「今の会社をやめてテストエンジニアとして働いてみたい」

「テストエンジニアに転職するためには何をすれば良いのだろう？」

テストエンジニアとして転職活動をする際は、業界に特化したプロのスタッフによるサポートが受けられる転職エージェントを上手く活用しましょう。

今回は、テストエンジニアの転職にオススメな転職エージェントを12種紹介します。

転職エージェントを比較するときは、求人数や実績をしっかり調査した上で、自分にとって働きやすそうな企業を探してみましょう。

後半では、テストエンジニアの転職活動のポイントも解説しております。

テストエンジニアとして転職活動を成功させたい方、テストエンジニアの求人の特徴を知りたい方は、是非参考にしてくださいね。

テストエンジニアにオススメの転職エージェント18選

ここからは、テストエンジニアにオススメの転職エージェントを15種紹介します。

それぞれのエージェントの求人数や強みに目を向け、自分の理想に近い企業に出会いやすいサービスを探してみましょう。

転職ドラフト

運営会社	株式会社リブセンス
公開求人数	–
対応している地域	全国
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	年収アップを狙いやすい
総合評価	4.2

「転職ドラフト」は、企業が競争入札形式でエンジニアを募集するサービスです。

年収情報を含めたスカウトが届くため、市場価値を正確に把握しやすく、自分に合った条件の職場を見つけやすくなっています。

スキルに自信があるなら、年収アップも実現しやすいでしょう。

業界経験者におすすめのサービスです。

ウィルオブテック

運営会社	株式会社ウィルオブ・ワーク
公開求人数	約2,100件
対応している地域	首都圏
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	1人に対して2名のアドバイザーが付く
総合評価	4.2

株式会社ウィルオブ・ワークの運営するウィルオブ・テックキャリアは、専属2名のアドバイザーが転職活動を徹底的にサポートしてくれるサービスです。

ウィルオブテックは求人の多さに定評があるだけでなく、全体の7割ほどの求人が会員のみ応募できる非公開求人となっています。

転職後の年収アップ状況についても悪くない評判が揃っているので、ライバルの少ない環境で理想の企業に出会いやすくなります。

また、ウィルオブテックのアドバイザーはIT業界での一定年数以上のキャリアを持つので、業界ならではの特色や求められる人材などの情報にも詳しいです。

ウィルオブテックはできて間もないサービスでもあり、口コミの数は大手の転職サイトに比べて少なく、求人も首都圏が中心となっています。

関東エリアにあるIT業界で転職・キャリアアップしたい方は、豊富な知見を持つアドバイザーのサポートを受けられるウィルオブテックに登録してみましょう。

レバテックキャリア

運営会社	レバテック株式会社
求人数	約22,000件
対応している地域	全国
利用料金	無料
エージェントサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	エンジニアの転職支援に特化
総合評価	5.0

『レバテックキャリア』は、転職エージェントの中でもコンサルタントを含むIT・Web業界に特化しているサービスです。

エンジニアとしてのキャリアアップだけでなく、コンサルタントやプログラマーなど業界内でのジョブチェンジにも強みを持ちます。

レバテックキャリアは年収600万円以上のハイクラス求人が多く、エンジニアとしてのキャリアアップにも大変使いやすいです。

レバテックキャリアではプロの転職エージェントが企業の採用担当者と年間3,000回以上にわたるミーティングを行うことで、企業と長期的な信頼関係を築いています。

レバテックキャリアは、職務経歴書や履歴書など書類添削や面接対策すべてにおいて、スピーディで丁寧な対応を体験できます。

また、レバテックキャリアではフリーランス向けの案件も数多く揃っているので、副業に挑戦したい方にもオススメです。

Geekly（ギークリー）

運営会社	株式会社Geekly
公開求人数	約19,000件
対応している地域	東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	一次面接確約制度がある
総合評価	4.5

Geekly（ギークリー）は、エンジニアをはじめとするIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

2023年3月時点での転職支援実績は8,500件以上と高い数値を誇り、転職成功者の約76%は前職からの年収アップにも成功しています。

GeeklyはITやWeb、ゲーム業界におけるエンジニアや営業職など、幅広い求人を取り扱っているので、テストエンジニアとして働きたい人にもオススメな求人が多いです。

