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建設業への転職は未経験でも可能!未経験者におすすめの資格や企業選びのポイントを解説

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建設業は未経験でも転職できます。

厚生労働省が公表した2023年10月分の一般職業紹介状況によると、建設業の有効求人倍率は5.47倍です。

有効求人倍率とは、求職者の人数に対する求人数の割合のことであり、建設業では1人の求職者に対して求人が5.47件あるということになります。

つまり、建設業は売り手市場です。

今回は建設業に未経験で転職する難易度を、20代・30代・40代の年齢別に紹介します。

また、建設業の中でも転職が難しいのはどんな会社か、未経験者が建設業への転職を成功させるにはどうしたらよいか、建設業未経験者におすすめの資格はあるかといった内容も徹底解説しました。

この記事の結論
  • 建設業は人手不足なので、未経験・無資格でも転職しやすい。30代や40代でも転職可能。建設業への転職に年齢制限はない。
  • 転職後に資格が求められることもある。だが資格の取得をサポートしてくれる企業が多い。
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建設業は未経験でも転職できる

結論からお伝えすると、未経験でも建設業への転職は可能です。

建設業は専門的な技術や知識が求められる職種も多いですが、最初は無資格・未経験でも問題ない求人が多数見つかります。

建設・建築工学系の学校を卒業していない人でも、入社後に学んでいけば問題ありません。

未経験でも転職は難しくない

建設業に未経験で転職する難易度は?

建設業界は人手不足が続いています。

働き手の高齢化が深刻な課題です。

採用活動がうまくいかないことに悩んでいる建設会社が多いことから、未経験でも建設業界への転職は難しくありません。

ゼネコンや大手建設会社は難しい

基本的には未経験でも転職しやすい建設業界ですが、大手ハウスメーカーやゼネコン(特にスーパーゼネコン)は競争率が高いです。

経験やスキル、資格がなければ、求人に記載されている「求める条件」から外れてしまうことも多くあります。

また、設計に関する業務も転職難易度が高い傾向です。

一方、建設業界では、個人が営む小さな会社も多く見られます。

小規模な建設業の会社では、採用のハードルがそれほど高くないケースも多いです。

特別な経験や実績がない人でも、やる気や熱意、若さなどが評価される傾向にあります。

転職難易度 会社の種類
難しい ゼネコン(総合建設会社)
大手ハウスメーカー
建設設計事務所
難しくない 一般的な建設会社
小規模な建設会社

建設業に未経験で転職する年齢別難易度

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年齢によって、未経験者が建設業界に転職するときの難易度は異なります。

建設業への転職に年齢制限はありません。

しかし基本的には、若ければ若いほど有利です。

年齢が高い転職希望者に対しては、相応の経験を求める企業が増える傾向があります。

年代別の転職難易度を見ていきましょう。

年齢 未経験の転職難易度
20代 十分に可能
30代 20代より難しくなるが可能
40代 可能だが経験を活かせるポジションがおすすめ

20代未経験者は転職しやすい

  • 未経験でも、ポテンシャルで採用されやすい
  • 建設業界は若手不足のため、20代は歓迎されやすい

20代は、たとえ無資格・未経験でも、建設業界に転職しやすいです。

建設業では、政府が若者にとって働きやすい環境を作る対策を行っているほど、若手が不足しています。

そのため、20代は歓迎される傾向です。

30代未経験者でも転職できる

  • 30代未経験者でも建設業界に転職可能
  • 30代からスキルの習得や資格の取得を目指すのは遅くない

30代無資格・未経験者でも、建設業界に転職できる可能性は十分にあります。

建設業界は全体的に年齢層が高く、30代はまだ若い部類です。

面接では、前職で培ったコミュニケーション力や対応力など、建設業界でも活かせるスキルを積極的にアピールしましょう。

30代は20代と比較して、今後働き続けられる年数が少ないため、年齢のハンデを30代ならではの強みでカバーすることが重要です。

40代未経験者には前職での経験を活かせるポジションがおすすめ

  • 40代無資格・未経験者でも、建設業界への転職は可能だが、他の応募者との競争には負けやすくなる
  • 前職での経験を活かせるポジションに応募すると、採用率が上がる

