「大学中退後の正社員就職は厳しいらしい」
「大学中退をすると高卒扱いになって良い待遇での就職は難しい?」
「大学中退したけど、就職の進め方が分からない」
大学中退後いざ就職活動を始めようとしたものの、学歴が不利になりうまくいかないのではないかと不安に思う人は多いです。
このページでは、大学中退者の正社員就職が厳しいと言われる理由や、中退を後悔した/していない理由をそれぞれ解説していきます。
記事後半では大学中退者が就職に成功する秘訣と、おすすめの就職先を紹介していますよ。
大学中退をして就職活動の進め方に悩んでいる人や、これから大学中退しようか悩んでいる人は、最後まで読んで今後の活動の参考にしてください!
高卒でもホワイト企業に転職したい方へ!方法や見つけ方などのヒント
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
大学中退者の正社員就職は厳しいと言われる3つの理由
大学中退をすると、「正社員としての就職が厳しいのでは?」と不安に思う人は多いです。
まずは、大学中退者の正社員就職がなぜ厳しいといわれるのか、主な理由3つを下記に解説していきます。
- 最終学歴が高卒になる
- 大学中退にマイナスイメージがある
- 大学中退してからのフリーター期間は職歴に含まれない
大学中退者が不利となりうる理由を確認したうえで、就職活動の参考にしてください。
①最終学歴が高卒になる
大学中退者の最終学歴は、「高卒」となる点に注意してください。
最終学歴とは「学歴の中で最も高い教育機関の卒業歴」を指すので、大学中退者の場合の最終学歴は基本的に高卒です。
たとえ大学4年生で中退したとしても、最終学歴は高卒になりますよ。
最終学歴が高卒の場合、下記のデメリットが考えられます。
- 募集要項に「大卒以上」とある企業には、興味があっても応募できない
- 学歴フィルターで書類審査に通過できない
- 最終面接まで進んで最後の2人になった時、学歴が理由で不採用結果になることもある
- 募集できる企業の幅が狭まる
- 給料や待遇面で、大卒と明確な差を付ている企業もある
上記のデメリットを理解したうえで、大学中退者は就職活動を成功させなければなりません。
以上が大学中退者の正社員就職が厳しいと言われる、大きな理由の一つです。
②大学中退にマイナスイメージがある
企業によっては、大学中退という事実にマイナスイメージを持っている場合があります。
大学中退者について、下記の点を懸念するからです。
- 途中で逃げ出す習慣がある
- 仕事が長続きせず採用してもすぐに辞めそう
- 責任感がなさそう
- 任せた仕事をやり切れるのか疑問
企業は採用した人材を、ある程度の時間をかけて教育します。
そのため、教育コストをかけるに値する人材を企業は求めています。
大学を中退したことによって継続力などにマイナスイメージがついた大学中退者は、新人教育のための時間や労力をかけずらい人材と判断されやすいです。
③大学中退してからのフリーター期間は職歴に含まれない
大学中退者に注意して欲しいのが、職歴です。
就職活動において、職歴は採用判断の重要なポイントとなります。
特に最終学歴が高卒となる場合、学歴をカバーできるだけの職歴をなるべく積んでおいた方が就職活動に有利です。
フリーターとしてアルバイトをする大学中退者は多いですが、アルバイト歴は職歴としてカウントされません。
つまり、「アルバイトを数年間真面目にした」という実績があったとしても、履歴書上は空白の期間扱いになってしまい書類選考で不利になりがちです。
下記の理由がない限り大学中退者はフリーターなどで書類上の空白期間は作らず、なるべく早く就職活動を始めましょう。
- 職業訓練を受講していた
- 資格取得の勉強をしていた
- 語学留学をしていた
空白期間は長くなればなるほど、就職に不利になりますよ。
大学中退者の実情と大卒者との違い
近年はコロナ禍を含むさまざまな事情で、大学中退を選択する人がいます。
文部科学省の調査によると、大学生全体のうち中退者は約2%でした。
50人に一人が大学を中退した、という結果が出ているわけですね。
参照元:文部科学省『大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について』
大学中退者と大卒者の違いとは、実際のところどのようなものがあるのか気になる人は多いですよね。
下記の点を大卒者と比較しながら解説していきます。
- 就職率の違い
- 給料の違い
就職率の違い
文部科学省の調査によると、高卒の就職内定率は98.1%とかなり高い水準です。
参照元:文部科学省『高等学校卒業予定者の就職内定状況』
他方で大卒の就職率は、厚生労働省の調査によると95.8%という結果でした。
参照元:厚生労働省『大学等卒業者の就職状況』
どちらの就職率も90%を超えていますね。
ただし大卒の方が、大手企業への就職に有利な点は覚えておきましょう。
