「高卒の転職は、資格を取得しておくと有利になるの?」
「資格取得をしておくと、学歴をカバーできる?」
高卒の転職では、学歴に自身がなく「転職に不利なのでは?」と不安に思っている人は多いです。
確かに現在の転職事情をみるに、未だに学歴フィルターをかけている企業もあるので、高卒というだけで転職先が限られてしまう場合もあります。
しかし学歴に不安がある高卒の転職者も、資格を取得することで十分に転職市場で戦っていくことができます。
また、資格を保持していることで入社後も昇給・昇格が狙いやすくなりますよ。
このページでは資格があると転職に有利な理由や、おすすめの資格10選について詳しく解説していきます。
記事後半では、資格取得の際の注意点や、高収入が狙えるおすすめの職種もあわせて紹介しているので要チェックですよ!
このページで分かること
- 資格取得で高卒の転職が有利になる理由
- おすすめの資格10選
(受験資格・難易度・役立つ業界など) - 資格取得の際の注意点
- 高卒の転職でも高収入が狙える職種4選
効率良く転職活動をすすめるために、最後まで読んで参考にしてくださいね!
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
高卒の転職は資格があると有利になる?
高卒の転職は資格があると有利になるとよくいわれますが、それは事実です。
実際に、資格取得を目指して努力している人は多いですね。
では「なぜ有利になるのか?」その理由を解説しますので、理由を理解してから目的意識をもって資格取得を目指してください。
高卒の転職で資格があると有利になる理由
- 学歴以上の武器にできる
- スキル・専門性のアピールがしやすい
- 高収入が狙える
- 学歴の不安を解消できる
資格取得のためにはそれなりの時間や勉強が必要ですが、頑張った分だけ転職活動が有利になりますよ!
学歴以上の武器にできる
企業が求める資格や専門性の高い資格を取得しておくと、学歴以上の武器になる場合があります。
適した資格を取得しておくことで、それぞれの業界に関する知識・知見・専門性を明確に証明できるからです。
難関資格を取得しておくと、一定の学力があると評価につながりますし、資格取得のために努力し勉強した過程があることも評価されます。
高卒の転職では、資格は学歴をカバーできる重要な武器になるので、資格取得を目指してなるべく早い段階から取り組んでいきましょう。
スキル・専門性のアピールがしやすい
スキルや専門性をアピールしやすいので、資格は積極的に取得しておく事をおすすめします。
入社前からすでに専門的な知識があることを証明できるので、即戦力としての採用につながりやすいですよ。
特にIT系の技術職など専門性の高い仕事の場合、求人の募集要項や入社後に、資格取得を求めたり推奨する企業は多いです。
応募したい業界や職種が決まっている場合は、それに応じた資格を取得しておきましょう。
高収入が狙える
資格を取得しておくことで、高卒の転職でも高収入の求人に応募しやすくなるなど、求人の質が上がりやすいです。
入社後は、資格を持っていることで手当がついたり業務の幅が広がり、高収入を狙いやすくなります。
また、管理職へのキャリアアップも目指せますよ。
高卒の転職で高収入やキャリアアップを目指している人は、資格の取得をおすすめします。
学歴の不安を解消できる
「大卒=一定の努力の証明」という認識は根強く、高卒の転職者は不利なのではと不安を持つ人は多いです。
しかし資格を取得しておくことで、ある程度の時間をかけて勉強など努力をした、ということが証明しやすくなります。
高卒で資格のない転職者よりも、資格のある転職者の方が採用担当者にとっては目で見て評価しやすいので、転職活動が有利です。
特に国家資格や難易度の高い資格を取得しおくと、大卒の転職者より好印象を与えられる場合もありますよ。
ただし、「資格を取得しているから必ず採用される!」とは限らないので注意してくださいね。
高卒の転職に有利な資格おすすめ10選!
