢によって、退学をしてしまったことが発覚すれば、面接官の印象が悪くなってしまいます。
しかし、「どうしても授業料を払うお金が足りなくて中退した」という理由だったり、「親の介護をしなければいけなくなった」という理由だったりすればネガティブな印象を与えることはありません。
中退理由に対して、ネガティブな印象を持たせずに納得してもらえるように答えましょう。
もし、「単位が足りなくてやめました」と言ってしまえば、公務員になってもそのようなことが起きてしまうと思われてしまいますよね。
面接官の立場に立って、答えを考えてみましょう。
ただし、嘘をついてもバレてから後悔するだけなので、嘘をつくのはやめましょうね。
大学を中退していても合格しやすい公務員資格
大学を中退した方が公務員試験に合格する方法について紹介しましたが、前提として合格するのが難しいということをご理解いただけ高と思います。
そこで大学中退をしていても合格しやすい公務員資格について解説します。
国家公務員と地方公務員の資格をそれぞれ紹介します!
国家公務員
国家公務員であれば、下記の2つの職種に分けて資格を狙えます。
- 一般職
- 専門職
これらについてそれぞれ解説します。
一般職
一般職とは、事務をメインとした業務です。
ジム以外にも、技術や農業、農業土木、林業などがあります。
専門職
専門職は入国警備官や刑務官、税務職員、海上保安大学校学生などが挙げられます。
国家公務員の専門職の場合、専門的な知識が求められるので一般的な公務員と比較すると難しい傾向にあります。
また上記の職種以外にも、衆議院の事務員や裁判所の職員などの職種になることも可能です。
地方公務員
地方公務員であれば、下記の2つの職種に分けて資格を狙えます。
- 事務・技術職
- 消防・警察
これらについてそれぞれ解説します。
事務・技術職
地方公務員の事務職は都道府県の本庁などで、経理や事務作業をする職員のことを指します。
公立学校の事務や警察の事務など、さまざまな事務職員を目指せるのが特徴的です。
技術職の場合には、機械や電気、どの区などの専門的な知識が求められます。
事務職と技術職で試験の内容が異なることも多いため、受験を検討するのであればそれぞれ確認しておきましょう。
消防・警察
消防士や警察官のような地方公務員を目指すことができます。
大学中退者であれば高卒の採用枠に応募できることになっていますね。
警察官の試験内容には、身長や視力などの受験条件が定められているため、そもそも受験することができない可能性があります。
もし警察官になりたいのであれば、事前に最低条件を確認しておきましょう。
消防士の採用試験は市区町村ごとに行われているので、確認してみてくださいね。
大学中退した方が公務員に転職する前に知っておくべき事実
ここまで、大学中退した方が、公務員になるための方法について紹介しました。
公務員になることはできるのですが、本当にそれでいいのかについて紹介します。
大学中退した方が公務員になる前に知っておくべき事実があります。
以下の内容について紹介します。
- 公務員の月収は高くなるけど最初は少ない
- 公務員は学歴社会
- 公務員は幸せそうに見えてそうではない
- 仕事の満足度は高くない
公務員の月収は高くなるけど最初は少ない
公務員の給料は、そこまで高くありません。
年齢とともに段々と給料も上がっていくのですが、最初は少ないことを覚えておきましょう。
大学中退であっても安定的に稼ぐことはできるのはメリットですね。
公務員は学歴社会
大学中退でも公務員になることはできるのですが、大半は大学卒業している方です。
大学中退は高卒と同じ扱いになるので、狭き道になってしまいます。
公務員のうち、だいたい8割程度が大卒だということを覚えておきましょう。
また、高卒として公務員になっても大卒で入ってきた公務員のほうが早く出生します。
そのため、大卒の後輩が自分よりも出生することも多いです。
プライドが高い方にとってはきつい状況になってしまいますね。
公務員は幸せそうに見えてそうではない
公務員と聞くと、定時退社で残業がなく、土日出勤もない幸せな仕事だと思っている方も多いです。
しかし、実際には幸せそうに見えて幸せな仕事ではありません。