    40代無資格・未経験者でも、建設業界への転職は可能ですが、他に若い応募者がいた場合は競争で負けやすくなってしまいます。

    40代未経験者が建設業界に転職する場合、前職での経験を活かせるポジションがおすすめです。

    たとえば他の業界で管理職をしていた人なら、建設業界の管理職でもスキルを活かせる可能性があります。

    年収アップを実現できる場合もあるでしょう。

    40代は最後の転職になる可能性があるので、会社や職種を選ぶ際、いっそう慎重になるべきです。

    また、40代は体力面で不安を感じやすい年代でもあります。

    鉄筋工・足場工などの特に体力が必要な仕事よりも、営業や管理職を目指すことも検討してみるといいでしょう。

    建設業への転職は難しい?未経験者におすすめの職種やスーパーゼネコンの中途採用を突破するコツを解説

    建設業に未経験で転職するメリット

    建設業に未経験で転職するメリットを紹介します。

    建設業に未経験で転職するメリット

    • 職種の選択肢が多くその道のプロを目指せる
    • 働きながら資格を取得できる
    • 平均年収が高め
    • 早く帰れる

    職種の選択肢が多くその道のプロを目指せる

    建設業は、職種の選択肢が多いです。

    大工、電気工、配管工など、専門的な技術と知識を必要とする職種が多くあります。

    建設業の職種の例

    • 大工
    • とび
    • 電気工
    • 解体工
    • 配管工
    • 塗装工
    • 左官工
    • 鉄筋工
    • 施工管理
    • CADオペレーター
    • 建築士

    未経験から専門性が高いスキルを身につけ、その道のプロを目指せる点は、建設業に転職する大きなメリットです。

    たとえ今までの学歴や職歴に自信がない人でも、高い技術力を身につければ評価されます。

    手に職をつけたい人や、食いっぱぐれないスキルを身につけたい人にはおすすめの業界です。

    働きながら資格を取得できる

    建設業界の各職種には、スキルを客観的に証明する資格があります。

    有資格者にしかできない業務も少なくありません。

    資格を取ると、資格手当がもらえたり、転職活動で有利に働いたりと、多くのメリットがあります。

    中には応募時点で資格が求められる求人もありますが、働きながら資格を取得してくれればよい、としている求人も珍しくありません。

    専門家

    受験にかかる費用を、一部または全額負担してくれる企業もあります。

    資格を取りたい人にも、建設業界はおすすめです。

    平均年収が高め

    建設業界の平均年収は、日本全体の平均年収よりも高いです。

    しっかり稼ぎたい人にも建設業界はおすすめできます。

    専門家

    その分体力的な負担が大きい、休日日数が少なめというデメリットはあるものの、給料は魅力的です。

    早く帰れる

    建設現場では、だいたい8時頃から作業が始まり、16~17時頃には解散します。

    夜遅くまで作業していると、以下の弊害があるためです。

    • 騒音が問題になりやすい
    • 暗くて作業しづらい

    朝が早い反面、早く帰れるメリットがあります。

    終業後はプライベートな時間を楽しみましょう。

    また現場作業員には、お昼休憩とは別に、15分から30分の休憩があります。

    ずっと働きづめではないというのも魅力です。

    ただし建設業では、期限までに建設物を完成させる必要があります。

    悪天候等の要因によって作業が遅れると、残業や休日出勤が発生する場合もあると覚えておきましょう。

    未経験者が建設業への転職を成功させるコツ

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    未経験者が建設業への転職を成功させるコツは、次の3点です。

