現在、ベンチャー企業が、転職や就活の選択肢に入るようになってきました。
それに伴い、勢いのあるベンチャー企業も増えてきました。
ベンチャー企業が多すぎて、どれが良いのか分からなくなっていませんか?
今回は、数あるベンチャー企業の中から、転職や就活におすすめな企業を一覧にし、ご紹介します。
あわせてベンチャー企業の求人に強い転職サイトや転職エージェントも掲載します。
ベンチャー企業に就職を考えている人は、ぜひ今回の一覧を参考にしてみてくださいね。
ベンチャー企業とは?
「ベンチャー企業」という言葉は知っていても、どんな企業を指すのかよく分からない人は多いでしょう。
ベンチャー企業の「ベンチャー」とは、「アドベンチャー」から来ています。
そのため「ベンチャー」とは、造語なのです。
ベンチャー企業の明確な基準や定義はありません。
しかし、一般的に既存ビジネスを元に、独自のアイディアで新しいサービス・商品を提供する企業を指します。
設立から日が浅く、成長途中の企業が該当します。
そのため、ベンチャー企業が手掛ける新しい製品を、大手企業が生み出しても「ベンチャー企業」とは呼ばれません。
また、多くのベンチャー企業は中小規模ですが、中には「メガベンチャー」と呼ばれる大企業へ成長する企業もあります。
ベンチャー企業とユニコーン企業の違いは?
まず、「ユニコーン企業」の解説からします。
ユニコーン企業とは、企業として評価額が10億ドル以上で、非上場のベンチャー企業を指します。
投資をおこなうベンチャーキャピタルからすると、ユニコーン企業は、大きな利益を生み出す可能性のある企業と言えます。
現在、大きな規模を誇る『Facebook社』や『Twitter社』も、以前はユニコーン企業でした。
つまり、ユニコーン企業とは、ベンチャー企業の1種と言えます。
ベンチャー企業の中でも、魅力的で非常に成長が期待できると、投資家が判断した企業がユニコーン企業と呼ばれるようになります。
転職におすすめなベンチャー企業一覧
転職をするならば、事業が軌道に乗っている方がおすすめです。
注目が集まっているベンチャー企業は、事業が軌道に乗っている傾向にあります。
では、一体どういったベンチャー企業が注目されているのでしょうか。
ここでは、転職におすすめな勢いのある20社のベンチャー企業を紹介します。
- Peatix株式会社
- 株式会社タイミー
- 株式会社ヤプリ
- カバー株式会社
- BASS株式会社
- 株式会社SmartHR
- スマートキャンプ株式会社
- TORANOTEC株式会社
- 株式会社ミラティブ
- 株式会社イマジンプラス
- 株式会社TRUST
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
- 株式会社アストロスケールホールディングス
- Chordia Therapeutics株式会社
- 株式会社モリダス
- 株式会社インフォステラ
- Marketing-Robotics株式会社
- バリュークリエーション株式会社
- 株式会社GNE
- 株式会社W-ENDLESS
Peatix株式会社
簡単にグループやイベント管理、チケット販売・集客ができるモバイルアプリ「Peatix」を運営するのが、Peatix株式会社です。
Peatixは、2013年にグッドデザイン賞を受賞し、15万人を超えるイベントで活用された実績があります。
さらに、サービスは日本だけではありません。
アメリカやシンガポール、マレーシアなどの27カ国のユーザーに支持されています。
また、この企業はグローバルに活躍しており、多様性やワークライフバランスを大切にしています。
そのため、非常に働きやすいでしょう。
株式会社タイミー
CMなどで目にすることが多い「タイミー(Timee)」を運営しているのが、株式会社タイミーです。
非常に簡単に操作できるワークシェアリングサービスを提供しています。
2019年までに、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家らから、合計23億円もの資金調達に成功しています。
また、2019年10月には、新サービスの『タイミートラベル』をリリースしています。
『第二の故郷を見つける』をテーマに掲げたタイミートラベルは、非常に人気があります。
株式会社ヤプリ
株式会社ヤプリは、モバイルテクノロジーで企業の問題解決をおこなうクラウド型アプリの開発プラットフォームを提供しています。
2019年には、総額30億円の資金調達も実施しました。
