事務職は転職したいと考えている方は多い職種です。
人気がある分、事務職への転職は難しいといわれています。
ただほとんどの方が未経験で事務職への転職を狙っていますよね。
そこで今回の記事では、事務職への転職が難しいといわれている理由や未経験で転職を成功させるポイントについて解説します。
これから事務職への転職を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
事務職への転職が難しいといわれる理由
まずは事務職への転職が難しいといわれている理由について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 人気の職種
- 求人が少ない
- 経験者が優遇されやすい
これらについてそれぞれ解説します。
人気の職種
冒頭でも解説した通り、事務職は人気の職種です。
多くの企業で求人を出していますが、それ以上に転職したいという需要が高いため、転職するのが難しいです。
また一度事務職に就いた人が転職することが滅多にないのも理由の一つです。
事務職はワークライフバランスを取りやすい職種なので、結婚を考えている方や出産を控えている方にとっては最高の仕事ですよね。
そのため、なかなかポストがないというのも事務職への転職が難しい理由の一つといえます!
求人が少ない
多くの企業で事務職を応募しているため、求人数は多いのかと思う方が多いです。
しかし、事務職を大量に採用する企業は少ないです。
事務職は企業の事務的な作業を円滑にできるようにしてくれる人材なので、企業の利益につながるわけではありません。
そのため多く採用するメリットがあまりないということがわかります。
どの企業も事務職は応募していますが多くても数人程度なので、すぐに募集が埋まってしまうので難しいですね。
経験者が優遇されやすい
事務職といっても誰でもできるわけではありません。
特に経理事務や総務事務の場合には、経験者が優遇されることが非常に多いです。
仕事の内容を覚えさえすれば、だれでもできる仕事ではあります。
ただ覚えるまでに時間がかかってしまうため、教育に時間がかかってしまいます。
そのため経験者と未経験が応募してきた際には、経験者が優遇されてしまうことを覚えておきましょう。
この点でも事務職への転職が難しいといわれています。
そもそも事務職とは?事務職の種類は複数ある
ここまで事務職への転職が難しい理由について解説しましたが、そもそも事務職は1つだけではありません。
細かく分類することができるので、それぞれ解説します。
具体的には以下の3つです。
- 一般事務
- 総務事務
- 経理事務
これらについてそれぞれ解説します。
一般事務
一般事務は下記のような仕事を任されます。
- 書類作成
- 書類の整理・ファイリング
- データ入力
- 伝票整理
- 郵便物の発送・受け取り
- 備品管理・発注
- 電話対応
- 来客対応
もちろん会社によって担当する仕事は異なるので、事前に調べておくのがおすすめです。
また一般事務であれば、正社員雇用以外にも派遣や契約社員として雇ってもらえる可能性があります。
総務事務
総務事務は、書類作成や来客対応などが主な仕事内容になります。
仕事対応の幅は広く、総合的な事務をすることが多いです。
中にはトラブル対応をしなければいけないこともあり、ストレスを感じる可能性も…。
社外の人ともかかわる機会があるので、適性を考えて転職するのがおすすめです。
経理事務
経理事務はその名の通り、会社の経理関連の事務をすることが主な仕事内容です。
お金の管理をしなければいけないため、より一層注意深く仕事をする必要がありますね。
プレッシャーを感じる方もいますが、決算期以外は比較的スケジュールに余裕があるため、ワークライフバランスを充実させやすいです。
最近では会計ソフトの導入も進んでいるため、徐々に経理事務の人数を減らしている企業もあります。
難しいといわれている事務職への転職を成功させるポイント
続いては、難しいといわれている事務職への転職を成功させるポイントについて解説します。
具体的には以下の通りです。
- キャリアの棚卸をする
- 志望動機・自己PRをしっかりと作る
- 資格を取得する
- ビジネスマナーを身に着ける
- 転職サイト・転職エージェントを利用する
これらについてそれぞれ解説します。
キャリアの棚卸をする
まずはキャリアの棚卸をしてみましょう。
履歴書と職務経歴書に自分のこれまでのキャリアを記載してみて、強みを考えることが転職の第一歩です。
自分の強みがわかれば、志望動機や自己PRにつなげられるので次のステップに進めます。
志望動機・自己PRを作るためにも、まずはキャリアの棚卸をしてくださいね。
志望動機・自己PRをしっかりと作る
では続いては志望動機・自己PRの作成をしましょう。
転職時の面接で必ず聞かれるのが志望動機です。
なぜこの仕事に就きたいと思ったのか、しっかりと答えられなければ面接突破は難しくなります。
具体的に以下の3つのポイントをこたえられるようにしましょう。
- 事務職に興味を持っている理由
- 過去のキャリアから事務職に生かせる強み
- 将来的に目指しているキャリア
これらについて、ストーリー形式で答えられるようにするのがおすすめです。
事務職の経験がなかったとしても、簿記を持っていたりデータ入力の経験があったりすれば優遇される可能性もあります。
そのため、過去のキャリアから事務職に生かせる強みについてもしっかりと説明しましょう!