「17業種別の仕事満足度ランキング発表!ソーシャルリスニングで遂に真実が判明」の調査によると、公務員は下から4番目となっており仕事の満足度が低いことがわかります。
出典:PRTIMES 17業種別の仕事満足度ランキング発表!ソーシャルリスニングで遂に真実が判明
仕事に対して、やりがいや面白みを感じたいと思っているのであれば、公務員は向いていません。
毎日同じことを安定しておこなうことが必要なので、あくまでも安定して生活がしたい方向けです。
公務員の種類を知っておこう!【大学を出ていないとなれないものも】
公務員と言っても、1種類なわけではありません。
3種類の公務員に分けられます。
- 国際公務員
- 国家公務員
- 地方公務員
結論から言えば、「国際公務員」は大学もしくは大学院を卒業していなければ受験できません。
これらの仕事内容についてそれぞれ解説します。
国際公務員
国際公務員は、その名の通り「国際連合」やその他の国際機関に勤務する公務員のことを指します。
各国に肩入れをせずに中立な立場で、世界的な利益や平和のために活動することが仕事です。
大学卒業していることが前提で、それ以外にも、英語やフランス語の取得が必要です。
原則として、修士号以上の学位も必要なので、並々ならぬ努力が必要といえますね。
主な勤務先は以下のとおりです。
- 国際連合
- 国連開発計画
- 国連難民高等弁務官事務所
- 国連児童基金世界食糧計画
- 国際労働機関
- 国連食糧農業機関国連教育科学文化機関
- 国際原子力機関
- 世界保健機関
- 経済協力開発機構
国家公務員
国家公務員は、省庁やそれに関連する国の機関に勤務する公務員のことを指します。
日本を良くしていくために必要なお仕事です。
国家公務員の具体的な勤務先は以下のとおりです。
- 裁判官
- 自衛隊
- 検察官
- 刑務官
- 海上保安官
- 参議院・衆議院事務局員
- 国会図書館職員
- 国税専門官
- 労働基準監督官
- 財務専門官
- 入国警備官
- 麻薬取締官
このような仕事に就きたいと考えているのであれば、国家公務員になることがおすすめです!
地方公務員
地方公務員とは、地方自治体に勤務している公務員のことで、地域に密着した事業や住民サービスをおこなっています。
市役所や区役所の役員を想像するとわかりやすいですね!
地方公務員の具体的な勤務先は以下のとおりです。
- 市役所の職員
- 消防官
- 警察官
- 看護師
- 栄養士
- 学校の教員
- 保育士
このような職業に就きたいと考えているのであれば、地方公務員になることがおすすめです。
大学中退した方が公務員に転職するメリット
大学を中退した方が公務員になるメリットについて紹介します。
このメリットを読んでみて、重要視している項目があるのであれば、公務員になることをおすすめします!
大学中退した方が公務員になるメリットは以下の通りです。
- 給料・雇用が安定している
- 社会的に信用されている
- 福利厚生が充実している
- リストラされる心配がない
- 年功序列で確実に給料が上がる
これらの内容についてそれぞれ紹介します。
給料・雇用が安定している
公務員は国の経営に関わっている部分なので、倒産する恐れがありません。
そのため、給料や雇用が安定しています。
また、景気に左右されることがないので、給料も減りません。
給料や雇用が安定している点が、公務員の最大のメリットといえるでしょう。
社会的に信用されている
公務員は社会的信用がとても高いです。
雇用面が安定していて、給料も安定的にもらえるという点で、ローンを組むときに役立ちます。
住宅ローンや自動車ローンなど、いろいろなローンを組むことがありますよね。
それらのローンを比較的楽に通してもらえる点は大きなメリットです。
福利厚生が充実している
また、福利厚生が充実している点もメリットでしょう。
特に、休暇面が充実しています。
具体的には、男女のどちらにもある育休休暇、夏季休暇、介護休暇などです。
休みをしっかりと取れるので働きやすいことがメリットですね!
リストラされる心配がない
公務員は国が雇っている職員のため、倒産やリストラといった一般企業で考えられるリスクがないのがメリットですね。
また景気によって給料が変わることもないので、安定した収入を得られます。
将来設計やローンなどの組みやすさも変わってくるので、安心して生活できるのがメリットです!
