20代は社会人として成熟しきっていない年齢です。
「仕事で何がしたいかわからない」と悩む20代は少なくありません。
実際、大卒者のうち約3割が、最初に入った会社での仕事が合わずに、3年以内に離職※しています。
20代はまだ社会人経験が浅いので、仕事で何がしたいのか分からないのは当然です。
やりたいことや、自分に合っている仕事が分からないからといって、焦る必要はありません。
本記事では、20代が仕事選びをする方法を解説していきます。
あわせて20代におすすめの仕事や、20代の転職に強い転職サイト・転職エージェントも掲載します。
- やりたいことがない20代は「自分がやりたくない仕事」「過去にあった嬉しい経験」「なりたい自分」「理想の職場」などから自分に合っている仕事を探してみる
- 事務、システムエンジニアやプログラマー、営業などは20代におすすめの仕事
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
20代が自分がやりたい仕事がわからないのは当然
仕事選びが難航する原因として多いものに「自分がやりたい仕事がわからない」というものがあります。
この記事を読んでいる20代の方のなかには、同じ悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
しかし、20代の方が自分のやりたいことがわからないのは決して悪いことではありません。
以下に挙げる主な理由を見てください。
- 社会人経験が浅い
- 情報が氾濫している
- 仕事の選択肢が幅広い
やりたいことがわからなくても、慌てたり悩んだりする必要はありません。
後ほど対処法も解説するので、まずはやりたい仕事がわからない原因を突き止めましょう。
①社会人経験が浅い
20代の方は、社会人経験が浅いケースが多いです。
仕事の適性は実際に仕事をしてみないとわからない場合も多いため、社会人経験の浅いうちは自分のやりたいことや向いている仕事が見えないのは仕方ありません。
30代や40代になって、初めて自分が目指すべき道に目覚めて一念発起する人もいます。
やりたいことがわからないからといって、自分を責めたり悲観したりするのはやめて、ネガティブにならないでください。
②情報が氾濫している
SNSでの発信やインフルエンサーの主張など、今の世の中は多くの情報が氾濫しています。
ある情報に触れても、ゆっくり考える暇もないまま次々と新しい情報が入ってくるのです。
このような状況では、じっくり腰を据えて仕事について考えるのは難しいですよね。
フルリモートやフリーランス、youtuberといった新しい働き方が次々と生まれる現在ではなおさらです。
そのうえ、氾濫しているのは有益な情報ばかりではありません。
自分にとって参考にならない情報や、事実とは違う情報さえも飛び交っています。
玉石混淆の情報のなかで迷子になり、仕事選びが進まない20代の方は少なくありません。
世の中に氾濫する情報を全てキャッチしようとせず、まずは自分に有益と思われるもののみをピックアップしましょう。
③仕事の選択肢が幅広い
20代は、ミドル世代やシニア世代と比べると選べる仕事の選択肢が幅広いです。
一見良いことにも思えますが、実は一概にそうとも言えません。
目の前の選択肢が多すぎると、かえって過度な迷いや選択後の後悔が生まれやすい場合があるのです。
こうした現象を「選択のパラドックス」と言います。
仕事選びが上手くいっていない20代の方は、この「選択のパラドックス」に陥っている可能性があるのです。
こうした現象は、仕事選び以外の場面でも見られます。
たとえば合コンの場で気になる相手が何人もいて、どの相手とコミュニケーションをとるべきか決めかねたり、おすすめの商品をたくさん見比べている内に買う気がなくなってしまったりするのも「選択のパラドックス」です。
仕事選びという重大な決定においては「選択のパラドックス」が特に強く表れるケースも少なくありません。
仕事選びが上手くいかない20代の特徴4選
では次に、仕事選びが上手くいかない20代の方の特徴を考えてみましょう。
以下に挙げる4つの項目を見てください。
仕事選びが上手くいかない20代の特徴4選
