今やものづくりのあらゆる現場でCADが使われていますが、転職が有利に働くことはあるのでしょうか？

CADを自在にこなせるレベルのCADオペレーターになるには、ある程度の時間が必要です。

苦労して身につけたCADのスキルが転職に有利に働くかどうか、気になりますよね。

この記事ではCADのスキルが転職に有利になるのか、CADのスキルが活かせるお仕事にはどのようなものがあるのか、といった点を詳しく解説していきます。

あわせて、CADのスキルを活かした転職活動ができる転職サイト・転職エージェントも紹介します。

ぜひ最後まで読んでください！

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CADスキルは転職に有利になる！

結論から言うと、CADスキルは転職に有利です！

以下に主な理由を2つ挙げました。

また、こちらの記事では高卒の方の転職を有利にする資格について詳しく解説しています。

興味のある方はチェックしましょう！

①CADを使用するお仕事が多い

CADはあらゆるモノづくりの現場で活用されています。

建築業界や製造業、アパレル業界まで、CADスキルを活かせる業界はさまざまです。

CADの経験をアピールできれば、さまざまな業界への転職が有利になります。

CADは専門的なスキルである一方、幅広い現場で役立てられるスキルなのです。

②CADオペレーターは不足気味

CADオペレーターの数が不足気味なのも、転職を有利にしている要因の1つです。

各企業がCADオペレーターを確保しようと、未経験者でも応募できる求人を掲載しています。

こうした状況下では、CADスキルをすでに持っている点は非常に有利です。

CADを使いこなせるようになるまでには相応の時間がかかりますが、経験がある分企業は研修にかけるコストを削減できます。

もちろん、未経験者OKの求人以外にもキャリアアップを狙った経験者向きの求人にも応募可能です。

CADスキルが有利に働く転職先6選

上で解説したように、CADスキルを活かせる業界はたくさんあります。

では実際にはどのような業界でCADスキルが有利になるのでしょうか？

この記事ではCADスキルが有利になる業界を、以下に6つ挙げました。

順番に見ていきましょう。

①建築業界

1つ目は建築業界です。

建設工事を始めるにあたっては、様々な設計図を作成します。

以下に主な設計図を挙げてみました。

上に挙げた以外にもさまざまな図面がありますが、いずれの場合でもCADを使用して製図されます。

CADの経験があれば、建築業界の設計職への転職に有利です。

JwCADやVectorWorksなどが使用されます。

②製造業界

続いては製造業界です。

一口に製造業界といっても、精密機械や精密機器、自動車に航空機などさまざまな業種がありますが、いずれの業種でもCADオペレーターの存在が不可欠です。

製造業界では3DCADが使用されるケースが多く、大手企業のほとんどは3DCADを導入しています。

Solidworks、Creo、CATIAなどの使用機会が多いです。

③電機業界

電機業界でもCADの知識が有利です。

製造業界で使用するCADの知識に加え、回路図作成専用のCADソフトを使用しますが、3DCADの普及率は他業界と比べた場合あまり高くなく、多くの現場で2DCADが使用されています。

AutoCAD ElectricalやOrCAD、CR5000/8000 などを使用する企業が多いです。

④アパレル業界

CADはアパレル業界などのファッションの分野でも大いに活用されます。

とくにCADスキルが有利になるのが、ファッションデザイナーやパタンナーといった製品生産の上流工程に携わるお仕事です。

ファッションデザイナーは、頭に描いた製品のイメージを形にするためにイメージイラストや3D画像を制作するケースがありますが、CADを用いたイメージ制作も頻繁に発生します。

また、製品のファーストパターン(型紙)を作るパタンナーも日常的にCADを使用します。

作業性や正確性のアップなどを狙ってアパレル用のCADソフトを導入する企業は多く、パタンナーの求人には応募条件にCADの経験・スキルが設定されているケースも少なくありません。

パターンメイキングやグレーティングといったアパレルCADソフトを使用するケースが多いです。

⑤インテリア業界

CADスキルはインテリア業界への転職にも有利です。

先ほど紹介したアパレル業界同様、主にインテリア制作の上流工程で有利になります。

インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーといったお仕事の現場にCADが導入されているケースは多く、今後も導入率の増加が考えられます。

ここまでの内容を見てもわかる通り、CADスキルが有利になるのは主にモノづくりの最初期の段階です。

上流工程に携わりたい人にとって、CADスキルは強力な武器と言えます。

⑥海外

ここまでCADスキルが有利になる業界をさまざま紹介しましたが、海外にも活躍のチャンスが転がっています。

上で解説したお仕事は海外でも同じように存在するので、日本を飛び出して活躍したい人にもCADスキルは有利なのです。

海外でCADオペレーターとして活躍するには、主に以下のような方法があります。

いずれの場合でもCADスキルはもちろん語学力も必要です。

海外でのお仕事はワークライフバランスを重視しているケースが多いので、日本の働き方に疑問や不満を持つ人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