高卒の転職に有利な資格から、おすすめ10選を紹介していきます。
なんでもいいからと資格取得に向けて無計画に動くのではなく、転職活動に役立つ資格をあらかじめ決めておきましょう。
資格は下記3種類あるので、選ぶ際の参考にしてください。
資格の種類 | 概要 | 主な資格 |
---|---|---|
国家資格 | 国が認める「法によって定められ」資格。 レベル・信頼性・権威性が最も高い。 |
・医師 ・宅建士 ・調理師 ・行政書士 |
公的資格 | 民間団体・公益法人・省庁が認定する資格。 資格としての優位性・信頼性をアピールできる。 |
・簿記検定 ・英検 ・販売士検定 |
民間資格 | 民間団体や企業による試験で得られる資格。 法律の定めがないので、社会のニーズに合わせて自由に対応できるのが特徴。 |
・MOS ・TOIEC ・ソムリエ |
専門性の高さ・汎用性・難易度などさまざまですので、自分に適したものを選んでくださいね。
- 宅地建物取引士
- MOS
- ITパスポート資格
- 日商簿記検定
- 登録販売者
- TOIEC
- 通関士
- 基本情報技術者
- 調理師免許
- 行政書士
宅地建物取引士
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年1回(10月) |
勉強時間の目安 | 300時間 |
受験料 | 8,200円 |
難易度 |
宅地建物取引士(宅建)は、国家資格の中でも比較的やさしく、人気の高い資格です。
宅地建物取引士の主な仕事は、不動産の売買・交換・賃貸などの取引にあたり、顧客に重要事項を説明したり契約締結後に交付する書類に署名押印をしたりする業務です。
不動産業の取引では巨額のお金が動くので、顧客が知らない情報や誤った情報がないかを事前に説明するための、重要なポジションですよ。
国家資格なので勉強はしっかりしないと合格できませんが、一度取得してしまえば転職活動でかなり有利になるおすすめの資格です。
資格取得をしておくことで、入社後はキャリアアップを狙いやすくなりますよ。
役立つ業界・職種
- 不動産業界
- 建設業界
- 金融業界
- 保険業界
MOS
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 全国一斉試験:毎月1回~2回 随時試験 :ほぼ毎日 |
勉強時間の目安 | 50時間 |
受験料 | 約10,000円 *試験科目による |
難易度 |
MOS(Microsoft Office Specialist)は、Word・Excel・PowerPoint のスキルを証明できる民間資格です。
ほとんどの企業がMicrosoft Officeを利用しているので、パソコンスキルを証明できるMOSを取得していると、転職活動が有利になります。
事務職に転職したい人には、特に取得をおすすめしたい資格です。
MOSは、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の二つのレベルに分かれていますが、基本的にはスペシャリストレベルを取得できれば十分です。
汎用性が高く、難易度も低い資格なので積極的に取得しておきましょう。
役立つ業界・職種
- 事務職全般
- 営業
- 人事
- 管理職
ITパスポート資格
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 随時 |
勉強時間の目安 | 100時間 |
受験料 | 7,500円 |
難易度 |
ITパスポート資格は、ITの基礎知識やパソコン業務効率化の知識を証明できます。
IT業界を目指している人は、ぜひ取得して欲しい資格ですね。
IT業界は未経験者での応募も可能ですが、資格取得していることで自分の市場価値が高まります。
また、ITパスポート資格は汎用性が高いので、IT業界を目指していない人も資格取得をしておくと転職活動で有利になりやすいですよ。
役立つ業界・職種
- IT業界
- 事務職全般
- 一般企業
IT関連であれば、資格以外にもプログラミングスクールを利用するのもおすすめです!
