鳶職人として働くためには、必要な道具を揃えなければなりません。
しかし実際のところ、どのような道具を揃えれば良いのか分からない人は多いですよね。
このページでは、鳶職人に必要な道具・装備品について分かりやすく解説していきます。
記事後半では、道具を揃える時のチェックポイントについても解説しています。
鳶職人を目指している人は、最後まで読んで参考にしてくださいね!
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鳶職人に必要な道具7選
鳶職人に必要な道具の中から、使用頻度の高い下記の道具について解説していきます。
最初は見習いからスタートする場合が多いので、すべての道具が必要になるとは限りません。
現場で道具を借りられる場合もあります。
まずは、どういった道具が必要なのかを確認しておきましょう。
- ハンマー(金づち)
- スケール
- クリッパー
- 両口ラチェットレンチ
- モンキーレンチ
- インパクトドライバー
- セーフティーワイヤー
①ハンマー(金づち)
鳶職人に必要な道具の一つ目は、ハンマー(金づち)です。
ハンマーは、一般的にも馴染み深い道具ですね。
鳶職人の場合は、釘を打つためではなく足場を組む際にハンマーを使います。
足場を組む際に必要な水平材や斜材という材料を繋ぎ止めるための、「くさび」を叩き込むのに使います。
くさびとは、硬い木材または金属などで作られた三角形の形をした道具を指します。
また、ハンマーは足場の解体でもよく使われますね。
②スケール
スケールとは金属製のメジャーのことで、建設現場では5.5mのスケールの使用が一般的ですね。
下記の目的で、スケールを使用することが多いです。
- 寸法を測る
- 足場の位置確認
- 重心の位置確認
鳶職人は高所で作業することがほとんでなので、万が一落としても大丈夫なように頑丈なものを選ぶと良いですよ。
③クリッパー
クリッパーは、鉄パイプや鉄筋などをまとめるための番線を切断するために使用します。
番線とは建設現場でよく使用される針金のようなもので、とても丈夫なので普通のハサミやペンチでは切断できません。
クリッパーと呼ばれていますが、正式名称は「ポルトカッター」といいますよ。
④両口ラチェットレンチ
ラチェットレンチの両面に2種類のソケットがあるものが、両口ラチェットレンチです。
鳶職人は両口ラチェットレンチで、直交クランプ類を絞めつけたり番線を縛ります。
両口ラチェットレンチは、先の尖ったタイプがおすすめですよ。
⑤モンキーレンチ
モンキーレンチも、現場にあると役立ちます。
ラチェットレンチが使えないサイズのものがあれば、モンキーレンチを使いますよ。
モンキーレンチとラチェットレンチは、揃えておきたいところですね。
⑥インパクトドライバー
インパクトドライバーは、ネジを絞めるための電動ドライバーです。
DIYが流行している近年では、インパクトドライバーがある家庭も多いのではないでしょうか。
建設現場で鉄骨を扱う「鉄骨鳶」にとって、インパクトドライバーは必需品です。
⑦セーフティーワイヤー
セーフティーワイヤーとは、工具・安全帯・ベルトを固定するための、工具の落下防止用コードを指します。
高所での作業が多い鳶職人にとって、自分の工具が万が一落下して大怪我や事故につながらないよう、安全管理を徹底することは重要です。
重量のある工具や先の尖った工具は、必ずセーフティーワイヤーで固定しましょう。
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鳶職人に必要な装備5選
鳶職人に必要な下記の装備品について、それぞれ解説していきますね。
- フルハーネス安全帯
- ヘルメット
- サポートベルト
- ツールバッグ
- 作業着
装備で道具一式をまとめたり、安全性を確保します。
鳶職人は、道具だけでなく装備を揃えることも大切ですよ。
①フルハーネス安全帯
安全帯とはいわゆる命綱のことで、高所で作業する鳶職人にとっては欠かせない装備品です。
鳶職人を含む高所で作業する作業員はすべて、安全帯の装着が義務付けられていますよ。
安全帯には、フルハーネス型やベルト型などいくつかの種類があります。
近年はフルハーネス型が主流なので、安全帯の購入時にはフルハーネス安全帯を選びましょう。
②ヘルメット
ヘルメットも、鳶職人にとって重要な装備品の一つです。
落下してしまった場合だけでなく、万が一上から工具などが落下した場合に頭を守る必需品です。
そのため、ヘルメットは耐久性が高く頑丈なものを選んでください。
通気性が良いヘルメットであれば、炎天下の作業でも快適ですよ。
③サポートベルト
サポートベルトとは、腰への負担を軽減するためのベルトです。
鳶職人は多くの工具を身につけるため、総重量はかなりのものです。
腰を痛めやすいため、サポートベルトも必需品ですね。
ズレ防止・蒸れ防止加工のベルトなど、種類も揃っています。
腰痛対策のために、サポートベルトは購入しておきましょう。
④ツールバッグ
ツールバッグとは、仕事に必要な工具を入れる腰袋のことです。
あらゆる工具を常に身につけて持ち運ぶので、耐久性だけでなく内容量も考えて選びましょう!