転職を有利にするCAD関連の資格5選

CADスキルや経験があるだけでも転職に有利ですが、資格を持っていればより有利です。

ここでは転職をさらに有利にするCAD関連の資格を、以下に5つ挙げました。

資格を多く持っている分、転職が有利に働くケースが多いです。

もちろんキャリアアップや年収アップにも有利なので、CADオペレーターとしてより高みを目指したい場合は積極的に挑戦しましょう。

①CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験は、はじめてCADを学ぶ人から現役のCADオペレーターまで、さまざまなレベルのCADオペレーターが挑戦する資格です。

「2次元CAD利用技術者」と「3次元CAD利用技術者」があり、それぞれに試験の内容や用意されている級が異なります。

2次元CAD利用技術者は基礎・2級・1級に等級分けされており、1級には「建築」「機械」「トレース」の内容が含まれます。

一方3次元CAD利用技術者の等級は2級、準1級、1級です。

どちらも転職に有利な資格ですが、製造業やアパレル関係などの3DCADが多用される業界への転職には3次元CAD利用技術者の取得をおすすめします。

②建築CAD検定試験

「建築CAD検定試験」は、数あるCAD関連資格のなかでも建築の分野にフォーカスした資格です。

準1級から3級までのレベルに、高校生の団体受験のみで取得可能な4級を加えた全4段階の級に分かれています。

建築図面の作成に焦点が当てられているので、建築業界の設計職に転職する場合に非常に有利です。

いずれの級も受験資格が設定されていないので、誰でも受験できます。

自信がある場合は2級の過去問題集に目を通してみましょう。

内容が理解できればチャレンジするのもおすすめです。

③オートデスク認定資格プログラム試験

有名なCADソフト「AutoCAD」の製造・販売元としてしられるオートデスク社が主催するのが「オートデスク認定資格プログラム試験」です。

AutoCADの操作方法や知識を証明する資格で、初学者や学生から人気を集めています。

AutoCADのスキルに焦点を当てているため、AutoCADを使用している職場での転職に有利です。

さらに、AutoCADはさまざまな国で使用されているCADソフトなので、海外へ転職する際にも有利になります。

海外勤務を検討している人は、ぜひ挑戦してください。

④CADデザインマスター

ここまで紹介した資格のなかには、特定の分野やソフトにフォーカスした資格がありました。

対してCADデザインマスターは、建築業界や土木業界、電気業界やアパレル業界など分野を問わず応用可能な知識やスキルを証明できる資格です。

さまざまなCADソフトがある中で、世界標準でもあるAutoCAD、フリーソフトとして人気のJWCADの技術を身につけられる資格で、学生から社会人まで多くの世代から人気があります。

転職が有利に進むのはもちろん、フリーランスへの挑戦や副業案件受注にも有利です。

受験資格が設けられていないので、興味のある人は積極的にチャレンジしてください。

⑤Vectorworks操作技能認定試験

Vectorworks操作技能認定試験は、建築業界、インテリア業界、機械設計などさまざまな分野で使用されるCADソフト「Vectorworks」のスキルを証明する資格です。

在宅での受験が可能な上、受験後すぐに合否がわかるのも嬉しい点です。

Vectorworksを利用した2次元・3次元の製図スキルや搭載されている機能に関する知識などが問われます。

Vectorworksは内装・建築設計向けの「アーキテクト」、照明デザイン向けの「スポットライト」、あらゆる設計に向いた「デザイナー」など計4つのラインナップが用意されています。

転職する業界に有利な製品を選びやすいのもVectorworksの魅力です。

CADスキルのメリット6選

CADスキルは、転職が有利になる以外にもさまざまなメリットがあります。

以下に挙げる6つのメリットを見てみましょう。

普段CADオペレーターとして働いていると、こうしたメリットに意識がいかなくなりがちです。

こうしたメリットに改めて目を向けることで、CADスキルがなぜ転職に有利なのかが見えやすくなりますよ！

①手に職がつく

CADスキルを身につければ、様々な業界で有利になる技術が身につきます。

複雑な図面を迅速かつ正確に作成するCADオペレーターは、まさに製図職人です。

1人前のCADオペレーターともなると、需要の大きさや豊富な求人数、活躍できる業界の豊富さなどから考えても年収アップやキャリアアップが十分可能と言えます。

ただし、業界によっては2DCADよりも3DCADの方が使用されるケースがあります。

長年培ってきた技術に加えて、新たなCADソフトへの対応も大切です。

②ものづくりの知識が得られる

CADオペレーターは、モノづくりの上流工程に携わるケースが多いです。

同時に、後の工程がどのように進められるのかを考慮するお仕事でもあります。

どのような工法であれば作業が進みやすいか、作業のスムーズな進行にはどのような製図を心がければよいか、といったことを考える内に、後の工程の作業の知識が身につくのです。