またGeeklyでは、求職者の履歴書の掲載内容やスキル、企業のニーズによっては書類選考をスキップして面接に進める一次面接確約サービスが提供される可能性もあります。

IT業界での就労経験が一定年数以上ある人にとって、嬉しいサービスですね。

Geeklyに掲載されている求人はITやWeb業界の特徴上どうしても求人が首都圏エリアに固まっているため、利用時にはオンライン面談などをうまく活用しましょう。

リクルートエージェント

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約690,000件
対応している地域	全国
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	業界最大級の求人数
総合評価	4.4

株式会社リクルートが運営するリクルートエージェントは、数多くある転職エージェントの中でも高い知名度を誇り、求人数はナンバーワンの実績を誇るサービスです。

2023年3月時点で3万件を超える公開求人のほか、サービス登録後は5万件以上にもわたる非公開求人も閲覧可能となります。

リクルート エージェントの企業の求人ページには給与や求める人材だけでなく、運営チームによる社員へのインタビューが記載されているのも嬉しいポイントです。

リクルートエージェントには専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT業界でのキャリアに自信がない人や、はじめて転職活動をする方の支援を行ってくれます。

転職活動自体が初めての人は、まず圧倒的な知名度と実績を誇るリクルートエージェントに登録し、無料カウンセリングを受けてみましょう。

UZUZ

運営会社	株式会社UZUZ
公開求人数	–
対応している地域	東京都/神奈川/千葉県埼玉県/大阪府
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	経歴に自信がない人も安心
総合評価	4.3

UZUZは、20代の第二新卒・既卒・フリーターの方の求人に特化している転職支援サービスです。

UZUZは未経験からでも挑戦可能な求人が数多く揃っているだけでなく、テストエンジニアをはじめとするITやWeb業界の求人も豊富です。

中でも20代〜30代前半の方は対象の求人数が多く、ポテンシャルを重視されるため転職もしやすい時期です。

UZUZでは未経験可能な求人の中でも、受託開発や社内エンジニアなど選択肢が豊富ですので、自分にあった職種や企業を見つけていきましょう。

しかし、UZUZの求人の大半は30台前半までが対象となっており、年齢を重ねるにつれ転職の難易度はどんどん上がっていきます。

また、UZUZは転職活動を初めて行う方や、未経験からIT業界に挑戦する方に特化したサービスとなっているので、他の大手求人サイトよりも年収は低くなりがちです。

しかし、UZUZ経由での転職者の定着率は2023年3月時点で94%台とかなり高い数字を誇るため、安心して長く働ける職場を探している方にもオススメとなります。

Tech Stars Agent

運営会社	株式会社 Branding Engineer
公開求人数	–
対応している地域	首都圏
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	エンジニア向けの求人に特化している
総合評価	5.0

TechStars Agentは、エンジニアの転職に特化したエージェントサービスです。

運営会社のBranding Engineerは、プログラミングスクール『テックブースト』の運営や、フリーエンジニア向けエージェント『ミッドワークス』などの事業を展開しています。

Tech Stars Agentはエンジニアのキャリア支援に力を入れているサービスなので、ITのほかにWebやゲーム業界の求人も豊富に取り扱っています。

紹介する求人もIT・WEB・ゲーム業界に特化したものばかりなので、エンジニアとしてキャリアアップしたい方には大変使いやすいサービスとなっているのが特徴です。

社内SEナビ

運営会社	アイムファクトリー株式会社
公開求人数	約2,300件
対応している地域	首都圏
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	社内SEに特化した転職エージェント
総合評価	4.3

アイムファクトリー株式会社が運営している社内SEナビは、エンジニアの求人に強みを持つ転職支援サービスです。

社内SEナビに登録したエンジニア経験者は、1人あたり平均7.3社の紹介を受けている実績があります。

使用言語やシステムなどから求人詳細をチェックできるので、スキルや希望に合わせて企業の絞り込みを行いやすいのが特徴です。

社内SEナビでは、面談を以下3種類から選べます。

• カジュアル面談
• キャリア面談
• オンライン面談

社内SEナビでは、転職サポート実績が豊富なキャリアコンサルタントが転職活動を支援してくれるので、エンジニアの方は是非登録しておきたいサービスです。

Green

運営会社	株式会社アトラエ
公開求人数	約30,000件
対応している地域	全国
利用料金	無料
エージェントによるサポート	あり
テストエンジニアへのおすすめのポイント	経験者向け・若年層向けの求人に強い
総合評価	4.2

