建設業で女性が働くメリットは?
建設業は男社会ですが、近年では人手不足解消のために、女性の活躍推進の取り組みが行われています。
しかし男性が多い建設業で女性が働くとなると、本当に大丈夫なのか、やっていけるのかと不安に感じるでしょう。
とはいえ建設業で働くことは、女性にとって複数のメリットがあります。
今回は、建設業で女性が働くメリットをご紹介します。
- 建設業界で働く女性は珍しいため、よく話しかけてもらえたり、名前を覚えてもらいやすかったりする
- 女性の高いコミュニケーション能力が役立つ。さらに女性でもしっかり稼げる
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建設業で女性が働くメリット
建設業は男性が多いですが、女性だからといって建設業に向いていないわけではありません。
建設業で女性が働く7つのメリットを確認していきましょう。
建設業で女性が働くメリット
- 名前を覚えてもらいやすい
- よく話しかけてもらえる
- キャリアを築きやすい
- 女性が働きやすい取り組みをおこなっている会社もある
- 女性の細やかな視点を活かせる
- 女性の高いコミュニケーション能力が評価される
- 女性でもしっかり稼げる
名前を覚えてもらいやすい
建設業界ではまだ女性の割合が少ないので、女性社員は目立ちやすく、名前を覚えてもらいやすいというメリットがあります。
社内外でのコミュニケーションが円滑に進みやすいでしょう。
よく話しかけてもらえる
建設業界で働く女性は珍しいため、よく話しかけてもらえる傾向があります。
現場が華やかになって嬉しいと感じている作業員も多いです。
「男性よりも優しく接してもらえている気がする」との意見もあります。
キャリアを築きやすい
- 基本的な業務内容は変わらない
- 資格や技術が生涯役立つ
建設業界では、資格や技術が重要です。
時代の流れで新しい建材や技術が登場することはありますが、基本的な業務内容は変わりません。
女性は結婚・出産や家庭の事情で、一時的にキャリアを中断することがあります。
建設業界なら、技術さえ身についていれば、人手不足ということもあり復職しやすいです。
また資格を取ることで、さらなるキャリアアップを目指せる点もメリットでしょう。
女性が働きやすい取り組みをおこなっている会社もある
女性が長期的に安心して働きやすい職場環境を整えている建設会社もあります。
- 女性用のトイレや更衣室の設置
- 育休・産休の制度整備
- 柔軟な働き方の導入 など
人手不足を背景に、女性の受け入れに対して前向きな企業が増えています!
女性の細やかな視点を活かせる
女性ならではの視点が、仕事に役立つこともあります。
女性は細かいところに気付く人が多い傾向です。
女性の提案によって、今まで見過ごされていた点が改善され、多様性を考慮した建物の創出や皆が働きやすい環境整備につながることもあります。
女性の高いコミュニケーション能力が評価される
建設業界では、さまざまな人・企業が協力してひとつのモノを創り上げます。
そのため、コミュニケーション力があると有利です。
一般的に、女性はコミュニケーション能力に優れているとされています。
女性の高いコミュニケーションが、建設プロジェクトにおける調整や進捗管理、クライアントや他業者との打ち合わせなどで大いに役立つでしょう。
スムーズな意思疎通がプロジェクトの成功に寄与し、顧客満足度の向上にもつながります。
女性でもしっかり稼げる
建設業界は給料水準が高めです。
技術力や専門性が評価されやすく、女性でも高いスキルがあると高収入を得られます。
たくさん稼ぎたい女性にとっては大きなメリットです。
建設業で女性が働くデメリット・きついところ
建設業で女性が働いていると、「きつい」「つらい」と感じる場面も多少はあります。
女性にとって覚悟が必要なポイントを見ていきましょう。
建設業で女性が働くデメリット・きついところ
- 男社会で女性が少ない
- 女性専用のトイレや更衣室がない職場もある
- 育休や産休などの制度が整っていない場合がある
- 家庭との両立を難しく感じる場合がある
男社会で女性が少ない
建設業界は依然として男性が多数を占めています。
女性の割合はまだ少数派です。
女性が職場で孤立を感じたり、男性中心の文化や価値観に適応するのが難しいと感じたりする場合があります。
女性専用のトイレや更衣室がない職場もある
女性専用のトイレや更衣室が設置されていない建設現場もあります。
女性が快適に働くための基本的な環境が整っていないと、不便に感じるでしょう。
男性と共同のトイレを使うのがどうしても嫌だと感じる女性には不向きな職場もあります。
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育休や産休などの制度が整っていない場合がある
建設業界では、育休や産休といった制度が十分に整備されていない企業もあります。
特に小さな建設会社では、制度が不十分なケースが目立ちます。
妊娠や出産を経た後の復職が困難になるかもしれません。
もし求人票に育休や産休の記載がなく、不安に思った場合は、面接で質問してみましょう。
家庭との両立を難しく感じる場合がある
