看護師が転職する上では、転職理由について考える作業が必須です。
転職理由について振り返ることは転職活動の第一歩でもあり、この点があやふやなままだと、その後の転職活動が大きく滞ってしまいます。
とはいえ、改めて転職理由について考え直すのは意外と難しいものですよね。
この記事では、看護師の転職理由に多いものを10項目に厳選し、それぞれ詳しく解説します。
記事の最後には看護師の転職に特におススメな転職エージェントも紹介するので、ぜひ最後まで目を通してみてください!
看護師が転職理由を聞かれるワケ
まず、看護師の面接においてなぜ転職理由について聞かれるのか理解しましょう。
こうしたことに目を向けることで、転職理由を伝える際にも役立ちますよ。
面接官が転職理由を聞く背景には、主に以下のようなワケがあります。
看護師が転職理由を聞かれるワケ
- 長期間活躍してくれるか
- 職場と応募者との相性は良いか
- 志望動機と関連性があるか
- 応募者はどのような性格か
このように、転職理由を聞くことで応募者に関する様々な情報を得ようとするのです。
職場が1人の転職者を採用するには、多くのコストと時間、手間などかかかります。
せっかく採用したのに早期に退職されては、費やしたものが無駄になってしまいますよね。
転職理由を聞く背景には、こうした事情があることをまず理解しましょう。
看護師に多い転職理由10選と伝え方の例文
ではいよいよ看護師に多い転職理由を見ていきましょう。
自分ひとりで転職理由を考え直しても、意外とはかどらないことが多いです。
こうして目に見える形で見直すことで、転職理由について考えやすくなりますよ!
それぞれの転職理由ごとに、面接の場で参考になる例文も掲載しました。
しっかり目を通してください。
看護師に多い転職理由10選
- 結婚や出産・育児のため
- 人間関係の悩み
- 残業が多い
- 休みがとりづらい
- 夜勤がつらい
- 自分・家族の健康や介護のため
- 給与への不満
- 他の施設に興味がわいた
- 責任の大きさや医療事故への不安
- 通勤が難しい
それぞれ詳しく解説していきます。
保育士の志望動機はこう書こう!パターン別のコツを例文付きで解説します!
①結婚や出産・育児のため
看護師の転職理由に非常に多いのが、「結婚や出産・育児のため」です。
この場合に大切なのは、現在の状況をわかりやすく提示することです。
状況があやふやなままだと、「家庭の事情で満足に働いてくれないのでは…?」と不安に思わせてしまいます。
面接官が安心できるよう、現在の子育てや家庭の状況を説明してあげましょう。
以下の例文を見てみましょう。
前職では4年間××医院に勤務しておりましたが、妊娠をきっかけに退職いたしました。
3年間出産や育児のために休職しておりましたが、子供の保育園入園を機に復職をしたいと考えております。
現在は私が不在の間は父母が子供の面倒を見てくれているため、子供にケガや病気などの不測の事態が起こっても勤務に問題はありません。
また、御院は時短制度を家庭と仕事との両立ができるよう、育児支援や復職支援などさまざまなサポート体制を構築されています。
子育てに対して大きな理解がある御院での看護に、少しでも貢献していきたいと思います。
夫や家族から復職の同意も得て子育てが落ち着いた今こそ、1日でも早く看護の現場に復帰したいと考えております。
②人間関係の悩み
看護師はチームの連携が非常に重要です。
しかし、いくらベテランぞろいの看護師でも人間である以上相性やソリの合わない人がいるのは仕方のないことです。
とはいえ、人間関係が悪かったことを包み隠さず話すのはやめましょう。
面接官が応募者本人に問題があると捉えてしまうと、採用の確率を大きく下げてしまいます。
うまく言葉を選びながら、角が立たない内容に仕上げてください。
患者様に最適なケアを提供するためには、仲間との連携が不可欠だと考えております。
そのためには看護師同士が互いに信頼しあえる関係を構築することが不可欠ですが、前職では人手不足の影響で、看護師同士で満足にコミュニケーションを取ることができませんでした。
私なりに仲間との連携を築くための努力を重ねてまいりましたが、思うような成果を得られず、悩んでおりました。
状況を改善するために、一度冷静になって自分に何が不足しているのかをじっくりと見つめ直してみたところ、以前から携わりたいと強く感じていた××に挑戦したい思いが強かったことに気づきました。
今回のことを機に、自分が活躍したい分野でさらに充実したケアを患者様に提供したいと思い、転職を決意した次第です。