- 自己分析が不十分
- 働くことを過度に恐れている
- 条件や将来設計を考え過ぎている
- 周囲の意見に振り回され過ぎている
自分に当てはまるものがないか振り返りながら見てみましょう。
多く当てはまる場合でも、過度に落ち込む必要はありません。
次の章で解説する内容を参考にしつつ、焦らずお仕事探しに望んでください。
①自己分析が不十分
自己分析とは、自分自身の強みや弱点、アピールポイントやスキルなどさまざまな要素を分析する作業をいいます。
20代の方に関わらず、仕事選びをする上ではこの自己分析が欠かせません。
自己分析が不十分だと、何を手掛かりに仕事選びを進めるべきか見えてこないのです。
自己分析なしで仕事選びに励むのは、明かりもなしに真っ暗な洞窟を探検するようなものです。
具体的な仕事選びに入る前に、時間をかけて自己分析をおこないましょう。
自己分析のヒント
- 幼少期から今までの人生を深掘りする
- 他人に対して気になるポイントから、「自分は人よりもできる得意なこと」を把握する
②働くことを過度に恐れている
失敗や挫折を恐れるあまり、仕事選びが上手くいかない場合もあります。
せっかく興味のある仕事が見つかっても「自分にできるだろうか…」「就職しても失敗してしまうのではないか…」と不安になりすぎるあまり、選択の幅を狭めてしまうのです。
政府の調査を見ても、多くの10代・20代の方が働くことに対して不安を抱えています。
出典:内閣府 特集 若者の仕事観や将来像と職業的自立,就労等支援の現状と課題
確かに仕事選びに慎重さは欠かせません。
安易な就職・転職はのちのちの後悔に繋がりかねないからです。
とはいえ、恐れているばかりでは何も始まりません。
慎重さが度を超すと、それはもはや慎重ではなく「恐れ」です。
豊富な社会人経験が前提とされるケースが多い40代や50代と違い、20代はある程度の失敗はいくらでも巻き返せます。
自分の若さに自信をもって、一歩を踏み出しましょう。
③条件や将来設計を考え過ぎている
目の前の条件、あるいは将来設計を過度に考え過ぎて仕事選びができない人もいます。
確かに、仕事選びをする上では年収や休日数といった労働条件のチェックが欠かせません。
将来的なキャリアプランについても同様です。
しかしこれらのことに囚われ過ぎると、自分のやりたいことややりがいが置いてけぼりになってしまいます。
仕事選びで大切なのは、労働条件やキャリアプランだけではありません。
やりたいことややりがいを無視して仕事選びをした結果、たとえ入社が叶ってもむなしさやモチベーションの低下につながるケースが多いです。
あれこれと考える前に、まずはもっとシンプルに自分のやりたい事のみを考えましょう。
④周囲の意見に振り回され過ぎている
自分で物事を決められない時に、周囲に意見を求めるのはとても良いことです。
とはいえ、すべての意思決定が他人の意見によるものではいけません。
仕事選びをするのはあくまでも自分自身であって、アドバイスをしてくれる人ではないからです。
自分の意見がないまま周囲の意見だけにたよるのは、危険な場合があります。
アドバイスを求めすぎた結果仕事選びに迷っている場合、一度たちどまって自分自身の考えをじっくり導き出しましょう。
やりたい仕事がわからない20代が仕事選びをする方法
上では、やりたい仕事がわからない20代の方の特徴を解説しました。
では、そういった方が上手に仕事選びを進めるにはどうしたらよいのでしょうか?
まずは以下に挙げる項目を実践してください。
やりたい仕事がわからない20代が仕事選びをする方法
- 向いている仕事の基準を知る
- 自分がやりたくない仕事を考える
- 過去にあった嬉しい経験を振り返る
- なりたい自分を想像する
- 自分にとっての理想の職場を考える
- どんなお仕事があるのか調べる
- 転職サイト・転職エージェントを利用する
なかでも5つめの「転職サイト・転職エージェントを利用する」は重要です。
後ほどおすすめの転職サイト・転職エージェントも掲載するので、ぜひ利用を検討しましょう。
向いている仕事の基準を知る
まずは「その人に向いている仕事」の基準を知りましょう。
向いている仕事とは?