溶接や鋳造、裁縫などの知識が身につけば、同業界異職種への転職も有利になります。

③マネジメント能力が身につく

モノづくりは、CADオペレーターが作成する図面なしには始まりません。

後の工程の作業には、CADオペレーターの作業スピードが大きく影響するのです。

またCADオペレーターは、クライアントや設計者から納期ギリギリのタイミングで仕様の変更を通知されるケースも少なくありません。

こうした状況でも仕事の期限は変わらないため、仕事を続けるうちに納期のマネジメント能力が養われます。

マネジメント能力は、CADオペレーターに限らずあらゆるお仕事で要求されるスキルです。

日々当たり前に納期を守っていると、自分が高いマネジメント能力を身につけていることに気が付かないケースがあります。

今までの仕事ぶりを振り返って、自分のマネジメント能力が確実に成長していることを実感するのも大切です。

④在宅勤務が目指せる

CADオペレーターのお仕事は、CADソフトとPC、ネット環境さえあれば場所を選ばない勤務が可能です。

在宅勤務との相性も良いので、リモートワークを目指す人にも有利です。

新型コロナウイルスの蔓延以降リモートワークを積極的に導入している企業も増えており、在宅勤務がしやすい環境が整ってきました。

なかでもCADオペレーターは、先ほども触れた通り環境さえ整っていれば自宅での勤務が十分可能で、リモートワークの求人もたくさんあります。

介護や子育てなどの事情で在宅勤務を希望する人には嬉しい点ですね！

⑤副業が探せる

上でも解説した通り、CADオペレーターは在宅勤務との相性が良いお仕事です。

同時に在宅でおこなえる副業としても優れています。

副業案件サイトをのぞいてみると、CAD関連の案件がたくさん見つかりますよ！

空き時間や休日などを副業にあてれば、大きな収入アップが狙えます。

特に現役のCADオペレーターともなると案件が受注しやすく、高単価な案件も受けやすいです。

空き時間を収入アップにつなげたい人にとって、CADスキルは有利になる能力と言えます。

⑥フリーランスを目指せる

CADオペレーターとして十分な実績と経験、スキルなどを身につければフリーランスとしての活躍も夢ではありません。

フリーランスになれば、会社に縛られずに自分の好きなタイミングで仕事ができるので、ワークライフバランスが向上するケースが多いです。

自由度の高い働き方として注目されているフリーランスですが、その気になれば独立開業の道もあります。

ただし、フリーランスデビューにせよ独立開業にせよ、高い技術と知識、実績や信頼などさまざまな要素が必要になるので注意しましょう。

一人前になる前にフリーランスや独立開業を目指すのは危険です。

焦らずじっくりCADオペレーターとしてのレベルを上げてください。

CADのスキルを転職により有利に活かすには

度々触れている通り、CADスキルは転職に有利に働くケースが多いです。

では、さらに転職を有利に進めるにはどのような方法があるのでしょうか？

ここではおすすめの方法を以下の3つに厳選し、それぞれ詳しく解説します。

これらを意識すれば、転職成功率のアップはもちろんキャリアアップも十分狙えます。

特に3つめに挙げた「転職サイト・転職エージェントの利用」は重要です。

後ほど紹介する転職サイト・転職エージェントも参考にしつつ、ぜひ活用しましょう。

①プログラミングスキルを習得する

CADの操作に長く携わってきたからこそ、改善点や不満点が見えてくるものです。

こうした点をプログラミングによって改善する取り組みは以前から行われてきました。

プログラミングを習得することで、作業のしやすさや効率の向上、他のCADオペレーターとの差別化などが図れます。

転職シーンでもとても有利です。

CADの経験とあわせてプログラミングの知識をアピールすれば、採用担当者からの高評価が得やすいですよ！

また、プログラミングの知識が身につけば、プログラミングの副業にもチャレンジできます。

独学での習得に不安がある人は、プログラミングスクールの受講もおすすめです。

なかでもおすすめなスクールが「CODE CAMP」です。

全くの未経験者でも理解できるよう丁寧に指導してくれるので、興味のある方はぜひ受講してください。

②最新の技術を身につける

IT技術は日々すさまじい勢いで進化を続けています。

CADソフトも例外ではありません。

近年では従来の2DCADに加え、3DCADの導入が各業界で進められています。

特に精密機器や精密部品、自動車製造などの分野では3DCADの使用が顕著です。

また、各業界の製図に特化したさまざまなCADソフトも多く開発されています。

特定の業界への転職に狙いを定めている場合は、その業界で役立つCADソフトがないかリサーチしましょう。

技術職であるCADオペレーターは、技術さえあれば年齢に関係なく活躍できます。

デスクワークなので体を酷使する場面も少ないので、体力的な負担も少ないです。

