数ある資格の中でも知名度が高い「建築士」ですが、40代を迎えてからでも転職できるのでしょうか?
建築業界に長く携わっている内にキャリアアップに挑戦したくなったり、さまざまな建築物に触れる内に建築士へ憧れをもったりと、40代で建築士を志すきっかけはさまざまです。
いずれにせよ、難易度が高そうな建築士への転職にはどのようなステップを踏むべきなのか気になるところですよね。
この記事では建築士へ転職したい40代に向けて、役立つ情報をさまざま解説していきます。
具体的な手順だけでなく、建築士を目指すうえで大切なポイントなども解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
建築士になるにはどうすればいい?具体的な方法や建築士の種類を解説
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株式会社ノジマ住建
- 防水
防水工事◎月給30万円以上◎日祝休み
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- 職種
- 防水
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- 給与/報酬
- 月30万~
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- 勤務地
- 東京都
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株式会社ライズホーム
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屋根板金工◎未経験者可◎要普通自動車免許◎日給16,000円~20,000円◎週休2日制◎即入居可寮完備◎技術と管理能力が身につけば高収入目指せます
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- 職種
- 屋根
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- 給与/報酬
- 経験者16,000円~20,000円
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- 勤務地
- 現場により変動(集合場所は川崎市麻生区高石にある倉庫です)
40代でも建築士に転職できる!
まず結論から言うと、40代を迎えてからでも建築士への転職は可能です。
ただし、やさしい道のりではありません。
特に建築に関して全くの未経験者が挑戦するのは、非常にハードルが高いです。
後ほど詳しく解説するように、建築士試験の受験には受験資格が設けられています。
ゼロからスタートする場合には、受験資格を得るのがやさしい道のりでないことを覚悟しなければなりません。
建築士に必要な資格とは?必要なスキルや建築技師・建築施工管理技士との違いも解説!
建築士には3種類ある
次に、建築士には3種類ある点を押さえましょう。
それぞれの特徴をしっかり押さえることで、どの建築士を目指すべきなのかがみえてきます。
未経験の40代が建築士を目指す場合は、特に注意して確認してください。
3種類の建築士
- 木造建築士
- 二級建築士
- 一級建築士
それぞれ詳しく解説します。
未経験者でも建築士に転職できる?方法やポイントなどを解説します
木造建築士
木造建築士は、その名の通り木造建築を専門にする建築士です。
設計できるのは木造建築にのみ限られ、建物の規模にも制限があります。
木造建築士が設計できるのは以下の建物です。
木造建築士が設計できる建造物
- 木造建造物
- 二階建てまでの建造物
- 延べ面積100平方メートル以上300平方メートル以下
一見すると活躍の場が限定されているようですが、住居や小規模な店舗はもちろん古い神社やお寺の修復工事にも携われるので、伝統建築に興味がある人から人気の資格です。
二級建築士
続いて二級建築士です。
二級建築士は木造に加え鉄筋コンクリート造や石造り、鉄骨造などさまざまな工法の建築物を設計できます。
木造建築士よりも大幅に活躍の場が広がり、設計できる規模も大きいです。
以下の特徴を見てみましょう。
二級建築士が設計できる建造物
- 鉄筋コンクリート造、レンガ造、コンクリートブロック造などさまざまな工法の建造物
- 高さ13メートルあるいは軒の高さ9メートル以下の建造物
- 延べ面積30平方メートルから300平方メートル以下の建造物
建築関係の仕事をしていて、キャリアアップを狙う人が多く挑戦する資格です。
一級建築士
最後は一級建築士です。
一級建築士が設計できる建造物には、材質や規模の制限がありません。
つまり、事実上どれだけ巨大な建造物でも設計できるのです。
巨大なショッピングモールや病院、高層ビルなどの建築には一級建築士の力が欠かせませんが、一方で資格取得の難易度も非常に高いです。
まったくの未経験者が一級建築士を目指す場合は、より困難になります。
建築士試験の受験資格
建築士の種類を押さえたところで、次はそれぞれの受験資格を見てみましょう。
いずれの建築士試験に挑戦する場合でも、まずは受験資格をクリアしないことには始まらないので、しっかり押さえてください。
建築士の種類によって受験資格が異なる点にも注意が必要です。
40代で大工への転職は可能?転職方法や注意点などを解説します!