また、以前にも10億円の資金調達も実施しています。
そのため、累計40億円もの資金調達をおこなっています。
これだけ資金調達に成功していることから、事業の成長ぶりがうかがえます。
さらに、グローバルの活躍が期待されているため、今後も目が離せないベンチャー企業です。
カバー株式会社
VRやAR、5Gなどのテクノロジーを用い、日本最先端の二次元エンターテインメントを提供しているのが、カバー株式会社です。
今話題のVTuber集団である、ホロライブやホロスターズなどが所属しています。
非常に多くのVTuberが所属しており、VTuber関連のアプリも運営しています。
所属VTuberは、日本にとどまらず英語圏にも展開しています。
そのため、グローバル展開も期待できるベンチャー企業です。
BASS株式会社
個人やスモールチームに向けて、EC・決済・金融のサービスを提供しているのがBASS株式会社です。
具体的には、以下のサービスをおこなっています。
- Eコマースプラネットフォーム:BASS
- オンライン決済サービス:PAY.JP
- ID型決済サービス:PAY ID
ネットショップ開設実績は5年連続No.1を誇っています。
今後の事業拡大に期待ができるベンチャー企業です。
株式会社SmartHR
クラウド人事労務ソフト『SmartHR』を提供しているのが、株式会社SmartHRです。
2019年には、総額約61.5億円もの資金調達を実施しました。
また、以前にも、約20億円もの資金調達を実施しており、累計約82億円もの資金調達をしています。
調達した資金で、今後もさらなる事業の拡大が期待できるベンチャー企業と言えるでしょう。
スマートキャンプ株式会社
法人向けSaaSの比較・検討サイトや、インサイドセールス支援サービスをおこなっているのが、スマートキャンプ株式会社です。
スマートキャンプ株式会社では、以下のサービスをおこなっています。
- 法人向けSaaS比較・検討サイト『BOXIL SaaS』
- SaaSを中心とした展示イベント『BOXIL EXPO』
- リードマネジメントプラットフォーム『BALES』
- インサイドセールスの最適化を実現するツール『BALES CLOUD』
- インサイドセールス人材特化型転職エージェントサービス『BALES CAREER』
- クラウドサービスニュースなどを提供するメディア『BOXIL Magazine』
- テクノロジーと人をつなぐ『Beynd』
2015年4月以降には、累計約5億円もの資金調達をおこないました。
TORANOTEC株式会社
クレジットカードや電子マネーなどの買い物によって、生じるおつりを利用して、資金運用できるサービス『トラコ』を運営するのが、TORANOTEC株式会社です。
比較的手軽に資金運用できるサービスが人気です。
また、2018年4月には楽天キャピタル・東京海上ファイナンスホールディングスなどから、資金調達に成功しています。
さらに、2019年1月には、設立当初から株主であるセブン銀行との資本提携を締結したことを発表しました。
そのため、事業拡大に向けた戦略的パートナシップを前提とし、セブン銀行は約20億円もの出資をしています。
株式会社ミラティブ
スマホゲーム配信者数日本一のゲーム実況アプリ『Mirrativ』を運営するのが、株式会社ミラティブです。
2019年には、総額35億円の資金調達を実施しました。
また、調達資金を活用し、マーケティングの強化もしています。
さらに、最新アプリ『エモモ』を中心としたアバターを開発予定です。
世界観の拡張をする研究開発や新規事業の推進など、今後も成長が期待できます。
株式会社イマジンプラス
総合人材派遣会社をしているのが、株式会社イマジンプラスです。
事業内容は、以下の通りです。
- 人材派遣・紹介予定派遣事業
- 人材紹介事業
- 業務委託・請負運営事業
- 採用支援事業・広告企画製作事業
- 教育研修事業
- 学校運営
IT・事務・販売の派遣やバイトの求人や、人材のトレーニングを中心としたサービスも展開しています。
2021年には本社を移転し、事業拡大がうかがえます。
また、ダイバーシティ事業や外国人向け派遣事業など、今後の更なる発展が期待できます。
株式会社TRUST
建築測量・空間デザイン事業・リニューアル事業を中心に、様々な事業をおこなっているのが、株式会社TRUSTです。
事業内容は、以下の通りです。
- 空間デザイン事業
- 建築測量事業
- ライフスタイル事業