③残業が多い
看護師の現場に発生しがちな残業も、転職を決意する理由としては十分です。
とはいえ、必要以上に残業についてフォーカスすると仕事に対する熱意が足りないと思われることがあります。
最悪の場合、前職の残業について愚痴をこぼしているととられることもあるのです。
そうならないためには、残業が常態化していたことや有給休暇を全く取得できなかったことなどを、それらにある背景を交えながら伝えてください。
残業により、患者様に対する介護のクォリティーが落ちてしまったことをアピールするのも良い方法です。
前職では深刻な人手不足の影響で、看護師一人あたりが担当する患者様が多く、1人1人の患者様に対して満足なケアが提供できない状態でした。
加えて日々の残業が常態化しており、看護師にかかる負担は非常に大きなものでした。
患者様に安心して治療に専念していただくためには、看護師のワークライフバランスが非常に重要だと感じています。
御院はより充実した看護を患者様に提供するため、看護師のワークライフバランスの向上に力を注いでいるとホームページで拝見しました。
なかでも看護師の人員確保に特に重点的に取り組んでおられ、仕事とプライベートのオンオフをつけやすい環境づくりに励んでいると知りました。
看護師のワークライフバランスが看護のクォリティーに直結するというお考えに強く共感し、ぜひ御院で患者様のケアに携わりたいと考え転職を決意した次第です。
④休みがとりづらい
現在看護業界は慢性的な人手不足に見舞われており、残業と同じく有給休暇が取得しづらい事が大きな問題になっています。
有給休暇は働く人に認められた、労働者の権利です。
本来であればしっかりと取得できるべきものですが、深刻な人手不足の中ではなかなか申請が受理されません。
家族との大切なイベントや急用などでお休みがとれないと、ワークライフバランスに大きく影響してしまいます。
有給休暇が取得できないことを理由にする場合、それによってどのような不都合が生じたのか具体例を示しましょう。
私は現在看護師として、〇〇クリニックに5年間勤務しています。
私は患者様に充実した看護を提供するためには、まず我々看護師自身が心身の健康に気を配る必要があると考えています。
しかし現在の職場では看護師の数に対して患者様の数が非常に多く、急な体調不良でもお休みが取れないことが多いです。
また、人員不足の影響から有給休暇が取得しづらく、小さな子供の誕生日など家族の大切なイベントに仕事で参加できない事も珍しくありません。
こうした状態では自身の心身を健康に保つことが難しく、このままでは患者様に充実した看護が提供できなくなるのではと危惧し、転職を決意しました。
⑤夜勤がつらい
患者が安心して治療に専念するためには、施設に看護師が常駐する必要があります。
そのため看護師の現場に夜勤はつきものですが、あまりにも夜勤が長く続けば当然看護師自身の健康にも影響してきますよね。
特に小さな子供をもつ看護師の場合、家庭と仕事との両立がより難しくなります。
夜勤を理由に転職する場合には、自身の能力が原因と捉えられない内容にすることが大切です。
夜勤によって不具合が生じたエピソードなどを盛り込むと効果的ですよ。
私は現在××医院に看護師として3年間勤務しています。
現在の職場2交代制で夜勤が月に5~7回ほどあり、夜勤の日は夫や両親に家事を任せていましたが、どちらも仕事を持つ身のためかかる負担が非常に大きいです。
こうした家庭の事情を話し、夜勤の回数を減らしていただくよう何度も相談したものの、慢性的な人手不足の影響で改善されませんでした。
看護師として長く活躍するためには、自身の健康はもちろん家族に負担をかけないことが不可欠と考え、転職を決意しました。
⑥自分・家族の健康や介護のため
日々の激務による過労やストレスなどの健康問題、家族の介護などを理由に転職する看護師も少なくありません。
こうしたことを転職理由にする場合、現在の状況や対策を正直に提示することが重要です。
状況と共に対策を提示することで、採用担当者の不安を和らげることにもつながります。
3年前に認知症を患った父の介護が必要になったので、以前勤めていた××医院を退職しました。
現在父は自宅に近い介護施設に入所し、介護の必要がなくなったため復職を決意しました。
こうした状況から認知症を患う患者様のサポートに携わりたいと強く思うようになり、認知症の患者様のケアに力を入れている御院に応募した次第です。
➆給与への不満