給料の違い
次に大学中退者と大卒者の年収の違いを、厚生労働省の調査をもとに解説していきます。
下記表で、高卒と大卒の初任給・年収をまとめています。
なお平均年収は、ボーナス2ヵ月分(基本給×14ヵ月)を想定して算出しています。
高卒 | 大卒 | 差額 | |
---|---|---|---|
平均初任給 | 18万円 | 23万円 | 5万円 |
平均月収 | 27万円 | 36万円 | 9万円 |
平均年収 | 378万円 | 504万円 | 157万円 |
高卒と大卒の平均初任給の差は5万円、年収は157万円もの差があります。
給料で比較すると、高卒よりも大卒の方が平均額が高いですね。
参照元:厚生労働省『賃金構造基本統計調査』
【体験談】大学中退後に後悔した理由5つ
大学中退して後悔した理由5つを、見ていきましょう。
大学中退した人にとっては、共感できる理由もあるのではないでしょうか。
現在大学中退を検討している人は下記の理由を確認して、本当に中退すべきか考え直してみてください。
- 学歴フィルターに引っかかって応募できる企業が限られる
- 面接時に中退理由をうまく説明できない
- 卒業時に得られるはずの資格が取得できなくなった
- 中退に対してネガティブなイメージが強い
- どこに相談していいか分からない
高卒は転職できない?転職できない人の特徴と転職を成功させるコツを解説!
①学歴フィルターに引っかかって応募できる企業が限られる
スキルや経験があるのに、学歴フィルターに引っかかって書類審査になかなか通過できない。
興味がある企業があっても、「大卒以上」の募集で応募できないことが多い。
上述の解説で触れた通り、大学中退した場合の最終学歴は高卒です。
そのため応募できる企業の幅が狭まるので、大学中退を後悔する人が多い傾向にあります。
大手企業や優良企業では、募集要項を大卒以上にしているところが多いです。
大卒以上の人材を求めている企業では、万一に賭けて書類を送ったとしてもほとんどが書類審査で落とされます。
スキルや経験に自信があったとしても、まず書類審査に通過しなければ意味がないです。
興味がある企業があったとしても、募集要項に大卒以上と設定されていれば諦めざるをえないのが辛いところ。
高卒となる大学中退者は、まず書類審査の段階でハードルを感じる人が多いです。
高卒の転職で大手企業は狙える?大手へ転職するメリット・デメリットと成功の秘訣を解説!
②面接時に中退理由をうまく説明できない
面接の時、「大学中退の理由は?」と必ず聞かれるけどうまく答えられない。
あらかじめ考えた理由を答えても、必要以上に深堀されてあらさがしをされている気がする。
なんとか書類審査を通過し面接に進めたとしても、中退理由をうまく説明できず不採用となるケースが見られます。
面接時に採用担当者は、必ず大学を中退した理由を尋ねます。
その際に正当な中退理由を答えられなければ、信用を得られず不採用となる可能性が高くなりますよ。
特に大学中退者は厳しい目で見られると、覚悟しておいた方が良いです。
面接対策のポイントについては後述で詳しく解説しているので、興味のある人はご確認ください。
③卒業時に得られるはずの資格が取得できなくなった
大学で資格取得に向けて一生懸命勉強していたけど、結局中退してしまって資格を取れなかった。
せめて、資格取得までは頑張れば良かった。もしくは大学選びをもっと慎重にしておくべきだったと後悔している。
学部によっては、大学卒業までに取得できる予定の資格があった人もいます。
しかし途中で退学してしまったことで、それまでの勉強の成果や受験資格を失ってしまい後悔する人は多いです。
場合によっては、勉強だけでなく資格取得に必要な実務経験を積んでいた人もいます。
大学での勉強時間やお金を無駄にしてしまったうえ、資格を得られずじまいで後悔している人は多い傾向です。
④中退に対してネガティブなイメージが強い
大学中退に対する世間のイメージが想像以上に悪かった。
「中退=途中で投げ出した人」とのイメージが強く、就職活動では高卒よりも不利に感じることが多い。
中退に対してネガティブなイメージを持つ人は、あなたの想像以上に多いので覚悟しておきましょう。
上述でも解説しましたが、中退したことで物事を継続できない人だと先入観を持たれます。
場合によっては、高卒の就職者よりも厳しい目で見られますよ。
大学に入学したという努力を認められる可能性はありますが、中退したことでそれまでの努力・労力全てを投げ出したとも判断されかねません。
⑤どこに相談していいか分からない
就職活動をしているけど、そもそも正しい就職活動の進め方が分からない。
「誰に相談すればいいのか」「何から始めればいいのか」、まず現状を相談できる場所が分からなくて困っている。
自分の状況を誰に相談すればいいのか、分からない大学中退者は多いです。