- インベントラボ
- Con-tech事業
この企業は、建築とITを組み合わせた、付加価値の高いサービスを展開しています。
また、ベストベンチャー100にも選ばれています。
そのため、今後も期待ができるベンチャー企業です。
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、デジタルファブリケーションや人工知能技術を用いたソリューションの共同開発をおこなっています。
2019年には、総額48億円もの資金調達を実施しています。
また、少子化・高齢化による労働人口の減少や、障がい者の暮らしをより豊かにするため活動しています。
そんな社会問題解決を目指している点からも、注目度の高い企業と言えるでしょう。
株式会社アストロスケールホールディングス
株式会社アストロスケールホールディングスは、宇宙のごみやデブリ除去サービスに取り組むベンチャー企業です。
スペース・デブリは、様々な問題を引き起こすため、除去が必要です。
株式会社アストロスケールホールディングスは、そんなスペース・デブリを含む軌道上サービス事業をしています。
この宇宙ベンチャーとしてのサービスが、世界最大級と強化されています。
2020年には、シリーズE総額で55億円もの資金調達を実施しました。
しかし、累計総額はなんと約210億円もの資金調達を成功させました。
この資金によって、より新しいグローバル展開も期待できるベンチャー企業です。
Chordia Therapeutics株式会社
がん領域に特化した研究開発型バイオベンチャー企業が、Chordia Therapeutics株式会社です。
重荷、がん治療薬の開発や、臨床研究、その他の抗がん剤候補の前臨床試験をおこなっています。
2019年には、約2億円の資金調達を実施しました。
この結果、累計30億もの資金調達をおこないました。
がんと闘う患者さんのためにも、より成長が期待できるベンチャー企業です。
株式会社モダリス
ゲノム編集技術『CRISPR-Cas9』を用いた治療薬開発をおこなうのが、株式会社モダリスです。
独自の技術の「切らないCRISPR」により、深刻な遺伝子疾患に苦しむ患者さん向け治療薬開発を目指しています。
事業内容は、CRISPR技術を用いた医薬品開発と、プラットフォーム技術の提供です。
2019年には、SBIインベストメント株式会社などの複数企業から総額16億円の資金調達をしました。
注目度が高いベンチャー企業のため、さらなる活躍が期待できます。
株式会社インフォステラ
周回衛星向け地上局共有プラットフォーム『StellarStation』の開発・運営をしているのが、株式会社インフォステラです。
近年、本社を東京へ移転し、今後の事業拡大が期待できます。
また、Innovative Solutions in Space(ISIS)社やTeledyne Paradise Datacom社とパートナシップを締結しました。
そのため、今後はより幅広く活躍することが予想できます。
Marketing-Robotics株式会社
DX推進事業や、AIを搭載したMAツール「マーケロボ」で営業パーソンを支えるマーケティングサービスをするのが、Marketing-Robotics株式会社です。
2019年には、総額約5.4億円もの資金調達を実施しました。
AIと営業ビッグデータの解析を掛け合わせ、適切な顧客を導き出す新機能の開発強化もしています。
時代に即し、ニーズに合った事業拡大をおこなっています。
そのため、非常に注目度の高いベンチャー企業と言えるでしょう。
バリュークリエーション株式会社
データマーケティング事業や、不動産解体プラットフォーム事業、デジタルメディア事業をおこなうのが、バリュークリエーション株式会社です。
事業は、以下の内容を提供しています。
- データマーケティング広告プラットフォーム『Vasta』
- 解体工事業者マッチングサイト『解体の窓口』
2020年には、リビン・テクノロジーズ株式会社と提携しました。
リビン・テクノロジーズ株式会社は、不動産関連の比較査定サイト『リビンマッチ』を運営しています。
この提携で、不動産分野のあらゆる問題を、よりシームレスに対応できるようになりました。
今後も活躍が期待できるベンチャー企業です。
株式会社GNE
既存事業で培った強固な基盤やリソースを活用し、数々の成長事業を層集ツするのが、株式会社GNEです。
事業内容は、以下の通りです。
- 環境事業
- 人材アウトソーシングサービス事業