- 本人の興味関心はともかくとして、性格や元々持っている能力に合っている
- 自分の得意なことや強みを発揮できる
- 周りから高い評価を得られる
自分の性格や能力に合っている仕事なら、周りから高い評価を得やすいです。
達成感や周りに貢献できているという実感が、楽しさにつながります。
自分がやりたくない仕事を考える
自分がやりたい事ばかりに目を向けると、かえって仕事選びの障害になる場合があります。
やりたい事だけを考えると、理想ばかりを重視した仕事選びになりかねないからです。
そうした場合は、消去法をつかって「やりたくないこと」から切り込みましょう。
「体力に自信がないから、体力的にきつい仕事はしたくない」「人と関わるのが苦手だから、密なコミュニケーションはとりたくない」といったように、自分が苦手とする要素からやりたくない仕事を導き出してください。
過去にあった嬉しい経験を振り返る
学生時代やアルバイト時代など、過去に合った嬉しい経験を振り返るのもおすすめです。
「やりたいことがわからない」のと「やりがいがわからない」のは非常によく似ています。
過去の嬉しい出来ことを振り返ることで、自分では気が付かなかったやりがいがみつかる場合があるのです。
たとえば、部活のマネージャーとして周囲へのサポートに喜びを感じていた場合、介護業や就労支援センターなどの選択肢が見えてきます。
また、自分の仕事ぶりが褒められたり評価されたりするのが嬉しかった場合、営業職への道も見えてくるのです。
「温故知新」という言葉があるように、過去の出来事に目を向けるのは仕事選びの場面でも大切ですよ。
なりたい自分を想像する
たとえ非現実的でもかまわないので、将来どこで暮らしたいか、どんな生活をしたいか、想像してみてください。
次に「なりたい自分」と現状を照らし合わせて、両者のギャップを把握しましょう。
そして、「なりたい自分」に近づくにはどのくらいの年収が必要か、どんな会社へ入ればいいか、どのエリアで仕事を探せばいいか考えます。
さらに、その会社へ入るにはどんなスキルや経歴が求められるのか把握します。
ここで「自分には無理だ」と諦めるのではなく、まずそのスキルや経歴を身につけられる会社へ転職すること、あるいは独学やスクールで学ぶことを検討します。
この理想の会社へ入るためのアクションが、あなたの「やりたいこと」に繋がってくるでしょう。
自分にとっての理想の職場を考える
仕事選びが上手くいかないあまり、自分の理想とする職場がなんなのかわからなくなる人も多いです。
そうした場合、やみくもに仕事探しを進めるのはやめましょう。
まずは一度冷静になって、自分が職場に求める要素をありのままに紙に書き出してください。
ある程度出そろったら、その中から実現可能なものや譲れない条件と、できればあってほしい条件とに分けます。
こうして自分が望む条件を煮詰めていくと、自分が理想とする職場が浮き彫りになるのです。
頭のなかだけで考えても、思考が錯綜してうまくいきません。
紙に書き出す作業は、ヒートアップした頭のクールダウンにもつながります。
冷静さを欠いた状態での仕事選びは、上手くいかないどころか不向きな仕事を選ぶ危険があるので、紙に書き出す作業を通して冷静さを取り戻しましょう。
どんなお仕事があるのか調べる
世の中にはいろいろなお仕事が存在します。
こうしたお仕事に触れることで、新たな可能性が見つかるケースも少なくありません。
存在を知っているお仕事の数は、選択肢の数に直結します。
求人広告や転職サイトなどをじっくり見て、たくさんのお仕事に触れてみましょう。
注意したいのが、就職したい職場探しのために求人の閲覧をしない点です。
あくまでも世の中にあるお仕事に触れるのが目的なので、応募を前提に求人探しをすると先ほど解説した「選択のパラドックス」に陥りかねません。
気になるお仕事が見つかってもすぐに応募はせず、まずはそのお仕事について調べて理解を深めましょう。
転職サイト・転職エージェントを利用する
もっとも重要ともいえるのが、転職サイトや転職エージェントの利用です。
多くの転職サイトには「スカウトサービス」があります。
スカウトサービスとは利用者の経歴や情報を観た企業・ヘッドハンターから直接オファーをもらえるシステムです。
これを活用すれば、自分はどのような企業からニーズがあるのか、自分の強みを活かせる業界は何か、といったことが見えやすくなります。
さらに転職エージェントを活用すれば、転職に関するプロフェッショナルから具体的なアドバイスをもらえたり転職活動のサポートを受けられたりします。
転職サイトや転職エージェントは、複数活用することで転職活動の効率はさらに上がります。
こちらの記事では、転職エージェントの併用について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
何がしたいかわからない状態を放置した20代の末路
仕事で何がしたいかわからない状態を放置すると、次の状況に陥る可能性があります。
