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現場監督は忙しいの?その理由や時期、将来性などについてご紹介

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「現場監督って忙しいの?」「見てるだけでヒマそう」

工事現場などで、安全に計画通りに進められるように責任あるポジションにいる現場監督。

見る人によってはヒマそうだなと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、現場監督の仕事は多岐に渡り非常に忙しいものです。

この記事では、現場監督が忙しいと言われる理由や時期、将来性をふくめてご紹介します。

現場監督の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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現場監督は忙しい?

結論からいうと、忙しい時もあればヒマな時もあります。

工事が始まる前は、工事の計画を立てたり、資材の発注や作業員の調整を行なったり、様々な業務を行なわなければなりません。

そのため、時間が足らないほど忙しくなります。

一方で、工事の途中や天候が悪い日などは、業務が落ち着くためヒマと言えるでしょう。

また、現場監督の忙しさは繁忙期、閑散期にも左右されます。

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現場監督が忙しいと言われる理由は?

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現場監督が忙しいと言われる理由は何なのでしょうか。

現場監督が忙しいと言われる理由

  • 労働時間が長い
  • 仕事量の多さ
  • 多岐にわたる業務

労働時間が長い

現場監督は工事現場での作業時間が長く、朝早くから夜遅くまで現場で作業を行う場合があります。

どの現場でも工期が決められており、計画通りに進めなければなりませんが、作業員や資材、天候などの理由でスケジュールに遅れが生じることもあります。

これらの遅れを取り戻すために、残業や休日出勤をして対応しなければならないため、労働時間が長くなってしまいます。

仕事量の多さ

現場監督は、同時に複数の現場を管理しています。

各現場において、施工監督や進捗管理、予算管理、安全管理など、さまざまな業務を行っているため、仕事量が多くなります。

仕事量が多くなることが、長時間労働の要因とも言えるでしょう。

多岐にわたる業務

現場監督の業務は多岐にわたります。

現場での施工監督だけでなく、資材の手配、作業員の指示、安全規定の遵守、工程管理、日報や業務報告書の作成など、さまざまな業務を行っています。

これらの業務を1日で行うこともあり、時間がいくらあっても足らないという状況です。

突発的なトラブル対応

工事現場では予期せぬ問題やトラブルが発生することがあります。

材料不足や設計変更、天候の影響など、さまざまな要因によって、作業を中断することがあります。

現場監督はこれらの問題に迅速に対応しなければなりません。

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現場監督が忙しい時期とは?

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多くの業務を抱える現場監督ですが、最も忙しい時期はいつなのでしょうか。

工事前

工事を始める前は計画を立てたり、準備をしたりするため忙しくなります。

主に下記の業務を行います。

  • 計画立案と準備
  • 資材の手配
  • 作業員の手配と調整
  • 安全対策の確認と準備

現場監督にとって、工事を始める前の準備作業はとても重要です。

工程の計画立案から必要な資材や作業員の手配、行政への申請などまで、様々な業務を工事前に行います。

これらの事前準備や計画立案、資材調達などが工事前の忙しさの要因です。

工事後

工事後は、完工確認や引き渡し手続き、書類作成などで忙しくなります。

  • 完工確認と引渡し手続き
  • 書類作成

工事が終了すると、現場監督は施工物の品質チェックや設備の動作確認などを行い、引き渡しの手続きに入ります。

また、依頼主への報告書や行政に提出する書類なども作成しなければなりません。

3月と9月

この時期は繁忙期にあたり、決算期などの関係で国や民間企業からの工事依頼が多くなります。

民間企業は3月決算または9月決算の会社が多いため、決算前に工事の依頼があります。

また、4月からの新年度に合わせて完工しなければならない依頼もあり、3月と9月は、公共工事と民間企業の依頼が重なることが忙しさの要因です。

現場監督がヒマな時期

現場監督が忙しい時期についてご紹介してきましたが、反対にヒマな時期はあるのでしょうか。

悪天候な日

雨や台風など悪天候の場合、工事ができず現場での業務がなくなります。

現場監督は、現場での業務がなくなると、事務所で工事の進捗状況の確認や各業者への発注、打ち合わせなど事務作業を行います。

工事の途中

工事が始まる前は忙しい時期ですが、工事が始まると、作業の進捗状況の確認や現場の見回りなど、計画通りに工事が進んでいるかをチェックする業務が中心になります。

特に、問題なく工事が進んでいる場合や、作業員のスケジュールが順調に進んでいる時は、現場監督の業務が一時的に減少し、ヒマな時間ができます。

4月~6月

4月〜6月は閑散期にあたるため、現場監督もヒマな時期です。

年度初めのこの時期は、新しい工事に取り掛かることが少なく、また、前年度の工事もほとんど完工しているため、業務量が比較的少なくなります。

そのため、残業が少なくなり、比較的、休みも容易に取れるようになります。

現場監督の1日のスケジュール

施工管理や事務作業など、様々な業務を行う現場監督ですが、1日のスケジュールはどのようなものなのでしょうか。

平常時のスケジュールと繁忙期のスケジュールの一例をご紹介します。

平常時のスケジュール

日程 作業内容
7:00-7:30

 出社・朝礼

現場での作業員や関連業者との朝礼やラジオ体操を行い、日々の作業計画や安全確認などを共有します。
7:30 – 8:00

作業開始前の現場確認

作業の開始前に現場を確認し、作業員の配置や必要な資材・機材の準備状況をチェックします。
8:00 – 11:30

作業監督・進捗管理

作業員の作業を監督し、工事の進行状況や品質を確認します。また、必要に応じて作業指示や調整を行い、スケジュール通りに工事が進んでいるかを確認します。
11:30 – 12:30