- モバイル通信基地局事業
- ネットワークインフラ事業
- 消防設備事業
- メディア事業
スタートは電気通信工事業からであり、現在はLED設備の販売や施工を中心に、空調管理をおこなっています。
まさに、多角化戦略の成功例ですね。
非常に多くの強みを持つ企業のため、今後の活躍から目が離せません。
株式会社W-ENDLESS
「WEBを通じて無限の可能性を生み出し続ける」をモットーにしたIT企業が、株式会社W-ENDLESSです。
この企業は、関西発のベンチャー企業です。
また、その成長速度や急成長ぶりから注目を集めているベンチャー企業でもあります。
事業は、以下の通りです。
- WEBコンサルティング事業
- インターネット広告事業
- WEBメディア事業
- ビューティー領域
- D2C事業
- 駅近事業
創業から約半年の2015年7月には、業務拡大に伴い約3倍の広さのオフィスに移転しました。
2016年と2017年にも、業務拡大により移転をしています。
そのため、現在は、大阪市中央区南船場に本社を置き、東京都渋谷区にも支社があります。
新卒入社におすすめなベンチャー企業一覧
新卒入社の場合、やはり安定性は必須でしょう。
さらに、将来性も重視したいポイントです。
そのため、今回は、ベンチャー企業の中でも安定性と将来性が見込める企業をご紹介します。
- 株式会社Preferred Networks
- スマートニュース
- 株式会社クリーンプラネット
- 株式会社クリーンプラネットTBM
- Spiber株式会社
株式会社Preferred Networks
株式会社Preferred Networksは、ディープラーニングの研究やロボット開発をおこなう企業です。
深層学習や、ロボティクスなどの、最先端技術を実用化することを目指しています。
事業内容は、以下の通りです。
- 交通システム
- 製造業
- バイオ・ヘルスケア
この3つを中心に、様々な分野を応用しています。
トヨタ自動車、ファナック、国立がん研究センターなどとも共同で開発を進めています。
スマートニュース
ニュースアプリ「SmartNews」の開発・運営をおこなうのが、スマートニュースです。
SmartNewsは、世界中で5,000万以上ダウンロードされています。
そのため、Googleベストアプリ2013・2020や、Appleベストアプリ2013を受賞しています。
非常に注目度が高い企業です。
株式会社クリーンプラネット
東日本大震災をきっかけに、2012年に設立されたのが株式会社クリーンプラネットです。
この企業は、「GX(グリーントランスフォーメーション)」の重要性から、スタートしました。
2015年には、東北大学と共同で、同大学電子光理学研究センターを設立しました。
ここでは、太陽光や、風力と並ぶ新たなエネルギー源である「量子水素エネルギー」の研究をおこなっています。
株式会社TBM
石灰石を主原料とする新素材「LIMEX(ライメックス)」の開発・製造・販売をするのが、株式会社TBMです。
サステナビリティを経営の根幹に据え、環境配慮型の素材や資源循環ビジネスを通じて、脱酸素と循環型社会の形成を目指しています。
「LIMEX」は、プラスチックや紙の代替品として、名刺やメニュー表など様々なところで使用されています。
2014年には、国内特許も取得しました。
非常に注目度の高いベンチャー企業です。
Spiber株式会社
構造タンパク質素材「Brewed Protein」の開発をおこなうのが、Spiber株式会社です。
Brewed Proteinは、植物由来のバイオマスを主原料とする構造タンパク質です。
医療用材料や樹脂材料、次世代計量複合型材料への添加物など、様々な用途で使用されています。
今後はアメリカでの生産拡大を予定しています。
年収の高いメガベンチャー企業一覧
高収入を狙いたいなら、メガベンチャーをおすすめします。
メガベンチャーは、ベンチャー企業の中でも規模が大きく、経営が安定しています。
また、同業の経験がある転職者は、最初から即戦力を狙うことも可能です。
今回は、メガベンチャーの中でも、平均年収が高い企業でをご紹介します。
- Zホールディングス株式会社
- 株式会社リクルート
- 株式会社メルカリ
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- グリー株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- LINE株式会社
