株式会社マイナビが発表した「転職動向調査2022年版」によると、クリエイター・エンジニアのうち、転職によって年収が上がった人の割合は44.4%、前職より大きい企業に転職した人の割合は42.3%です。
これは他の職種と比較して1~2位を争うほど高い割合であり、IT関連の高いスキルを持っている人材は、多くの企業が欲しがっているとわかります。
IT転職では、本人にスキルがあれば、キャリアアップや年収アップのチャンスが豊富です。
IT転職でスキルを客観的に証明するには、資格が役立ちます。
今回はIT転職が有利になるおすすめの資格を紹介します。
- IT転職で有利になる可能性が高い資格は、認知度が高く、自分の職種に合っているもの
- 「IT転職で資格はいらない」との意見もある。確かに実務経験があれば資格なしでも問題ないが、資格があると知識や技術を客観的に証明できる
IT転職に有利な資格10選!転職したい職種別に紹介!
ではさっそく、IT転職に役立つ資格を10個紹介します!
ただ、ジャンルが違うものをまとめて紹介しても、仕方がないので下記のとおりに分けて紹介します。
- 未経験からIT転職をする場合に役立つ資格
- 専門的な知識を得てハイクラスIT転職をしたい場合に役立つ資格
- インフラ・ネットワークエンジニア向きの資格
これらについてそれぞれ解説します。
未経験からIT転職をする場合に取得したい資格
まずは、未経験からIT転職をする場合に役立つ資格の紹介です。
未経験からIT転職をする場合に役立つ資格は以下のとおりです。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- MOS
これらの資格についてそれぞれ解説します。
ITパスポート:ITに対する基礎知識
ITパスポートは、IT業界に必要な基礎知識をまとめて勉強することができます。
IT業界に限らず、ITに関わる可能性があるのであれば、もっとおいて損のない資格です。
ITパスポートを持っていることで、ITについて正しく理解していて、業務にITの知識を活かすことができると証明できます。
情報処理を仕事にしてみたいと考えているのであれば、ITパスポートの取得を目指してみることがおすすめです!
ITパスポートの試験内容は、CBT方式です。
- テクノロジー系
- マネジメント系
- ストラテジー系
ITパスポートの試験分野は上記の3つに分けられています。
難易度は低いほうなので、初めてのIT資格にもおすすめです!
基本情報技術者:最も簡単な情報処理の資格
基本情報技術者は、情報処理の最も簡単な資格です。
情報技術に関する基本的な知識や技術を学ぶことができます。
プログラムの設計書や開発、単体テストまでの流れを担当したいと考えているのであれば、基本情報技術者の取得を目指しましょう!
毎年10万人以上が基本情報技術者試験を受けていて、ITエンジニアの基本的な資格と考えられています。
そのため、ITエンジニアを目指すのであれば持っておきたい資格ですね。
また、マネジメントの問題もできるため、マネジメントスキルの基礎を学ぶことができます。
転職前からマネジメントスキルを学んでも仕方ないと考えるかもしれませんが、企業に入ってから役立つこと間違いありません。
基本情報技術者は国家試験なので、IT企業からするとニーズがあります。
ITパスポートよりも難易度は上がりますが、比較的取りやすい資格なので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
応用情報技術者:基本情報技術者のワンランク上の資格
応用情報技術者は、基本情報技術者の上位互換にあたる資格です。
高度なIT人材に必要となる情報を学ぶことができるので、市場価値も上がりますね。
IT企業に勤める人として必要な「応用的な知識や技術力」を持っている方が受けることがおすすめです。
試験の内容としては、基本情報技術者と同じですが、難易度は高くなるということを覚えておきましょう。
また、応用情報技術者の合格率は約20%です。
MOS
そもそも、パソコンを触ったことがない方がIT転職をする場合もありますよね。
その場合には、MOSという資格がおすすめです。
MOSというのは、マイクロソフトオフィススペシャリストと言われている、資格です。
この資格では、マイクロソフトオフィスソフトの操作技術を測るため試験です。
WordやEXCEL、PowerPointなどのオフィスソフトが試験対象になります。
一般レベルとエキスパートの2種類に分かれています。
MOSを持っていれば、IT企業に限らず、PCを取り扱う会社であれば、どこでも活躍してくれるでしょう。
パソコンの基礎的な技術力や事務的な能力の証明になるので、とても人気が高いです。
ITパスポートよりも簡単なレベルになっているので、1つでも資格がほしいという方はMOSを試してみましょう!