業務内容に見合わない給与は、転職を決意する理由として十分です。
しかし、単に給与が安かったことだけを伝えるとただ前職の不満を口にしているだけにしか聞こえません。
給与が安いことを転職理由にする場合は、応募者自身のわがままと思われない内容に練り上げることが大切です。
私は現在看護師として△△クリニックに6年間勤務しています。
患者様に対して充実したケアを提供している自負がありますが、一方で看護師が長期的に活躍するためには、仕事に対する正当な評価が不可欠だと考えます。
現在勤務している職場では看護師の役職が少なく、キャリアアップや年収アップが非常にしづらい環境です。
看護師のキャリアアップのため、新たな役職を創設してもらえるよう上司にも相談しましたが、変化を望まない風土のために聞き入れてもらえませんでした。
御院は看護師が長期的にキャリアアップしていけるために、独自の役職を設けています。
御院であれば、私がかんがえる業務とそれに対する正当な評価のもと患者様に充実した看護を提供できると考え、転職を決意いたしました。
⑧他の施設に興味がわいた
看護師を続けていると、他の分野や施設に興味が湧くことも珍しくありません。
そうした場合には素直にその気持ちを示すことが大切です。
必要以上に凝った内容にすると、話に矛盾が生じたり要点がぼやけたりします。
以下の例文をみてみましょう。
私は現在△△クリニックに5年間勤務しています。
患者様の中には小さなお子様も多く、診察の際には大きな不安を感じたり泣き出してしまう子もいます。
しかし、治療が終わると笑顔で帰っていく子供たちをみて、より彼らと距離の近い環境で看護師として働きたいと考えるようになり、小児科医院への転職を考えるようになりました。
小さなお子様のなかには、「病院は怖いところ」というイメージを持っているケースも少なくありません。
お子様の患者様に対して親身な看護を提供することで、こうしたイメージを払拭したいと考えております。
⑨責任の大きさや医療事故への不安
人命にかかわる看護師のお仕事は、責任も重大です。
なかには大きすぎる責任や医療事故への不安から、転職を考える看護師もいることでしょう。
しかし、看護師の責任が大きいことや医療事故が発生する可能性があることは、はどの職場でも同じです。
大切なのは、こうした不安を改善するためにどのような努力をしてきたかを提示することです。
面接官は、こうした不安が本人の精神的な部分からくるのか、職場の体制や環境からくるのかを知りたがっています。
次の例文をみてみましょう。
私は前職では〇〇病院の××科に5年間勤務しておりました。
患者様の健康や命にかかわる責任重大なお仕事には非常にやりがいを感じておりましたが、人員不足の影響でチームワーク力に問題があったと感じていました。
看護師1人1人の業務量が膨大になるほど、医療事故が発生する危険性もたかくなるため、常にコミュニケーションを緊密に取り合うことを意識していましたが、業務に忙殺される中では時にこうしたコミュニケーションが希薄になることがありました。
何度も状況改善のための提案をしたものの中々受け入れてもらえず、状況は改善しませんでした。
こうした状況では患者様に安心して治療に専念していただくことはできないと考え、転職を決意した次第です。
⑩通勤が難しい
最後に、通勤が困難であることを理由に転職する場合をみてみましょう。
この場合には、通勤が難しくなった理由の具体的な提示が重要です。
結婚や夫の転勤など機に引っ越し、遠距離通勤が困難になったなど、第三者から見ても納得のいく理由が必要です。
私は、前職の△△クリニックで3年間勤務しておりましたが、結婚を機に引っ越しをしました。
職場と自宅との距離がかなり大きくなり、小さな子供もいることから通勤が大変困難になり退職をいたしました。
しかし、今後も看護師の仕事を長く続けていきたいと考えております。
御院は自宅や子供の保育園とも近く、通勤には全く問題ないので残業や夜勤も可能です。
「地域に密着した医療」を運営理念に掲げ、近隣の医療機関と連携をとりながら地域包括ケアに力を注いでいる御院で、長期的に活躍していきたいと考えております。
看護師が転職理由を伝えるポイント4選
転職理由を効果的に伝えるためには、押さえておきたいポイントがあります。
面接官に良い印象を与えるためにも、ここで解説する4つのポイントをしっかり押さえてください。
看護師が転職理由を伝えるポイント4選
- ポジティブな言い回しを意識する
- 前職の悪口は厳禁!