建設業界の人手不足が深刻なのは、体力的にきついからでもありますが、他の業界より労働時間が長いからでもあります。
建設業界で長時間労働が問題になっている理由
- 他の業界では当たり前な週休2日制の導入が遅れている
- 工期が決まっているため、間に合わないと残業せざるをえない
- 人手不足が1人1人の仕事量を増加させている
その分しっかり稼ぎやすいですが、家庭との両立が難しいと感じることがあります。
特に小さな子どもを持つ女性にとっては、仕事と家庭のバランスを取ることが大きな課題となります。
とはいえ残業時間や休日日数は、会社やポジションによって違うので、建設業界で働いているすべての人が激務なわけではありません。
建設業界の男女比
建設業界は男社会ですが、実際のところ、どれくらいの割合で女性がいるのでしょうか。
建設業界で働く女性は増えている
近年、建設業界で働く女性の数は増えています。
総務省の労働力調査によると、2012年に約70万人だった建設業界の女性就業者数は、2022年には約85万人に増えました。
女性の就業比率も、2012年時点では13.9%でしたが、2022年には17.7%に上昇しています。
業界全体で女性の雇用促進の取り組みを進めている成果が出ています。
建設業界で働く女性はまだ少数派
それでも、建設業界における女性は依然として少数派です。
男性が圧倒的に多いこの業界では、女性の割合がまだ低く、多くの職場で男性中心の文化が根強く残っています。
特に技術職(建設現場で働く大工、とび職など)では、男性が多数を占めており、女性の割合はごくわずかです。
建設業に向いている女性の特徴
建設業のメリットには惹かれるけど、自分は本当に建設業でやっていけるの?
女性が建設業に就職・転職するとき、「自分には向いているのだろうか」と不安を感じるのは無理もありません。
建設業に向いているのは、次の特徴に当てはまる女性です。
建設業に向いている女性の特徴
- 体を動かすことが好き
- チームで物事に取り組むことが好き
体を動かすことが好き
建設業は現場での作業が多く、体を動かすことが求められる仕事です。
特に長時間作業をする技術職は、体力が必要です。
現場作業員ではなくても、現場の確認など、一定の体力が必要な業務もあります。
日々の業務で体を動かすことに喜びを感じる女性は、建設業界に適しています。
体を動かすことが苦手な女性にとっては大変ですが、好きな人は充実感を感じられるでしょう。
スポーツやダンス、登山など、体を動かす趣味や部活動の経験がある女性は、採用選考でアピールすることをおすすめします。
チームで物事に取り組むことが好き
建設業界では、プロジェクトを成功させるために多くの人々と協力することが必要です。
クライアントや同僚、他業者との打ち合わせが頻繁に行われます。
周囲とコミュニケーションを取りながら、一緒に問題を解決し、目標を達成することが好きな女性におすすめの仕事です。
優れたコミュニケーション能力がある女性は、建設業界で活躍しやすいでしょう。
女性におすすめな建設業界の職種
女性におすすめな建設業界の職種は、次の通りです。
建設業界の職種
- 建築士
- 施工管理
- CADオペレーター
- 事務
建築士
建築士は、建物の設計や施工管理を行う専門職で、多くの女性が活躍しています。
女性ならではの視点で、デザインや機能性を考慮した設計が可能です。
難易度の高い資格取得が必要ですが、その分高い専門性と信頼を得ることができます。
給料水準も高めです。
施工管理
施工管理とは、工事が予定通りに進むように、全体の進行状況を管理する仕事です。
女性のコミュニケーション能力や細やかな気配りが、現場での調整や問題解決に大いに役立ちます。
施工管理の経験を積むことで、リーダーシップやマネジメント能力も向上します。
施工管理は忙しくてきついと言われることも覆い職種ですが、給料水準は高めです。
CADオペレーター
CADオペレーターは、設計図面の作成や修正を行う職種です。
細部まで正確に図面を仕上げる能力が求められます。
基本的には座ってパソコンと向き合う仕事なので、力仕事は少ないです。
建設業の中だと、給料水準はそれほど高くないですが、女性でも活躍しやすくデジタルスキルを活かせます。
事務
建設業界の事務職は、書類作成やデータ入力、電話対応などを行います。
現場に出ることは少なく、オフィスでの業務が中心です。
積算見積業務や契約書作成など、建設業特有の業務も含まれますが、これらのスキルを身につけることで、専門性の高い事務職として活躍できます。
柔軟な働き方が可能な企業も多く、家庭との両立を図りやすい環境が整っています。
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建設業に女性が就職・転職するメリットを把握しよう
今回は建設業で女性が働くメリットと一緒に、覚悟しておくべき点も解説してきました。
建設業で働く女性は増えていますが、依然として男社会です。
女性が建設業で働く場合、「体力的にきつい」「女性用トイレがなくて不便」「私生活とバランスが取りにくくて大変」と感じる可能性があります。
しかし女性でも高い専門性を身につけられる点や、しっかり稼ぎやすい点などはメリットです。
女性に優しい職人さんも多いので、興味がある方は建設業で働くことを検討してみてください。