専門的な知識を得てハイクラスIT転職をしたい場合に取得したい資格
続いては、専門的な知識を得てハイクラスIT転職をしたい場合に役立つ資格を紹介します。
IT転職をする場合には、できるだけ給料が高いところを選びたいですよね。
できるだけ給料が高い場所を選びたいのであれば、ここで紹介する資格を持っておくことがおすすめです!
持っているだけでも、かなり優遇される資格なので、ぜひ参考にしてくださいね。
専門的な知識を得てハイクラスIT転職をしたい場合に役立つ資格は以下のとおりです。
- 情報セキュリティスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- エンベデッドシステムスペシャリスト
- システムアーキテクト
これらの資格についてそれぞれ紹介します。
情報セキュリティスペシャリスト:情報セキュリティを管理するスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリストは、情報システムの基盤を整備して、情報セキュリティの管理をしている人のための資格です。
情報セキュリティを扱うエンジニアであれば、取得しておくことをおすすめします。
今後もインターネットはどんどん広がっていくことが想像できますよね。
そうなると、情報セキュリティへの意識は高まっていくでしょう。
このように、情報セキュリティスペシャリストはどんどん重宝されていくことが想像できますね。
合格率は15%程度しかなく、かなり難しいということがわかります。
情報を扱うエンジニアになりたいのであれば、情報セキュリティスペシャリストの資格を取れるように頑張りましょう!
データベーススペシャリスト:データを取り扱うスペシャリスト
データベーススペシャリストは、データベースに関係する技術を網羅的におこなう方のための資格です。
具体的には、情報システムの企画・要件定義・開発・運用保守をおこなう方におすすめです。
最近では、ビッグデータを取り扱うビジネスも増えていますよね。
そのようなデータを支えているのが、データベースです。
そのように考えると、今後もデータベーススペシャリストの需要は高まっていくと考えられます。
今後もデータベースエンジニアとして働いていきたいのであれば、データベーススペシャリストの取得を目指しましょう!
ちなみに、データベーススペシャリストの合格率は約15%程度なので、難しいです。
しっかりと勉強をしましょうね。
エンベデッドシステムスペシャリスト:組み込みシステムのスペシャリスト
エンベデッドシステムは、携帯やスマホ、炊飯器のような電化製品に組み込まれているシステムのことを指します。
組込みシステム開発をしたいと感挙げている方におすすめです。
最適な組込みシステムの構築や設計、製造をおこなう方への資格ですね。
現在では、IoTという分野が人気になってきていますよね。
IoTというのは、モノのインターネットと言われています。
モノがインターネット経由で通信をおこなって、現在の情報を伝えてくれるようなシステムです。
例えば、ドアが閉まっていない場合に「ドアが空いています」と自動的に伝えてくれるシステムのことを指します。
このようなシステムが人気になってきているので、これから伸びていく分野だと想像できます。
それに伴って、エンベデッドシステムスペシャリストの需要も高まっていくので、ぜひ取得を検討しましょう!
因みに、エンベデッドシステムスペシャリストの合格率も低く、16%程度です。
システムアーキテクト:設計からマネジメントまでするスペシャリスト
システムアーキテクトは、システムの開発を手動する立場に経って、最適な情報システムのデザインをするようなエンジニアです。
業務に対する知識やニーズを読み取る必要があるので、上級エンジニアを目指したいという方におすすめの資格ですね。
開発を主導していきたいと考えている方にもおすすめです!