Greenは、IT・Web業界に特化した転職サイトです。

IT業界に特化した求人が揃っているので、多くのエンジニアにも注目されています。

転職サイトGreenは経験者向けの求人が多く、20〜30代でエンジニアとしての実務経験がある場合、高確率で企業からのスカウトを獲得できるのが強みです。

転職サイトGreenは未経験者求人が比較的少ないので、IT業界未経験の方にとってはマッチする案件を探すのは困難となる可能性があります。

IT業界での就労経験がないものの、プログラミングやシステムの実用経験などがある場合、スキルや経験が合致する企業を探してみるのも良いかもしれません。

テストエンジニアとは？

テストエンジニアとは、開発したシステムやソフトウェアが仕様書に沿って動作しているかの検証を主な業務とする職種です。

テストエンジニアが行うテストは、大きく分けて以下4つのステップを経由します。

• テストの計画
• テスト項目表の作成
• テストの実施
• テスト結果の確認・レビュー
• テスト結果の分析

テストの途中でバグやエラーが発生した場合、原因を特定したり、改善策を考案したりする業務もテストエンジニアの役割であるケースが多いです。

現状ではテストを専門とするエンジニアを募集している企業はまだ少なく、開発エンジニアの業務の一環として担当が割り振られている場合が多い傾向があります。

企業によっては、最初は先輩エンジニアが作った製品やソースコードのテストやデバッグを主な業務として行い、数年後に製造フェーズ（プログラミング）を担当するケースも少なくありません。

また近年では、AIや自動化ツールを活かしたシステムを活用してテストを行う企業も増えてきているので、求められる人材も企業によって大きく変化するようになりました。

エンジニアの転職については、以下記事でも紹介しております。

興味のある方は是非参考にしてみましょう。

テストエンジニアに求められるスキル

テストエンジニアには、主に以下5つのスキルが求められます。

• プログラミングやソフトウェアに関する知見
• 様々なテストに対する知識
• 長時間にわたる作業に対する忍耐力
• スケジュールの策定・考案能力
• ドキュメントに対する理解力・読解力

それぞれのスキルを深掘りして解説します。

プログラミングやソフトウェアに関する知見

テストエンジニアに求められる一つ目のスキルは、プログラミングやソフトウェアに関する知見です。

テストエンジニアとして業務を行うためには、テストを行うシステムや製品の作りやソースコードを理解する能力が求められます。

ソフトウェアに関する基礎知識やプログラミング能力があまりにも足りていないと、テストどころか対象となるシステムの作りを理解するのに時間がかかるので注意が必要です。

また、一部の企業では20代を中心に未経験の人材をテストエンジニアとして採用しているので、ITパスポートや基本情報技術者試験に合格するとアピールポイントの一つとなります。

様々なテストに対する知識

テストエンジニアに求められる二つ目のスキルは、様々なテストに対する知識です。

システム開発の下流工程の一環として行われるテストには、以下の種類が存在します。

• 単体テスト
• 結合テスト
• 受け入れテスト
• ホワイトボックステスト
• ブラックボックステスト
• トップダウンテスト
• ボトムアップテスト
• 負荷テスト
• 確認テスト
• 評価テスト
• 機能テスト
• ユーザビリティテスト