具体的におすすめのプログラミングスクールは以下の通りです。
ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミーの特徴
- CCNA資格合格率が脅威の99%
- プロのサポートにより就職率98%
- 上京サポートがある
- 講師が全員エンジニア経験者
- 受講料・テキスト代完全無料
コードキャンプ
CodeCampで用意されているコースの種類
- デザインマスターコース
- Webマスターコース
- オーダーメイドコース
- 4ヶ月で未経験からエンジニアに転職できるコース
日商簿記検定
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年3回(2月・6月・11月) |
勉強時間の目安 | 2級:200時間 3級:100時間 |
受験料 | 2級:4,720円 3級:2,850円 |
難易度 | 2級: 3級: |
日商簿記検定とは、企業のお金の流れや財務状況の管理知識を証明する公的資格です。
1級~3級に分かれていますが、まずは2級を目指しましょう。
どのビジネスの分野でも、簿記の知識があると役に立つので余裕がある人は取得しておくと良いですよ。
役立つ業界・職種
- 経理事務
- 営業・営業事務
- 会計職
- 金融業界
登録販売者
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年1回 *都道府県ごとに異なる |
勉強時間の目安 | 400時間 |
受験料 | 10,000円~20,000円 *都道府県ごとに異なる |
難易度 |
登録販売者は、風邪薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類限定)を販売できる専門資格です。
薬剤師がいなくても一般用医薬品販売ができるので、薬局やドラッグストアから注目されています。
また医薬品の販売だけでなく、医薬品に関する説明・提案や健康相談、さらに体質改善や体の悩みに関するアドバイスもできますよ。
難易度はやさしく、社会的信用性が高いので高卒の転職におすすめの資格の一つですね。
資格手当をつける職場が多いので、収入アップが狙いやすいです。
ただし登録販売者として働くには、直近5年間で2年以上の実務経験が必要になるので、注意してください。
役立つ業界・職種
- 一般用医薬品の販売員
- 製薬業界の営業職
- 介護業界
- 美容業界
TOIEC
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年10回 (1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) |
勉強時間の目安 | 300時間 |
受験料 | 7,810円 |
難易度 |
TOIECとは、ビジネスや日常生活における英語力を証明するための民間資格です。
外資系企業や、海外との取引・海外店舗がある企業では、採用条件としてTOIECの点数を求めるところが多いですよ。
英語関係の仕事に就きたい人は、TOIECの受験をおすすめします。
点数の目安としては、700点以上をまずは目指しましょう。
TOIECの点数は高ければ高いほど転職活動で有利になるので、継続した学習を心がけてください。
TOIECは試験問題の形式などが頻繁に変更されるので、受験の際は事前に確認し対策を立てると良いですよ。
役立つ業界・職種
- システムエンジニア
- 観光業界
- 通関士
- 貿易業界
- 外資系企業
通関士
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年1回(10月) |
勉強時間の目安 | 500時間 |
受験料 | 2,900円 |
難易度 |
通関士は、輸出入の代理人として税関への申告や通関手続き、関連書類の作成・審査をする、貿易関連の国家資格です。
難易度の高い資格ですが、貿易に関する唯一の資格なので、取得しておくと転職活動でかなり有利になります。
受験資格がないので、高卒の転職者におすすめの資格の一つです。
キャリアアップで高収入も狙えますので、取得を検討してみてください。