システムアーキテクトの合格率は、15%程度なので難易度は高いです。
しっかりと勉強をしてから試験にのぞむことをおすすめします。
インフラ・ネットワークエンジニアが取得したいの資格
最後は、インフラ・ネットワークエンジニア向きの資格を紹介します。
インフラ・ネットワークエンジニア向きの資格は以下のとおりです。
- ネットワークスペシャリスト
- CCNP Enterprise
これらについてそれぞれ解説します。
ネットワークスペシャリスト:情報通信の設計・運用のスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、ネットワークに関係している技術を活用して、情報システムの技術支援をおこないます。
具体的には、以下のような業務内容です。
- 企画
- 要件定義
- 開発
- 運用保守
このように、情報通信ネットワークの一連の流れをおこなうことが、ネットワークスペシャリストです。
この資格を持っているだけでも、ネットワーク系のエンジニアとしてはかなり優遇されます。
しかし、合格率は14%程度しかないのでかなり難しい資格です。
ネットワーク系のエンジニアになりたいのであれば、ぜひとも取っておきたい資格ですね…!
CCNP Enterprise:ネットワークの基礎を学べる資格
CCNP Enterpriseでは、インフラやネットワークエンジニア向けの資格です。
CCNPという資格もあり、そちらは入門者向けです。
CCNPの上位資格にあたるのがCCNP Enterpriseですね。
ネットワークの基礎知識や応用的な知識が必要なので、CCNP Enterpriseを持っているだけでも優遇されるでしょう。
現役エンジニアだとしても、CCNP Enterpriseを持っていればかなり評価されます。
ネットワークエンジニアを目指すのであれば、CCNP Enterpriseの資格を取得する価値は高いですね!
IT転職に役立つ資格の特徴と取得のポイント
ここからは、IT転職に役立つ資格の特徴について紹介します。
IT転職に役立つ資格の特徴は以下のとおりです。
- 有名な資格
- 自分のなりたいエンジニアに合っている資格
- インフラ系の資格
これらについてそれぞれ紹介します。
有名な資格
そもそも、認知度の低い資格を取得したとしてもあまり意味がありません。
そのため、この記事で紹介しているような有名な資格の取得をおすすめします。
認知度の低い資格を取得したとしても、「なんでこんな資格を取ったんですか…?」と聞かれてしまうかもしれません。
無駄な勉強になってしまう可能性もあるので、しっかりと意味のある資格を取得しましょう!
自分のなりたいエンジニアに合っている資格
IT転職をするといっても、いろいろな種類の仕事がありますよね。
その場合、自分がなりたいと思っているエンジニアとマッチしている資格を取る必要があります。
プログラマーになりたいのに、データベーススペシャリストを取っても直接的に使えるとはいえません。
そのため、ご自身がなりたいエンジニアにマッチしている資格を取得しましょう。
無駄にはなりませんが、直接的には関係しないのでマッチしている資格を取得してくださいね。
インフラ系の資格
一つ前で、なりたいエンジニアの資格を取得しましょうと言いましたが、インフラ系の資格の場合には、需要が高いです。
インフラの資格を持っているだけでも、転職で評価されることがあるので、おすすめです!
エンジニアとしての実力を証明することもできるので、迷ったらインフラ系の資格取得をおすすめします。
というのも、インフラ系のエンジニアは足りていないからですね。
IT転職をして、どのエンジニアになりたいのか決まっていないのであれば、インフラ系が穴場かもしれませんよ…!