- ウソをつかない
- 長く勤務することをアピールする
それぞれ詳しく解説していきます!
①ポジティブな言い回しを意識する
転職を決意した背景には、残業の多さや相性の合わない上司がいたなどネガティブな理由もあることでしょう。
しかし、こうした理由をありのままに伝えることはタブーです。
言い回しに気を付けないと、「転職に至ったのは職場のせいで、やむを得ず転職することにした」という印象を面接官に与えかねません。
面接は、いかに良い印象を面接官に与えられるかが勝負です。
記事で解説した例文も参考にしながら、可能な限りポジティブな内容に仕上げてください。
②前職の悪口は厳禁!
面接の場で前職の悪口をいうのは絶対にやめましょう!
面接官に大きな不信感を与えてしまい、内定獲得のチャンスを遠ざけてしまいます。
特に注意したいのが人間関係に関することです。
人対人の問題である以上、どちらか一方だけに責任があるとは考えにくいです。
「自分に責任がないと考える人」「自己中心的で、改善のための努力をしない人」という印象をもたれてしまえば、採用は絶望的といえます。
また、看護師のお仕事はチームワーク力が大切です。
面接官は、人間関係を円滑に保てる人を求めていることを忘れないでください。
③ウソをつかない
評価を高めたいあまり、ありもしない成功体験やスキルを話すのは御法度です。
面接官はこれまで何人もの応募者を対応してきた、いわば「人を見るプロフェッショナル」です。
目線やしぐさ、声のトーンなどから簡単に応募者のウソを見抜きます。
1つでもウソが発覚してしまうと、たとえその後のやり取りがどれほど模範的であっても不信感を拭うのは容易ではありません。
また、万が一ウソをついて面接に突破しても保有資格や経歴に虚偽が発覚した場合、経歴詐称で告訴される可能性さえあります!
面接官に良い印象を与える事は面接の要ですが、何より大切なのは内容にウソがない事です。
意識的にはもちろん、無意識に小さなウソをついてしまわないよう、十分に注意してください。
④長く勤務することをアピールする
採用担当者は、長期的に活躍する人材を求めています。
そのため、面接の際には中長期的なキャリアプランを提示することが重要です。
こうすることで、長く働く意思が強いことを面接官に効果的にアピールできるからです。
面接の際には「この職場で将来どんな活躍をしたいですか?」という質問がおおくされます。
適切に答えることで、面接官に良い印象を与えましょう。
看護師が転職を成功させるための面接対策4選
看護師が転職を成功させるには、転職理由だけに目を向けるだけでは不十分です。
無事内定を獲得するためにも、以下に挙げる4つのポイントを念頭に置いて面接対策を進めてください。
看護師が転職を成功させるための面接対策4選
- 面接で多い質問の回答を練る
- 応募先の情報を多く集める
- イメージトレーニングをする
- 看護師の転職に強い転職エージェントを利用する
順番にみていきましょう!
看護師の面接で多い質問と対策や解答例を解説します!【看護師の転職】
①面接で多い質問の回答を練る
看護師の面接では、定番とも言えるほど多くされる質問があります。
これらの質問に対して的確に答えられるよう、あらかじめ対策を練っておくべきです。
看護師の面接で多い質問は、以下のようなものがあります。
看護師の面接で多い質問
- 志望動機を教えてください。
- あなたの看護観を聞かせてください。
- 今の職場を退職する理由はなんですか?
- 残業や夜勤は可能ですか?