木造建築士・二級建築士
木造建築士と二級建築士は、受験資格が同じです。
以下の条件を見てください。
木造・二級建築士の受験資格
- 「建築士整備士」の所有者
- 大学・短大もしくは高等専門学校などを、国土交通大臣指定の科目を履修したうえで卒業する
- 高校もしくは中学で、国土交通大臣指定の科目を履修したうえで卒業し、
- 最長2年以上の実務経験を有する
- 7年以上の実務経験を有する
以上のことからわかるように、木造建築士・二級建築士試験の受験は7年以上の実務経験があれば、学歴要件を満たしていなくても可能ということです。
現在実務経験が7年以上かもうすぐ7年に到達する人は、学校に通ってしまうとかえって遠回りになりかねません。
また、大学や短大で指定科目を履修して卒業している人は、すでに受験資格をクリアしています。
自分のケースをよく把握して、間違いの無いように注意しましょう。
一級建築士
続いて一級建築士の受験資格です。
以下の要件を見てください。
一級建築士の受験資格
- 平成21年以前に大学や短大、もしくは高等専門学校に入学し、建築や土木関連の科目を履修して卒業する
- 平成21年以降に入学し、指定科目を履修した上で卒業したする
- 国土交通大臣が、上記2つと同等以上の知識と技術を持つと特別に認定された人
- 「建築整備士」の所有者
- 「二級建築士」の所有者
以前は一級建築士の受験資格には、実務経験も定められていました。
しかし令和二年に法律が改正され、受験資格から実務経験が撤廃されたおかげで定められた学歴をもっていればすぐにでも受験が可能になったのです。
また、すでに二級建築士を持っている人も受験可能な点も覚えておきましょう。
一方、一級建築士試験に合格してもただちに免許が発行されないケースもあります。
一級建築士試験に合格しても、免許発行には2年以上の実務経験が必要なのです。
このように建築士試験の受験資格は非常に複雑で、受験者の状況によっては必要な実務経験の年数なども変わってきます。
受験に当たっては受験資格と受験資格をよく照らし合わせ、不明な点は必ず実施団体に問い合わせましょう
建築士試験の内容
建築士試験には、「学科試験」と「設計製図試験」があります。
それぞれの内容をみてみましょう。
学科試験
学科試験では、建築計画や都市計画、建築史などの知識を問われる「計画/環境設備」や、建築関連の法律の知識を問う「法規」など、建築に関する幅広い問題が出されます。
範囲が広大な分特定の分野にのみ詳しいだけでは合格できません。
出題傾向をよく研究して、ポイントを押さえた試験勉強が大切です。
学科試験に無事合格したら、後日設計製図試験を受験します。
設計製図試験
設計製図試験は、オフィスビル、商業施設などの設計図を実際に作成する試験です。
設計図作成にあたっては、「バリアフリーや省エネルギーに配慮する」「快適な動線を確保した上で部屋を配置する」と細かく指示されるため、単に製図が得意なだけでは合格できません。
また、法令遵守も大切なポイントです。
万が一設計図に法令違反が見つかった場合、即不合格になるケースも珍しくありません。
限られた時間内での、迅速かつ精密な図面作成が求められます。
厳密な正解がないため、受験者のセンスも重要な要素です。
40代の未経験者が建築士に転職するには
40代の未経験者が建築士に転職するのは容易ではありません。
業界未経験であっても定められた科目を履修していればすぐにでも受験可能ですが、学歴要件も実務要件も全くない人が挑戦するのは非常にシビアです。
しかし、道が全くないわけでは決してありません。
以下の二つのルートを見てください。
40代・未経験者の建築士への道
- 仕事をしながら学校に通う
- 実務経験を積む
順番に解説します。
鳶(とび)職と大工の違いとは?特徴や仕事内容の違いを分かりやすく解説!