転職のタイミングを逃す
何がしたいか分からないまま今の会社でズルズル働き続けると、年齢が上がり、転職のタイミングを逃す可能性があります。
20代前半、20代後半、30代…と年齢を重ねることに、未経験の仕事に転職しづらくなるので、計画的に行動を開始すべきです。
別の仕事を始めたいなら、20代のうちがチャンスです。
転職を繰り返す
何がしたいかわからないままだと、何度も異なる仕事に転職を繰り返してしまうおそれがあります。
転職を繰り返してしまう流れ
- 今の会社で苦痛を感じる
- 本当にやりたいことがわからないまま、待遇の良さや何となくの興味で、未経験の仕事に転職する
- やりがいを感じられずに退職
- また転職活動をすることになる
転職活動では、前の会社で身につけたスキル・経験を活かして、同じ業界や同じ職種に転職することが望ましいです。
なぜなら、未経験の状態で異業種に転職すると、どうしても低い給料でのスタートになってしまい、イチからキャリアを積み直す必要があるからです。
何度も異なる業界や職種に転職を繰り返していると、スキルが身につかず、給料も上がっていきません。
「年齢を重ねているのに、スキルがない人」は、転職市場での価値が低いです。
企業は長期的に活躍してくれる人材を求めています。
早期離職を繰り返す人は「この会社もすぐに辞めてしまうのでは…」と悪いイメージを抱かれがちです。
経歴にキズがつき、良くない条件の会社にしか転職できなくなってきます。
プライベートの充実ばかり追い求める
仕事で何がしたいかわからないままだと、仕事に面白さを見出せない状態が当たり前になってしまいます。
仕事探しの基準が「楽かどうか」になり、プライベートの充実ばかり追い求めるようになりがちです。
もちろん人生は、仕事が全てではありません。
生きるために仕方なく働いている、と割り切っている方も多いです。
しかし仕事は、人生の中で大きな時間を費やして取り組むものなので、仕事に多少の面白さを見い出せるかどうかでは人生の充実度が変わってきます。
プライベートの充実も大切ですが、少しでも楽しいと思える仕事を見つけるに越したことはないでしょう。
プライベートの充実だけを求めると、毎日を苦痛に感じやすく、最悪の場合体調を崩しかねません。
就職自体が目的になってしまう
自分のやりたいことが不透明なまま仕事選びを始めると、就職や転職自体が目的になってしまいがちです。
本当の意味での就職や転職の成功は、内定獲得ではありません。
入社後に「この会社に入ってよかった」と思えて初めて就職や転職が成功したと言えるのです。
やりたいことや興味を置き去りにすると、仕事に打ち込める職場への入社が難しいです。
自分に不向きな仕事や職場を選んでしまう
不向きな仕事や職場を選びやすい点も、大きな懸念材料です。
人にはそれぞれ適性があります。
適性とやりたいこととは関連性が強いので、やりたいことがわからないまま仕事探しを始めると、自分に不向きな職場を選んでしまいがちです。
もしコミュニケーションが苦手な人が接客業を選んでしまえば、思うように仕事ができない可能性があります。
やりたいことの考察は、適性の考察にも直結します。
こちらの記事も参考にしつつ、やりたい仕事とは何かを考えましょう。
ストレスに悩まされやすい
やりたくもない仕事や興味のない仕事を続けるのは、誰しもストレスがたまるものです。
厚生労働省によると、20~29歳の約53.1%が、仕事において「ストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答しています。
多大なストレスは仕事やプライベートに悪影響を及ぼすだけでなく、最悪の場合うつ病などの健康被害を引き起こします。
仕事はプライベートや健康の充実なしには継続できません。
やりたいことがわからないまま仕事選びを始めると、たとえ入社が叶ったとしてもストレスから早期離職につながる恐れがあるのです。
仕事選びが思うように進まないと不安ですよね。
しかし、何がやりたいかわからないまま仕事を始めるのは禁物です。
さまざまな弊害が予想されるので、あせらずじっくり取り組んでください。
20代におすすめの転職サイト・転職エージェント3選
上で解説した通り、20代の方の仕事選びには転職サイト・転職エージェントの活用が不可欠です。
とはいえ、山のように存在する転職サイト・転職エージェントのなかから適したものを選ぶのは難しいですよね。
ここでは20代の方の仕事選びに特におすすめなものを、3つに厳選しました。
20代におすすめの転職サイト・転職エージェント3選
- doda
- ハタラクティブ
- リクナビNEXT
転職サイトや転職エージェントは、自分に適したものを使わないと思ったような結果が得られません。
下の記事では20代におすすめの転職サイト・転職エージェントをさらに詳しく紹介しているので、あわせてチェックしましょう。
仕事選びの強い味方になってくれますよ!