資格を取得する
絶対に事務職に転職したいのであれば、資格を取得するのがおすすめです。
事務職はいろいろな資格が生かせる仕事なので、適切な資格を取ることで転職成功率を上げられますよ!
具体的におすすめの資格は以下の通りです。
- MOS
- 日商簿記
- 日商PC
- 秘書検定
- ビジネス文書検定
- 文書情報管理士
- ビジネス会計検定
- 電子会計実務検定
- 給与計算実務能力検定
事務職におすすめの資格を紹介しましたが、なりたい事務職によって取得するべき資格が微妙に違います。
そのため事前に就きたい事務職を定めて、その事務職に必要な資格を調べて取得するのがおすすめです!
ビジネスマナーを身に着ける
事務職として働く場合、ビジネスマナーは非常に重要です。
事務職によっては、社外の人との窓口役になることもありますからね。
コミュニケーション能力やビジネスマナーについてはしっかりと身に着けておきましょう。
転職サイト・転職エージェントを利用する
最後におすすめなのが、転職サイト・転職エージェントを利用することです。
転職サイト・転職エージェントを利用することで、効率的に転職活動を進められるのが大きなメリットです。
特に転職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーに転職サポートしてもらえるため、初めての転職でも安心して転職活動を進められます!
もちろん転職サイト・転職エージェントは無料で利用できるので、ぜひ利用してみてくださいね。
事務職への転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
では最後に事務職への転職におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
具体的には以下の転職サイト・転職エージェントがおすすめ!
- dodaエージェント
- ハタラクティブ
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
これらについてそれぞれ解説します。
dodaエージェント
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaエージェントの特徴
- 取り扱い求人数が桁違い
- エンジニア・技術職・営業の求人が多い
- 面接対策などのエージェントサービスも手厚い
- 年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実
- 転職フェアなども豊富
dodaは自分で求人を探すことも、キャリアアドバイザーに紹介してもらうこともできるので、より効率的に転職活動を進められます。
また取扱件数が非常に多く、ほかの転職サービスと比較してもかなり多いです。
取り扱っている求人数が多いということは、事務職の求人も多く見つけられるということ。
多くの選択肢から転職先を選びたい方は、ぜひdodaを利用してくださいね!
ほかにも年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実しているため、かなり使い勝手がいいですよ。
ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴
- 経歴に自信がなくても転職成功できる
- アドバイザーのサポートが手厚い
- LINEでのカウンセリングが可能
ハタラクティブは未経験者やフリーターやニートのような若者向けの転職サイトです。
若者の転職活動をしっかりサポートしてくれるため、安心して利用できるのがメリットです!
未経験者でも対応できる求人が多数用意されており、事務職に未経験で転職することもできますね。
特に未経験者でも問題なく利用できるため、とてもおすすめですよ。
また無料の面談サービスもオンラインで行われているので、どこにいても気軽に相談できます!