役立つ業界・職種
- 通関士
- 貿易業界
- 運送業界
基本情報技術者
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年2回 春季試験:4~5月 秋季試験:10~11月 |
勉強時間の目安 | 200時間 |
受験料 | 7,500円 |
難易度 |
基本情報技術者試験はエンジニアの登竜門ともいわれ、IT業界への転職を検討している人におすすめの資格です。
IT関連の基本知識・仕組みだけでなく、システムやソフトウェアを開発する流れなどの知識を証明できます。
さらに企業経営やマネジメント分野の知識も必要になるので、入社後のキャリアアップに役立ちますよ。
基本情報技術者試験はITパスポート資格と比べると難易度が高いですが、取得しておいて損はない資格です。
役立つ業界・職種
- IT業界
- エンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
調理師免許
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | ・各都道府県が指定する調理学校を卒業している 又は ・飲食店などで2年以上の実務経験があり、調理師試験に合格している |
試験日程 | 年1回(10月~11月) |
勉強時間の目安 | 受験資格による |
受験料 | 6,100円~6,400円 *試験科目による |
難易度 |
調理師免許は、都道府県知事から免許を受けて調理業務に携われる国家資格です。
難易度はそれほど高くはありませんが、受験資格があるので注意してください。
実際のところ、飲食店などの勤務で調理師免許が必須なわけではありませんが、取っておいて損はない資格になります。
資格手当などで、収入がアップすることもありますよ。
調理師免許を取得しておくことで、食品衛生責任者などの管理職へキャリアアップしやすいです。
役立つ業界・職種
- 調理師
- 食品衛生責任者
- 飲食業界
行政書士
項目 | 詳細 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験日程 | 年1回(11月) |
勉強時間の目安 | 800時間 |
受験料 | 10,400円 |
難易度 |
行政書士は、法律関連の国家資格で需要の大きい資格です。
資格を取得すると、契約書・遺言書・自動車登録など10,000種類以上の許認可申請書類の作成が可能になります。
難易度は高いですが、学習計画をきちんと立てれば十分合格を狙えるので、高卒の転職者におすすめの資格です。
資格手当てをつける企業も多いので、ぜひ取得を検討してみてください。
役立つ業界・職種
- 不動産業界
- 建設業界
- 金融業界
- 法律事務員
資格を取得する際の注意点7つ
高卒の転職で資格があると有利になりますが、注意すべき点があります。
注意ポイントを抑えておくことで効率良く資格取得していけますので、それぞれきちんと確認しておきましょう。
- 仕事で活かせる資格を取得する
- 資格の取得は学習計画を立てる
- ある程度の費用がかかる
- 受験資格が必要ないものを選ぶ
- 国家資格の取得がおすすめ
- 自分の実力にあっているものを選ぶ
- 汎用性があるものを選ぶ
仕事で活かせる資格を取得する
資格を取得しておくと転職活動で有利になるとはいえ、何でも取得しておけば良いわけではありません。
資格取得のためには、ある程度の勉強時間や費用が必要になります。
時間を無駄にしないためにも、応募したい企業が求める資格をまずは優先して取得して、採用担当者へ自分の市場価値をアピールしてください。
次に、MOSなど汎用性が高い資格を取得しておきましょう。
資格があれば、必ず採用されるわけではありません。
資格を選ぶ際は、実際の業務で活かせるかどうかをよく考えてください。
キャリアビジョンを明確にしておくことで、どの資格なら仕事で活かせられるのかや、自分が取得しておくべき資格が分かりやすくなりますよ。
資格の取得は学習計画を立てる
取得したい資格が決まったら、次は学習計画を立てましょう。
資格の受験は、年1回のみと日程が決まっていたり、難易度によってある程度の勉強時間が必要です。