学歴や社会人の浅さに不安がある人は、就職活動にハードルを感じてしまいとりあえずフリーターとしてアルバイトを始める人もいるでしょう。
高卒や大卒の場合、在籍中にその学校独自のノウハウで就職支援を受けられるので、就職活動にあたりカウンセリングや書類作成・面接対策などさまざまなサービスを受けられます。
しかし大学中退者は教育機関の就職支援を受けられないため、一人での就職活動の厳しさから大学を中退したことを後悔する人は多いです。
【体験談】大学中退しても後悔しない理由5つ
大学を中退しても就職に成功したため、中退を後悔していない人も一定数います。
大学中退を後悔していない人の理由を、下記の5つ解説していきます。
- 大手企業以外の就職に学歴はあまり関係なかった
- 新しいスキル・資格を取得できた
- 若いうちから実務経験を始められた
- 挫折を経験できたのでメンタルが強くなった
- 自分の人生について早めに向き合えた
高卒でも転職して高収入を狙える?高収入を目指せる転職先を紹介
①大手企業以外の就職に学歴はあまり関係なかった
自分が就職したい業界は学歴不問の企業が多く、就職活動で学歴をハードルに感じることはなかった。
就職後も、待遇面で特に不満に思うことはない。
老舗の大手企業では学歴社会が根強く、採用活動の際に学歴フィルターを設けている場合が多いです。
しかし近年は、学歴を問わず就職者を募集している企業は増えています。
本人のスキルや経験を重視しているため、学歴よりも「即戦力」な人材かを重視する傾向です。
狙う業界や職種によっては、学歴が関係ないので大学を中退しても後悔していない人はいますね。
高卒の転職で正社員は難しい?正社員に転職する秘訣とおすすめの業界・職種を解説
②新しいスキル・資格を取得できた
新しく挑戦したいことができたので、大学中退後に資格取得に向けて一から勉強し直した。
「手に職」の資格だったので、それを活かせる企業にスムーズに就職できた。
人によっては、やりたいことがなくとりあえずで手近な大学に進学する人もいます。
しかし大学に入学した後、「本当にやりたいことが見つかった!」なんてことも起こりますよね。
やりたいことが見つかったものの現在通っている大学では実現が難しい場合、中退の道を選ぶ人もいます。
中退後、スキルを身につけたり資格を取得して、就職に成功した人は多くいますよ。
特に技術職や専門職など、「手に職」と言われるスキル・資格を身につけていれば大学中退者だとしても就職できる人は多いです。
③若いうちから実務経験を始められた
大卒者よりも、早い段階で就職して働き始めた。
実力主義の会社で若いうちから実務経験を積めたので、同い年の大卒者より給料が良い。
大学を中退したということは、大卒者よりも社会人経験が長いということになります。
その分、実務経験も長く積むことができますね。
企業にもよりますが、大卒者よりも早い段階で働き始めているので給料が良いケースもあります。
若いうちから収入が安定しているので、結婚・子育てなどのライフイベントも大卒者に比べて早い傾向にありますね。
④挫折を経験できたのでメンタルが強くなった
「もうちょっと頑張って大学を卒業したら良かった」と、後悔することは多くある。
とはいえ、「次こそは途中で諦めずに最後までやり遂げよう」と、意思を強く持てるようになった。
人によって理由はさまざまですが、大学中退をしたことで自分を責めてしまう人もいるでしょう。
上述で触れた理由などで、後悔している人も多いと思います。
しかし大学中退で挫折を経験したことで、メンタルが強くなる人も中にはいますよ。
「もう二度と途中で諦めない」「次は最後までやり遂げる」など、大学中退を良い教訓として捉えられる人は、就職活動も成功する傾向です。
⑤自分の人生について早めに向き合えた
大学中退をした後に、今の企業に就職するまで苦労した。
就活がうまくいかない間、「なぜ中退したんだろう」と自分の人生を見つめ直す良いきっかけになった。
自分の弱い部分や将来なりたい像を具体的に考えることで、今の企業への就職成功につながったと思う。
大学中退を、自分の人生に向き合うきっかけになった、とポジティブに考える人もいます。
中退した理由や、今後自分がどうしていきたいのかなど、自分自身について改めてじっくり考える良いきっかけにしていますね。
就職活動において、自己分析は重要なプロセスの一つです。
大学中退が、自己分析の良いきっかけになる場合がありますね。
大学中退者が就職を成功するための7つの秘訣
大学中退者が就職を成功させるための、7つの秘訣を解説していきます。
- 大学中退後の空白期間を長期化させない
- 中退理由はポジティブに伝える
- 大学で学んだことを活かせる仕事を狙う
- 仕事に活かせる資格を取得する
- 面接対策を徹底的にする
- 履歴書を作成する際に工夫をする
- 就職エージェントを利用する
就職成功の秘訣をチェックして、就職活動を有利にすすめていきましょう!