どの質問も、事前に回答を用意しなければ答えられないものばかりです。
じっくりと時間をかけて、自分なりの答えを見つけてください。
また、知人や友人に面接官の役を演じてもらい模擬面接をするのも非常に効果的ですよ。
②応募先の情報を多く集める
転職活動では、応募先の職場に関する情報を可能な限り集めることが重要です。
この作業は「企業研究」とよばれ、面接対策の中でも特に重要な作業とされます。
応募先についての理解を深めることは、ミスマッチの少ない転職に役立つだけではありません。
応募先への理解が深まるほど、面接対策の強力な武器にもなるのです。
面接の場で応募先の運営方針や理念について触れれば、面接官に転職への前向きな姿勢を強くアピールすることができます。
また、応募先の特色と志望動機とを関連付けることで、より説得力のある内容に仕上げられるのです。
応募先への理解が薄いと、「他の応募先にも同じ内容の話をしている」と面接官に思われます。
当然転職への熱意も低いとみなされるので、応募先について深い理解があることを十分にアピールする必要があるのです。
ホームページやパンフレットなどを活用して、応募先の情報を詳細に集めてください!
③イメージトレーニングをする
予想される質問の回答も用意し、応募先の情報を十分にあつめてもまだやるべきことが残っています。
それはイメージトレーニングです。
実際の面接を頭で想定しながら、納得のいくまでイメージトレーニングを続けましょう。
いくら良い内容の転職理由や志望動機が練りあがっても、実際の面接でうまく発信できなければ何の意味もありません。
話す内容を口に出して練習することも有効です。
声のトーンや話すスピードが的確かどうかを耳でも判断しつつ、より面接対策に磨きをかけてください。
④看護師の転職に強い転職エージェントを利用する
転職成功の確率を大幅にアップしてくれるのが、転職エージェントです。
看護師の転職に特化した転職エージェントであれば、求人先と太いパイプを持っていたり職場の内部事情にも詳しかったりするので、求人広告からだけでは読み取れないリアルな情報を提供してくれます。
また、転職活動の基本は在職中に行うことです。
しかし、忙しいなかスキマ時間を転職活動に割くのは非常に疲れるだけでなく、膨大な時間を消費します。
転職エージェントを利用すれば、自分が仕事で忙しいときでも代わりに求人を探してくれるので、時間や体力を大幅に節約できるのです。
さらに、数々の利用者を転職に導いてきた中で数々のノウハウを身につけています。
そうしたノウハウを活かし、看護師の転職成功のため応募書類の添削や面接対策のサポートまで、転職にかかわるさまざまな支援をしてくれますよ!
看護師の転職におススメの転職エージェント4選
先ほど、看護師の転職には転職エージェントの活用が有効と解説しました。
しかし、数ある転職エージェントのなかからどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこでここでは、看護師の転職に特化したおススメの転職エージェントを4つ紹介します。
プロのサポートを受けながら、ぜひ転職を成功させてください!
看護師の転職におススメの転職エージェント4選
- 看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)
- 看護roo!
- レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
- マイナビ看護師
それぞれ見ていきましょう。
看護師転職サイトランキング!口コミ評判から分かるおすすめサービスを厳選
看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)
看護師ワーカーの特徴
- 全国の求人に対応
- 各施設との太いパイプを活かし、好条件な非公開求人を紹介
- 実際の残業時間や人間関係など、現場の情報にも精通
看護師ワーカーは、全国対応の看護師特化の転職サイトです。
医療関連の人材紹介で培った各施設とのパイプを活かして、好待遇・好条件な非公開求人を多数取り扱っています。
また実際の残業時間や人間関係など、求人票には載らないような現場の情報にも精通したアドバイザーがサポートするため、求人とのミスマッチが起こりにくいのも強みです。
看護roo!
看護roo!の特徴
- 求人先の情報に詳しい
- コンサルタントを通さず応募も可能
- LINEでも相談できる
続いておススメするのが、こちらの「看護roo!」です。
保有している求人数が非常に多く、さらにその8割以上が非公開求人です。
さらに、所属しているアドバイザーは求人先の情報に非常に詳しく、求人広告からは読み取れないリアルな情報をたくさん提供してくれます。
こうした情報は企業研究にはもちろん、ミスマッチの少ない転職にも非常にやくだつので、ぜひ活用してください。
登録して質問に答えるだけであなたにあったお仕事情報が届くので、気に入った求人があればそのまま応募も可能です。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
レバウェル看護の特徴
- アドバイザーのサポートが手厚い
- 累計利用者数の数は40万人
- アドバイザーとの連絡は LINE でも可能
看護師の転職におススメの転職エージェント1つが、こちらの「レバウェル看護」です!