それぞれのテストの目的を押さえておき、後ろの工程や納品までのスケジュールに支障が出ないようにするのも、テストエンジニアに求められる役割の一つです。

長時間にわたる作業に対する忍耐力

テストエンジニアに求められる三つ目のスキルは、長時間にわたる作業に対する忍耐力です。

テストエンジニアは多くの場合、数週間から数ヶ月かけて一つのシステムにおける数百〜数千個の項目をテストし続けます。

単純作業を長期間にわたって行うことも多いテストエンジニアには、一つのことに没頭できる集中力や持続力も求められるのです。

スケジュールの策定・考案能力

テストエンジニアに求められる四つ目のスキルは、テストを行うスケジュールの策定・考案能力です。

テストエンジニアは、あらかじめ定められた納期やテストの期限に沿って業務を行います。

膨大なテストの項目を、納期や〆切までに間に合わせるためのスケジュールを作成する能力も、テストエンジニアに必須なスキルと言っても過言ではありません。

ドキュメントに対する理解力・読解力

テストエンジニアに求められる五つ目のスキルは、ドキュメントに対する理解力・読解力です。

テストエンジニアはテストに入る前に、システムや製品の仕様書や説明書などのドキュメントを読んで理解する必要があります。

IT系の製品やシステムに関するドキュメントには専門用語が多く使われているケースがほとんどなので、業界知識に加えて文章読解力が必要不可欠です。

テストエンジニアとして転職を成功させるためのポイント

テストエンジニアとして転職を成功させるためには、以下5つのポイントを押さえておきましょう。

• プログラミング言語についての基本的な知識を身につける
• 現場で使われているツールの特徴を押さえておく
• エージェントに職歴や希望を正直に伝える
• 自分の強みを言語化する
• エンジニアとしての将来の理想像を語れるようにする

それぞれのポイントを深掘りして解説します。

プログラミング言語についての基本的な知識を身につける

テストエンジニアとして転職を成功させるための一つ目のポイントは、プログラミング言語やPCの基本的なスキルを身につけることです。

テストエンジニアとして業務を行うためには、バグの発見や解決策の提案を行うためにもプログラミング言語についての知見を押さえておく必要があります。

また近年では、テストエンジニアとして採用された後に製造や設計を任されるケースも少なくないため、業務の幅を広げるためにもプログラミングの知識は必要不可欠です。

現場で使われているツールの特徴を押さえておく

テストエンジニアとして転職を成功させるための二つ目のポイントは、現場で使われているツールの特徴を押さえておくことです。

IT業界における多くの現場では、システムの製造に使われるツールのほかに、テストに使われる専用の自動化ツールが導入されているケースもあります。

テストエンジニアとして転職する際には、案件ごとに実装やテストで使われているツールについての情報を積極的に集め、事前知識として取り入れておきましょう。

エージェントに職歴や希望を正直に伝える

テストエンジニアとして転職を成功させるための三つ目のポイントは、エージェントに職歴や希望を正直に伝えることです。

転職エージェントは、皆さんから伝えられた情報を元に転職先候補となる企業を厳選して紹介します。

エージェントに対して嘘の職歴や経歴を伝えてしまうと、入社後の思わぬミスマッチや理想と現実のギャップが生まれかねません。

また、転職エージェントに希望を伝える際には、年収や残業時間など企業に求める条件はできる限り正直に伝えましょう。

自分の強みを言語化する

テストエンジニアとして転職を成功させるための四つ目のポイントは、自分の強みを言語化できるよう準備しておくことです。

IT業界やエンジニアとしての経験が一定年数以上ある場合は、行ってきた業務内容を元に自分の強みを言語化できるよう準備しておきましょう。

IT業界へ未経験の状態で転職したい方は、ポートフォリオの作成や資格取得を行って、積極性や学習に対する向上心などのアピールポイントを作るのが大切です。

エンジニアとしての将来の理想像を語れるようにする

テストエンジニアとして転職を成功させるための五つ目のポイントは、エンジニアとしての将来の理想像を語れるようにすることです。

多くの企業は、テストエンジニアとなる人材を将来のPM（プロジェクトマネージャー）やPL（プロジェクトリーダー）候補として採用を行います。

テストエンジニアとして転職活動を行う際は、1年後の目標や10年後の目標などを選定し、逆算した学習計画や理想のキャリアを語れるようにしましょう。

テストエンジニアに求められるスキルや人物像についての知識を押さえて転職を成功させよう

テストエンジニアの業務や求められるスキル、オススメの転職エージェントについて幅広く解説しました。

テストエンジニアとして業務を行うためには、ITやプログラミングのスキルだけでなく長期的な作業に対する忍耐力やドキュメントの読解力が求められます。

また、多くの企業ではテストエンジニアにコーディングや設計を任せることも珍しくないため、転職エージェントを使う際は業務内容にも目を向けておきましょう。

数多くある転職エージェントの中から自分にとって使いやすいサービスを複数並行して活用し、理想の職場環境が揃っている企業を見つけてくださいね。