インフラエンジニアの転職活動では、徹底した自己分析や資格取得以上に、サイト・エージェント選びが必須と言っても過言ではありません。

適切なサイト・エージェントを選ぶことで、場合によってはポテンシャルや姿勢を評価され、スキルや経験以上に高待遇な企業に出会える可能性もグッと上がります。

今回紹介するのは、以下10種のインフラエンジニアにオススメな転職サイト・エージェントです。

インフラエンジニアの転職市場で重宝される資格やサービス・企業選びのポイントも解説しますので、是非参考にしましょう。

type転職エージェント

運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
求人数	求人総数：29244 非公開求人数：18525 （2023年11月15日時点）
対応しているエリア	一都三県が中心
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり

「type転職エージェント」は、特にIT・Web業界に強みを持つ転職サポートサービスです。

総合型の転職エージェントですが、インフラエンジニアを含む多くの技術職種を豊富に取り扱っています。

特に一都三県（東京、神奈川、埼玉、千葉）の求人に強いです。

また、このエージェントは年収交渉にも強く、高収入を目指す方には特に適しています。

運営しているのは、業界で長年の実績を持つ株式会社キャリアデザインセンターです。

「type」ブランドによる信頼性と、サポートの質の高さも注目ポイントとなっています。

転職者への丁寧なカウンセリングや、キャリアアップを目指す方へのきめ細やかなアドバイスが期待できます。

ぜひ登録しておくのがおすすめです。

Direct type

運営会社	株式会社DYM
求人数	非公開
対応しているエリア	首都圏
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり

Direct typeは、効率良くエンジニア転職を行いたい人におすすめの転職スカウトサービスです。

エンジニアの転職サービスとして使いやすいサービスで、対応可能なプログラミング言語やサーバーサイド、ネットワークエンジニアなど幅広い種類から求人を絞り込めます。

インフラエンジニアの求人についても、ハードウェアやネットワークなど自分の得意な分野・経験を活かしたい分野から企業を絞り込むことが可能です。

またDirect typeはエンジニアの技術やスキルから求人を紹介する形態となっているため、企業側と欲しい人材とのミスマッチが発生する心配も少なくなっています。

インフラエンジニアとして更なるキャリアアップを目指したい方は、Direct typeを通して効率的かつ目標達成へ向けた転職活動へチャレンジしてはいかがでしょうか。

転職ドラフト

運営会社	株式会社リブセンス
求人数	–
対応しているエリア	全国
利用料金	無料
エージェントによるサポート	なし

転職ドラフトは、利用者が自ら求人に応募するのではなく、企業から直接年収込みの求人スカウトが届く転職サービスです。

企業からスカウトが届くといった斬新なサービスで、実際に利用して転職成功した方の9割以上が、平均で約120万円の年収アップを実現しています。

経験年数やスキル次第では、複数の企業から条件の提示を受けることも珍しくないので、自分の市場価値を知りたいインフラエンジニアの方にもオススメです。

年収情報を含んだスカウトにも登録可能なので、高度資格や5年以上の勤続経験を持つインフラエンジニアの方にとって、人生を変えるキッカケを掴むチャンスに巡り合える場合もあります。

転職ドラフトでは相応のスキルを持つことが前提ですが、その条件を満たしていれば非常に良い条件での転職が可能です。

自分の市場価値を正しく把握し、将来の目標に向かって突き進みたいインフラエンジニアの方は、転職ドラフトへの登録を検討しましょう。

レバテックキャリア

運営会社	レバテック株式会社
求人数	約22,000件
対応しているエリア	首都圏
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり

レバテックキャリアは、Webマーケティングやデジタル広告などのIT系求人に特化した転職エージェントです。

レバテックキャリアに登録すると、インフラエンジニアとしての転職の成功へ向けた履歴書や職務経歴書の添削など、総合的なサービスを受けることができます。

エンジニアのキャリアアップや独立を支援しているサービスということもあり、スキル次第では今までの職場で経験できなかった業務や、想像以上の高待遇を期待できる企業への転職も可能です。

