私たちの周りに、当たり前のように存在している道路や整備された道。
しかし、私たちがそれらを日々快適に利用できるのは「舗装工事」が行われているお陰なのです
そんな舗装工事ですが、作業の内容や目的について詳しく理解していないという人も中にはいる事でしょう。
普段何気なく歩いている道がどの様に整備されているのか、気になるところですよね。
この記事では舗装工事について、作業内容や目的などを詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで目を通してくださいね!
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舗装工事とは??
そもそも舗装工事とはなんでしょうか?
舗装工事とは、道路が自動車や人の重みに耐えられるようにするため、地面を深くまで掘り進めて基礎を固め、道の表面にアスファルトやコンクリートを敷き詰める工事の事です。
また、地面の下に水道管やガス管を巡らせる作業も行います。
加えて、舗装工事は大きく分けて下に挙げる4つの種類があります。
- コンクリート舗装
- アスファルト舗装
- コンポジット舗装
- 特殊舗装
それぞれ詳しく見ていきましょう!
コンクリート舗装
コンクリート舗装とは、舗装材に砂や砂利、水といった材料をセメントなどで固めた材料、いわゆる「コンクリート」を使用する舗装の事です。
コンクリート舗装のメリットとしては、高い耐久性と高度を誇るため、長期間にわたって安定的に使用できる点があげられます。
例として、車が頻繁に往来する駐車場や、高速道路の料金所の多くはコンクリート舗装が施されています。
加えて、明るい色を持っていることから視認性が高く、トンネルの舗装にも多いです。
また耐熱性にも優れているために、夏の暑い日でも比較的温度が上がりにくいのも特徴です。
以前までは道路の補修は次に解説する「アスファルト舗装」が主流でした。
しかし、環境への配慮や性能などの面から、コンクリート舗装を行うケースが増えています。
舗装にコストがかかってしまう事、工期が長くなってしまう事などデメリットもありますが、多くの場所で行われる舗装です。
アスファルト舗装
アスファルト舗装とは、アスファルトに砕いた石や細かい砂などの「骨材」を加えて加熱した後、道路にしきつめてローラーで転圧する舗装の事です。
アスファルトには、自然界に存在する「天然アスファルト」と、石油から生成される「石油アスファルトがあります。」
天然アスファルトの歴史は非常に古く、古代エジプトではミイラの防腐剤として使用されたり、縄文時代には矢じりの作成や漁をする道具の接着などにも用いられました。
現在主流となっているのは石油アスファルトで、アスファルト舗装で用いられるのは主にこちらです。
アスファルト舗装のメリットは、無数の小さな穴が空いているために静穏性や排水性がたかい、工期や費用を抑えられる、目地がないために走行しやすい、などがあります。
デメリットとして、暑い日は温度が上がりやすく変形しやすい、頻繁なメンテナンスが必要、耐久性が低い、などが挙げられます。
コンポジット舗装
コンポジット舗装とは、先に解説した「コンクリート舗装」と「アスファルト舗装」の両方の利点を組み合わせた舗装法です。
道路の表面にやわらかいアスファルトを使用し、その下には硬いコンクリートを設置することで、より高い耐久性や補修のしやすさを実現する作業法で、飛行機の滑走路などに多く用いられています。
特殊舗装
特殊舗装とは、使用する道路の目的に応じてさまざまな特殊な加工を用いる舗装の事です。
材料に着色料を混合させて色付きの道路を作る「着色舗装」や、地面にたまった雨水が地層深くにまで侵入してこないように加工する「排水性舗装」などがあります。
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道路の構造
次に道路の基本的な構造についても理解しておきましょう。
舗装工事への理解を深めるには、道路の構造に関する知識が不可欠です。
道路は主に、下に挙げる要素が集まってできています。
- 表層
- 基層
- 路盤
- 路床
上から順番にみてみましょう。
表層
表層は、道路の表面に当たる部分です。
車の重量を分散させたり、排水性を高めたりと、道路の用途に応じて様々な加工が施されます。
基層
基層は上で解説した「表層」の下にある層です。
表層から伝わる車や通行物の重量を更に分散させて、次にあげる「路盤」へと伝えます。
また、舗装する道路の厚みが少ない場合には、基層を設けないケースもあります。
路盤
路盤は基層の下にある層で、上の層から伝わる重量や衝撃を分散・均一化して、さらに下にある層の「路床」への衝撃を和らげるクッションとなるものです。
上層と下層の二層構造で、それぞれに適した材料が使用されます。
路床
路床は最下層に当たる部分で、上の層から伝わる振動や重量、衝撃などを全て受け止める非常に重要な部分です。
1メートルほどの厚さがあります。
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舗装工事の全体の流れ
道路の基本的な構造について押さえたところで、次は工事全体の流れを確認してみましょう。
大まかには、以下の様な流れで舗装工事が行われます。
- 作業計画作成
- 作業現場測量
- 路床工事
- 路盤工事
- 基層工事
- 表層工事
それぞれ順を追って見てみましょう!