年功序列で確実に給料が上がる
公務員は年功序列でできているので、確実に給料が上がっていきます。
年齢が上がっていけばその分給料も上がっていくのが一般的です。
そのため年を取ってから出費が増えたとしても安心して生活できますね。
大学中退した方が公務員に転職するデメリット
続いては、大学を中退した方が公務員になるデメリットについて紹介します。
大学を中退した方が公務員になるデメリットは以下のとおりです。
- 残業はないように見えて結構ある
- 部署の異動が多い
- 給料が低い
- どれだけ頑張っても昇給の幅が変わらない
- 副業が禁止されている
- 異動が多い
これらのデメリットについてそれぞれ解説します。
残業はないように見えて結構ある
公務員といえば、残業のない仕事だと思われるかもしれませんが、実は残業が多い場合もあります。
公務員と言っても、部署がたくさんあるため、一概に多いとは言えないのですが、定時退社が当たり前の部署もあれば、サービス残業が当たり前の部署もあると覚えておきましょう。
また、残業と言っても、サービス残業をさせられる部署もあるので、注意が必要です。
サービス残業をさせられてしまう理由としては、残業代の予算が部署ごとに決められているからです。
そのため、仕事量と給料が合っていないと感じることもあるでしょう。
部署の異動が多い
公務員は部署異動が多いです。
基本的には、2~4年程度しか同じ部署にはいません。
というのも、公務員が不正をしてしまう可能性があるからです。
不正を防止するためにも、2~4年程度しか同じ部署にいられないということを覚えておきましょう。
部署異動があるたびに、毎回人間関係を1から構築しなければいけないので、デメリットと言えますね。
給料が低い
また、先程もいいましたが、公務員の給料は決して高くありません。
年功序列なので、年齢があがっていけば、その分自分の年収も高くなります。
しかし、大学中退で公務員になった場合には、大卒の年下に負けてしまう可能性も多いです。
そのため、結果的に長期間安月給で働かなければならない状況になります。
長く務めて、給料が上がるまでは辛抱しなければなりません。
どれだけ頑張っても昇給の幅が変わらない
公務員は年功序列がしっかりとしているため、どれだけ功績を残したとしても給料が上がることはほとんどありません。
また年功序列といっても、20~30代の方の年収はそこまで大きいわけではないです。
大体40代以降になると、昇給額も大きくなっていきます。
早い段階から高収入を目指しているのであれば公務員は向いていませんね。
副業が禁止されている
国の方針として、公務員は副業を禁止されています。
最近では副業を推進している企業が増えているのにも関わらず、公務員の場合は一切NGです。
そのため、公務員としてもらう収入以上に収入減を増やすことができません。
生活が苦しいと思った時に副業をして稼げないのはデメリットですね。
異動が多い
公務員は2,3年に1度異動することになります。
職場関係が悪い場合にはメリットにもなりますが、一から仕事を覚えなければいけないためデメリットのほうが大きいです。
地方公務員であれば県内での異動がほとんどですが、国家公務員となると県外への異動もあり得ます。
全国転勤が嫌なのであれば、国家公務員はやめておきましょう。
1つの仕事を極めるのが難しい
上で解説した通り、公務員は数年ごとに異動しなければならない恐れがあります。
人間関係を新たに構築するのもちろん、頻繁に新たな業務を覚えなければならないのはストレスが溜まります。
当然、1つの仕事を極めるのは難しいです。
公務員の職種の中にも「国税専門官」や「図書館司書」など、一つの仕事を極められるものもありますが、例外と言えます。
何かのスペシャリストになりたいという人には不向きと言えるでしょう。
公務員の仕事に興味がある人は、これらのメリットとデメリットをよく理解した上で、自分の適性に合っているかどうかの判断が大切です。
大学中退した方が公務員に転職して得する人・損する人について解説
ここまで、公務員についていろいろ紹介しました。
ただ、メリットやデメリットを紹介されても、実際に公務員になってどうなるか想像がつかない方もいますよね。
そこで、ここからは、公務員になって得する人・損する人について解説します。
ここで、公務員に進むべきか判断してみましょう!
大学中退した方が公務員になって得する場合
大学中退した方が、公務員になって得するのは以下の当てはまる場合です。
【得する人】
- 安定して働きたいと考えている方
- 公務員の中にやりたい仕事がある方
- プライベートに重きをおいている方
- 社会的信頼が欲しい方
- 公務員として働きたい理由が明確な方
上記のいずれかに当てはまるのであれば、公務員になっても得をするでしょう。
特に、安定して働きたいと考えているのであれば、これ以上にない仕事です。
また、公務員の中にやりたい仕事があるのであれば、迷わずに公務員を目指すべきです。
大学中退した方が公務員になって損する人
大学中退した方が、公務員になって損するのは以下の当てはまる場合です。
【損する人】
- 将来の夢がある方
- 大金持ちになりたい方
- スキルを伸ばしていきたいと考えている方
- やりがいを求めている方
- 転勤や異動が嫌な方
- 副業をしたいと考えている方
- 人間関係を広げていきたい方
これらに当てはまるのであれば、公務員を諦めたほうがいいでしょう。
将来の夢が明確にあるのであれば、公務員になることはおすすめできません。
というのも、副業が禁止されているため、夢のための行動ができないからです。
また、大金持ちになるために起業したいと考えている方もやめておきましょう。
安定的な仕事に就ける代わりに、それ以外の職業のことを考えてはいけなくなります。
安定を取るか、夢を追いかけるか、どちらが向いているのか考えてみましょう。
大学中退した方は公務員よりも民間企業に務めるほうがいいことも!