レバテックキャリアはIT企業においても、大手企業からスタートアップ企業の求人まで幅広く保有しており、そのうち8割の求人における平均年収は500万円以上というデータも。

また、レバテックキャリアでは通常の求人媒体では公開されていない求人も多数保有しており、中にはフリーランス向けの案件も多数存在します。

いずれ独立を考えている方、エキスパートを目指して実務経験を積みたいインフラエンジニアの方は、レバテックキャリアを転職活動で最大限活用しましょう。

TechClipsエージェント

運営会社	notari株式会社
求人数	約100件
対応しているエリア	東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり

TechClipsエージェントは、ネットワークやデータベース関連など様々な分野に強みを持つ企業の求人が数多く揃っており、インフラエンジニアの求人も豊富です。

TechClipsエージェントには高年収・高待遇の条件で働くことができる求人が揃っており、紹介している企業の年収は全て500万円以上となっています。

サービス登録後は現役のエンジニアが転職活動のサポートを行ってくれるため、専門的な知識や業界の特色についても幅広く質問できるのがポイント。

TechClipsエージェントの対応エリアは首都圏のみで、基本的にはエンジニアとしての実務経験を2年以上持つ方向けの求人が多く、その数は1,000社以上です。

インフラエンジニアとして実務経験を2年以上持つ方は、TechClipsエージェントを最大限活用して理想の転職先となる企業を探してみてはいかがでしょうか。

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インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤となる環境の設計、構築、および管理を担当する職種です。

多くの現場では、インフラエンジニアにはネットワーク方面だけでなく、インタフェースやハードウェアといった分野の知見も求められます。

インフラエンジニアの職種は、大きく分けて以下2種類です。

• サーバーエンジニア
• ネットワークエンジニア

それぞれの職種における業務内容を見てみましょう。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアは、企業や組織のサーバーインフラストラクチャを設計、構築、管理する役割を担います。

主な業務内容は以下の通りです。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、企業や組織のネットワークインフラストラクチャの設計、構築、管理を担当します。主な業務内容は以下の通りです。

インフラエンジニアにおすすめの資格5選

ここからは、インフラエンジニアの転職活動にオススメな以下5つの資格を解説します。

それぞれの資格の概要や特徴を解説しますので、転職活動を成功させたいインフラエンジニアの方は、スキルアップ施策の一環として頭に入れておきましょう。

ITパスポート

インフラエンジニアにオススメな一つ目の資格は『ITパスポート』です。

情報処理技術者試験の初級レベルの資格です。

基本的なコンピュータの知識やITの基礎知識を持っていることを証明する資格であり、広く認知されています。

未経験からインフラエンジニアに挑戦したい方は、是非挑戦してほしい資格です。

情報セキュリティマネジメント試験

インフラエンジニアにオススメな一つ目の資格は『情報セキュリティマネジメント試験』です。

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する知識やスキルを評価する資格となっています。

内容としては情報セキュリティに関する基本的な知識から、セキュリティポリシーの策定やリスク管理などの実務的なスキルまで含まれているのがポイントです。

難易度としてはITパスポートの一つ上となっているので、ITパスポートに合格後、基本情報技術者試験に挑戦する前に受けるべき資格とも言われています。

基本情報技術者試験

インフラエンジニアにオススメな一つ目の資格は『基本情報技術者試験』です。

基本情報技術者試験は情報技術に関する基本的な知識やスキルを評価する資格で、ハードウェアやソフトウェア、ネットワークなど、ITの基礎的な領域に関する幅広い知識が求められます。

試験内容としては、難易度がITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験と同等の問題から、基礎知識を活かして実際にプログラミングを読み取って回答する応用問題があります。