IT資格の種類3選
一口のIT系資格といっても、大きく分けて3つのタイプがあります。
以下にあげる3つの資格を見てみましょう。
IT資格の種類3選
- 国家資格
- ベンダー資格
- ベンダーニュートラル資格
自分がどの資格を取得したいのか定まったら、資格の種類についてもチェックしてください。
国家資格
まずは国家資格についてです。
国家資格は国が認めた資格のため、知名度や信頼性が高いという特徴があります。
国家資格を多く取得していれば、その分他者との差別化が図れるので転職が有利になるケースがあるのです。
ただし、国が認めたからと言って高いスキルが証明できるとは限りません。
中には初歩的な内容を扱う資格もあるので、取得を検討する前にその資格に相当するスキルや有用性などをよく確認してください。
ベンダー資格
つづいてはベンダー資格についてです。
ベンダー資格とは、PC、ソフトウェア、ネットワーク機器などのIT関連製品を製造・販売する企業が、自社で開発した製品についてそのユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証する民間資格です。
ベンダー資格は、そのベンダー(企業)の製品を扱う企業や個人が取得することで、その製品の専門知識や技術を証明できます。
そのため、就職や転職に有利になったり、昇進や昇給につながったりすることがあります。
ただし、知名度の低いベンダー資格を取得しても転職に有利にならない場合もあるので注意しましょう。
ベンダーニュートラル資格
最後に、ベンダーニュートラル資格です。
先ほど紹介したベンダー資格が特定の企業が開発する技術に特化した資格でした。
対してベンダーニュートラル資格は、特定のベンダーの製品やサービスに特化せず、業界全体における一般的なスキルや知識を評価する資格です。
特定の技術やスキルに縛られない資格のため、幅広いIT企業で応用できる資格がたくさんあります。
appleやMicrosoftなど、特定のIT企業への転職を考えていない場合、ベンダーニュートラル資格の取得がおすすめです。
IT転職で資格を取得するメリット
続いては、IT転職で資格を持っておくメリットを紹介します。
IT転職で資格を持っておくメリットは以下のとおりです。
- スキルの証明ができる
- 知識を学べる
- 転職先で資格手当がもらえることもある
これらについてそれぞれ紹介します。
スキルの証明ができる
あたりまえの話ですが、資格を持っていることで、そのスキルを持っていると客観的に証明することができますよね。
もちろん、エンジニアになるのであれば、現場での仕事ができなければ意味がありません。
ただ、履歴書を送った時点で、面接官がそれを理解する方法はないですよね。
そこで役立つのが資格です。
資格を持っていれば、ある程度スキルがあるということを、無条件で理解してもらえます。
そのため、履歴書で落とされることは少なくなりますね!
このような利点があります。
知識を学べる
資格を取得するとなれば、資格取得が目的になりますよね。
しかし、過程に重きを置いてみると、資格を取るためにしっかりと勉強をしています。
勉強をするということは、少なくとも知識が身についていることがわかりますよね!
また、一つの技術に対して集中して勉強することができるので、身につきやすいです。
たとえ資格が取得できなかったとしても、勉強したことに変わりはないので、自信の知識量のアップが見込めます。
転職先で資格手当がもらえることもある
無事にIT転職が成功した先で、資格手当がもらえる可能性もあります。
下記のようなIT資格を持っていると、手当がもらえることがありますね。
- 基本情報技術者
- ソフトウェア開発技術者
- テクニカルエンジニア
これらは一部ですが、難易度が上がれば上がるほど、月にもらえる手当も上がる傾向にあります。
そのため、転職が成功した後にも役立つのがIT資格です。
転職後の高収入にも役立つので、しっかりと資格取得をしておきましょう!
IT転職に役立つ資格を取得するための方法
続いては、IT転職に役立つ資格を取得するための方法について紹介します。
IT転職に役立つ資格を取得するための方法は以下のとおりです。
- 参考書や問題集を解く
- 通信講座を受ける
- オンラインセミナーを受ける
- 動画学習サービスを利用する
- 専門学校に通う
- 勉強した情報で実際にコードを書いてみる
これらについてそれぞれ紹介します!
参考書や問題集を解く
もっとも定番な勉強方法としては、参考書や問題集を解くことですね!
過去問と似た傾向の問題が出題されることもあるので、過去問はしっかりと解いておくことがおすすめです。
また、過去問を解くことで、どのような問題が出題されるのかわかるようになりますよね。
いきなり問題を解いても仕方がないので、しっかりと参考書も読みましょうね!
両方一緒に進めることがおすすめです。
通信講座を受ける
最近では、通信講座も流行っています。
インターネット上で勉強をすることができるので、気楽ですね!
とはいっても、お金を支払う必要があるので、やる気は出ます。
資格ごとにカリキュラムが決められていることがあるので、計画を立てやすいのもメリットです!