doda
求人数
約260,000件
対応地域
全国47都道府県
料金
無料
公式サイト
https://doda.jp/
運営会社
パーソルキャリア株式会社
dodaは、転職支援業界内でも屈指の求人数を誇る転職エージェントです。
サービス業や介護業、製造業に建築業などあらゆる業界の求人を網羅しているので、さまざまなお仕事にも触れられます。
登録後は、担当のエージェントと面談があります。
「やりたい仕事がわからない」「仕事選びが上手くいかない」と相談すれば、腕利きのエージェントが適切なアドバイスをしてくれるので、ぜひ仕事選びの悩みを相談してください。
ハタラクティブ
求人数
約3千件
対応地域
北海道・東京都・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬・愛知・岐阜・静岡・三重・大阪・兵庫・京都・広島・福岡
料金
無料
公式サイト
https://hataractive.jp/
運営会社
レバレジーズ株式会社
学歴・経歴に自信がないフリーター・既卒・第二新卒の支援が得意
未経験OKの求人が全体の約8割
ハタラクティブは、20代の転職支援に力を入れている転職エージェントです。
若者の転職支援にフォーカスしているだけあって、20代が仕事選びを進める上で抱える悩みもについても熟知しています。
担当のエージェントと二人三脚で仕事選びを進めるスタイルなので、転職活動に自信がない人でも安心です。
内定獲得までのスピードも速いです。
最短2週間での内定獲得も夢ではないので、すぐにでも転職・就職したい人にも向いています。
リクナビNEXT
求人数
約10万件
対応地域
全国
料金
無料
公式サイト
https://next.rikunabi.com/
運営会社
株式会社リクルート
10万件以上の豊富な求人を掲載(2023年12月時点)
多くの転職者が使っている、定番の転職サイト
自分自身で仕事選びを進めたい場合、リクナビNEXTがおすすめです。
上で解説した2つの転職エージェントは、利用者に専任のエージェントが付くスタイルでしたが、リクナビNEXTはエージェントが付きません。
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ぜひ活用したいサービスに「スカウトサービス」があります。
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仕事選びに悩む20代におすすめのお仕事3選
仕事選びに迷ってしまう20代の方に向けて、おすすめのお仕事を3つ紹介します。
それぞれの内容をチェックして、仕事選びの参考にしてください。
仕事選びに悩む20代におすすめのお仕事3選
- 事務
- システムエンジニアやプログラマー
- 営業職
先ほども解説した通り、世の中にはさまざまなお仕事が存在します。
ここで紹介する3つのお仕事は、ほんの一例です。
ここで紹介するお仕事に興味が湧かなかったとしても、心配はいりません。
仕事選びに焦りは禁物なので、じっくり腰を据えてすすめましょう。
①事務
体力に自信がない方やPC操作に自信がある方は、事務仕事も良い選択です。
事務仕事は、データ入力や書類の作成、電話や来客の応対などさまざまな業務をおこないますが、デスクワークが中心なので体を酷使する場面もありません。
残業も発生しにくいので、プライベートと仕事とのオンオフをハッキリつけたい人にも向いています。
エクセルやワードなどのスキルがあれば、面接の場で大きなアピールポイントになります。
あらゆる業界に存在するお仕事なので、求人数も豊富です。
②システムエンジニアやプログラマー
デスクワークが得意な方や、将来性のあるお仕事を探している方にはシステムエンジニアやプログラマーがおすすめです。
1日の大半をPCでの作業に費やすので、デスクワークが得意な方向きのお仕事です。
さらに、20代であれば未経験での就職も難しくありません。
現在日本では、IT人材の深刻な不足が懸念されています。
そのため、多くのIT企業ではキャリアやスキルよりも若さや伸びしろに期待する「ポテンシャル採用」を導入しているのです。
システムエンジニアやプログラマーは、情報化社会の現代では欠かせないお仕事の1つです。
需要や将来性もあるので、長期的な活躍を狙う人にも向いています。
③営業職
人と話すのが好きな方や、自分の努力を収入アップにダイレクトにつなげたい方には、営業職がおすすめです。
営業職は、取引先や新規顧客に対して自社の製品・サービスを提案するお仕事です。
契約が成立すれば給料にインセンティブが上乗せされるので、営業成績次第では高年収が狙えます。
先ほど紹介した事務仕事と同じくあらゆる業界に存在するお仕事なので、求人数も多いです。
そのうえ未経験者でも応募できる求人が多いので、チャレンジもしやすいです。