    建設業への転職を成功させるコツ

    • 研修が充実している会社を選ぶ
    • 週休2日制の会社を選ぶ
    • 求人票の内容が詳しい会社を選ぶ

    研修が充実している会社を選ぶ

    未経験者が建設業界に転職する際は、研修が充実している会社をおすすめします。

    • 研修の充実度
    • サポート体制

      建設業界は専門性が高い職種も多いため、「自分でもやっていけるだろうか」と不安に思う人は多いです。

      研修が充実している企業や、先輩のサポート体制が整っている企業なら、その不安を払拭できます。

      週休2日制の会社を選ぶ

      プライベートの時間を十分に確保したい人は、週休2日制の会社を選ぶようにしましょう。

      他の業界では、週休2日制が一般的です。

      しかし建設業界では、週休2日制を導入しておらず、年間を通じて休みの少ない企業が多く見られます。

      専門家

      週休2日制をなかなか実現できない理由は、建設業界の人で不足や、どうしても納期までに工事を完了させなければならないことなどです。

      求人票の内容が詳しい会社を選ぶ

      求人票に雇用条件が詳しく書かれている会社を選びましょう。

      • 昇給の条件
      • ボーナスの有無
      • 休日日数
      • 残業はどれくらいか
      • 福利厚生(資格取得支援制度、住宅手当など)
      • 交通費の支給範囲

      もし昇給の条件やボーナスの有無が求人票に書かれていなかった場合は、面接で質問し、誠実に回答してくれる企業へ入社することをおすすめします。

      聞きづらい内容ではありますが、不明点をそのままにして入社すると、後悔することになりかねません。

      しかし面接で給料や休日といった雇用条件に関する質問ばかりしてしまうと、悪い印象を抱かれることもあります。

      確認が細かすぎにならないよう、配慮が必要です。

      建設業は中卒が多い?中卒の給料や高卒・大卒ではなくても現場監督になれるのか解説

      建設業未経験者の転職におすすめの資格

      建設業界への転職を考えている未経験者におすすめの資格は、次の通りです。

      建設業未経験者の転職におすすめの資格

      • 二級建築士
      • 建築CAD検定試験
      • 施工管理技士

      中には実務経験がなくても、試験を受けられる資格もあります。

      資格がなくても建設業界への未経験転職は可能ですが、資格を取得しておくと、採用選考で有利に働く可能性は高いです。

      二級建築士

      二級建築士は、建築の設計・工事監理の基礎知識と技術を証明する資格です。

      実務経験がなくても、指定の教育機関を卒業すれば受験できます。

      指定の教育機関とは

      • 大学
      • 短期大学
      • 高等専門学校
      • 高等学校
      • 専修学校
      • 職業訓練 など

      なお二級建築士の上位資格に、一級建築士があります。

      二級建築士と一級建築士の違いは、設計できる建物の規模です。

      一級建築士は、一般住宅から大規模なビルやスタジアムまで、あらゆる建物の設計ができます。

      建築CAD検定試験

      実務経験や学歴問わず、誰でも受験できる建築CAD検定試験は、建築用図面をCADで描く技術を証明するものです。

      CADスキルは設計だけでなく、施工管理など現場の様々な場面で役立ちます。

      専門家

      建築CAD検定試験に向けた通信教育やスクールもあります。建設業界未経験者でもチャレンジしやすいです。

      施工管理技士

      施工管理技士は、工事全体の管理をする資格です。

      建設現場の指揮や安全管理をおこないます。

      1級1次検定は、19歳以上なら、学歴に関係なく誰でも受検できるようになりました。

      ただし2次検定を受けるには、実務経験が必要です。

      施工管理技士には、次の7種類があります。

      • 建築施工管理技士
      • 土木施工管理技士
      • 電気工事施工管理技士
      • 管工事施工管理技士
      • 造園施工管理技士
      • 建設機械施工管理技士
      • 電気通信工事施工管理技士

      建築、土木、電気、管工事など、分野に応じた実務経験が必要です。

      未経験から現場作業員として経験を積み、将来的に施工管理技士を目指せます。

      施工管理技士は年収水準が高く、キャリアアップにつなげやすい資格です。

      電気施工管理技士1級・2級の年収はいくら?他の電気工事資格と難易度や年収を比較

      建設業に未経験で転職したい人におすすめの転職サイト

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