- 楽天グループ株式会社
- GMOインターネット株式会社
- 株式会社mixi
Zホールディングス株式会社
大手検索サイト「Yahoo!JAPAN」を提供しているのが、Zホールディングス株式会社です。
他にも、メールやニュース・路線情報などのサービスを提供しています。
事業内容は、通信・情報事業です。
平均年収は、1,075万円と有価証券報告書にて公表しています。
2019年より持ち株会社体制化し、従来の「ヤフー株式会社」は、「Zホールディングス株式会社」へ商号変更しました。
株式会社リクルート
就活支援サービス「リクナビ」を中心に、様々な紙・WEB媒体の広告サービスを提供しているのが、株式会社リクルートです。
事業内容は、採用支援や広告業であり、タウンワークやホットペッパー、じゃらんなどを運営しています。
株式会社リクルートでは、自分で自由に決めることのできる休暇が多く用意されています。
そのため、最大の年間休日が145日と非常に多いのも特徴です。
働きやすさが、株式会社リクルートの大きな魅力と言えるでしょう。
また、平均年収は、900万~1,000万円前後と言われています。
株式会社メルカリ
フリマアプリ「メルカリ」を手掛けるのが、株式会社メルカリです。
近年では、メルカリの売上金をバーコード決済に利用できる「メルペイPay」のサービスも提供しています。
また、2023年からビットコインの取引に利用できるサービスも開始予定です。
メルカリを軸に、今後も事業の発展が期待できます。
また、メルカリの平均年収は、968万円と有価証券報告書にて公表されています。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
「ポケモンマスターズ」「ファイナルファンタジー レコードキーパー」「逆転オセロニア」などの人気スマートフォンゲームを配信しているのが、株式会社ディー・エヌ・エーです。
事業内容は、ゲーム事業やライブストリーミング事業、スポーツ事業です。
プロ野球チームの「横浜DeNaベイスターズ」をはじめとするプロチームも複数所有しており、スポーツにも力を入れています。
そんな株式会社ディー・エヌ・エーの平均年収は、850万円と有価証券報告書にて公表されています。
グリー株式会社
SNS先駆けの「GREE」を開始し、世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を開発したのが、グリー株式会社です。
グリー株式会社は、モバイルサービスをけん引してきた企業です。
現在は、ソーシャルゲームを中心に、メタバースやDX事業をおこなっています。
また、2022年の冬には、新たにマンガプラットフォームサービス「DADAN」をリリースしました。
今後も新たな事業展開が期待できる企業です。
そんなグリー株式会社の平均年収は、820万円と有価証券報告書にて公表されています。
株式会社サイバーエージェント
「Ameba(アメブロ)」という国内最大規模のブログサービスを提供するのが、株式会社サイバーエージェントです。
非常に人気のある「ABEMA TV」は、2016年にテレビ朝日と共同出資し開始したサービスです。
このサービスは、オリジナル番組も多く配信しており、多くの人が利用しています。
そんな株式会社サイバーエージェントの平均年収は、817万円と有価証券報告書にて公表されています。
LINE株式会社
今や誰でも一度は利用したことがある連絡ツール「LINE」を提供しているのが、LINE株式会社です。
連絡ツールの他にも、「LINEモバイル」「LINE MUSIC」「LINE Pay」といった事業もおこなっています。
また近年では、ヤフー株式会社を中心とした「Zホールディングス株式会社」と経営統合しました。
そのため、今後のさらなる発展が期待されています。
そんなLINE株式会社の平均年収は、770万円であると言われています。
楽天グループ株式会社
ECサイト「楽天市場」を中心に、幅広いサービスを提供しているのが、楽天グループ株式会社です。
楽天市場は、非常に有名であり、多くの人が利用しているでしょう。
楽天グループ株式会社は、ECサイト以外にも、クレジットカード・携帯電話・旅行・銀行といったサービスを提供しています。
楽天ポイントは、各サービス共通で利用できるポイントとなっています。
なので、顧客の囲い込みに成功しており、まだまだ発展が期待できる企業です。