仕事をしながら学校に通う
40代という年齢を考えると最短ルートを選ぶのがおススメです。
最短ルートは、仕事をしながら指定科目を履修できる短大に通う方法です。
仕事と勉強の両立は非常にシビアですが、滞りなく卒業できれば最短2年で二級建築士・木造建築士の受験資格が得られます。
短大を選ぶ際には、費用や開講している時間帯などをしっかりチェックしてください。
働きながらでも無理なく学べる短大を見つけるのは簡単ではありませんが、適当な学校を選んでしまうと入学金が無駄になる危険もあります。
パンフレットやホームページなどを良くチェックして、時間をかけて選びましょう。
最近ではオンライン授業にも対応している学校も増えてきました。
登下校の時間を節約する選択肢として覚えておきましょう。
実務経験を積む
短大に通わない場合は、実務経験をクリアするほかありません。
学歴要件を満たしていなくても、7年以上の実務経験を積むことで二級建築士・木造建築士の受験資格が得られます。
ただし、40代を迎えてから7年もの実務経験を積むのはおススメできません。
たとえば40歳の人が首尾よく建築士の資格が得られたとしても、その頃にはすでに50歳手前です。
40代後半の場合は還暦手前というケースも…。
体力的にも時間的にも、長期的な活躍は難しいですよね。
また、建築士試験の実施は年に一回のみです。
建築士試験は難易度の高い試験でもあるため、初めての受験で合格できる保証はどこにもありません。
もし不合格になった場合は来年の試験まで待つ必要があり、その分年齢も重ねていくのです。
40代の未経験者が建築士へ転職する場合、よほどの事情が無い限り短大へ通う道をおススメします。
お仕事を検索
40代で建築士に転職したい人に役立つ転職サイト・転職エージェント3選
40代で実務経験を積む職場を選ぶなら、失敗はできません。
実務経験を積む場合、ここで紹介する転職サイト・転職エージェントを活用して職場を探しましょう。
40代で建築士に転職したい人に役立つ転職サイト・転職エージェント3選
- GATEN職
- 建職バンク
- doda
転職サイトや転職エージェント
GATEN職
- GATEN職の特徴現場系のお仕事全般の求人を掲載している
- 建築業界の求人だけで1,000件以上掲載されている
- 正社員からアルバイトまで様々な雇用形態の求人を見つけられる
- 希望条件を詳細まで絞って検索できる
- 動画から求人を探すことができる
「GATEN職」は、建築業界やドライバーといったいわゆる「ガテン系」のお仕事に特化した転職サイトです。
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建職バンク
建職バンクの特徴は以下の通りです。
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転職活動に不安がある場合は、「建職バンク」の利用がおススメです。
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専任のエージェントに「建築士試験に向けて実務経験を積みたい」と伝えれば、豊富な求人の中からピッタリのお仕事を紹介してくれますよ!
doda
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaの特徴
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最後に紹介する「doda」は、転職エージェントとして確かな実績と信頼を獲得してきた転職支援サービスです。
求人数が豊富なだけでなくエージェントのサポート体制が手厚い点も見逃せません。
面談で利用者の希望や経験を丁寧にヒアリングしてくれるので、不安なく転職活動を進められます
登録手続きも最短60秒で済むので、まずは気軽に相談してみましょう!
40代で建築士に転職するために必要なポイント5選
建築士への道は厳しいです。
40代から転職する場合はなおさらで、ポイントをしっかり押さえてことに当たる必要があります。
ここではそんなポイントを5つに厳選して解説します。
40代で建築士に転職するために必要なポイント5選
- どんな建築に携わりたいのか明確にする
- 厳しい道のりを覚悟する
- 行動は早めに起こす
- おおよその給料を知る
- 建築士試験の講座を利用する
上から見ていきましょう!
建築業界でホワイトな働き方をしたい方へ!〜オススメの職種や企業〜
①どんな建築に携わりたいのか明確にする
将来建築士としてどのような設計に携わりたいのかが曖昧だと、どの建築士試験を受けるべきかが定まりません。
先ほど解説したように建築士には3種類あり、それぞれ設計できる建造物に違いがあります。
将来建築士としてどのように活躍したいのかを考えれば、受けるべき建築士試験も見えてきます。
例えば寺社仏閣の修繕工事にのみ携わりたい場合、難易度の高い一級建築士を目指さなくても、比較的易しい木造建築士を取得すれば十分活躍できるのです。
自分が理想とする建築士像を明確にイメージして、適した試験を受けてください。
②厳しい道のりを覚悟する
40代で建築士へ転職するのは不可能ではないとはいえ、決して易しい道のりではありません。
特に未経験者が挑戦する場合、受験資格のクリアだけでも多大な時間がかかり、教育機関に通う場合は費用も発生します。
甘い覚悟では途中で挫折してしまい、それまでの苦労も水の泡になることも…。
40代で建築士へ転職する場合は、相応の覚悟を持って臨んでください。
③行動は早めに起こす
一般的に転職市場では若い人材が求められます。
たびたび解説している様に、40代の人が建築士を取得するためには長い時間が必要です。
40歳の人が最短で建築士を取得しても、すでにかなりの年齢を重ねています。
せっかく建築士試験に合格したのに、転職先が見つからなければ意味がありませんよね。
建築士を取得できた時点の年齢から逆算して、すぐにでも行動を起こしてください。
④おおよその給料を知る
建築士のおおよその給料を知っておけば、その後のキャリアプランも描きやすくいなります。
建築業界未経験者が建築士として働く場合、給料の相場は25万円前後であることがおおいです。
一級建築士の場合はより高年収で、独立開業した人のなかには1,000万円以上の年収を稼ぎ出す人もいます。
長期的な活躍計画をたてるためにも、建築士のおおよその年収は押さえておきましょう。
⑤建築士試験の講座を利用する
建築士試験は難関として知られています。
独学のみでの合格は非常に厳しく、講座を利用しての試験対策がおすすめです。
特に設計製図試験は明確な正解がありません。
そのため、自分一人では改善点が見えづらいのです。
プロの講師に転職を依頼すれば、ポイントを押さえた効果的な改善策がみつかります。
建築士試験は年に一回しか実施されません。
少ないチャンスを確実にものにするためにも、建築士試験向けの講座を受講しましょう。
建築士に求められる能力5選
建築士にもとめられる能力にはどのようなものがあるのでしょうか?