昼休み

職人や作業員と一緒に現場近くの食堂に行ったり、弁当を食べたりします。
12:30 – 15:00

現場の見回り・調整

午後から再び現場の見回りを行い、作業の安全性や品質を確認します。また、作業員や関連業者との連絡調整を行い、必要な場合は作業計画の調整や指示を出します。
15:00 – 16:00

事務作業・資料整理

午後の一部は、工事の記録や報告書の作成、資料の整理など、事務作業に当てられることがあります。
16:00 – 17:00

作業員とのフィードバック・打ち合わせ

作業終了後に作業員とのフィードバックを行い、次の作業に生かす改善点や問題点を共有します。
17:00 – 17:30
退社前の確認・報告
一日の業務を確認し、必要な報告書や日報を作成・提出します。その後、翌日の作業計画や準備を行います。

繁忙期のスケジュール

6:30 – 7:00

出社・朝礼 

繁忙期には、作業員や関連業者との朝礼をよりタイトに行い、日々の作業計画や安全確認、緊急の連絡事項を迅速に共有します。
7:00 – 7:30

現場確認・指示出し

早めに現場を確認し、作業員の配置や必要な資材・機材の準備状況をチェックし、作業指示や調整を行います。
7:30 – 12:00

作業監督・進捗管理 

早めに現場を確認し、作業員の配置や必要な資材・機材の準備状況をチェックし、作業指示や調整を行います。
12:00 – 13:00

昼休み  

13:00 – 16:00

現場の見回り・調整・打ち合わせ  

午後は再び現場の見回りを行い、作業の安全性や品質を確認します。作業員や関連業者との連絡調整を行い、必要な場合は作業計画の調整や指示を出します。また、繁忙期には打ち合わせも頻繁に行われるため、関係者との打ち合わせ時間も設けます。
16:00 – 17:00

事務作業・資料整理  

午後の一部は、工事の記録や報告書の作成、資料の整理など、事務作業に当てられることがあります
17:00 – 18:00

作業員とのフィードバック・打ち合わせ  

作業終了後に作業員とのフィードバックを行い、次の作業に生かす改善点や問題点を共有します。
18:00 – 18:30

退社前の確認・報告

一日の業務を確認し、必要な報告書や日報を作成・提出します。翌日の作業計画や準備を行い、退社の準備をします。

現場監督のやりがい

現場監督は現場の責任者として、業務量が多く大変ですが、やりがいがある仕事でもあります。

現場監督のやりがいについてご紹介します。

達成感がある

現場監督のやりがいと言えば、やはり達成感ではないでしょうか。

担当している現場の工事が、無事に竣工したときは達成感が感じられます。

規模が大きかったり、工期が長かった現場や、トラブルがあった現場であるほど達成感は大きくなるものです。

また、一緒に作業を行なった作業員や関係業者とともに造り上げた喜びもひとしおです。

携わった仕事が形として残る

現場監督として、管理・監督した建築物や施設が完成した際にやりがいが感じられます。

建築物や施設など携わった仕事が形として残るため、完成したときの達成感や満足感は非常に大きいです。

また、携わったものが、人々の生活の役に立ち、社会に貢献できるというやりがいがあります。

スキルや経験が身につく

現場監督の仕事を通して、建築や施設の設計、施工技術、安全管理などの専門知識が深められます。

また、 現場監督は日々さまざまな課題や問題に直面するため、それらを解決する問題解決能力や判断力が身につくこともポイントです。

現場監督の業務には、施工監督だけでなく、工程管理や安全管理などの管理業務も含まれます。

そのため、管理スキルを身につけることも可能です。

現場監督の仕事を通して、身についた様々なスキルや経験から、成長を感じられる点もやりがいに繋がります。

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現場監督の将来性

建設業界では、人材のニーズが今後さらに拡大すると見込まれるため、現場監督は非常に将来性があるとされています。

現場監督の将来性について詳しくご紹介します。

建設業界で人材の需要は今後増える

今後、建設業界で人材の需要が増えるのは、背景に人材不足があるからです。

また、経済成長やインフラ整備の推進に伴い、新しいプロジェクトが増加しているため、専門的なスキルを持つ人材の需要が高まっています。

特に、高いスキルと経験を持つ現場監督は、プロジェクトの成功に直結する重要な役割を果たすため、その需要は今後も増える可能性が高いです。

現場の高齢化で若い世代が必要とされる

建設現場において高齢化や人材不足が進んでいるため、若い世代の人材への需要が高まっています。

長年、現場監督として経験を積み働いてきたベテランの現場監督が退職していく中で、若手の現場監督の活躍が期待されます。

デジタル化で現場監督の仕事にも変化

デジタル化によって、以前の現場監督の仕事とは変化しており、事務作業などが楽になったと言われています。

スケジュール管理や資材管理などの業務もデジタルツールやソフトウェアを活用したり、スマートフォンやタブレットを用いて図面や工数の確認など、現場監督の業務も効率化されています。

IT技術の発展により、今後ますます現場監督の業務もデジタル化・IT化が進むと予想されるため、これらに対応できるスキルや知識の習得が求められるでしょう。

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現場監督は忙しい時期もあればヒマな時期もある

現場監督は忙しい時期もあればヒマな時期もあります。

繁忙期は長時間労働で業務量も多いですが、閑散期もあり仕事が落ち着く時期もあるため、
休みも取りやすくなり、プライベートを充実させることもできます。

現場監督は大変な仕事ですが、その分やりがいや魅力がある仕事です。

現場監督として活躍できるチャンスがあるため、ぜひ挑戦してください。

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