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鳶(とび)職と大工の違いとは?特徴や仕事内容の違いを分かりやすく解説!

鳶(とび)職と大工の違い ガテン系の転職

鳶職と大工の役割の違いについて、知らない人は多いです。

そもそも鳶職と大工は呼び方が違うだけで、同じ職業だと勘違いしている人もいるのではないでしょうか?

実は、鳶職と大工では明確な違いがあります。

このページでは、鳶職と大工の仕事内容や特徴の違いを分かりやすく解説していきます。

それぞれに向いている人の特徴についても解説していくので、建設現場の転職に興味がある人はぜひ最後まで読んでください!

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鳶職と大工の違いについてそれぞれの特徴を解説

よく同じ職業だと勘違いされがちな「鳶職」「大工」の違いについて、分かりやすく解説します。

鳶職

  • 高所作業を専門にする職人
  • 建設現場で他の作業員が安全に作業できるようにサポートをする

大工

  • 木造建築物の新築・増築・リフォームなどをする職人
  • 設計士から渡された資料をもとに施工していくので、高い技術力が求められる

    上記の通り、鳶職と大工の役割には明確な違いがありますね。

    鳶職と大工ついての詳細は後述でそれぞれ解説しているので、興味がある人はチェックしてください。

    鳶職の仕事内容を解説

    鳶職は、一般的には「建設現場の高所での作業が専門」の職人です。

    鳶職と聞くと、鉄パイプを肩に運びながら身軽に高所で足場を組んでいる、というイメージはありませんか?

    世間で認知されているイメージの鳶職は、「足場鳶」と呼びます。

    実は鳶職の中でも種類が分かれているんです。

    鳶職のイメージとして認知度が高いのは「足場鳶」ですが、その他の鳶職の種類についても分かりやすく解説していきます。

    鳶職の種類によっても仕事内容が違いますので、一つずつ確認していきましょう!

    • 足場鳶
    • 重量鳶
    • 鉄骨鳶

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    足場鳶

    足場職は、建設現場で働くさまざまな職人や作業員たちが、安全に作業するために欠かせない職です。

    現代の建設業では、足場鳶なしには家やビルを建てられないと言われるほど重要なポジションです。

    単管パイプや足場板などを用いて、建設現場の作業で必要な足場を組んだり解体するのが主な仕事内容ですね。

    高所での作業が多いので危険を伴う職でもあります。

    屋外だけでなく、建物内部・ライブ会場・イベント会場に設営などでも、足場鳶は活躍していますよ。

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    重量鳶

    重量鳶とは、建設現場で大型機械などの重量物を、クレーンで搬入・設置・解体する専門職です。

    足場鳶と同様に、重量鳶も建設業では欠かせない職種ですよ。

    また、空調・衛生・電気などの設備工事などでも、重量鳶は活躍します。

    基本的に足場を組むことはないので、高所の作業はほぼありません。

    鉄骨鳶

    鉄骨鳶とは、鉄骨をクレーンで釣り上げて地上数百メートルを超えるような高所で、建物の基礎となる鉄骨を組み立てる専門職です。

    鉄筋建築の現場では欠かせない職種で、高層マンションや高層ビルなど大型建築現場で活躍しています。

    鉄骨鳶は、足場鳶とは違うので基本的には足場組みはせず、鉄骨組みをメインとして作業をします。

    鉄骨を使わない現場以外では鉄骨鳶は見られないので、世間の認知度は低いですね。

    また橋や高速道路の補修作業でも、鉄骨鳶は活躍しますよ。

    大工の仕事内容を解説

    大工と聞くと、木材をカンナで削っていたり、釘を打っていたりする職人をイメージする人が多いですよね。

    大工とは、木造建築の新築・増築・修理などを専門とする職人を指します。

    建設現場でのサポートをするのが足場鳶とすると、大工は実際に施工する役割になります。

    しかし大工とはいっても、実際には種類がいくつかあります。

    下記の大工の種類ごとに、それぞれの仕事内容を解説していきますね!