オンラインセミナーを受ける
通信講座に似ている部分もありますが、オンラインセミナーもおすすめです。
講師がしっかりと教えてくれるので、わからない点もなくなります!
動画学習サービスを利用する
動画学習もおすすめです。
最近では、YouTubeでも質の高い教材動画がアップロードされていることもあるので、参考にしてみると良いでしょう!
もちろん、ほかに有料のコンテンツもありますね。
有料の動画学習コンテンツを利用すれば、質問をすることができるメリットがあります。
また、お金を払っているという義務感で勉強に火がつく方もいるので、有料の動画学習コンテンツもおすすめです!
専門学校に通う
時間に余裕があるのであれば、専門学校に通うこともおすすめします。
資格を取得するためなら、専門学校に通うことが一番の近道かもしれませんね…!
資格取得と同時に転職先も用意してくれるので、効率的に転職活動を進められるでしょう!
勉強した情報で実際にコードを書いてみる
実際に勉強した内容をコードにしてみることもおすすめです。
実際に書いてみることで、頭に定着することも多いです。
やはり、参考書を読んでいるだけでは、理解している気になっているだけになりやすいです。
そうならないためにも、しっかりと実践してみましょう!
IT転職に役立つ資格を取得するための勉強方法
続いては、IT転職に役立つ資格を取得するための勉強方法について紹介します。
IT転職に役立つ資格を取得するための勉強方法は以下の通りです。
- 自分の技量に合わせて勉強をする
- スキマ時間に勉強する
- 朝勉強をする
- 気分転換にいろいろな場所で勉強する
- 集中できるルーティンを作る
- 集中が途切れる前に少しだけ休憩をする
これらについてそれぞれ紹介します。
自分の技量に合わせて勉強をする
いきなり難易度の高い問題を解いても解けるわけがありません。
まずは自分に合っている難易度の勉強をしましょう!
例えば、未経験でIT転職をしたいのであれば、ITパスポートから勉強をすることがおすすめです。
自分の技量に合っていないと、挫折してしまう可能性もあるので、注意しましょう。
スキマ時間に勉強する
IT転職を考えているということは、現在仕事をしている方が多いですよね。
フルタイム勤務をしているとなると、なかなか勉強する時間を取れないでしょう。
その場合には、スキマ時間を有効活用することがおすすめです。
通勤時間に勉強をすすめることによって、無駄な時間がなくなりますね!
朝勉強をする
IT資格の勉強は、朝おこなうことがおすすめです。
というのも、朝起きてから2~3時間は脳が活性化されているからです。
リフレッシュされているので、思考力や記憶力が高まっています。
ほかにも、朝から充実していることによって、その後の仕事も効率的におこなえることがあります!
良いことしかないので、ぜひ朝勉強をしてみましょう。
気分転換にいろいろな場所で勉強する
勉強をするときに、ずっと同じ場所でおこなっていませんか?
基本的に、ずっと同じ場所で勉強をしていると飽きてしまいます。
そのため、気分転換でいろいろな場所で勉強することがおすすめです。
例えば、カフェで勉強することに飽きたら、レンタルルームを借りてみることですね。
このようにして、集中力が保てるような努力をしてみましょう!
集中できるルーティンを作る
ほかにも、集中できるルーティンを作ることもおすすめです。
例えば、
- 勉強に充てる時間を作る
- 1時間に1回ストレッチをする
- 3時間勉強をしたら30分運動する
- 好きな音楽を聞く
などですね!
ルーティンにすることで、勉強が苦にならなくなるので、考えてみましょう。
集中が途切れる前に少しだけ休憩をする
人間なので、どうしても集中力が途切れてしまいます。
ただ、集中力が完全に切れる前に、他のことをして途切れないようにすることがおすすめです。
集中力を効率的に持続させるための方法に「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。
ポモドーロ・テクニックは、「25分作業をして5分間休憩をする」を繰り返す方法です。
あえて25分で一旦休憩することによって、持続的に集中できるようにする手法なので、集中力が途切れてしまうという方は試してみましょう!