建築士に転職を考えるうえでは、こうした内面的な要素にも目を向けましょう。
いかに挙げる5つの能力を見てください。
建築士に求められる能力5選
- 高い図面作成能力
- デザイン力・創造力
- 美的センス
- コミュニケーション能力
- 空間把握能力
できるだけ早いうちから身につけて、建築士への転職をスムーズにすすめましょう!
①高い図面作成能力
建築士は日々図面と格闘するお仕事でもあります。
図面の作成が苦手な人は、今のうちから製図の勉強に着手するのがおススメです。
ドラフターを使った手作業の製図はもちろん、CADを用いた製図やフリーハンドでの製図など、さまざまな方法に慣れておきましょう。
②デザイン力・創造力
設計を依頼するクライアントの中には、完成後のイメージがハッキリ定まっていない人も多いです。
「子供からお年寄りまでくつろげるゆったりした空間」といったように、非常にあいまいなイメージで設計を依頼するケースも珍しくありません。
このような依頼に対して、クライアントがもっている断片的なイメージをつなぎ合わせられるデザイン力や創造力は、建築士にとって必須の能力です。
「また仕事を頼みたい」と思ってもらえるようなデザイン力や創造力があれば、継続的な依頼が狙えますよ!
③美的センス
人が快適に利用できる空間を設計するのは大事ですが、それのみに力を注ぐと殺風景な建物になりかねません。
特に商業施設や映画館、テーマパークなど人が多く集まる建物の設計には、人を引き付けるだけの魅力的なデザインが求められます。
過去の有名建築物や絵画、彫刻などを勉強して美的センスを磨く建築士も多いです。
美術に関心がない人でも、将来のために美術にも目を向けてください。
④コミュニケーション能力
建築士のお仕事には、さまざまな人が関わります。
仕事を依頼するクライアントはもちろん、実際に工事を担当する現場監督や職人など、やり取りすべき人は多いです。
彼らと円滑にやり取りをするためには、高いコミュニケーション能力が欠かせません。
不安がある人は、コミュニケーション能力開発や工場のための講座の受講も検討しましょう。
⑤空間把握能力
建築士は図面を書く前の段階で、頭の中で空間を鮮明にイメージできなければいけません。
階段や部屋の場所や人が行き来する動線など、快適な利用のためにはどのような空間を設計すべきなのかを考える必要があるのです。
空間把握能力に長けている人は、実際に建物が完成した後のイメージを鮮明に思い描けます。
こうして思い描いたイメージを実際に図面に書き出し、クライアントの了承を得るのです。
普段から自分の家や店舗の間取りなどに注意していると、空間把握能力の工場に役立ちますよ!
40代の人が建築士に転職する上で押さえるべきQ&A3選
最後に、40代で建築士を目指す人が知っておくべき質問に回答していきます。
建築への転職に役立ててくださいね!
40代の人が建築士に転職する上で押さえるべきQ&A
- 建築士が活躍する職場は?
- 建築士試験の合格率はどれくらい?
上から回答していきます。
①建築士が活躍する職場は?
A.ハウスメーカーや設計事務所、ゼネコンや工務店などさまざまです。
建築士は建築関連の資格のなかでも知名度や信頼度が非常に高いため、さまざまな職場を選択肢にできます。
また、十分なキャリアと実績を積んでいる人のなかには独立開業して個人事務所を構える人も多いです。
将来どのような設計に携わりたいのかをイメージして、自分に適した職場を選びましょう。
②建築士試験の合格率はどれくらい?
A.おおむね20%で推移しています。
学科試験と設計製図試験がある建築士試験ですが、設計製図試験の方がわずかに合格率が高い傾向があります。
建築士の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント!特化型から総合型まで紹介
まとめ~40代でも建築士に転職できるがやさしい道のりではない~
この記事では40代で建築士に転職したい人に向けて、具体的なステップや受験資格、3種類の建築士などについて、詳しく解説してきました。
40代であっても、建築士への転職は不可能ではありません。
ただし、未経験者の場合はかなり困難な道のりになる点は覚悟しましょう。
受験資格のクリアや試験対策など、クリアすべき課題は山のようにあります。
またこれら以外にも、将来どんな建築士になりたいのか、3種類の建築士の中からどれを受験するべきかといった要素を明確にする作業も欠かせません。
加えて、年齢を考慮して早めに行動を起こすのも大切です。
この記事を参考にして、ぜひ建築士への転職を実現してくださいね!