①大学中退後の空白期間を長期化させない
大学中退者は履歴書の空白期間を長期化させないことが、就職成功の秘訣になります。
大学中退者に対して、採用担当者は厳しい目で見ている場合が多いです。
中退から就職活動までの空白期間は、納得できる理由がない限りは長ければ長いほど就職に不利になります。
特に注意が必要なのが、アルバイト期間は職歴に含まれないことです。
アルバイトを始めるにしても、履歴書上の空白期間を長引かせないことが重要ですよ。
生活資金としてアルバイトが必要な人もいるでしょうが、バイト生活がメインなり就職活動の時間が確保できない状態には注意して働く時間を調整するようにしましょう。
就職活動はなるべく早く、積極的にすることをおすすめします。
②中退理由はポジティブに伝える
就職活動に成功する秘訣の二つ目は、「中退理由をポジティブに伝える」ことです。
中退は事実ですが、どれだけマイナス印象を排除して伝えるかが重要になります。
中退の理由は下記の例を参考に、なるべくポジティブ変換して伝えるようにしてください。
- 勉強にやる気が持てず中退した
→他に学びたいことを見つけたため中退した - 人間関係がうまくいかず中退した
→自分の強みを活かせる環境へ行きたいと考え中退した - 経済的理由で中退した
→人より早く自立して社会人経験を積める良い機会だと考えている
中退という決断によって、将来的にどのような展望を頂いているかをアピールしましょう。
③大学で学んだことを活かせる仕事を狙う
大学を中退したとしても、それまでに学んだ知識はなくなりません。
大学でこれまで学んできたことを活かせる仕事を狙えば、それまでの知識が評価されて内定が決まる可能性はゼロではありません。
下記のポイントを採用担当者にアピールできるよう、事前にまとめておきましょう。
- 大学でしていきた勉強内容
- どのように仕事で活かせるか
④仕事に活かせる資格を取得する
学歴を問わない求人では、大学中退者でも応募できます。
さらに経歴不問の求人もあるので、学歴がハンデになるとは限りません。
ただし学歴・経歴不問の求人は、人がやりたがらない「3K(きつい・汚い・危険)」な仕事が多い傾向にあります。
なるべく待遇や給料の良い就職を目指すのであれば、業界・職種を絞ったうえで仕事に活かせる資格を取得すると良いですよ。
資格取得のためにはある程度の勉強時間や費用がかかりますが、長期的に見た時に得られるメリットは大きいです。
おすすめの資格を下記で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
高卒の転職は資格があると有利になる?おすすめの資格10選を徹底解説!
⑤面接対策を徹底的にする
面接対策は徹底的にするよう、意識しましょう。
なんとかなるだろう、という考えは面接官に見抜かれています。
最低限、面接でよく聞かれる質問への回答は用意しておいてください。
特に、下記の質問に対する回答を念入りに練っておきましょう。
- 大学中退の理由は?
- 正社員で応募したのはなぜ?