また工具の出し入れのしやすさなど、使い勝手が良いツールバッグを選ぶと作業を効率的にすすめられますね。
⑤作業着
鳶職人の作業着といえば、ニッカポッカをイメージする人が多いです。
ニッカポッカ特有の足元がゆったりとしたデザインには、きちんとした理由があります。
理由は下記の通りです。
- 足の可動域が広い
- 汗をかいても服が足にまとわりつかない
- 障害物に当たるとすぐに気づくので危険を回避しやすい
- 高所でもバランスを取りやすい
- 鋭利なものに当たってもケガの防止になる
ニッカポッカのデザインは、鳶職人の安全を守るために考えられています。
道具の揃える時のおすすめチェックポイント
鳶職人として転職すると、上述で解説した道具一式を揃えます。
とはいえ一気にすべてを揃えようとすると費用が掛かるので、なるべく道具選びには失敗したくないものです。
仕事に慣れてくる内に自分に合った使いやすい道具が分かってきますが、最初はどうすれば良いか分かりません。
ですので道具を揃える際に初心者におすすめの、下記のチェックポイントを解説していきます!
- 道具の寿命をチェックする
- 装備は高品質のものを選ぶ
- 通販がおすすめ
会社によっては道具を準備してくれますが、自分で準備しなければならない場合もあるので、後で慌てないようにチェックポイントを確認しておきましょう。
建築業界の今後の流れと現状について〜課題や取り組みなども解説〜
道具の寿命をチェックする
どんな道具でも寿命はあります。
道具を選ぶ際には、道具の寿命を意識すると良いですよ。
費用を抑えようと安価な道具を選ぶと、すぐに壊れて結局新しく購入しないとならない場合があります。
逆に値段が高いものは高品質の場合が多いので、長く使用できます。
道具は値段の安さだけで選ぶのではなく、何年間使用できるのか寿命についても意識してください。
道具の寿命について、下記2種類がありますよ。
摩耗型
道具を使用していくことで摩耗していき、最終的に使えなくなること
欠損型
使用方法や不注意が原因で道具が壊れてしまうこと
装備は高品質のものを選ぶ
鳶職人の装備品は、自分自身の安全を守るためにも慎重に選びましょう。
命にかかわる事故も発生する建設現場では、安全対策・危機管理はとても重要です。
装備品は耐久性が高く、頑丈でしっかりとした高品質なものを選んでください。
また、サポートベルトなど体への負担を軽減する装備品についても、高品質なものが良いですよ。
鳶職の死亡率はどれくらい?事故を防ぐための心構えも解説します
通販がおすすめ
最近は、鳶職人専門の通販サイトが増えていますので、ほとんどの道具を通販で揃えられます。
通販であれば、忙しい人でも好きなタイミングで購入ができるのでおすすめです。
さらに店舗で購入するよりも、通販で購入する方が安い場合もありますよ。
ただし通販では、実際の質感や細部を確認できない点に注意です。
時間に余裕がある人は店舗で実物を確認すると良いです。
同僚や先輩に、おすすめ道具を聞いてみるのもアリですね。
鳶職人の転職におすすめの転職エージェント
鳶職人の転職におすすめの転職エージェントを、下記の2社紹介していきます。
- GATEN職
- 建職バンク
- doda
効率良く転職活動をすすめたい人は、複数の転職エージェントの利用をおすすめしますよ。
GATEN職
- GATEN職の特徴現場系のお仕事全般の求人を掲載している
- 建築業界の求人だけで1,000件以上掲載されている
- 正社員からアルバイトまで様々な雇用形態の求人を見つけられる
- 希望条件を詳細まで絞って検索できる
- 動画から求人を探すことができる
鳶職人の転職は、現場系に強いGATEN職がおすすめです。
求人数が多く、正社員採用からアルバイトまでさまざまな求人が揃っています。
求人の検索機能が使いやすく、業種や地域など希望条件を細かく検索できるので、自分にぴったりの転職先を見つけやすいです。
動画視聴機能もあるので、実際の職場の雰囲気・仕事内容を確認できますよ!