キャリアに不安を抱えている方や未経験者OKの求人をメインに探している方は、ぜひ利用してみてくださいね。
パソナキャリア
パソナキャリアの特徴
- 面接対策など丁寧なサポート体制が充実
- 求人の質がいいためより良い環境も期待できる
- 女性の転職サポート体制も整っている
- アドバイザ―のレスポンスが早い
- 年収アップ率も65%以上
パソナキャリアは面接対策など丁寧なサポート体制が充実している転職エージェントです。
特に女性の転職サポートに力を入れているため、女性で事務職に転職したい方には非常におすすめ!
キャリアアドバイザーのレスポンスが早いことで有名なので、早急に転職をしたい方はぜひ利用してみてくださいね。
またパソナキャリアを利用して転職した方の約65%が年収アップしています。
求人の質が高いこともパソナキャリアの特徴なので、ぜひ利用してみてくださいね!
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
- 20代など若者の転職に強い
マイナビエージェントは20代におすすめの転職エージェントです。
大手マイナビが運営しているため、信頼して利用できるのがポイント!
もちろん事務職の求人も多く掲載されているため、事務職へ転職したい方には非常におすすめですよ。
またキャリアアドバイザーのサポートも充実しているので、初めての転職でも安心です。
キャリアアドバイザーのサポート以外にもサービスが充実しているので、20代で事務職の求人を探しているのであれば、マイナビエージェントを利用してみましょう!
事務職への転職をしたいと考えている方によくある質問
最後に事務職への転職をしたいと考えている方によくある質問をまとめます。
具体的には以下の通りです。
- 事務職の年収相場はどれくらい?
- 未経験から事務職に転職するのは難しい?
- 事務職への転職で最も重要視するスキル・資格は?
これらの質問について解説します。
事務職の年収相場はどれくらい?
dodaの調査によると、事務職の年収相場は約330万円でした。
全国の平均年収が436万円であることを考えると、事務職の平均年収はそれに対して約100万円も下回っています。
そのため、事務職から高年収を見込むのは難しいです。
また事務職と言っても、職種別に若干年収が異なるので下記を参考にしてください。
- 一般事務:約330万円
- 営業事務:約340万円
- 医療事務:約320万円
- 貿易事務:約380万円
- 秘書:約375万円
未経験から事務職に転職するのは難しい?
未経験から事務職に転職するのは難しいと考えられます。
なぜなら人気のある職種のため倍率が高くなってしまうからです。
そのため年収や待遇を考えずに、とにかく多く応募するのがおすすめです!
また未経験から事務職の正社員を目指すのではなく、派遣社員として事務職を経験してから正社員雇用を目指す方法もあります。
正社員という働き方にこだわらないのであれば、比較的楽に事務職に就けるのでぜひ派遣も検討してみてくださいね。
事務職への転職で最も重要視するスキル・資格は?
事務職ではパソコンを使った作業や社内のコミュニケーションが必要になります。
そのため、パソコンの操作やコミュニケーション能力が求められます。
その中でもMOSや簿記を持っていることがおすすめです。
MOSや簿記を持っていれば、事務職の適性があると判断してもらいやすくなります。
絶対に事務職に転職したいのであれば、MOSや簿記の取得を目指してみてくださいね。
【まとめ】事務職への転職は難しいといわれているが対策すれば問題なし!
この記事では事務職への転職方法について解説しました。
事務職への転職は難しいといわれていますが、しっかりと対策すれば転職するのも難しくありません。
もう一度、転職を成功させるポイントをまとめます。
- キャリアの棚卸をする
- 志望動機・自己PRをしっかりと作る
- 資格を取得する
- ビジネスマナーを身に着ける
- 転職サイト・転職エージェントを利用する
これらを意識して、転職を成功させてくださいね!
転職サイトや転職エージェントを利用すれば、効率的に転職活動を進められるので非常におすすめです。
この記事で紹介している転職サイト・転職エージェントはどれもおすすめなので、ぜひ利用してみてくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い