これまでの累計利用者数は何と40万人を超え、数々の看護師を転職成功に導いてきました。
豊富な転職支援実績から得た転職ノウハウで、利用者に手厚いサポートを提供してくれますよ!
また、アドバイザーとはLINEでもやり取りが可能なので、スキマ時間を有効に活用できます。
マイナビ看護師
マイナビ看護師の特徴
- 必ず面談してくれる
- 転職スピードが早い
- 離職率の低い病院を紹介してくれる
- 地方でも相談しやすい環境が整っている
最後に紹介するのが、こちらの「マイナビ看護師」です。
転職支援サービス大手の「マイナビ」が運営する、看護師の転職に特化した転職エージェントで、内定獲得までを手厚くサポートしてくれます。
また内定獲得までのスピードが速いので、1日でも早く転職を叶えたい人にとってはとても心強い味方ですよ!
さらにマイナビ看護師は全国18か所に拠点を設置しているため、地方に住んでいる人の転職にも強いのが特長です。
マイナビ看護師の評判は?利用者の口コミやフル活用するポイントを徹底解説
看護師の転職は退職時にも注意
看護師の転職は、「内定を獲得すれば終わり」というわけでは決してありません。
現在の職場を去る時には、円満な退職を心がけてください。
退職の意向を上司に伝える際には、タイミングに気を付けましょう。
上司と二人きりになったタイミングが理想ですが、「お話があるので本日終業後にお時間を頂けますでしょうか」と切り出すと、環境が整いやすいです。
まずは退職の意向と理由を切り出し、その後退職願いを提出してください。
また、今までお世話になったことへのお礼の言葉を添えるのも忘れずに!
なお、転職の理由を上司に話す場合は給料や人間関係の不満などは口に出さないでください。
建前上の理由でもよいので、相手が嫌な思いをしないようにしましょう。
知っておきたい退職の手続き!退職届けを出す時期から年金・保険の手続きまでを徹底解説
看護師の転職理由Q&A
最後に看護師の転職理由について多い疑問について、Q&A形式で解説します。
それぞれみていきましょう。
Q.「転職理由」と「退職理由」はちがうの?
A.転職理由は「転職を決意した動機や背景」をさします。
一方の「退職理由」とは、「前職を去った理由」の事です。
転職理由を説明するときは、退職理由と関連付けて今後どのように働いていくつもりなのかを提示すれば、説得力のあるやり取りができますよ。
Q.職場を早く辞めてしまったときはどう伝える?
A.早期退職した理由を簡潔に説明してください。
ただし、たとえ職場に不満を抱いて転職した場合でも前職の悪口を言うのは厳禁です。
早期退職した原因はあくまで自分にあることを説明しつつ、謙虚な姿勢をみせてください。
また、ウソをついても面接官には簡単に見抜かれてしまうので、正直に話しましょう。
Q.良くない転職理由はある?
A.給料、人間関係、職場の環境などに起因する転職理由は、言い回しに気を配らずにそのままま伝えてしまうと、「この職場も同じ理由で辞めてしまうのではないか…?」と、担当者を不安にさせ、時に人間性をも疑わせます。
こうした転職理由を伝える場合には、言葉選びや言い回しをしっかり工夫してください。
まとめ~看護師の転職理由は正直&ポジティブに!~
この記事では、看護師に多い転職理由と面接時の効果的な伝え方について解説しました。
転職理由を明確にすることは、転職活動の第一歩です。
あやふやにせずに、じっくりと明確化に取り組んでください。
また、たとえネガティブな転職理由であっても言い回しや言葉選びに気を配り、可能な限りポジティブな内容に練り上げることが大切です。
また、内定獲得の確率をアップさせるためには転職エージェントの活用が非常に有効です。
プロのサポートを受けつつ、看護師の転職理由についてより深く理解して下さい!