公務員になって損をする方について解説しましたが、「その場合何を目指せばいいの?」という疑問が浮かんでしまいますよね。
結論から言えば、普通に民間企業を目指すべきです。
ここからは、民間企業を目指したほうがいい理由について解説します。
民間企業を目指したほうがいい理由は以下のとおりです。
- さまざまなキャリアを歩める可能性がある
- 副業で稼げる
- 転職や独立がしやすい
これらが、民間企業に就職するメリットです。
これらのメリットについてそれぞれ解説します。
さまざまなキャリアを歩める可能性がある
民間企業に務めるのであれば、いろいろなキャリアを歩める可能性があります。
多種多様な仕事の中から、やってみたいことに挑戦できるので、やりたい仕事がある場合には、民間企業がおすすめです。
また、スキルアップをしていくことで、給料をあげていくこともできます。
営業やプログラミング、マーケティングなど、さまざまな専門スキルをつけて、仕事を楽しむことができますね!
公務員の場合には、事務作業がほとんどなので、大きなスキルは身につきません。
そのため、専門的なスキルを身に着けたいと考えているのであれば、民間企業に就職することがおすすめです。
ただ、まったくスキルがないのに、就職できるのか不安に思ってしまう方も多いですよね。
転職エージェントを利用することで、比較的楽に転職できるようになるので、ぜひ利用してみてくださいね!
副業で稼げる
現在は、副業ブームといえるほど、いろいろなインフルエンサーが副業を勧めています。
ただ、公務員になってしまうと、副業ができません。
そのため、自分が興味のある仕事に、気軽に手が出せなくなってしまいます。
しかし、民間企業であれば、副業をすることができます。
副業ができれば、以下のようなメリットがあります。
- 会社からの給料以外にも収入源ができる
- 会社が倒産してしまっても副業で生きていける
- 副業で稼いでいたという実績ができる
このようなメリットが挙げられます。
昔は、民間企業でも副業禁止の会社が多かったのですが、最近では副業を推進している会社も多いです。
会社の価値観にとらわれずに生きていきたいと考えているのであれば、副業ができる民間企業に務めてみましょう!
転職や独立がしやすい
民間企業であれば、転職がしやすいメリットがあります。
先程も言ったとおり、民間企業に務めることで専門的なスキルを手に入れることができます。
専門スキルを手に入れられれば、次のステップに進むこともできますよね。
具体的には、専門スキルを活かして独立したり転職したりできます。
最近では、新型コロナウイルスの影響もあって、フリーランスや独立を目指す方が増えています。
専門的なスキルを身につけられていれば、フリーランスや独立も夢ではありません。
給料をもらいながら、専門スキルを身につけられると考えれば、民間企業に務めるメリットが大きいですね!
人生で、転職や独立をしたいと考えている方は、ぜひ民間企業を選んでみてくださいね。
大学中退者が利用するべき転職サイト・転職エージェント
最後に大学中退者が利用するべき転職サイト・転職エージェントについて紹介します。
先程も言ったとおり、大学中退者は公務員よりも民間企業に勤めたほうが良いです。
そこで民間企業に転職するためにおすすめの転職サイトや転職エージェントについて解説します。
具体的には以下の転職サイト・転職エージェントがおすすめです。
- 大学中退者が利用するべき転職サイト・転職エージェントハタラクティブ
- doda
- マイナビエージェント
これらについてそれぞれ解説します。
ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴
- 経歴に自信がなくても転職成功できる
- アドバイザーのサポートが手厚い
- LINEでのカウンセリングが可能
ハタラクティブは、第二新卒者や20代といった若年層を対象とした転職支援サービスです。
経験者向けの求人はもちろん、未経験者向けの求人も豊富に揃っており、キャリアに自信がない人でも安心して利用できます。
特にフリーターの方や企業に勤めた経験がない方でも利用できる転職エージェントなので、最大限サポートしてもらえますよ。
内定獲得までのスピードも早く、最短2週間での転職も可能です。
キャリアアドバイザーのサポートが手厚く、カウンセリングや面接対策もしっかりと対応してもらえます!