鳶職人の転職は、GATEN職をぜひ利用してください!
建職バンク
建職バンクの特徴は以下の通りです。
- 建職バンクの特徴建設業界に特化した転職・求人サイト
- 業界最大の求人数
- 建設業のプロによるサポートがある
- 履歴書作成や面接もサポートしてもらえる
建職バンクも、鳶職人の転職におすすめの転職エージェントですよ。
求人数は業界トップクラスを誇り、業界に詳しいプロが手厚くサポートしてくれます!
履歴書の添削・面接対策もあるので、初めての転職でも安心ですね。
鳶職人の転職は、上記のGATEN職とあわせて利用すると良いですよ。
dodaエージェント
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは総合型の転職エージェントで、あらやる業種や学歴・経歴に対応した求人が揃っています。
大手・優良企業の求人もあり、正社員採用の求人もありますね。
エージェントによる転職サポートのノウハウがしっかりしているので、転職に慣れていなくて人も安心して任せられますよ!
鳶職人の道具に関するよくある質問
鳶職人の道具に関してよくある質問の内、下記2点について解説していきます。
これから道具を揃えたい人は、チェックしてみてくださいね。
身につける道具の総重量はどれくらい?
鳶職人に必要な道具を一通り体に身につけると、一般的な総重量は約10kgです。
鉄骨鳶の場合は標準装備で約17kg、フル装備で約25kgとかなりの総重量になります。
道具は腰回りに身につける場合があるので、腰痛にならないよう高品質のサポートベルトを準備しておきましょう。
一式揃えるといくらになる?
道具一式を揃えるときのトータルの値段は、正直言ってピンキリです。
なるべく安く抑えた場合でも、4万円~5万円ほど掛かります。
高品質のものを求めると、当然それ以上掛かりますね
ただし会社や組みから1~2万円の補助がある場合が多いので、費用負担は多少軽減できます。
可能であれば現場や先輩から道具を借りて使用感を確認しつつ、自分に合ったものを徐々に揃えていきたいところですね。
とはいえ安全面を確保するための道具・装備に関しては、予算を抑えすぎず品質重視で選びましょう!
鳶職の平均年収は約400万円!経験や年齢別の収入も解説します!
【まとめ】鳶職人として道具を揃える場合は安全性を考慮しよう!
このページでは、鳶職人に必要な道具と装備について解説しました。
鳶職人になりたてで道具を一式揃えるとなると、費用が心配になりますよね。
しかし現場によっては道具を借りられますし、最初は基本的に見習いからのスタートになるので、道具一式をいきなり揃えることは少ないので安心してください。
会社や組によっては、購入費用の一部を負担してくれるところもあります。
重要なのは、事故やケガを防止する安全性・耐久性の高い道具選びをすることです。
転職を検討している人は、鳶職人の転職に強い転職エージェントを利用すると良いですよ!
鳶(とび)職と大工の違いとは?特徴や仕事内容の違いを分かりやすく解説!
- 公開求人数
- 約5,400件
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- 建設/土木/とび/土工工事/塗装/電気工事/管工事/大工/内装仕上/運送
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