特に20代の方にとっては、基本情報技術者試験に合格していると未経験からでもインフラエンジニアを目指せるチャンスが広がるでしょう。

CCNA

インフラエンジニアにオススメな一つ目の資格は『CCNA』です。

CCNAはシスコ社が提供するネットワークに関する資格で、ネットワークの基礎的な知識や設計、設定、トラブルシューティングなどに関するスキルを評価します。

試験問題は全て英語で書かれているものの、過去問や資格学校におけるテキストを数回解いて内容を網羅しておけば、決して合格不可能ではない資格です。

CCNP

インフラエンジニアにオススメな一つ目の資格は『CCNP』です。

CCNPはCCNAの上位資格で、より高度なネットワークエンジニアリングのスキルを評価する資格となっています。

ネットワークの設計や実装、トラブルシューティングにおける応用問題が多数出題されるので、合格後は実践的なネットワークエンジニアリングの能力の証明が可能です。

インフラエンジニアの転職活動におけるポイント

インフラエンジニアの転職活動では、以下5つのポイントをしっかり押さえておきましょう。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

①転職サイト・エージェントの違いを理解しておく

インフラエンジニアの転職活動における一つ目のポイントは、転職サイト・エージェントの違いをしっかり理解しておくことです。

転職サイトやエージェントはそれぞれ対応範囲が異なるので「自分で進める」か「プロのサポートを受ける」かで、どちらを選べば良いかが大きく変わってきます。

インフラエンジニアとして転職活動する際は、自身の転職のニーズや目標に合わせて、適切なサイトやエージェントを選ぶため、それぞれの違いを理解しておきましょう。

②複数の転職サービスを同時並行して活用する

インフラエンジニアの転職活動における二つ目のポイントは、複数の転職サービスを同時並行して活用することです。

インフラエンジニアとして転職活動する際は、一つの転職サイトやエージェントだけに依存せず、複数のサービスを活用しましょう。

多角的な情報収集とアクションを行うことで、より幅広い選択肢を得やすくなりますよ。

➂身につけたいスキルや経験を明確にする

インフラエンジニアの転職活動における三つ目のポイントは、インフラエンジニアとしてのキャリアで何を身につけたいか明確にすることです。

転職活動に着手する前に、自身がインフラエンジニアとしてどのようなスキルや経験を身につけたいのか、キャリア目標を明確にしましょう。

求める職種や技術領域、管理職へのキャリアパスなどを考え、転職先企業や求人情報を選択する際に重要なポイントです。

④転職先の企業に一番求めるものは何か決めておく

インフラエンジニアの転職活動における四つ目のポイントは、転職先の企業に一番求めるものは何か決めておくことです。

インフラエンジニアとして転職活動する際には、技術スタックやプロジェクト規模、働き方や福利厚生など、転職先の企業に求める重要な要素をリストアップしましょう。

転職先の企業に求める要素をリストアップしたら優先順位をつけ、一番となったものに関してはエージェントや面接官にアピールできるよう徹底的な事前準備が大切です。

転職先の企業に一番求めるものを決めておくことで、転職先選びの際に適切な判断基準を持つことができます。

⑤インフラエンジニア以外の選択肢も視野に入れておく

インフラエンジニアの転職活動における五つ目のポイントは、インフラエンジニア以外の選択肢も視野に入れておくことです。

インフラエンジニアとして転職活動する際は、以下職種などの求人も参考にして自身のキャリアプランを考えることも選択肢となります。

• クラウドエンジニア
• セキュリティエンジニア
• データエンジニア　など

インフラエンジニアとしての業務経験がある方は、時代の変化や技術の進化に合わせて選択肢を広げることで、新たなキャリアチャンスを見つけることができるかもしれません。

インフラエンジニアの転職では強みを持つ分野×ポテンシャルをしっかりアピールしよう

今回は、インフラエンジニアの転職活動にオススメなサイト・エージェントに加えて、重宝される資格や企業探しのポイントを解説しました。

サービスエンジニアの転職活動では、適切なサイト・エージェント選びが大切です。

また、転職サービスを選ぶ際には、インフラエンジニアとしてのキャリアプランを立てつつ、類似業種への転職も視野に入れておきましょう。

転職活動ではインフラエンジニアとしてどんなキャリアを描きたいのか、どんな仕事にチャレンジしたいかを明確にしつつ、自分にとって使いやすいサイト・エージェントを活用しましょう。