- 志望動機を教えてください
面接官は、あなたが「企業に合う人材か」「長く続けてくれるのか」をポイントに見ていることを意識しましょう。
⑥履歴書を作成する際に工夫する
大学中退者の場合、まず書類審査を通過するために履歴書に工夫を加えることをおすすめします。
例えば、下記の通り中退理由を履歴書に加えるのもアリですよ。
やむを得ない事情の場合、中退理由を書いておくことで面接官が考慮してくれる場合があります。
企業によっては、大学中退者を高卒とする場合や大学に入学したことを評価するところもありますよ。
⑦就職エージェントを利用する
上述の解説にある大学中退者が後悔する理由の一つにある通り、「誰に相談すれば良いか分からない」のが就職活動が難しくなる原因の一つです。
大学中退者は、ぜひ就職エージェントを利用しましょう。
プロの目線で書類作成・面接対策のサポートが受けられるので、就職活動に不安がある人でも安心ですよ。
大学中退者ならではの悩みにも、担当のコンサルタントが丁寧に対応してくれます。
大卒中退者の就職支援実績が豊富な就職エージェントを選び、積極的に活用すると就職に成功しやすくなりますよ!
高卒におすすめの転職サイト・転職エージェント!選び方や利用するコツも解説
大学中退者におすすめの就職先10選
大学中退者におすすめの就職先、10選を紹介していきますね。
- 公務員
- 営業職
- IT業界
- サービス業
- マーケティング職
- 事務職
- 建設業界
- 介護業界
- 美容部員
- 保育業界
自分に合う業界・職種があるか、確認していきましょう。
公務員
公務員は、公務員試験に合格すれば学歴に関係なく始められのでおすすめです。
収入・待遇・労働環境において、基本的に高水準なのが魅力ですね。
公務員試験に合格するためには、しっかりとした学習計画と勉強時間が必要な点には注意です。
大学中退者の人は、福利厚生が充実して将来的に安定した、公務員を目指すと良いですよ。
大学中退者が公務員になる方法とは?民間企業がおすすめの場合もある
営業職
実力主義の営業職は、学歴を問わない求人が多いです。
さらに、自分の頑張り次第で高収入を得られるので、稼ぎたい大学中退者におすすめですよ。
インセンティブを高く設定している傾向にある、「不動産営業」「保険営業」「人材派遣営業」が狙い目です。
成果次第で高収入を得られる反面、結果を残せなければ収入が低くなる点には注意しましょう。
営業職に転職するために!志望動機の書き方のポイントや例文を公開中
IT業界
最近IT業界の需要は伸び続け、深刻な人手不足となっています。
そのため学歴を問わない求人が多いうえ、未経験でも転職がしやすいです。
今後もIT業界の需要は高まると考えられるため、IT系のスキルを身につけておくと良いですよ。
ITエンジニアやプログラマーなど、技術職のスキルを磨くことで高収入も狙えます。
サービス業
サービス業は、学歴・経歴不問の求人が多い業界です。
大学中退者でも正社員就職を目指しやすいので、おすすめですよ。
接客・販売がメインとなるので、人とのコミュニケーションが得意な人に向いています。
アパレル系や化粧品系の販売員は、女性からも人気です。
また家電や電化製品の販売員も、興味がある人からは需要が高い分野ですよ。
マーケティング職
マーケティング職は、学歴ではなくポテンシャル採用が多い傾向のため大学中退者におすすめですよ。
マーケティング職とは、自社や他社の商品・サービスを売るために広告などを利用した戦略を立てる仕事です。
未経験からマーケティング職を始める人は多く、大学中退者でも狙いやすいポジションです。
教育体制が整っている企業が多いので、未経験で入社しても安心できます。
インセンティブ制度を取っている企業も多く、成果次第では高収入を得られるのもおすすめポイントの一つです。
事務職
事務職も、大学中退者におすすめしたい職種の一つです。
事務職に対して「給料が低い」「雑用係」など、ネガティブなイメージを持つ人もいます。
しかし実際のところ事務職といってもさまざまな種類があり、キャリアアップの見込みがある人気職です。
下記の事務職は、特におすすめですよ。
- 経理事務
- 人事事務
- 労務事務
- 総務事務
建設業界
建設業界は、学歴や経歴に関係なく就職しやすい業界です。
肉体労働がメインのため、体力に自信がある人に向いていますよ。
ケガを伴うリスクがあるため、その分人材確保のために給料が高く設定する企業が多いです。
体力に自信があり、とにかく稼ぎたいと考える人は建設業界への就職を検討してみましょう。
建築業界でホワイトな働き方をしたい方へ!〜オススメの職種や企業〜
介護業界
急速な高齢社会に伴い人手不足の介護業界は、近年就職しやすい業界の一つです。