    • 建築大工
    • 型枠大工
    • 造作大工
    • 宮大工

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    建築大工

    建築大工は、一軒家など一般的な木造建築を専門とする職人です。

    いわゆる「町大工」は建築大工のことをいい、多くの人が持つ大工のイメージはこの建築大工のことを指しますね。

    木材をカンナやノコギリ・釘を使って加工しているのは、建築大工ですよ。

    型枠大工

    型枠大工とは鉄筋コンクリート造の専門職で、コンクリートを流し固めるための型枠の組立・コンクリートの生計、そして型枠の解体をします。

    鉄筋コンクリート造の建物には、スーパーやコンビニなどがありますね。

    型枠大工は、建物の土台となるコンクリートの基礎をつくる、とても重要な職種ですよ。

    造作大工

    造作大工は、建物内部の仕上げ作業を専門とする職人のことです。

    建築において重要なのが造作大工で、内装の見栄えや出来栄えは造作大工に大きく左右されると言われます。

    建物の基礎工事などに欠かせない型枠大工に対して、造作大工は仕上げ工事の大工になりますね。

    宮大工

    宮大工は、建築学だけではなく宗教学や史学などにおいて幅広い知識や高度な技術を必要とする、神社仏閣の建築や補修を専門とする大工職人を指します。

    宮大工が活躍する建築現場は、下記のような場所があります。

    • 世界遺産
    • 国宝
    • 文化財指定の建造物
    • 文化的に貴重な建物

    大工の中でも別格扱いされていて、宮大工は多くの大工にとって憧れの職種と言われていますね。

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    鳶職に向いているのはどんな人?

    鳶職は、体力に自信のある若い人に向いています。

    高所での作業が多いため気にならない人は問題ありませんが、高所が苦手な人は鳶職は避けた方が無難です。

    危険を伴う職種でもあるので、恐怖心を持ちながら高所で作業をしていると事故のリスクが高まります。

    また、鳶職は学歴・経歴不問の求人が多いので気軽に転職しやすく、人手不足が背景にあるので給料も高く設定されています。

    若くて体力がある内にバリバリ稼ぎたい人は、鳶職がおすすめです。

    大工に向いているのはどんな人?

    大工は、集中力が高い人や細かい作業が得意な人に向いていますよ。

    繊細な作業が多いので、おおざっぱな性格の人は大工に向いていません。

    また大工として技術力を磨くことで、キャリアアップすることも可能です。

    親方として大工職人を指導する立場になったり、独立することもできます。

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    鳶職と大工の違いについてよくある質問

    鳶職と大工の違いに関するよくある質問の内、下記2点をまとめました。

    • 鳶職と大工で給料は違う?
    • 学歴がなくてもなれる?

      鳶職か大工か、なりたい職業が定まっていない人は参考にしてください。

      鳶職と大工で給料は違う?

      下記表の通り、鳶職と大工の平均給料をまとめました。

      鳶職 大工
      平均初任給 15万円~21万円 16万円
      平均月給 33万円 30万円
      平均年収 400万円 410万円

      大工の方が初任給や月給はやや低いですが、平均年収は鳶職を上回っていますね。

      上記はあくまで平均額なので、年齢や経験年数によって異なります。

      親方クラスになると平均年収が900万円以上にもなりますよ。

      ただし高い技術力が必要なので、親方になれるまではかなりの努力が必要です。

      とはいえ人手不足が深刻化している建設業界では、人を集めるために給料を高く設定する求人が増えています。

      実際には上記表の給料よりも稼げる可能性は、十分にありますよ!

      鳶職の平均年収は約400万円!経験や年齢別の収入も解説します!

      学歴がなくてもなれる?

      鳶職と大工は、どちらも学歴不問でなれる職業です。

      特別な資格も必要なく、見習いとしてスタートして経験を磨いていきます。

      学歴に不安がある人でも、気軽に始められることができますね。

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      【まとめ】鳶職と大工で役割は全く異なる

      このページでは、鳶職と大工の違いを分かりやすく解説していきました。

      同じものだと勘違いしていた人も、違いを理解いただけたでしょうか?

      鳶職と大工の違いを、下記でもう一度確認しておきましょう。

      鳶職 大工
      特徴 高所作業を専門にする職人 木造建築物の新築・増築・リフォームなどをする職人
      種類 ・足場鳶
      ・重量鳶
      ・鉄骨鳶
      ・建築大工
      ・型枠大工
      ・造作大工
      ・宮大工
      向いている人 ・体力に自信がある人
      ・高所の作業が平気な人
      ・集中力が高い人
      ・繊細な作業が得意な人

      転職を検討している人は、建設業界に特化した転職エージェントの利用をおすすめしますよ!

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