作業計画作成
先ずは工事全体の作業計画を作成するところから始まります。
人員数や予算の算定から、設計図の作成、補修法の選定に周辺住民への告知など、工事全体にかかわるほとんどの要素について細かく考慮して計画を練ります。
作業の根幹に当たる部分なので、非常に重要な作業です。
作業現場測量
次に出来上がった設計図を基に、作業現場の測量を行います。
作業の初期に当たる大切な部分で、ここがおろそかになっていると作業全体に影響してしまう、気の抜けない作業です。
高さや長さなど、得られたデータを基に、作業に必要なマーキングを施し、作業進行に邪魔になるものは無いかの確認も同時に進めます。
路床工事
舗装工事は、一番下の層である路床から着手されます。
道路を掘削し路床を露出させた後、様々な重機を用いて土を均一化・締固めなどを行いますが、路床の強度に問題がある場合には、追加で強度向上の補修工事も行います。
路床は道路の最下層にあたり、上層から伝わる衝撃を全て受け止める役割があるために、こうした補修工事は非常に重要なのです。
路盤工事
路床が完成した後は、路床の一つ上の層である路盤工事に取り掛かります。
衝撃の分散や均一化のために、細かく砕いた石や砂利などを敷き詰め、締め固めていきます。
基層工事
続いて行うのが基層工事です。
基層は表層から伝わる衝撃を最初に受け止める層なので、たかいクッション性が要求されます。
そのため、基層工事にはやわらかいアスファルト材が用いられる事が一般的で、アスファルトフィニッシャーという特殊な重機を用いて過熱したアスファルトを均一に敷き詰めていきます。
表層工事
最後はいよいよ私たちが直接触れる部分である表層の工事です。
道路の表面がデコボコした状態では、車を運転している時の乗り心地が悪いだけではなく、走行性の悪さから事故が発生してしまう事にもなりかねません。
そのため、表層には密度の高いアスファルト混合剤がもちいられ、特に入念な均一化が施されます。
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舗装工事の目的とは?
上で解説した通り、普段何気なく使用している道路の舗装工事には様々な工程があります。
では、舗装工事はそもそもなんの目的で行われるのでしょうか?
ここでは主な目的を3つ解説します。
- 安全性の確保・維持
- 景観の向上
- ぬかるみや砂塵発生の防止・抑制
舗装工事の目的について、改めて考えてみましょう!
安全性の確保・維持
第一の目的は、なんといっても「安全性の確保・維持」です。
道路に亀裂が発生していたり、大きな穴が開いた状態では歩行者はもちろん、走行している車にとっても非常に危険ですよね。
道路の小さな破損は、のちのち大事故に発生してしまう危険性もはらんでいるため、安全に道路を使用するためには舗装工事が欠かせないのです。
景観の向上
つづいては、景観の向上です。
人通りの多い道路やメインストリートが穴ぼこやヒビだらけだったら興ざめしてしまいますよね。
道路を快適に使用するためには、見た目の店でもキレイに整備れていることが大切です。
また、公園やテーマパーク、娯楽施設などでは、景観の向上のために、先程解説した「特殊舗装」が行われることも少なくありません。
ぬかるみや砂塵発生の防止・抑制
舗装がされていない道に往来があると、雨の日には地面がどろどろのぬかるみ状態になってしまい、反対に乾燥した日には、乾いた砂が砂塵となって舞ってしまいます。
そんな道を快適に使うのはとても無理ですよね。
季節や天候に関係なく、常に快適な行き来を実現するために、舗装工事はなくてはならないものなのです。
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舗装工事に携わりたい人へ!
上で解説したように、舗装工事は社会になくてはならない大切なものです。
ここではそんな舗装工事に携わりたいと思った人に向けて、オススメの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
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- 建職バンク
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