最新の技術を常に身につけていけば、年齢を重ねた後でも十分に働けますよ！

③転職サイト・転職エージェントを利用する

CADスキルを転職に有利にする1番の方法は、転職サイト・転職エージェントの利用です。

これまでのキャリアを活かせる求人を効率的に探せるだけでなく、転職に関わるさまざまな悩みや不安を相談できます。

転職の方法としてハローワークも挙げられますが、求人に記載されている情報が少ないため、ミスマッチな転職に終わる可能性があります。

転職サイト・転職エージェントに掲載されている求人は、ハローワークの求人よりも多くの情報が記載されているケースがほとんどです。

後悔しない転職のためにも、転職サイト・転職エージェントの活用をおすすめします。

CADスキルを有利にできる転職サイト・転職エージェント3選

上で解説した通り、転職サイト・転職エージェントの活用は非常に有効です。

そうはいっても、星の数ほどある転職サイト・転職エージェントのなかからどれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

ここではそのなかでも特におすすめな転職サイト・転職エージェントを3社に厳選して紹介します。

転職支援サービスは、複数併用することでより効果が上がります。

理想の求人に出会えない時は、利用する数を増やしてみましょう。

GATEN職

建職バンク

サイト名	建職バンク
「CAD」をキーワードに含む求人数	約630件
対応地域	全国
利用料	無料

建職バンクは建設業界の求人に特化した転職エージェントです。

公開求人・非公開求人ともに充実したボリュームを誇り、CAD関連の求人もたくさん掲載しています。

さらに、建設業界のプロによるサポートが受けられるのも特徴です。

履歴書の添削や面接対策のサポートなど、満足度の高い転職に向けた強い味方になってくれますよ！

ワークポート

サイト名	ワークポート
「CAD」をキーワードに含む求人数	約4,000件
対応地域	全国
利用料	無料

CADオペレーターへの転職に関するQ&A4選

最後に、CADオペレーターに関する有益な情報をQ&A形式で解説します。

以下の4つの質問を見てください。

また、こちらの記事では転職を後悔しないためのポイントを解説しているので、ぜひ読んでみましょう！

Q.CADオペレーターは未経験でもなれる？

A.なれます。

先ほど記事の中でも触れた通り、最近はCADオペレーターの人員不足が目立っています。

人員確保のために未経験者でも応募できる求人を掲載している企業も多いので、転職サイトや転職エージェントを活用して探してみましょう。

ただし、40代や50代といった年齢では未経験での応募は難しくなる場合が多いです。

Q.CADオペレーターの平均年収は？

A.約462万円です。

厚生労働省が運営する職業情報サイトのデータによると、CADオペレーターの年収は461.8万円となっています。

出典:厚生労働省 jobtag CADオペレーター

CADオペレーターの年収についてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、参考にしてください。

Q.CADスキルは異業界への転職にも有利？

A.CADスキルと関連性の高い業界であれば有利です。

何度か触れている通り、CADスキルはさまざまな業界で役立ちます。

例えば製造業界でのCADオペレーターの経験があれば、建築業界や電機業界への設計職に有利になる場合が多いです。

ただし、介護の現場や調理スタッフなど、CADの経験と関連の薄い業界の場合はCADの経験が有利に働きにくいです。

Q.CADオペレーターの将来性は？

A.明るいです。

モノづくりが行われる現場には、必ず設計図が必要です。

したがって、設計図づくりのプロフェッショナルであるCADオペレーターの需要が大きく下がるケースは考えにくく、今後も高い需要の維持が予想されます。

ただし、IT技術は日々進化し続けているため常に最新の技術を習得し続けないと長期的な活躍は難しいです。

特に現在ではさまざまな現場で3DCADの導入が進められているので、2DCADしか使えない場合は携われる業務範囲が狭まる危険があります。

市場価値の高いCADオペレーターになるためにも、常に最新のCADソフトの情報や知識にアンテナを張り続けてください。

まとめ～CADスキルは転職に有利～

この記事ではCADスキルが転職に有利に働く理由や、活躍が期待できる業界などを解説してきました。

モノづくりがおこなわれるあらゆる現場で、CADの経験が有利になります。

正社員での活躍はもちろん、フリーランスや海外勤務も夢ではありません。

資格を取得すれば、転職がさらに有利になります。

加えて、転職サイト・転職エージェントの活用も重要です。

記事で紹介して転職サイト・転職エージェントを活用しつつ、転職を有利に進めましょう！