試験日程・試験会場・難易度・合格率など最低限の基本情報は事前に確認しておいて、時間を無駄にしないよう効率よく学習をすすめましょう。
特に働きながら転職活動を行いたい人は、時間を有効活用するためにも学習計画は必須ですよ。
学習方法は、教材を購入して独学したり、通信講座を受講するなど、自分の性格に合ったスタイルを選んでください。
重要なのはモチベーションを維持し、途中で挫折しないことです。
学習計画を立てておくと学習の進捗状況を把握しやすいので、達成感を感じやすいですよ。
ある程度の費用がかかる
資格取得のためには、受験費用やスクール代・教材代などある程度の費用がかかります。
取得したい資格が多いほど、支払わなければならない費用は高くなります。
また、資格の難易度によってはスクールに通うことも検討した方が良いですので、その分の費用が必要です。
学習計画と同様に、資金計画もきちんと立てることが重要ですよ。
受験資格が必要ないものを選ぶ
資格取得の際に注意しておいてほしいのが、「受験資格」です。
受験資格がない資格はありますので、事前によく確認してください。
資格によっては、受験資格が大卒以上に設定されていたり、数年の実務経験を必要としている場合があります。
「せっかく学習計画を立てて勉強を始めたのに、実は受験資格を満たしていなかった!」ということにならないよう、気を付けてください。
逆に、実務経験などの受験資格を満たしている場合は、なるべく早いうちに資格を取ることをおすすめします。
受験資格が実務経験を含む場合は「直近〇〇年内で△△年以上の実務経験」など、期間が制限されているものもあります。
離職・転職によるブランクで受験資格から対象外になってしまわないよう、早めの行動を心がけてください。
国家資格の取得がおすすめ
資格取得の際は、知名度・権威性が最も高い国家資格を選んでおくと転職に有利です。
上述の解説の通り、高卒でも受験可能な国家資格はいくつかあります。
高卒が転職市場で大卒と戦うためにも、国家資格は取得しておきたいところです。
取得した国家資格の難易度・専門性によっては、大卒の転職者よりも良い印象を採用担当者に与えられます。
また、高卒で学歴にコンプレックスがある人でも、資格取得をすることで一定の学力や努力を証明できますよ。
自分の実力に合っているものを選ぶ
資格取得で注意したいのが、自分の実力に合っているかどうかです。
転職を有利にすすめるため、難易度の高い資格に挑戦したいと考える人は多いです。
しかし学習を始める前に、改めて自分のレベルを見つめ直してください。
難易度が高すぎる資格を選ぶと途中で挫折しやすく、それまでの労力やコストが無駄になってしまいます。
また資格取得にこだわるあまり、本来の目的である転職活動がすすまず先延ばしになってしまう恐れがありますよ。
- 転職活動を有利にすすめたい
- 高収入を狙いたい
- キャリアアップを目指したい
上記の考えを持ちつつも、継続性や勉強に自信がない人は、難易度が低いものから挑戦するのもアリですよ。
重要なのは、無理はしないで着実にステップアップすることです。
汎用性があるものを選ぶ
どの資格を取得するか迷ったら、汎用性があるものを選ぶと無難ですよ。
優先して取得しておきたい資格は、上述の通りまずは国家資格です。
その次に公的資格、そして知名度の高い民間資格になります。
しかし資格の数は豊富なので、どれを受験するべきか迷うでしょう。
MOSや簿記など汎用性のある資格は比較的、難易度が低く試験頻度が高いので、資格取得がしやすいです。
汎用性が高いということは、その資格の取得を求めている企業が多いということですので、転職先の幅も広がりますよ。
高卒の転職で高収入を狙える職種おすすめ4選
高卒の転職でも高収入を十分に狙えます。
高卒の転職で高収入を狙う3つのポイント
- 学歴が関係ない
- 実力成果主義
- 人がやりたがらない仕事
上記3つのポイントを踏まえたうえで、高卒の転職で高収入を狙えるおすすめの職種4選を紹介していきますので、ぜひ転職活動の参考にしてください。
また、各職種で活かせるおすすめの資格をあわせて紹介するので、キャリアアップも目指しましょう!