そんな楽天グループ株式会社の平均年収は、774万円であることを有価証券報告書にて公表しています。
GMOインターネット株式会社
ドメインやクラウド提供から仮想通貨事業まで、インターネット関連サービスを幅広くおこなうのが、GMOインターネット株式会社です。
GMOインターネット株式会社は福利厚生に力を入れており、「マッサージ&おひるね GMO Bali Relax」というリラクゼーションスペースを設けています。
そのため、プロによるボディケアサービスを格安で受けることが可能となっています。
また、12時半~13時半の間まで、会議室を仮眠スペースとして開放しているため、誰でも気軽にお昼寝ができるようになっています。
さらに、キッズ―ルームも完備しているため、働くパパママへの配慮が行き届いています。
新卒入社から2年間は、年収710万円を確約する『No.1&STEAM人材採用~新卒年収710万円プログラム~』を取り入れ、優秀な人材の確保に力を入れています。
そんなGMOインターネット株式会社の平均年収は、638万円と有価証券報告書にて公表されています。
株式会社mixi
株式会社mixiは、2004年にSNS「mixi」を開始し、運営している企業です。
現在は、大人気ゲーム「モンスターストライク」を中心とするデジタルエンターテインメント事業に力を入れています。
他にも、スポーツ事業にも携わっています。
プロバスケットチーム「千葉ジェッツふなばし」や、J1リーグサッカーチーム「FC東京」のスポンサーも務めています。
また、アスリートの支援も積極的におこなっています。
そんな株式会社mixiの平均年収は、604万円と言われています。
おすすめIT系ベンチャー企業一覧
ベンチャー企業は、多くがIT系です。
この理由は、各分野でIT化が進んでいるためです。
新しい技術や、サービスが開発され、今後の成長も期待できます。
ベンチャー企業は、即戦力となる転職採用が多いです。
しかし一方で、新卒採用をおこなっている企業もあります。
新卒採用をおこなう企業は、事業が軌道に乗り、安定している企業がほとんどです。
そのため、安定性や将来性が期待できます。
そんなITベンチャー企業を、今回は3社ご紹介します。
- アンカー株式会社
- 株式会社アカツキ
- 株式会社クラウドワークス
アンカー株式会社
設立以来4期連続200%成長という急成長を遂げているのが、アンカー株式会社です。
本社は大阪にあります。
事業内容は、以下の通りです。
- 広告運用事業
- クリエイティブ製作事業
広告運用事業では、リスティング広告やディスプレイ広告、動画広告などの運用型広告全般の運用をおこなっています。
クリエイティブ制作事業は、バナーや動画、ブリッジページなどの広告クリエイティブ全般の製作をおこなっています。
新卒採用は、2023年からスタートしました。
株式会社アカツキ
EXILE TRIBEや欅坂46・日向坂46といったアーティストとコラボレーションした商品や、様々なゲームアプリを手掛けるのが、株式会社アカツキです。
事業内容は、以下の通りです。
- ゲーム事業
- コミック事業
新卒採用も、積極的に行っています。
大卒であれば、初年度年収400万円以上が可能なのも、非常に魅力的な企業です。
株式会社クラウドワークス
インターネット上で仕事の受注ができるクラウドソーシングを提供しているのが、株式会社クラウドワークスです。
事業内容は、以下の通りです。
- マッチング事業
- ビジネス向けSaaS事業
マッチング事業は、国内No.1のクラウドソーシングサービスのCrowdWorksや、フリーランスと企業の案件マッチングサービスのCrowdtechなどを展開しています。
ビジネス向けSaaS事業は、クラウド型プロジェクト管理サービスのCrowdLogを運営しています。
近年、副業やフリーランスが像がしています。
そのため、売上も伸びています。
新卒採用も積極的におこなっており、新卒入社3年目の社員を、子会社の社長に抜擢した実績もあります。
若手の活躍ができる環境が整っているベンチャー企業です。
注目されているベンチャー企業の特徴
転職や就職をするなら、勢いのあるベンチャー企業に就職したいですよね。
では、注目されるベンチャー企業には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
そこでここでは、注目されるベンチャー企業の特徴を3つご紹介します。
- 著名なメディアに選ばれている
- 大型資金調達を実施している
- オフィス移転をしている