介護業界は体力勝負の仕事でもあるので、若い人材は好まれます。
働きながら資格を取得できる仕事なので、将来的にキャリアアップも目指せますよ。
介護業界では、学歴よりも実務経験や資格保持者が優遇されるので、大学中退者にもおすすめです。
未経験で介護職への転職は可能なのか?未経験で転職成功&失敗実例
美容部員
美容部員は女性に人気の仕事で、百貨店などで化粧品の販売をするのが主な仕事です。
接客経験や人柄重視で採用する傾向にあるので、学歴に不安がある人でも就職しやすいですよ。
人とのコミュニケーションが得意人や、化粧品が好きな人は向いています。
美容に興味がある人は、美容部員としての就職を視野に入れてみてください。
保育業界
子ども好きな人は、保育業界もおすすめですよ。
保育業界は資格がないと就職できないと思われがちですが、実際は無資格・未経験でも採用しているところはあります。
資格保有者と比べるとスタート時は収入が低い傾向にありますが、実務経験を積むごとに収入はアップしていきますよ。
働きながら資格取得を目指すこともできるので、保育業界の就職を検討してみてはどうでしょうか。
大学中退者におすすめの就職エージェント
大学中退者におすすめの就職エージェントを、3社紹介していきます。
- ハタラクティブ
- マイナビエージェント
- ワークポート
就職エージェントを利用することで、カウンセリング・書類の添削・面接対策などさまざまなサポートが受けられるので利用をおすすめします!
転職サイト・転職エージェント比較ランキング!おすすめの転職サービスについて徹底解説
ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴
- 経歴に自信がなくても転職成功できる
- アドバイザーのサポートが手厚い
- LINEでのカウンセリングが可能
ハタラクティブは高卒や大学中退者など、社会人経験の浅い20代の転職に特化したマンツーマン就職エージェントです。
フリーターやニート向けの求人も豊富に取り扱っているため、学歴だけでなく経歴・スキルに不安が合っても自分に合う就職先を見つけられます。
アドバイザーのマンツーマンサポートが手厚いので、就職活動に不慣れでも安心して任せられます。
LINEでのカウンセリングに対応しているので、忙しい人でもちょっとした悩みでも気軽に相談できるのがメリットです。
\未経験・無資格OK!/
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
- 20代など若者の転職に強い
マイナビエージェントは、人材業界最大手の就職エージェントの一つです。
20代の若者の就職支援に強いので、大学中退者も安心して利用できます。
担当のキャリアアドバイザーが手厚くサポートしてくれるので、自分にマッチングする企業を見つけやすいのが特徴です。
優良非公開求人を多く取り扱っているうえ、高収入求人もあるので収入が上がる就職をしたい人にもおすすめですよ。
\無資格・未経験でも転職可能!/
ワークポート
ワークポートの特徴
- IT・WEB分野に強い
- 紹介してもらえる求人量が多い
- コンサルタントの手厚いサポート
ワークポートは、IT・Web分野に強い就職エージェントです。
IT系求人のサポート実績は業界トップクラスのを誇り、ワークポート経由オンリーの求人も多数です。
未経験向けの求人が豊富にあるので、IT業界が未経験・無資格の人でも就職しやすいですよ。
業界・職種に精通したプロがコンサルタントとしてサポートしてくれるので、安心ですね。
\IT業界への転職におすすめ!/
【まとめ】大学中退しても自分の行動次第で就職は成功する!
このページでは、大学中退者の就職活動の進め方について解説していきました。
大学中退後も、就職に成功するかどうかは自分の行動次第です。
改めて就職に成功する秘訣を確認しておきましょう。
- 大学中退後の空白期間を長期化させない
- 中退理由はポジティブに伝える
- 大学で学んだことを活かせる仕事を狙う
- 仕事に活かせる資格を取得する
- 面接対策を徹底的にする
- 履歴書を作成する際に工夫をする
- 就職エージェントを利用する
大学中退者は、場合によっては高卒よりも就職活動のハードルが高くなります。
事前に上記ポイントを押さえておいて、就職に成功していきましょう!
おすすめの就職先も紹介しているので、自分に適した仕事を慎重に選んでください。
就職をスムーズにするためにも、就職エージェントは積極的に活用してくださいね。
高卒が就職で勝ち組になれる理由!オススメの職種や仕事探しのコツも紹介!
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い