ぜひハタラクティブを利用してみてくださいね。
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaの特徴
- 取り扱い求人数が桁違い
- エンジニア・技術職・営業の求人が多い
- 面接対策などのエージェントサービスも手厚い
- 年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実
- 転職フェアなども豊富
dodaは、さまざまな業界の求人を網羅的に掲載している転職エージェントです。
業界でも屈指のボリュームである約20万件もの求人数を誇り、専任のエージェントによるサポート体制にも人気があります。
たくさんの求人の中でも、エンジニア・技術職・営業の求人が多いため、希望している職種が見つかる可能性も高いです。
また応募書類の添削、模擬面接の実施、希望に沿う求人の紹介など、利用者の転職活動を強力にバックアップしてくれます。
未経験可の求人も多数掲載されているので、大学中退者にもとてもおすすめです!
豊富な求人数と充実したサポートの両方を活用したい場合、ぜひdodaを利用してください。
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
- 20代など若者の転職に強い
マイナビエージェントは20代の転職に強い転職エージェントです。
若者向けの転職エージェントで、未経験や無資格者にも強い転職エージェントとして有名ですね。
初めての転職でもサポートしてもらえるので、ハタラクティブと同様におすすめできます!
キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる点や非公開求人が多い点が、大きなメリットですね。
マイナビが運営していることもあり、親しみやすさも感じられます!
20代で就職・転職先を探しているなら、マイナビエージェントの利用も検討してみてくださいね。
大学中退者が公務員に転職するときにある質問まとめ
最後に大学中退者が公務員になるときにある質問をまとめます。
具体的には以下の通りです。
- 大学中退者でも公務員になれる?
- 民間企業と公務員どっちがいい?
- 大学の中退理由のうまい答え方は?
- 大学中退後に転学するのはおすすめ?
- 公務員の内定をもらった後に大学を中退する場合は?
これらについてそれぞれ解説します。
大学中退者でも公務員になれる?
大学中退者でも公務員になることは可能です。
ただ公務員試験に合格する必要があるため、だれでもなれるわけではありません。
独学や専門学校等に通って勉強する必要があります。
民間企業と公務員どっちがいい?
民間企業と公務員では、大きな差があるため一概にどちらがいいとは言えません。
自分が希望している働き方に合わせて選びましょう。
大学の中退理由のうまい答え方は?
大学中退の理由を面接で聞かれたら、ポジティブに答えましょう。
採用担当者は、大学中退から何を学んだのか、どんな理由で大学を中退したのかを知りたいと考えています。
大学中退の理由をどのように答えればいいのかわからないのであれば、転職エージェントを利用するのがおすすめです!
先ほど紹介したdodaやハタラクティブであれば、就職活動のサポートが充実しているので、安心して利用できますよ。
中退理由のポジティブな説明方法についてアドバイスをもらいたい方は、ぜひ転職エージェントを利用してみてくださいね。。
大学中退後に転学するのはおすすめ?
大学中退をして、明確なやりたいことが決まっている場合、専門学校に転学するのはおすすめです。
資格がないとやりたい仕事ができない、志望職種には専門知識が必要など、夢や目標を叶えるために必要であれば就職ではなく専門学校を選ぶのも良いですね。
専門学校ではその分野の専門的な知識や技術を学べます。
また就職活動のサポートも充実しているため、卒業後すぐに就職できるのもメリット。。
また大学よりも授業時間が短いため、アルバイトをしながら通うことができます。
明確な目的がある人は、専門学校を検討してみてくださいね。
公務員の内定をもらった後に大学を中退する場合は?
大学の中退が決定した時点で、面接先の担当者に連絡を入れてください。
大学卒業が採用条件となっている場合、内定が取り消される可能性があります。
また内定先が地方自治体の場合は、自治体によって対応が異なるため注意しましょう。
大学中退の連絡をする際は、以下のような点を心を心がけてください。
- とにかく早めに連絡する
- なぜ中退するのかきちんと説明する
- 中退後も就職への意欲があることを伝える
まとめ~大学中退をしていても公務員になれるが民間企業もおすすめ~
この記事では、大学中退をしていても公務員になれるかどうかについて解説しました。
結論をもう一度言えば、大学中退をしていても公務員になれます。
しかし、公務員になることが一番ではないということも覚えておきましょう。
もう一度、公務員になって得する人と損する人についてまとめておきます。
【得する人】
- 安定して働きたいと考えている方
- 公務員の中にやりたい仕事がある方
- プライベートに重きをおいている方
- 社会的信頼が欲しい方
- 公務員として働きたい理由が明確な方
【損する人】
- 将来の夢がある方
- 大金持ちになりたい方
- スキルを伸ばしていきたいと考えている方
- やりがいを求めている方
- 転勤や異動が嫌な方
- 副業をしたいと考えている方
- 人間関係を広げていきたい方
これらのポイントを理解して、公務員になるかどうかを検討してみましょう!
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い