- 営業
- IT系専門職
- 土木作業員
- 運送ドライバー
営業
営業は、高卒でも高収入が狙いやすい代表的な職種の一つです。
実力成果主義なので、学歴不問の求人が多いのが特徴ですね。
ノルマ達成のためのプレッシャーは強いですが、そのぶんインセンティブが高く設定されているので、頑張り次第で高収入が期待できますよ。
人とのコミュニケーションが好きな人やプレッシャーに強い人は、営業への転職がおすすめです。
営業職は、不動産営業・保険営業などが稼げると人気ですね。
残業やノルマがしんどいと感じる場合もありますが、結果が目に見えて分かるのでやりがいを感じられます。
営業におすすめの資格
- MOS
- 日商簿記検定
- TOIEC
- 秘書検定
- 宅地建物取引士
IT系専門職
IT業界は需要の拡大による人手不足から、学歴を問わない求人が多いので高卒の転職先に良いですよ。
エンジニアやプログラマーなどのIT系専門職では、スキル次第で高収入を狙いやすいです。
入社後の研修制度や教育体制も整っており、未経験からのスタートで不安な人も安心ですね。
また、事前に資格を取得しておけば、転職活動を有利にすすめられます。
高卒の転職で高収入を目指すなら、IT関連の専門職がおすすめですよ。
IT系専門職におすすめの資格
- ITパスポート資格
- 基本情報技術者
- エンジニア
- プログラミング
- Webデザイン
土木作業員
体力に自信がある人は、土木作業員もおすすめです。
ケガなどのリスクがあり、肉体労働のためハードな仕事ですが、その分給料が高く設定されています。
土木作業員にブラックなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、近年は働き方が改善され建設業界の労働環境は改善されてきていますよ。
自分で危機管理ができる人や、10代・20代の体力に自信がある若い人におすすめの職種です。
若いうちからスタートし経験・スキルを磨き、資格取得すれば管理職へのキャリアアップも狙えますよ。
土木作業員におすすめの資格
- 宅地建物取引士
- 不動産鑑定士
- 土木施工管理技士
運送ドライバー
運送ドライバーは、ネット通販の需要増により慢性的な人手不足なので、高卒でも転職しやすい職種です。
大型トラックの資格があれば、長距離ドライバーとして高収入が得られますよ。
マイペースに働きたい人や、運転が好きな人は運送ドライバーに向いています。
運行管理者の資格を取得して、管理職へのキャリアを築けますよ!
運送ドライバーにおすすめの資格
- 大型自動車免許
- 中型自動車免許
- 運行管理者
高卒の転職に強い転職エージェント4社
高卒の転職に強い、転職エージェント4社を紹介していきます。
転職エージェントを利用することで、プロの観点から履歴書の添削や面接対策を手厚くサポートしてくれます。
また面接日程の調整もしてくれるので、働きながらの転職活動が楽になりますよ。
- doda
- ハタラクティブ
- ワークポート
- ジョブドラフトNEXT
- マイナビエージェント
doda
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは顧客満足度No.1の転職エージェントで、取り扱い求人数が桁違いに多いです。
高卒の転職に強く、担当のキャリアアドバイザーがあなたの経歴やスキルに合った求人を、どんどん紹介してくれます。
エンジニア・技術職・営業の求人が多いので、高収入を狙いたい転職者におすすめです。
ハタラクティブ
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- LINEでのカウンセリングが可能
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ワークポートの特徴
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マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
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平成27年には厚生労働省が定める条件をクリアし、職業紹介有料事業者に認定され、実績豊富で信頼性が高いですエージェントですよ。
担当のキャリアアドバイザーが手厚くサポートしてくれるので、初めての人でも安心して相談できます。
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【まとめ】高卒の転職は資格があると有利になる!
高卒の転職では、資格を取得しておくと下記の理由から転職活動を有利にすすめられます。
- 学歴以上の武器にできる
- スキル・専門性のアピールがしやすい
- 高収入が狙える
- 学歴の不安を解消できる
ただし、資格取得はあくまで転職を有利にすすめるための手段の一つです。
資格は「絶対に」取得しなければならないものとは考えず、求人内容や自分の就きたい仕事の必要に応じて、無理のない学習計画を立てましょう。
資格がありすぎて迷う場合は、仕事で活かせる資格や、権威性・信頼性が高い国家資格を優先して取得してください。
また、転職エージェントを積極的に活用すれば、プロ視点のアドバイスを受けながらより効率的な転職活動ができます。
生涯賃金が低いといわれる高卒ですが、頑張り次第では高収入を得られますので、諦めずに努力を続けましょう!
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い