コミュニケーション能力や提案力に自信があれば、ぜひ候補に入れましょう。
20代が求人に応募する際の注意点2選
気になる求人が見つかった場合思い切って応募するのも大切ですが、押さえておかなければならない注意点もあります。
これらを考えずに応募すると、せっかく内定を獲得できても応募前に抱いていたイメージとギャップを感じてしまいかねません。
入社直後に再び転職したくならないよう、以下に挙げる2項目を意識してください。
20代が求人に応募する際の注意点2選
- 企業研究を十分におこなう
- 職場の人間関係をチェックする
気になる求人があっても、すぐに応募するのは考えものです。
押さえるべき注意点を理解した上で、応募を検討してください。
①企業研究を十分におこなう
企業研究とは、仕事内容や経営理念・従業員数といった、企業に関する情報を可能な限り多く集める作業を言います。
給料や休日数などの労働条件などに目を向けすぎて、企業研究がおろそかになるケースは少なくありません。
企業についての深い理解は、転職成功に欠かせないポイントです。
企業に関する情報は、応募したいお仕事が自分に向いているかどうかの判断材料です。
企業に関する情報が多いほど、応募すべきか否かが判断しやすくなります。
さらに、企業への理解が深ければ面接の場でも有利です。
企業理念や経営方針などを志望動機に絡めれば、面接官に良い印象を植え付けられます。
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があるように、自己分析と企業研究は仕事選びを進める上で欠かせない作業なのです。
②職場の人間関係をチェックする
人間関係のチェックも重要です。
16歳から29歳までの男女を対象とした政府の調査では、初職の離職理由として「人間関係の悪さ」を挙げた人は全体で2番目に多い結果でした。
出典:出典:内閣府 特集 若者の仕事観や将来像と職業的自立,就労等支援の現状と課題
口コミサイトや転職エージェントなどを活用して、職場の人間関係についても押さえてください。
仕事選びをする20代が知るべきQ&A3選
最後に、仕事選びをする20代の方が知るべき内容をQ&A形式で解説します。
以下に挙げる項目をみてみましょう。
仕事選びをする20代が知るべきQ&A3選
- 企業が20代に求めるものは?
- 20代の仕事観は?
- 社会人経験のないニートの20代の仕事選びは?
これらの内容を押さえれば、仕事選びのポイントも見えやすくなります。
それぞれチェックして、仕事選びの参考にしてください。
ハイクラス転職を叶えたい20代の方は、下の記事もチェックしましょう。
役立つ情報が満載ですよ!
Q.企業が20代に求めるものは?
A.やる気や伸びしろなどの「ポテンシャル」が期待されやすいです。
社会人経験が浅い20代に対しては、企業はこれまでのキャリアや実績などよりもやる気や伸びしろを求めるケースが多いです。
こうした選考スタイルを「ポテンシャル採用」と言います。
40代や50代の方の転職シーンでは、役職の経験や具体的な実績などが求められる場合がほとんどです。
ポテンシャルが期待されるのは、20代の最大の武器と言えます。
「キャリアに自信がないから…」と仕事探しに悩む必要は全くありません!
Q.20代の仕事観は?
A.プライベートの充実を重視する傾向が強いです。
たびたび引用している政府の調査では、仕事よりもプライベートを重視すると回答した若者が全体の約64%に上りました。
こちらの記事では、20代の方の仕事観にフォーカスした情報を解説しています。
あわせて参考にしましょう。
Q.社会人経験のないニートの20代の仕事選びは?
A.未経験者歓迎の求人を中心に探しましょう。
社会人経験が無いといっても、20代という若さを活かせば必要以上に悲観することはありません。
就職・転職シーンにおいては、若さはもっとも強力な武器の一つです。
先ほど解説したポテンシャル採用を狙えば、十分就職が可能ですよ!
詳しくはこちらの記事を参照してください。
20代の仕事選びは自己分析や転職サイト・転職エージェントの活用がカギ
この記事では、仕事選びに悩む20代の方に向けて仕事選びが進まない原因や対処方法などを解説しました。
20代は、ミドル世代やシニア世代と比べると社会人経験が成熟しきっていない年齢です。
自分の適性ややりたいことが不透明なのは珍しいことではないので、悲観する必要はありません。
仕事選びに焦りは禁物です。
この記事で解説した内容を参考にしつつ、じっくり腰を据えて仕事選びを進めましょう!
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- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い