著名なメディアに選ばれている
注目されるベンチャー企業は、多くが雑誌やメディアに特集されています。
これは、今後の成長が期待できる企業の特徴と言えます。
また、特集は以下のメディアに紹介されることが多いです。
- 『すごいベンチャー100』
- 『Forbes』
- 『ベストベンチャー100』
他にも、Japan Venture Awardsや日本ベンチャー大賞などの賞もあります。
こういった賞を受賞している企業を探すのも、優良ベンチャー企業を見つけるきっかけになりますよ。
大型資金調達を実施している
企業や事業を起こす際には、どうしても大きな資金が必要です。
一般的に資金調達は、ベンチャーキャピタルや個人投資家などからおこないます。
しかし、投資家は、企業の将来がイメージできなければ、多額の資金を投資しません。
つまり、大型資金調達を実施しているということは、それだけ大きな期待ができる企業ということになります。
オフィス移転をしている
ベンチャー企業は、マンションの1室や小規模な事務所から始まることが多いです。
そのため、オフィス移転をおこなうためには、事業が急成長する必要があります。
裏を返せば、オフィス移転ができるベンチャー企業は、将来性があると言えます。
都内の一等地や広いオフィスに移動していれば、事業の拡大や、従業員の増加に伴い、準備をしている可能性が高いです。
したがって、オフィス移転をしているベンチャー企業は、注目するべき企業と言えるでしょう。
おすすめ転職エージェント
ベンチャー企業への就職は、転職の方がしやすいです。
この理由として、ベンチャー企業は、即戦力となる転職者を採用することが挙げられます。
そのため、ベンチャー企業へキャリア転職することも可能になります。
ここでは、ベンチャー企業への転職におすすめな転職エージェントを、3つご紹介します。
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
ベンチャー企業への転職を考えるならば、dodaがおすすめです。
dodaは、業界トップクラスの求人数を誇るため、理想の求人が必ず見つかります。
また、専門のエージェントによるサポートが受けられるため、自分に合った企業を紹介してもらえますよ。
もちろん、取り扱う求人は大手ばかりではありません。
ベンチャー企業の求人も多く取り扱っています。
さらに、サービス自体がシンプルで扱いやすいため、初めて転職する人にもおすすめです。
ビズリーチ
ビズリーチの特徴
- スカウト型の転職エージェント
- 登録に審査がある
- 有料プランが用意されている
キャリアアップしつつ、年収1,000万円を目指したい人におすすめなのがビズリーチです。
ビズリーチは、ハイクラス転職サポートを得意としています。
ハイクラス向けの求人の中には、もちろんベンチャー企業もあります。
さらにビズリーチは、職務経歴やスキルなど、求められる情報を登録するだけで、ヘッドハンターが企業とのマッチングをしてくれます。
そのため、比較的気軽に転職ができます。
ただし、ビズリーチはハイクラス求人となっているため、それなりのスキルや経験が求められます。
転職を通しキャリアアップしたい人に、非常におすすめな転職エージェントです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
- 30代以上メインの転職サイト
- 年収600万円以上の好条件も充実
- メガベンチャーの管理職も目指せる
- 口コミ評価が高い
日本だけでなく、海外への転職も考えている人におすすめなのが、JACリクルートメントです。
利用者の7割以上が35歳以上のため、ミドル世代に特化した転職エージェントです。
紹介企業は、東証プライム上場企業だけでなく、トップベンチャー企業などもあります。
役職付き求人の紹介も多いため、キャリアアップや年収アップも狙えます。
外資系や海外転職に興味がある人におすすめな転職エージェントです。
まとめ~優良ベンチャー企業に就職して活躍しよう~
今回は、ベンチャー企業に転職したい人や、就職したい就活生におすすめなベンチャー企業をご紹介しました。
近年、ベンチャー企業は、就職の選択肢に当たり前に入るようになりました。
転職も就活も、しっかり下調べし、企業理解を深めることが大切です。
今回の記事で、気になった企業があったら、調べてみるのも良いでしょう。
また、ベンチャー企業へ就職したいと考える際は、ぜひベンチャー企業に強いエージェントを利用してみてくださいね。