IT転職で資格を取得するときの注意点
最後に、IT転職で資格を取ろうとするときの注意点について紹介します。
IT転職で資格を取ろうとするときの注意点は以下のとおりです。
- 資格よりも実務経験のほうが重要視される
- 資格を取った理由を問われることがある
- 目的に合っていない資格は意味がない
これらについてそれぞれ紹介します。
資格よりも実務経験のほうが重要視される
どれだけ資格を持っていたとしても、実務経験が多いほうが優遇されます。
転職ということは、未経験のライバルよりも実務経験をしたライバルのほうが多いです。
そのため、資格だけを持っていたとしても、勝ち目がありません。
対策方法としては、ご自身で作品を作っておくことです。
資格だけではないということをアピールしましょう!
資格を取った理由を問われることがある
「なぜこの資格を取得したの?」と面接で聞かれることもあります。
そのため、何でもかんでも取得していると、答えられなくなってしまう可能性がありますよね。
ご自身のなりたいエンジニアに合わせた資格を取得しておけば、しっかりとした理由を伝えられます。
理由を伝えられるようにしておきましょうね。
目的に合っていない資格は意味がない
先程も言いましたが、目的に合っていない資格は取得しても意味がありません。
インフラ系のエンジニアになろうと考えているのに、データベース系の資格を取得してもあまり関係しませんよね。
そのため、目的に合っている資格を取得することがおすすめです!
IT転職におすすめの転職サイト・転職エージェント3選
IT転職を考えている方々に、おすすめの転職サイト・転職エージェント「type転職エージェント」、「Direct type」、「転職ドラフト」を紹介します。
IT転職におすすめの転職サービス
- type転職エージェント
- Direct type
- 転職ドラフト
これらのサービスは、IT分野における転職に強いです。
IT業界の豊富な求人をチェックできます。
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type転職エージェントの特徴
- IT業界の求人の割合が高い
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25年以上の実績と豊富な求人数を背景に、関東圏を中心とした転職市場で高い評価を得ているサービスです。
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Direct type(ダイレクトタイプ)
Direct type(ダイレクトタイプ)の特徴
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- ITエンジニアの求人だけを受け取れる
- IT転職を考えている方に最適
- typeが運営しているので信頼度が高い
「Direct type」は、ITエンジニアの転職に特化した、スカウト型の転職サービスです。
ITエンジニア向けの求人が豊富に揃っています。
ユーザーのスキルや経歴に基づいて企業から直接スカウトが届くため、忙しくても効率的な転職活動が可能です。
ITエンジニアの求人だけをチェックできるので、IT転職を考えている方に最適な選択肢と言えるでしょう。
転職ドラフト
転職ドラフトの特徴
- 企業から条件付きの指名を受けられる
- 競争入札なので転職で年収アップしやすい
- 他のエンジニアの情報を見られる
- 選考前に年収と仕事内容が知れる
- レジュメをフィードバックしてもらえる
ITエンジニアの転職に特化した「転職ドラフト」は、毎月開催されている「ドラフト」で企業から年収条件とともに指名を受けることができる、ユニークなサービスです。
競争入札方式なので転職で年収アップしやすく、自分の市場価値を正確に把握できます。
特に年収アップを目指す方や、自分の市場価値を確かめてみたい人、IT業界経験者におすすめです。
転職ドラフトに提出したレジュメが認められれば、次回のドラフトに自動エントリーされ、企業からの指名を待つことになります。
IT転職に役立つ資格10選まとめ
この記事では、IT転職に役立つ資格10選を紹介しました。
もう一度、IT転職に役立つ資格10選をまとめます。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- MOS
- 情報セキュリティスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- エンベデッドシステムスペシャリスト
- システムアーキテクト
- ネットワークスペシャリスト
- CCNP Enterprise
これらの資格がおすすめなので、それぞれ覚えておきましょう!
IT資格はこれからも需要が高まっていくので、持っておくだけでもメリットが多いと考えられますね。
IT転職を考えているのであれば、資格を持っておくことがおすすめです。